JPS5838392Y2 - 穀類の循環乾燥機 - Google Patents
穀類の循環乾燥機Info
- Publication number
- JPS5838392Y2 JPS5838392Y2 JP12682677U JP12682677U JPS5838392Y2 JP S5838392 Y2 JPS5838392 Y2 JP S5838392Y2 JP 12682677 U JP12682677 U JP 12682677U JP 12682677 U JP12682677 U JP 12682677U JP S5838392 Y2 JPS5838392 Y2 JP S5838392Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- drying chamber
- grains
- grain tank
- hot air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は籾などの穀類を循環させながら熱風にて乾燥
する構造の乾燥機に関するものである。
する構造の乾燥機に関するものである。
従来この種の循環式乾燥機としては、実公昭４５３１０
１４号公報、実公昭４６−２０５３号公報、実公昭４７
−２１４２１号公報の如く、乾燥室を、上下に互に間隔
をおいて漏斗状に配設した上下の多孔板によって形成し
て、乾燥面積を増大するように構成したものが知られて
いる。
１４号公報、実公昭４６−２０５３号公報、実公昭４７
−２１４２１号公報の如く、乾燥室を、上下に互に間隔
をおいて漏斗状に配設した上下の多孔板によって形成し
て、乾燥面積を増大するように構成したものが知られて
いる。
しかしこれらはいずれも、上位の多孔板の上方に送風機
及び、熱風路を設けて、熱風を上記漏斗状の乾燥室に向
って下方へ吸き込むと共に、熱風路からその左右に立設
しである多孔板にて形成される乾燥室に向って吹き込む
構造であるので、下方へ吹き込まれて漏斗状の乾燥室を
貫流した排気は、充分な逃げ路が無く、排気の排出が円
滑に行われず、この結果、穀類から舞い上る藁屑や塵埃
などをうまく分離することがむつかしい実状である。
及び、熱風路を設けて、熱風を上記漏斗状の乾燥室に向
って下方へ吸き込むと共に、熱風路からその左右に立設
しである多孔板にて形成される乾燥室に向って吹き込む
構造であるので、下方へ吹き込まれて漏斗状の乾燥室を
貫流した排気は、充分な逃げ路が無く、排気の排出が円
滑に行われず、この結果、穀類から舞い上る藁屑や塵埃
などをうまく分離することがむつかしい実状である。
そこでこの考案においては、穀槽１の上部から流下する
穀粒を、穀槽１の下部に設けている乾燥室１２内を流下
させて乾燥室１２の下部から揚穀装置２によって再び穀
槽１の上部に揚上し、乾燥室１２を、上下に互に間隔を
おいて漏斗状に配設した上下の多孔板にて形成している
穀類の循環乾燥機において、乾燥室１２の下方からこれ
を貫流するように吹込まれた熱風を、揚穀装置２の揚穀
終端部の上方位置で穀槽１の上部中央附近に設けている
排気筒１０へ風胴３にて導くように構成したことを特徴
とする穀類の循環乾燥機に構成して穀類中の藁屑や塵埃
は、乾燥室の下方から吹込まれる熱風によって穀槽の中
央に設けである風胴へ効率良く舞い上って分離されて、
排気筒から真直ぐに乾燥機外へ排出されるように工夫し
たものである。
穀粒を、穀槽１の下部に設けている乾燥室１２内を流下
させて乾燥室１２の下部から揚穀装置２によって再び穀
槽１の上部に揚上し、乾燥室１２を、上下に互に間隔を
おいて漏斗状に配設した上下の多孔板にて形成している
穀類の循環乾燥機において、乾燥室１２の下方からこれ
を貫流するように吹込まれた熱風を、揚穀装置２の揚穀
終端部の上方位置で穀槽１の上部中央附近に設けている
排気筒１０へ風胴３にて導くように構成したことを特徴
とする穀類の循環乾燥機に構成して穀類中の藁屑や塵埃
は、乾燥室の下方から吹込まれる熱風によって穀槽の中
央に設けである風胴へ効率良く舞い上って分離されて、
排気筒から真直ぐに乾燥機外へ排出されるように工夫し
たものである。
そして考案の具体的構造を図示の１実施例にもとづいて
説明すれば、円筒状の穀槽１の中心部に円筒状の揚穀装
置２を上下に立設し、下部に逆円錐状のスカート部３ａ
を備えて上部は円筒状に形成した風胴３を揚穀装置２へ
同芯に外嵌して取付け、スカート部３ａの下周縁と揚穀
装置２の下端縁との間に網体或いはパンチングメタルな
どの如き多孔板４を逆円錐面状に張設し、又、穀槽１の
下部外周壁に外周縁を取付けた今１枚の多孔板５を前記
多孔板４から同一間隔を保ちながら下方に張設して、こ
の多孔板５の内周縁は揚穀装置２の直下にて穀槽１の上
底板６に取付けされている供給筒７の立設部７ａに取付
け、多孔板５と立設部７ａと上底板６と穀槽１の下部外
周壁にて形成される熱風室８の１隅には流体燃料を用い
た燃焼バーナー或いは電熱体などにて形成された熱風発
生炉９を設け、又、風胴３の直上にて穀槽１に排気筒１
０を開口立設し、排気筒１０内に設けた吸引ファン１１
は熱風発生炉９から発生する熱風を吸引し、このため熱
風は多孔板４，５にて構成される逆傘状の乾燥室１２を
貫流して乾燥室１２内を流下する穀類を乾燥し、吸湿し
た熱風の排気は風胴を立上って排気筒から大気に放出す
るように形成する。
説明すれば、円筒状の穀槽１の中心部に円筒状の揚穀装
置２を上下に立設し、下部に逆円錐状のスカート部３ａ
を備えて上部は円筒状に形成した風胴３を揚穀装置２へ
同芯に外嵌して取付け、スカート部３ａの下周縁と揚穀
装置２の下端縁との間に網体或いはパンチングメタルな
どの如き多孔板４を逆円錐面状に張設し、又、穀槽１の
下部外周壁に外周縁を取付けた今１枚の多孔板５を前記
多孔板４から同一間隔を保ちながら下方に張設して、こ
の多孔板５の内周縁は揚穀装置２の直下にて穀槽１の上
底板６に取付けされている供給筒７の立設部７ａに取付
け、多孔板５と立設部７ａと上底板６と穀槽１の下部外
周壁にて形成される熱風室８の１隅には流体燃料を用い
た燃焼バーナー或いは電熱体などにて形成された熱風発
生炉９を設け、又、風胴３の直上にて穀槽１に排気筒１
０を開口立設し、排気筒１０内に設けた吸引ファン１１
は熱風発生炉９から発生する熱風を吸引し、このため熱
風は多孔板４，５にて構成される逆傘状の乾燥室１２を
貫流して乾燥室１２内を流下する穀類を乾燥し、吸湿し
た熱風の排気は風胴を立上って排気筒から大気に放出す
るように形成する。
又、揚穀装置２と立設部７ａを貫挿した揚穀スクリュ１
３を穀槽１に軸支し、揚穀スクリュ１３の下端に取付け
た傘歯車１４を、この穀槽１の下底板３２に取付けたモ
ーター１５によりプーリー１６．１７とベルト１８を介
して回転駆動される中間軸１９の傘歯車２０に噛合せる
ことにより、乾燥室１２内を流下した穀類が回転する揚
穀スクリュ１３により揚穀装置２内を揚上し、風胴３の
上端に張設した多孔板２１と風胴３の上端から外周外方
に張設した傘状の分散板２２とに沿って揚穀装置２の上
端から排出された穀類が流れて穀槽１内に分散し落下す
るように形成し、又、穀槽１の下部外周に開口せしめた
供給筒７の外方開口端は穀槽１の外周に取付けた供給ホ
ッパ２３の底部に開口せしめ、供給筒７内に軸支した供
給スクリュ２４を中間軸１９からプーリー２５．２６と
ベルＩ・２７を介して回転せしめることにより、供給ホ
ッパ２３から新たな穀類を立設部７ａ内にのぞいている
揚穀スクリュ１３に供給できるように構成し、又、この
立設部７ａの他の位置には排出スクリュ２８を内装軸支
した排出筒２９の内端を開口せしめ、排出筒２９の外方
開口端には排出コンベア３０を内装した排出塔３１を立
設し、乾燥終了後の穀類は立設部７ａから排出筒２９を
径て排出塔３１から乾燥機外に排出できるように形成し
、なお、下底板３２にはキャスタ３３・・・・・・を取
付けしてこの乾燥機自体を搬送容易に構成している。
３を穀槽１に軸支し、揚穀スクリュ１３の下端に取付け
た傘歯車１４を、この穀槽１の下底板３２に取付けたモ
ーター１５によりプーリー１６．１７とベルト１８を介
して回転駆動される中間軸１９の傘歯車２０に噛合せる
ことにより、乾燥室１２内を流下した穀類が回転する揚
穀スクリュ１３により揚穀装置２内を揚上し、風胴３の
上端に張設した多孔板２１と風胴３の上端から外周外方
に張設した傘状の分散板２２とに沿って揚穀装置２の上
端から排出された穀類が流れて穀槽１内に分散し落下す
るように形成し、又、穀槽１の下部外周に開口せしめた
供給筒７の外方開口端は穀槽１の外周に取付けた供給ホ
ッパ２３の底部に開口せしめ、供給筒７内に軸支した供
給スクリュ２４を中間軸１９からプーリー２５．２６と
ベルＩ・２７を介して回転せしめることにより、供給ホ
ッパ２３から新たな穀類を立設部７ａ内にのぞいている
揚穀スクリュ１３に供給できるように構成し、又、この
立設部７ａの他の位置には排出スクリュ２８を内装軸支
した排出筒２９の内端を開口せしめ、排出筒２９の外方
開口端には排出コンベア３０を内装した排出塔３１を立
設し、乾燥終了後の穀類は立設部７ａから排出筒２９を
径て排出塔３１から乾燥機外に排出できるように形成し
、なお、下底板３２にはキャスタ３３・・・・・・を取
付けしてこの乾燥機自体を搬送容易に構成している。
なお、揚穀装置２を多孔板によって形成しても良く、こ
のようにして揚穀途中においても乾燥を行わせることが
できる。
のようにして揚穀途中においても乾燥を行わせることが
できる。
又、揚穀装置２の構造及び穀槽１に対する設置（内部中
央又は外方かなど）も、この考案の効果に影響を及ぼす
ものでないことは勿論である。
央又は外方かなど）も、この考案の効果に影響を及ぼす
ものでないことは勿論である。
この考案に係る穀類の循環乾燥機は上述のように構成し
たものであって、乾燥室１２の下方から上方に向って吹
き込まれた熱風は、この乾燥室１２の上方に設けである
風胴３へ円滑に排出されて風胴３からその上方の排気筒
１０を経て乾燥機機外へ真直ぐに抵抗少く排出されるこ
とになり、この排出動作に伴い、穀類に混入している藁
屑や屑埃などは、乾燥室１２を下方から貫流する熱風に
よって穀類から効率良く分離されて乾燥室１２の直上の
風胴３に舞い上って風胴３を抵抗無く上昇し、排気筒１
０から真直ぐに機体外に排出されることになるものであ
って、このように、熱風が乾燥室１２を下方から整流状
態で立上って貫流するため、乾燥ムラを生ずることがな
く、塵埃等はこのように下方から吹き込まれる熱風によ
って効率良く分離、排出されるものであって、穀類の乾
燥と除塵に特に優れたものである。
たものであって、乾燥室１２の下方から上方に向って吹
き込まれた熱風は、この乾燥室１２の上方に設けである
風胴３へ円滑に排出されて風胴３からその上方の排気筒
１０を経て乾燥機機外へ真直ぐに抵抗少く排出されるこ
とになり、この排出動作に伴い、穀類に混入している藁
屑や屑埃などは、乾燥室１２を下方から貫流する熱風に
よって穀類から効率良く分離されて乾燥室１２の直上の
風胴３に舞い上って風胴３を抵抗無く上昇し、排気筒１
０から真直ぐに機体外に排出されることになるものであ
って、このように、熱風が乾燥室１２を下方から整流状
態で立上って貫流するため、乾燥ムラを生ずることがな
く、塵埃等はこのように下方から吹き込まれる熱風によ
って効率良く分離、排出されるものであって、穀類の乾
燥と除塵に特に優れたものである。
第１図はこの考案に係る穀類の循環乾燥機の縦断正面図
、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線断面図である。 符号説明 １・・・・・・穀槽、２・・・・・・揚穀装
置、３・・・・・・風胴、３ａ・・・・・・スカート部
、４，５．２１・・・・・・多孔板、６・・・・・・上
底板、７・・・・・・供給筒、７ａ・・・・・・立設部
、８・・・・・・熱風室、９・・・・・・熱風発生炉、
１０・・・・・・排気筒、１１・・・・・・吸引ファン
、１２・・・・・・乾燥室、１３・・・・・・揚穀スク
リュ、１４゜２０・・・・・・傘歯車、１５・・・・・
・モーター、１６．１７，２５．２６・・・・・・プー
リー、１８．２７・・・・・・ベルト、１９・・・・・
・中間軸、２２・・・・・・分散板、２３・・・・・・
供給ホッパ、２４・・・・・・供給スクリュ、２８・・
・・・・排出スクリュ、２９・・・・・・排出筒、３０
・・・・・・排出コンベア、３１・・・・・・排出基３
２・・・・・・下底板、３３・・・・・・キャスタ。
、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線断面図である。 符号説明 １・・・・・・穀槽、２・・・・・・揚穀装
置、３・・・・・・風胴、３ａ・・・・・・スカート部
、４，５．２１・・・・・・多孔板、６・・・・・・上
底板、７・・・・・・供給筒、７ａ・・・・・・立設部
、８・・・・・・熱風室、９・・・・・・熱風発生炉、
１０・・・・・・排気筒、１１・・・・・・吸引ファン
、１２・・・・・・乾燥室、１３・・・・・・揚穀スク
リュ、１４゜２０・・・・・・傘歯車、１５・・・・・
・モーター、１６．１７，２５．２６・・・・・・プー
リー、１８．２７・・・・・・ベルト、１９・・・・・
・中間軸、２２・・・・・・分散板、２３・・・・・・
供給ホッパ、２４・・・・・・供給スクリュ、２８・・
・・・・排出スクリュ、２９・・・・・・排出筒、３０
・・・・・・排出コンベア、３１・・・・・・排出基３
２・・・・・・下底板、３３・・・・・・キャスタ。
Claims (1)
- 穀槽１の上部から流下する穀粒を、穀槽１の下部に設け
ている乾燥室１２内を流下させて乾燥室１２の下部から
揚穀装置２によって再び穀槽１の上部に揚上し、乾燥室
１２を、上下に互に間隔をおいて漏斗状に配設した上下
の多孔板にて形成している穀類の循環乾燥機において、
乾燥室１２の下方からこれを貫流するように吹込まれた
熱風を、揚穀装置２の揚穀終端部の上方位置で穀槽１の
上部中央附近に設けている排気筒１０へ風胴３にて導く
ように構成したことを特徴とする穀類の循環乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12682677U JPS5838392Y2 (ja) | 1977-09-22 | 1977-09-22 | 穀類の循環乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12682677U JPS5838392Y2 (ja) | 1977-09-22 | 1977-09-22 | 穀類の循環乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5454676U JPS5454676U (ja) | 1979-04-16 |
| JPS5838392Y2 true JPS5838392Y2 (ja) | 1983-08-30 |
Family
ID=29089020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12682677U Expired JPS5838392Y2 (ja) | 1977-09-22 | 1977-09-22 | 穀類の循環乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838392Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-09-22 JP JP12682677U patent/JPS5838392Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5454676U (ja) | 1979-04-16 |
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