JPS5838332A - ディ−ゼルエンジンの燃料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ディーゼルエンジンの燃料供給装置に係シ、
％に燃料噴射ポンプのコントロールラックの最大移動量
をコンピュータによ多制御するようＫして経済走行や出
力走行を選択して走行できるようＫしたディーゼルエン
ジンの燃料供給装置に関する。

従来、ディーゼルエンジンを搭載し九車輛にあっては、
燃料噴射ポンプのコントロールラックの位置をフライウ
ェイトを用いたメカニカルガバナ及びアクセルペダルに
よシ変化させてエンジンへの燃料供給量を調節していた
。このため燃料の最適噴射量は専ら運転者の勘によつて
定められていたので１時には必要以上に多量の燃料を供
給したシ、高速走行をして無駄に燃料を消費するという
欠点がめ−）九・まえ常にコントロールラックを最大移
動位置まで動かせるようＫなっていたため。

砂地や悪路から脱出する際、クラッチペダルを踏み込ん
でエンジンを高走回転させ、急激にクラッチを接続して
車輛を急発進させることもあシ、このような場合にはニ
ンジン及び動力伝達機構を損傷させたプ無駄に燃料を消
費したりする欠点がありた０ 本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためＫなされ
たものであって、その目的とするところは、ディーゼル
エンジンを搭載した車輛の走行パターンを１例えば燃料
噴射ポンプの燃料噴射量を一定値以下に制限する経済走
行、最大燃料噴射量を許容する出力走行、低速時のトル
クを増大させる低速トルクアップ走行等及び従来のメカ
ニカルガバナのみによる通常運転走行を運転者が任意に
選択して走行できるようにし、燃料の節約を図ることで
ある＠また他の目的は、砂地や悪路から脱出するための
上記急発進ができないようにすることでエンジンや動力
伝達機構の損傷を防止し、燃料の無駄な消費を防ぐこと
Ｋある。

要するに本発明は、燃料噴射ポンプのコントロールラッ
クの最大燃料噴射位置を規制するようにし九ストッパと
、該ストッパの位置を変化させるようにしたアクチェエ
ータと、前記燃料噴射ポンプ、エンジン及び車輛の作動
状１１についての情報が入力されかつ燃料噴射量を一定
値以下に制限する経済走行、最大燃料噴射量を許容する
出方走行等を行わせるプログラムが記憶され前記アクチ
ェニータラ制御するようにしたコンビスータト、＃コン
ビエータに記憶された前記経済走行、出方走行等のプロ
グラムを任意に選択できるようにした選択装置とを備え
たことを特徴とするものである。

以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。１１
１図において、ディーゼルエンジン（図示せず）の燃料
噴射ポンプｌは、メカニカルガバナ２を備えておシ、該
メカニカルガバナ２は通常のものでよく、アクセルロッ
ド３がコントロールレバー４に連結され、該コントロー
ルレバーはフライウェイト、ガイドレバー等の各機構部
品（いずれも図示せず）を介して７０−チングレバー５
に連結されておシ、該７四−チングレバー５は燃料噴射
ポンプ２のコントロールラック６に連結部材７を介して
連結されている・該連結部材はコントロールラック６の
一端６１に固着されている。コントロールラック６の最
大燃料噴射位置を規制するストッパ８はベルクランク状
に形成されておシ、枢軸９によってガバナ２の機枠２ａ
Ｋ［Ｅ転自在に枢着されている。ラックｌＯはストッパ
８の一端８ａにピン１１により連結されてお松、パルス
モータ１２の回転軸１３に固着されたビニオン１４と噛
合している。また他端８ｂは連結部材７の上端に形成さ
れた突起７ａに当接している。そしてパルスモータ１２
．ビニオン１３及びラック１０とでアクチェエータ１５
を構成している。

第２図も参照してパルスモータ１２はコンピュータ１８
に電気的に接続されておシ、コンピュータ１８には燃料
噴射ポンプ１．エンジン及び車輛の各種作動状態につい
ての情報が入力としで与えられかつ燃料゛噴射量を一定
値以下に制限する経済走行、最大燃料噴射量を許容する
出力走行、低速時に多くの燃料を供給し高速時の燃料を
少なくする低速トルクアップ走行及び従来通シの走行が
可能な従来走行等を行わせるプログラム１９が記憶され
ている。また本実施例でコンビ、−夕１８に入力される
主なる情報２０＃′ｉ、エンジンの回転速度。

気温、冷却水温屓、車輪の走行速度、トランスミッシ璽
ンのギヤの選択状態、積荷の積載量等である。

またコンビ凰−夕１８には、上記各プログラム１９を任
意に選択できるようにした選択装置２１が備えてあＬ＃
選択装置は複数の開閉スイッチＳＷから成シ、各スイッ
チＳＷ１〜ＳＷ４は１例えば運転席に取シ付けられる。

本発明は、上記のように構成されておシ、以下その作用
について説明する。第３図も参照して。

もし運転者がスイッチＳＷ１をＯＮにすると１選択装置
２１はプログラム１９のうち経済走行を選択したことＫ
なＬコンビ為−夕１８においては、各情報２０を処理し
ながら経済走行のプログラム１９に従ってアクチェエー
タ１５を制御し、パルスモータ１２は矢印人の方向に回
転してビニオン１４はラック１０を矢印Ｂの方向に動か
し、これＫよってストッパ８は矢印Ｃの方向に回転し、
その他端８ｂは連結部材７及びコントロールラック６を
矢印りの方向に押し戻し、コントロールラック６の矢印
Ｅ方向への移動量を規制することＫなる。このためアク
セルペダルを如何に踏み込んでもコント０−ルラクク６
は大きく移動できないので、第３図に示すＮ−Ｑ特性は
、一点鎖線で示すような経済走行のパターン２３となる
。

次にスイッチＳＷ！をＯＮにし他のスイッチＳＷをＯＦ
Ｆにすると、コンビ瓢−夕１８は出力走行のプログラム
１９を実行し、アクチュエータ１５においては、パルス
モータ１２が矢印Ｆの方向に回転し、ラック１０が矢印
Ｇの方向に移動し、ストッパ８が矢印Ｈの方向に回転し
その他端８ｂはコントロールラック６が最大燃料噴射位
置まで移動できるように退くのでコントロールラック６
はアクセルペダルを最大に踏み込むとと忙よシ矢印Ｅの
方向に最も大きく移動できるよう罠なし、第３図のＮ−
Ｑ％性は、実線で示す出力走行のパターン２４となる◎ 次にスイッチ５Ｗｓｔ−ＯＮＫし、他のスイッチＳＷを
ＯＦＦにすると、低速トルクアップのプログラム１９が
実行され、エンジンの回転速度が遅いときにはストッパ
８が矢印Ｈの方向に、エンジンの回転速度が速いときＫ
は矢印Ｃの方向に回転し。

低速トルクが必要な登板路等で大きなトルクを得。

高速走行時は経済走行となる低速トルクアップの走行パ
ターン２５が得られる〇 またスイッチＳＷ４をＯＮ　Ｋ　Ｌ、他のスイッチＳＷ
をＯＦＰ　Ｋ’すると、従来走行のプロ（ラム１９が実
行され、従来通りの位置にストッパ８は固定される。

なお上記経済走行において、クラッチを踏み込んでエン
ジンを最高回転まで回転させようとしても、ストッパ８
が矢印Ｃの方向に回転して固定されているので、これ拡
小可能となり、急発進はできなくなるためエンジン及び
動力伝達機構を損傷させたり、無駄に燃料を消費したυ
することがなくなる。

更に、コンビ凰−夕１８には刻々各種の情報２０が入力
されるので、キメ細かくアクチェエータ１５が作動し、
ストッパ８の位置を最適にコントロールすることができ
る◎ 本発明は、上記のように構成され１作用するものである
から、ディーゼルエンジンを搭載した車輛の走行パター
ンを１例えば燃料噴射ポンプの燃料噴射量を一定値以下
に制限する経済走行、最大燃料噴射量を許容する出力走
行、低速時のトルクを増大させる低速トルクアップ走行
等及び従来のメカニカルガバナのみＫよる通常運転走行
を運転者が任意に選択して走行できるようＫなる効果が
得られ、これによって燃料の節約を図ることができる。

また砂地や悪路から脱出するための急発進ができない−
ようＫすることも可能となるので、エンジンや動力伝達
機構の損傷を防止し、燃料の無駄な消費を防止できる効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例に係り、第１図はガバナにアクチ
ェエータを付加した機構の部分縦断面図、第２図はコン
ビエータを含む本発明装置の要部概略図、第３図はＮ−
Ｑ特性を示す線図でおる。 １は燃料噴射ポンプ、６はコントロールラック、８はス
トッパ、１５ｔ′ｉアクチエエータ、１８はコンビエー
タ、１９はプログラム、２１ｔｉ選択装置でろる。 特許出願人　　日野自動車工業株式会社代理人　弁理士
　　内　１）和　男

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 燃料噴射ポンプのコントロールラックの最大燃料噴射位
   置を規制するようＫしたストッパと、該ストッパの位置
   を変化させるようにしたアクチェエータと、前記燃料噴
   射ポンプ、エンジン及び車輛の作動状態についての情報
   が入力されかつ燃料噴射量を一定値以下に制限する経済
   走行、最大燃料噴射量を許容する出力走行等を行わせる
   プログラムが記憶され前記アクチェエータを制御すゐよ
   うＫしたコンピュータと、骸コンピュータに記憶された
   前記経済走行、出力走行等のプログラムを任意に選択で
   きるようＫした選択装置とを備えたことを特徴とするデ
   ィーゼルエンジンの燃料供給装置。