JPS5838322Y2 - 給湯暖房機の給水装置 - Google Patents
給湯暖房機の給水装置Info
- Publication number
- JPS5838322Y2 JPS5838322Y2 JP10261681U JP10261681U JPS5838322Y2 JP S5838322 Y2 JPS5838322 Y2 JP S5838322Y2 JP 10261681 U JP10261681 U JP 10261681U JP 10261681 U JP10261681 U JP 10261681U JP S5838322 Y2 JPS5838322 Y2 JP S5838322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hot water
- heating
- water receiving
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は給湯暖房機の給水装置に関するもので、給湯回
路の膨張水を暖房回路への補水に利用すると共に、暖房
回路の罐石詰まりを防止せんとするものである。
路の膨張水を暖房回路への補水に利用すると共に、暖房
回路の罐石詰まりを防止せんとするものである。
給湯暖房機にあっては、給湯回路に膨張水逃し弁が設け
られており、この逃し弁からの膨張水を蒸発などによっ
て減少する暖房水の補給に利用すれば、使用者は暖房水
を頻繁に補給してやる必要もなく便利であるが、この逃
し弁からの補給水は新水であるため溶存酸素が含まれて
おり、暖房回路中の黄銅部と反応して脱亜鉛現象が起こ
り、罐石ができてこれが回路中に詰まって循環不良を起
こすなどの弊害を生じていた。
られており、この逃し弁からの膨張水を蒸発などによっ
て減少する暖房水の補給に利用すれば、使用者は暖房水
を頻繁に補給してやる必要もなく便利であるが、この逃
し弁からの補給水は新水であるため溶存酸素が含まれて
おり、暖房回路中の黄銅部と反応して脱亜鉛現象が起こ
り、罐石ができてこれが回路中に詰まって循環不良を起
こすなどの弊害を生じていた。
本考案は簡単な構成で斯かる難点を除去できるもので、
以下図示の実施例につき説明すれば、１は給湯暖房機の
給湯水が貯溜される貯湯式の罐体であり、その内部には
貯湯水から吸熱する暖房コイル２を配し、一次側を給湯
回路、二次側を暖房回路としである。
以下図示の実施例につき説明すれば、１は給湯暖房機の
給湯水が貯溜される貯湯式の罐体であり、その内部には
貯湯水から吸熱する暖房コイル２を配し、一次側を給湯
回路、二次側を暖房回路としである。
３は罐体１を加熱するバーナ、４は罐体１に連通した給
水管、５は給湯管である。
水管、５は給湯管である。
６は暖房コイル２を途中に有した暖房水循環路であり、
暖房水循環ポンプ７、室内に設置した放熱器８及び循環
路６内を平常圧に保つ給水タンクを兼ねた膨張タンク９
を有している。
暖房水循環ポンプ７、室内に設置した放熱器８及び循環
路６内を平常圧に保つ給水タンクを兼ねた膨張タンク９
を有している。
１０は給湯回路の給湯管５に設けた膨張水逃し弁、１１
は該逃し弁１０から導いた排水路であり、末端を膨張タ
ンク９内に開口させである。
は該逃し弁１０から導いた排水路であり、末端を膨張タ
ンク９内に開口させである。
１２はタンク９を形成する側板１３に取り付けた溢水管
であり、該溢水管１２のタンク９への開口部１４は前記
排水路１１のタンク９内の開口部１５よりも下方に設け
る。
であり、該溢水管１２のタンク９への開口部１４は前記
排水路１１のタンク９内の開口部１５よりも下方に設け
る。
１６はタンク９内面に取り付けた受水板であり、上部を
開放すると共に、下部は実施例ではタンク側板１３とで
閉塞状としてあり、タンク９内に撚状の受水空間Ａを形
成している。
開放すると共に、下部は実施例ではタンク側板１３とで
閉塞状としてあり、タンク９内に撚状の受水空間Ａを形
成している。
そして溢水管１２の開口部１４は受水板１６の内部に位
置するように開口すると共に、排水路１１の開口部１５
は受水空間Ａ上方に臨ませる。
置するように開口すると共に、排水路１１の開口部１５
は受水空間Ａ上方に臨ませる。
また受水板１６には溢水管開口部１４よりも下方となる
位置に受水空間Ａ内外を連通ずる小孔１７を設けである
。
位置に受水空間Ａ内外を連通ずる小孔１７を設けである
。
上記構成において、特にバーナ加熱時において排水路１
１から導出される給湯回路中の膨張水は一旦受水板１６
内に落下し、タンク内の水位が低い場合、小孔１７から
タンク内へと供給され、一方水位が溢水線まで充分にあ
る場合は、その殆んどが溢水管１２から外部へと排出さ
れるのである。
１から導出される給湯回路中の膨張水は一旦受水板１６
内に落下し、タンク内の水位が低い場合、小孔１７から
タンク内へと供給され、一方水位が溢水線まで充分にあ
る場合は、その殆んどが溢水管１２から外部へと排出さ
れるのである。
従って暖房水循環路６内には必要以上に新水である膨張
水が混入することがなくなり、前記したような罐石の発
生による循環路詰まりを大幅に防止できるものである。
水が混入することがなくなり、前記したような罐石の発
生による循環路詰まりを大幅に防止できるものである。
そして実施例のように、−次加熱側を給湯、二次側を暖
房としたものにあっては、給湯が優先的に使用でき、そ
の給湯能力も充分なものとなって便利であり、且つその
場合しばしば排出される給湯回路からの膨張水によって
暖房回路内には充分な量の水補給が行われるから、使用
者にとっては好都合であるが、その除土ずる副作用を取
り除く上で本考案は極めて有効的に作用するのである。
房としたものにあっては、給湯が優先的に使用でき、そ
の給湯能力も充分なものとなって便利であり、且つその
場合しばしば排出される給湯回路からの膨張水によって
暖房回路内には充分な量の水補給が行われるから、使用
者にとっては好都合であるが、その除土ずる副作用を取
り除く上で本考案は極めて有効的に作用するのである。
このように本考案は、一次側を給湯回路、二次側を暖房
回路とした給湯暖房機において、暖房水循環路中に設け
た膨張タンク内に受水板を設けて該受水板内を受水空間
とし、該受水空間上方に給湯回路の膨張水を排出する排
出路を開口させると共に該受水空間内に膨張タンクの溢
水管を開口させ、受水板には溢水管の開口よりも下方位
置において受水空間内外を連通ずる小孔を設けたので、
暖房水の補給が自動的に行われると共に、その際不必要
な補給水は外部に排出することができる為、罐石発生に
よる暖房回路詰まりを最少限におさえることができる等
、構造簡単にして実使用効果大なるものである。
回路とした給湯暖房機において、暖房水循環路中に設け
た膨張タンク内に受水板を設けて該受水板内を受水空間
とし、該受水空間上方に給湯回路の膨張水を排出する排
出路を開口させると共に該受水空間内に膨張タンクの溢
水管を開口させ、受水板には溢水管の開口よりも下方位
置において受水空間内外を連通ずる小孔を設けたので、
暖房水の補給が自動的に行われると共に、その際不必要
な補給水は外部に排出することができる為、罐石発生に
よる暖房回路詰まりを最少限におさえることができる等
、構造簡単にして実使用効果大なるものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は全体図
、第２図は要部縦断面図である。 １・・・・・・罐体、２・・・・・・暖房コイル、３・
・・・・・バーナ、６・・・・・・暖房水循環路、９・
・・・・・膨張タンク、１１・・・・・・排水路、１２
・・・・・・溢水管、１６・・・・・・受水板、１７・
・・・・・小孔、Ａ・・・・・・受水空間。
、第２図は要部縦断面図である。 １・・・・・・罐体、２・・・・・・暖房コイル、３・
・・・・・バーナ、６・・・・・・暖房水循環路、９・
・・・・・膨張タンク、１１・・・・・・排水路、１２
・・・・・・溢水管、１６・・・・・・受水板、１７・
・・・・・小孔、Ａ・・・・・・受水空間。
Claims (1)
- バーナで加熱される罐体内に暖房水循環路を構成する暖
房コイルを配して一次側を給湯回路、二次側を暖房回路
とした給湯暖房機において、暖房水循環路中に設けた膨
張タンク内に受水板を設けて該受水板内を受水空間とし
、該受水空間上方に給湯回路の膨張水を排出する排出路
を開口させると共に該受水空間内に膨張タンクの溢水管
を開口させ、受水板には溢水管の開口よりも下方位置に
おいて受水空間内外を連通ずる小孔を設けたことを特徴
とする給湯暖房機の給水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10261681U JPS5838322Y2 (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 給湯暖房機の給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10261681U JPS5838322Y2 (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 給湯暖房機の給水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5811617U JPS5811617U (ja) | 1983-01-25 |
| JPS5838322Y2 true JPS5838322Y2 (ja) | 1983-08-30 |
Family
ID=29897257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10261681U Expired JPS5838322Y2 (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 給湯暖房機の給水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838322Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-09 JP JP10261681U patent/JPS5838322Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5811617U (ja) | 1983-01-25 |
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