JPS5838359B2 - 船体中心線上以外に装備する舵 - Google Patents

船体中心線上以外に装備する舵

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JPS5838359B2
JPS5838359B2 JP13034876A JP13034876A JPS5838359B2 JP S5838359 B2 JPS5838359 B2 JP S5838359B2 JP 13034876 A JP13034876 A JP 13034876A JP 13034876 A JP13034876 A JP 13034876A JP S5838359 B2 JPS5838359 B2 JP S5838359B2
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ship
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省三 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複軸推進複葉舵の船舶に取付けられる舵の中
で船体中心線上以外の場所に取付けられる舵において、
従来の大部分の舵形状が舵中心線に対して左右対称なこ
とにより発生している無用な抵抗を軽減するために、舵
の形状を舵中心線に対して左右非対称の流線型とするこ
とにより、経済性、及び推進力の向上を図ることを目的
とするものである。
一般に、一軸推進一枚舵における舵の抵抗を全船体抵抗
のα%であるとすれば、複軸推進複葉舵(γ数)の場合
はγ・α%ではなく、それ以上となって現われることは
周知の通りである。
本発明を説明するために複軸推進複葉舵の一例として、
二軸推進二枚舵の場合を例にとり、まずはじめに推進器
の回転方向が船規より見て、右舷機を時計方向、左舷機
を反時計方向の所謂外廻りの回転方向としたときの右舷
機について詳述する。
船体中心線上に取付けられる舵と、船体中心線以外の場
所に取付けられる舵とを比較すると、水流が最も大きく
異る要因としては、船体中心船上の舵であれば、推進器
に進入する水流は、推進器の縦方向に左右二分すると、
左右の水流は全く相対称な同一条件の水流であって、舵
についての影響は推進器の作用のみを考慮すれば良い。
しかし、船体中心線上以外の場所に取付けられる場合の
舵では、推進器に進入する水流は推進器で左右に二分し
ても両者は相異っており、しかもこの水流は相当複雑な
ものである。
第1図及び第2図により船体中心線1上以外の場所に取
付けられる舵2の例としてマリナー型舵を示す。
次に第2図及び第3図において推進器3及び舵2周囲の
水流を示す。
船速により水流は、船体平面形状に添った水流LS1、
船体側面形状に添った水K L S 2 、及び船底か
ら水面方向に向う水流LS3の三要素が形成する螺線状
の水流となる。
この様な水流が推進器3を経て舵2に作用する一方、船
規部には伴流LS4があり、この伴流は船体中心に近い
程、又水面に近い程大きくなる。
本発明の舵形状を決めるに際しては、上記尽流条件を考
慮しつつ次の点を配慮した。
二軸推進二枚舵の実船を調査した結果、通常の航海中で
あるミツドシツプ状態において、操舵機のポンプには常
時一定方向の負荷が作用しており、負荷の方向は第2図
で示す舵前部を内側より外側に押す力R1、及び舵後部
を外側より内側に押す力R2である。
すなわち、舵周囲における水流は舵中心線4(船体中心
線1と平行)と平行ではなく破線で示す舵中心線4に対
しθなる角度の位置に移動させようとする水流となる。
以上の条件を考慮して、舵2の抵抗を軽減するために必
要な舵形状を本発明では下記のとおりとした。
説明の都合上第4図に示すごとく舵を舵柱中心より前部
分をa,後部分をbとして前部分aより説明する。
゛第2図に示すごとく舵周囲の水流が総体的に舵中心線
4に対して右前方から左後方に流れているが、推進器3
を通過した水流は推進軸の回転が右回転であるため軸よ
り左部分の水流は舵前部において上部に押し上げられ、
反対に右半分においては下部に押下げられた水流となっ
て現われる。
つまり舵前部aの前端をZとすると、前端Zを従来の舵
中心線4上とすることは水流に合わせて舵低抗を少くす
ることを考慮すると不合理となる。
したがって、本発明では、舵前端Zを推進器軸中心線5
で上下に二分し、舵上半部6、舵下半部7としたのであ
る。
舵上半部6の水流は、船進による水K L S 1の右
前方から左後方の水流に対して、第3図にも示すごとく
水流LS2は左前方から右後方であり、上半部6の一部
ラダーホーン8の取付部は船体と接近しており伴流の影
響が大きいから水R L S 1は弱められ、更に前述
の推進器3の作用が重なるために舵上半部6の前端Zに
対する水流方向は左前方より右後方となる。
また、舵下半部7については船速による水流LS1,L
S2共に右前方より左後方であり位置的にも船体と離れ
ているので伴流の影響は殆どなく更に推進器3の作用で
水流は右前方より左後方となるものである。
すなわち、舵前端Zを水流方向に向けるために移動すべ
き点はZ点の上下方向の位置により異る。
つまり、船速による水流自身、伴流の影響程度、船形、
及び推進器3の半径方向により推進器自身の効力率が総
て違ってくるので、舵2に対する水流も異る。
しかし、あまりに水流方向に配慮すると、初期の目的を
達成しにくくなり舵形状が複雑となれば反対に製作上の
不便、及び荒天時のピッチング時の不利等を生じるため
、舵2の形状は水流要素に重点を置いた上で、なるべく
簡素化する必要がある。
従って舵前部aの移動位置形状は、第5図の舵2を船首
方向から見た図で示すとおり、舵上半部6部の前端Z′
は船体中心寄りに、また舵.下半部7部の前端Zは船体
中心より外向きに各々を一律に移動し、舵柱中心9の舵
最大肉厚寸法をtとしその両側点をEとすれば、舵上半
部6はE−Z−E,舵下半部7はE − 2’〜Eを通
る流線型とするのである。
また更に、Z点の移動量は、船形及び舵の取付位置によ
り変化する量であるが、Z点が舵の最大肉厚tより外側
となれば当然舵抵抗が増加するため、t/2以下の範囲
内とする。
従って前端Zを移動したために舵の縦方向の投影面積は
増加しない0 次に、舵柱中心9より後部分bについて述べる。
第2図に示す如く、舵周囲の水流が舵中心線4(船体中
心線と平行)と平行でなく或る角度(ψ)をもって右前
方から左後方に流れている結果、R2方向の無駄な外力
が作用して抵抗を増加している。
従って総体的に舵形状は舵柱中心部の最大肉厚tは変え
ずに後端Xをb−tanψだけ船体中心寄りに設け、移
動後の後端Yを通るE−Y−Eを結ぶ流線型にひねる必
要がある。
更に他の水流を考慮すると単にひねるのみではなく舵後
端の形状を変える必要がある。
この具体的な舵後端形状を第6図で船蜆方向から見た図
により詳述する。
舵の上端辺をl,Jとし、下端辺をk,lとすると、上
端と下端では伴流LS,の影響は当然異り、上端辺1,
Jでは伴流が犬である。
このことは舵後端Yをiに近ずけることは不利で、むし
ろjに近ずけねばならない。
しかし、Yは総体的にb−tanψ相当だけi −kに
近ずける必要がある。
従ってYを曲線としその軌跡は上端辺では舵中心よりj
寄りの点f1下端辺では中心よりk寄りの点hとし途中
の推進器軸中心線上に位置する中点gも中心よりi,k
寄りの点とする曲線f−g〜hとすることによって上記
の条件を満すことが可能となるのづある。
なお、舵後端Xが移動すべき点Yの軌跡をf〜g−hの
曲線とする理由は、船体側面形状が曲線状であることか
ら伴流の断面層も曲線上に変化しており、また、b−t
anψ相当の差を限られた範囲内(b−tanψ≦t/
2)でも十分とり得る範囲のものである。
Y点の移動量は船形及び取付位置により変化する値であ
るが、移動範囲をt / 2以下とする理由は舵前部と
同様である。
続いて第7図において、本発明で実施の舵形状を第1図
の各々の断面図により示す。
第7図のイはA−A,口はB−B,ハはC−Cのそれぞ
れ断面図である。
以上の如く、舵2の形状を前部aのラダーホーン8前端
Zを内側に、下半部7前端Z″′を外側に各々向け、且
つ後端Yは上端辺から下端辺に外側から内側に途中を曲
線状に変化させ、総体的にはb−tanψ相当だけ内側
にひねった形状とすることにより舵の抵抗は軽減され、
″同時にキャビテーション発生防止も有利となる。
なお、左舷舵については右舷舵と同様の理由により固定
舵の前端は内側に、可動舵の前端は外側に各々向くもの
であり舵後端を上端辺は外側から、下端辺は内側に途中
を曲線にひねった形状とする。
【図面の簡単な説明】
第1図はマリナー型舵の右舷舵側面図、第2図は二軸推
進二枚舵の平面図を示し船速による水碓方向伴流及び従
来の舵に常時一定方向の外圧が作用する.状態を示す。 第3図は船首方向より見た右舷舵の状態で船速による水
流中船体側面形状に伴う水流方向、及び船底から水面方
向に向う水流を示す。 第4図は舵の横断面図を示す。第5〜7図は推進器回転
方向が外廻りの右舷舵を、第5図は本発明実施の舵形状
を船首方向より見た図で示す。 第6図は本発明実施の舵形状を船蝋方向より見た図で示
す。 第7図は本発明実施の舵形状を第1図におけるイA−A
,口B−B,ハC−C各々の断面を示す。 1・・・・・・船体中心線、2・・・・・・舵、3・・
・・・・推進器、4・・・・・・舵中心線、5・・・・
・・推進器軸中心線、6・・・・・・舵上半部、7・・
・・・・舵下半部、8・・・・・・ラダーホーン、9・
・・・・・舵柱中心、LS1・・・・・・船速による水
流中船体平面形状に添う方向の水流、LS2・・・・・
・船速による水流中船体側面形状に添う方向の水流、L
S3・・・・・・船速による水流中船底から水面方向に
向う水流、LS,・・・・・・伴流、R1・・・・・・
従来の舵形状で発生する舵柱中心より前部分に作用する
舵を回転させようとする外力、R2・・・・・・従来の
舵形状で発生する〜柱中心より後部分に作用する舵を回
転させようとする部分、a・・・・・・舵柱中心より前
部分、b・・・・・・舵柱中心より後部分、θ・・・・
・・従来の舵形状で舵を移動しようとする外力に対抗し
て操舵機ポンプが舵を原点に維持するに必要とする時に
なす各々の舵中心線のなす角度、ψ・・・・・・舵中心
線に対する水流方向の角度、E・・・・・・舵最大肉厚
寸法部(舵柱中心部)の両外側の点、t・・・・・・舵
最大肉厚寸法、X・・・・・・舵後端の原形舵中心線上
の点、Y・・・・・・本発明による舵形状の舵後端、Z
・・・・・・舵前端の点、Z・・・・・・舵上半部の前
端の点、Z・・・・・・舵下半部の前端の点、f・・・
・・・舵後端辺の上端の点、g・・・・・・舵後端辺の
中間の点、h・・・・・・舵後端辺の下端の点、i・・
・・・・舵上端の船体中心線側の点、j・・・・・・舵
上端の船体側面側の点、k・・・・・・舵下端の船体中
心線側の点、1・・・・・・舵下端の船体側面側の点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 船尾に複数の舵と推進器を有する船舶の舵において
    、舵2の前端を推進器軸中心線5で上下の2部分に分け
    て互に反対方向のひねりを与えた舵上半部6と舵下半部
    7とし、該ひねりは推進器回転方向が外廻りの場合は舵
    上手部6の前端が舵中心線4より内側(船体中心寄り)
    に、舵下半部7の前端が外側に一律に移動させると共に
    舵2の後端の上端辺を舵中心の外側位置より下端辺の内
    側位置に至るごとく途中を曲線状に形成して総体的には
    内側に大きくひねった形状とし、且つ舵の形成後の前端
    及び後端が舵の最大肉厚の範囲内に収まる流線型にして
    なる船体中心線上以外に装備する舵10
JP13034876A 1976-10-28 1976-10-28 船体中心線上以外に装備する舵 Expired JPS5838359B2 (ja)

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JPS5355894A JPS5355894A (en) 1978-05-20
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ID=15032233

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JP13034876A Expired JPS5838359B2 (ja) 1976-10-28 1976-10-28 船体中心線上以外に装備する舵

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JP7107668B2 (ja) * 2017-11-29 2022-07-27 三菱造船株式会社

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