JPS5838321A - ２サイクル内燃エンジン用燃料ポ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は移送通路とクランクケースからピストンの上の
燃焼室へ燃料を吐出するためのボート（ｐｏｒｔｊｎｇ
）ヲ備え九２サイクル内燃機関に関する。クランクケー
ス空間へ燃料を導入してピストンの下向き行程時に＃空
間内で圧縮しそして移送通路手段を通してクランクケー
ス空間から吐出するための吸入ボートが設けられている
。吸入弁は吸入通路又は吸入領域に普通に設けられてい
る。

シリンダの下でクランクケース内にハウジングされてい
るクランクシャフトが設けられており、そしてクランク
シャフトはりストビン（ｗｒｉｓｔ　ｐｉｎ）Ｋよって
シリンダ内で作動するピストンと連結さし、リストピン
の軸線はクランクシャツトノ軸線に平行である。これら
の部品のこの形状は良く知られており、そしてこの形状
によって、ピストンの本体はシリンダ壁とピストンの表
面の相互係合によりシリンダ内でのその往復期間中位置
づけられ、支持される。シリンダ内のピストンに対ｆる
主案内支持体はリストビンの軸線に垂直な面内に集中し
た区域におけるシリンダ壁とピストン本体の表面の相互
係合から導かれ、そしてシリンダの内表面の摩耗はピス
トンピンに垂直な面内に集中したシリンダ壁の区域に対
応して集中されている。

常用の２サイクルエンジンにおいては、種々の理由で、
リストピンに垂直な面の領域においてシリンダ壁におけ
る燃料吸入ポートを使用することは極めて普通であり、
その結果、ピストンを支持しそして案内するためのシリ
ンダ内の利用可能な表面は吸入ポートの面積に比例して
減少される。

吸入ボートの位置とリストピンに垂直な面との間の上記
相互関係は、たとえば気化器、吸入通路及び弁を含む燃
料供給システムも略リストビンの軸線Ｋｌ！！直な面内
で所定位置に好都合に位置づけられていることを含む種
々の理由でオートバイ、チェーンソー及び他の装置の如
き種々のタイプの装置において便利であることが見出さ
れた。

エンジンの出力を増加せんとする努力において、吸入ボ
ートの寸法を倍加又は増加しそしてかかるボートを少な
くとも大部分ピストン行程の少なくとも実質的部分を通
してピストンの真向かいＫある位置に位置づける傾向が
あった。その結果として吸入面積の増加はピストンを案
内し又は支持する作用をするシリンダの表面積を減少す
る傾向がある。この１つの望ましくない結果は吸入ボー
トＫ１１ｌｌ　したシリンダ壁の残りの区域の摩耗の増
加である。

前記の事を想起して、本発明は少なくとも吸入ボートの
一部がリストピンに垂直な軸方向平面内ではなくてピス
トンピンの軸方向平面の領域にあるシリンダ壁に設けら
れている。とのようにして吸入ボートを位置づけること
により、リストピンに垂直な面内にあるシリンダの表面
の案内又は支持機能を損なうことなく相対的に大きい吸
入ボートを設けることができる。本発明の装置において
は、吸入ボートとクランクケースとの間の連通を与える
目的で、ピストンの本体はその表面がピストンピンの軸
方向平面に隣接する領域においてシリンダ壁から間隔を
置いて配置されていることが更に意図される。この方法
においては、大きい吸゛；２％ 入ボート面積はシリンダのピストンの案内又は支持を著
しく損なうことなく与えることができ、その結果増加し
た吸入ボート面積を使用する場合ですらシリンダの摩耗
は減少する。

本発明に従えば、′横方向Ｋ”位置した吸入ボートは、
所望ならば、ピストンピンの軸線に垂直な面内にある少
なくとも、いくつかの吸入ボートと組合わせて使用する
ことができることが意図される。更に、横方向に位置し
九吸入ボートはピストンピンの軸線に垂直な平面の領域
の位置であってその位置に燃料供給室、適当な弁、気化
器等を好都合に配置することができる位置に向けてシリ
ンダ壁を通って円周方向に延びた通路を通してエンジン
に入れるだめの燃料を供給することができることを更に
意図する。

本発明の吸入ボートシステムによって、シリンダ内のピ
ストンの支持又は案内にひどく影蕃することなく全吸入
ボート面積を更に増加させることが可能である。

本発明は移送ボート及び２サイクルエンジンに普通に使
用される通路の如き他のボート手段及び通路手段に対し
て上記の如くボート及び通路配置の相互関係における改
善にも関する。これらの改善拡燃焼室への燃料の吐出を
更に高めるととができ、それによってエンジンの出力を
増加する。

燃料吐出の増加及びその結果としてのエンジンの動作の
改善は吸入ボート及び通路並びに移送ボート及び通路間
の新しい相互関係であって、それによれば吸入ボート及
び通路はクランクケース空間に燃料を吐出するのみなら
ず、燃料がクランクによって燃料を供給するところの相
互関係を与えることによって本発明に従って達成される
。

本発明に従う装置においては、リード（ｒｅｅｄ　）型
吸入弁は吸入トラフ）　（ｔｒａｃｔ）に好ましくは設
けられ、そしてインジェクタボート又は通路は吸入トラ
クトから移送通路手段へ実質的に直接に燃料を吐出する
ように設けられている。本発明に従えば、これは、少な
くとも１つの移送通路のその端部の中間の領域を弁手段
の下流で吸入通路又はトラクトと連通して設けることに
よって種々の方法で達成することができる。実際に、本
発明に従うある配置においては、弁手段の下流の吸入ト
ラクトの領域及びその端部の中間の少なくとも１つの移
送通路の領域は相互に共通である。

上記した種々の観点において改良された動作を与えるエ
ンジンの種々の具体例を添付図面を参照して以下に説明
する。

図面を詳細に検討する前に、第１Ｋ指摘しておくことは
、第１図及び第２図はそれぞれ本発明者の前米国特許出
願第１３＆０９８号の第１図及び第２図及び上記の米国
特許第４，２０２，２９８号として発行された本発明者
の前米国特許出願第９４１、５９６号の第５図及び第６
図と類似している。

これ等の図面の構造体のいくつかは上記の関連出願に図
示され、且つ記載されているので種々の詳細については
前記関連出願を参照されたい。これ等の図に示された装
置の主要な部分はまた以下に記載されており、そしてこ
れ等の記載や若干の部分は構造上の特徴が同一であると
き関連出願に示されている部分に対応している。

第１図工や第４図において、ハウジング１０を具備し、
その上部にシリンダー鋳物１１Ｃを具備し、その下部に
クランクケース鋳物１２を具備している２サイクルエン
ジンの若干概略的な図が示されている。クランクケース
の上方、環状部分はシリンダーライナー構造体１３Ｃと
相互に適合しており、シリンダーライナー構造体１３Ｃ
はあるボート（普通の排気ボート３９）を設けるため省
かれた即ち除去された場合を除いてシリンダー鋳物１１
Ｃの全体の高さに亘り延びており、そして第１図から明
らかなようにシリンダー鋳物１１Ｃの下方へ突出してい
る。ライナーの使用は好ましいが、それは重要ではなく
、本発明の殆んどの目的、に対して、ライナーはシリン
ダー鋳物１１Ｃの１部分と見做され、更にこれはハウジ
ング１０の上方部分を形成している。シリンダーヘッド
１１Ｄはシリンダーの頂部を閉じている。蚕体的に１４
Ｃで示されているピストンは往復動のためシリンダー内
に取付けられており、その接合棒１５は１７で示されて
いる如くクランクケースの下方部分１６内でクランク軸
に偏心して取付けられてビン（ｗｒｉｓｔ　ｐｉｎ）　
　が１４Ｄで示されている。

従来の如く、好ましくは円形釣り合いおもりが用いられ
る。

シＩＪンダー１１ＣＶｉ移動通路１９Ｃを含み、本実施
例ではシリンダーの各々の側に２つが設けられており、
その各々の下方端はクランクケースに開放連通しており
、そしてその各々の上方端はトランスファーボートで終
っており、その一方が２ＩＣで示され、そしてその他方
が３６０で示されている。同じような対がシリンダーの
両側に設けられている。トランスファーボートはピスト
ンがボトム死点中心にあるききピストン上方でシリンダ
ー内に露出される。図示の如く、通路１９Ｃ祉ライナー
１３Ｃの後方にあって、シリンダー鋳物１１Ｃの壁内に
設けられると好都合であり、ライナー１３Ｃは２０で、
同様に上部ボート２１Ｃ及び３６Ｃで下方連通を設ける
ため開孔されている。従来の如く、上方ストローク中流
入した可燃ガスは図示された如くボトム死点中心の方へ
のピストンの下方ストローク中ピストンにより、ピスト
ンの下方で且つクランクケース内へ圧縮され、そしてガ
スはクランクケースから開口２０．通路１９Ｃ１ボー）
２１Ｃ，３６Ｃを通って流れ、そこからガスはピストン
１４Ｃ上方のシ１）ンダ−に入る。

シリンダー１１Ｃはまた気化器の如き、溶料渾へ導かれ
ている吸入チャンノく−を含み、このチャンバーはリー
ド弁（ｒｅｅｄ　ｖａｌｖｅ）手段２３を含み、これは
開放のとき、ピストンの全上昇ストロークに亘って溶料
の吸入のため設けられ、そしてピストン下方の空間内へ
吸入された燃料力！圧縮されるとき、ピストンの下方ス
トローク中閉ざされるようになっている。一方、本発明
のある目的の丸め、ｊＪ−ル弁手段２３は当技術におい
て公知の種々の形式をとることができ、前記リール弁手
段は本発明者の前の開示及び特に米国特許第１９０翫３
４０号に記載され、且特許請求された所謂「ペンチット
（ｖｅｎｔｅｄ）Ｊ型のものが好ましく、より詳細な説
明については上記特許を参照されたい。また弁手段は以
下に述べる複数の弁組立体を含むのが好ましい。

第１図よ抄第４図に図示された実施例では、リード弁手
段２３はリード弁本体即ち横形状のケージ（ｃａｇｅ）
を含み、その楔の底部端は燃料供給通路へ開放しており
、横形状ケージの各々の内方へ傾斜した表面は一対の弁
ボートを有していて、そして各々のこのようなボートは
一次リード２４及び二次リード２５を備えていて、−次
リードは通気される。この弁装置は上記の本発明者の米
国特許第３，９０５，３４０号により完全に例示され、
説明されている。リード弁ケージの両側あるいは端部（
頂部及び底部）は平行な三角形壁を備えている。

第１図より第４図の実施例は、並んだ関係で配置され、
且つ仕切壁２８Ｃの両側にあってそれぞれ別箇の吸入通
路２７Ｃ，２７Ｃ内に位置づけされている２つの弁組立
体２３を含んでいることが第２図から明らかであろう。

弁２４．２５を通り流入する燃料はシリンダー壁に吸入
ボートを有するシリンダー吸入通路内へ直接流れ、そし
てまた側方へ以下に説明される付加的な吸入通路内へ流
れる。

第１図及び第２図に示された如く、各々のＩＪ−ドケー
ジはその頂部を鉛直方向に、即ちシリンダーの軸線に平
行な方向に延びるよう位置づけされるのが望ましい。今
述べた如く位置づけされれば、弁ボートを通る燃料の流
れは、リード弁即ちペタル（ｐｅｔａｌ）　２４及び２
！ＨＣよって制御されて、いかなる延長あるいは魚角度
に偏向することなく、実質的に直接、弁の下流の通路へ
流入することが第２図の検査から明らかであろう。これ
等の及び他の要因はエンジン内への燃料の入力（ｉｎｐ
ｕｔ）を最大とするのに重要である。

上記の流れの直線性（ｄｉｒｅｃｔｎｅｓｓ　ｏｆ　　
ｆｌｏｗ）は仕切壁２８Ｃを含んでいる干渉壁構造によ
って確立された如く、一対のリード弁組立体が別箇のほ
ぼ平行な吸入通路２７Ｃ，２７Ｃ内に取付けられている
図示の如き装置によって向上される。

本発明に示された装置は、シリンダーの各々の側に２つ
の移送通路１９Ｃを含んでいるのみならず、各々の側に
組合わされた吸入及び移送通路を含んでいる。この組合
された吸入及び移送通路については以下に説明するが先
づ第１に指摘すべきこと社、移送通路は燃焼空間内へ適
切なボートを提供しており、且つまたエンジン／１ウジ
ング１０の部分１２内に形成されたチャ／バー４１と連
通しているそれ等の端部を有しているととであり、ζ（
Ｄｆキャンーはまたクランクケースの下方部分と連通し
ておす、シかも移送通路の下方端［１１１１１している
クラ／り及び平衡重錘空間の上方に位置づ叶されている
。図示の如く、ピストンスカートは移送通路１９Ｃの下
方端に隣接して対向側で切抜かれており、これにより移
送通路の下方端と燃料流れ空間４１との連通が与えられ
る。

第１図及び第２図により明らかな如く、リード弁２３の
下流の吸入通路即ちトラフ）２９Ｃは少くともピストン
行程の殆んど全部に亘抄チャンバー４１及びクランクケ
ース空間と連通を有しており：そしてこの連通は少くと
も殆んどのエンジンサイクルに亘って開いたｔまとなる
ように壁構造体４２内に配置される。吸入通路即ちトラ
クト２９Ｃはまたシリンダーボート４３と連通するた°
め上方へ延びており、このよう表ボートの１つが通路２
９Ｃの各々に設けられている。これ等のボー）４３ａ好
ましくは移送通路１９Ｃのボート２１Ｃ及び３６Ｃとシ
リンダー内で実質的に同一レベルに位置づけされるのが
好ましく、そしてボー）４３ｔ−１同じような機能に役
立つばかりでなく、弁の丁度下流で吸入装置と直接連通
している。吸入通路２９はチャンバー４１の上方領域に
おいて、且つ通路２９Ｃがチャンバー４１及びクランク
ケースと連通するゾーンとボート４３との中間において
弁２３から燃料を受入れることが判るであろう。従って
、ピストンの下方行程即ち圧縮行程でピストンの下方部
分にある間、吸入通路２９Ｃは圧縮された燃料をチャン
バー４１から、従ってクランクケースから一般的な手段
で移送通路のボート４３を通り燃焼室内へ吐出するのに
役立つが、これ等の通路は、少くとも高速な運転で燃料
供給部と連通するので、種々の前記出願でインゼクター
作用（１ｎｊｅｃｔｏｒ　ａｃｔｉｏｎ）と呼ばれてい
る作用により付加的な燃料がその流れに供給される。

移送通路１９Ｃの下方端のすぐ近くにあるチャンバー４
１はある運転状況の下で直接、吸入通路即ち領域２９Ｃ
と連通するので、移送通路１９Ｃを通る燃焼室内への燃
料の吐出量はま九増加されるととに注目されなければな
らない。

その結果、少くとも各々の通路２９Ｃの少くとも１領域
は部分的に吸入領域として役立ち、且つ部分的に移送通
路として役立つ。

上記から、第１図より第４図の実施例はりストビｙ　（
ｗｒｉｓｔ　ｐｉｎ）　　１４　ＤＫ垂直な平面に隣接
して（第１図、第２図及び第３図に示されている如やシ
リンダーの右側の方へ）シリンダーの側においてシリン
ダー内圧位置づけされた吸入通路及びポートからの燃料
吸入孔を備えており、これはシリンダーの何部であり、
このシリンダーの方に吸入通路２９Ｃ及び弁組立体２３
が配置されている。

上記に指摘された如く、本発明はまたリストピン１４Ｄ
の軸線を含む軸線方向の平面の領域に位置づけされる１
あるいはとれ以上の吸入ボートを通る燃料の吸入も考え
られる。これ等の付加的な吸入ボートの１つが第３図の
４５で実線で表わされており、このポートはシリンダー
ライナー内に形成されている。他の同様なポートはピス
トン及びシリンダーの反対の「横の」側に、またリスト
ビン１４Ｄの軸線を含む軸線方向の面の領域内に使用す
ることも考えられるが、対向側に位置づけされる。これ
等の付加的な吸入ポートはハウジング構造体内に形成さ
れた通路４６により、弁２３．２３の下流の、吸入チャ
ンバー２９Ｃ，２９Ｃから燃料を供給されることができ
る。ポート４５はピストンが上部死点中心位置に４ると
き完全に開くようにシリンダー内に軸線方向に位置づけ
されており；そしてこれ等の付加的な１横の”吸入ボー
トはまた、ピストンの下部死点中心位置を含めて、エン
ジンの全サイクル中に亘ってピストンの下方空間及びク
ランクケースへ開いたままとなっている。これは第４図
に例示された如く本発明により使用されたピストンの特
殊形状によって達成される。

第４図において、ピストン１４Ｃはピストンヘッド１４
Ｅ（通常のピストンリングを有する）と、ピストン本体
１４Ｂとを具備しており、本体は普通のピストンスカー
トを含んでいる。仁の実施例において、スカートはりス
トピンに垂直な軸線方向の平面の領域においてピストン
本体底部の方へ延びている。しかし乍ら、このスカート
は図に明らかに示されている如く、移送ポートの入口通
路までピストンの横側部で切抜かれている。ピストンの
本体１４Ｂは第４図に明らかに示されている如く、ピス
トン本体の横側部とシリンダーの隣接する側部表面区域
、即ち吸入ボート４５が設けられているシリンダーの区
域との間に実質的に空間を残す丸め、ピストンヘッド１
４にの周辺から内方へ間隔をあけた横の側部を有するよ
うに特に成形されている。リストビン１４Ｄは第４図に
示された如く、定位置に取付けられており、従ってピス
トン本体の「平になった（ｆｌａｔｔｅＩｓｅｄ）Ｊ側
はりストピンの両端の方に位置づけされる。

この形状により、吸入ボート４５は常にピストン下方の
空間に対し自由な連通を有している。しかし乍ら、この
付加的な吸入ボートはシリンダー内のピストンの最大の
案内を維持するのに重要である面である、リストビンの
軸線に直角な面におけるシリンダーの表面積を減少して
いないことに注目すべきである。これはまたシリンダー
の摩耗を最少にする。

第１図より第４図を含めて、これ等に関連する上述の如
き構造において、弁及び吸入通路に隣接するシリンダー
の側部における吸入ボートの全面積を減少し、これによ
抄ピストンの案内作用が最も重要である領域内でシリン
ダー表面を最大にすることも考えられる。実際に、所望
により、弁及び燃料供給通路に直接隣接しているシリン
ダーを通過する吸入ボートも除去されることができる。

第５図より第７図に示された実施例社第１図よ９第４図
に関連して上記に説明した殆んどの構造に組入れられて
いるが、四に、第５図より第７図の実施例は、シリンダ
ーの各々の側部において吸入領域と移送通路の１方との
間に相互の連通を設けているいくつかの付加的通路を含
んでいる。従って、第６図において参照番号４７−４７
により示され大領域において、通路即ちボートはシリン
ダーの各々の側の通路４６と移送通路１９Ｃの一方との
関に相互の連通を設けている位置においてエンジンハウ
ジング構造体の中に設けられる。

第５図、第６図及び第７図の実施例はまた、他の面にお
いて４第１図より第４図を含む実施例と異なる。従って
、シリンダーライナー１３Ｃは弁の方へ提供されている
側部に延長された吸入口を設けるためエンジンハウジン
グの壁部分４２内で切抜かれている第１図より第４図に
対して、第５図よ９第７図の実施例では、吸入通路２９
Ｄは第１実施例のように下方の方まで延長されていない
。

シリンダーライナーは弁２３のレベルの下方の１３Ｄで
マークされた領域内で保持されている。

これは、ピストンの支持及び案内が特に重要である領域
において、第１図よ９第４図の実施例に比べて、第５図
より第７図の実施例において弁の方へ与えられたより小
さい全吸入ボート面積を提供する。

第５図、第６図及び第７図の実施例において、ピストン
の形状も第１図よ９第４図に示されたピストンの形状と
は若干異なる。従って、ピストン本体のスカート部分は
、第５図及び第７図に明らかに示されている如く、弁の
方へ与えられたピストンの側部において、横倒部のみな
らず、１４Ｆで示された領域においても切抜かれている
。これはピストンスカートが切抜かれていないとき吸入
ホードが開いている期間に比べてピストン本体方の空間
に対して吸入ボー）２９Ｄが開いている時間ノ間ピスト
／の行程のノく−センテージを増加するため設ゆられて
いる。

その他の面において、第５５ｉ！ｉより第７図を含む装
置紘基本的に第１図よ９第４図を含めて同一である。

上述の如く、ピストンの横側部に即ちリストビン１４Ｄ
の軸線を含む軸線方向の！ｊＫ吸入ボートを設けること
は、支持が非常に重要である平面に、即ちリストピンの
軸線に垂直な軸線方向の面においてシリンダーによりピ
ストンの案内及び支持作用を損なわれることなく、シリ
ンダー壁を通り全吸入面積の広い増加を可能にする。

本発明のクランクケース及びシリンダー、並びに種々の
ボート及び通路の位置の参照例Ｋ１ｍ達して、シリンダ
ー壁の機能的である部分はしばしば（例えば図に示され
ている如く）クランクケース鋳物の金属の範囲内に実際
に位置づけされているととに留意されなければならない
。

更に１吸入ボート及び通路と、移送ボート及び通路を含
めて、２サイクルエンジンＫ１２ｆｆ　ラｔした種々の
ポート及び通路はシリンダー鋳物の金属内にある領域か
らクランクケース鋳物の金属内にある領域内へ非常にし
ばしば延長されるか、あるいはこの逆である。種々の異
なるポート及び通路の作用及び機能、そしてすべてのエ
ンジンの作用及び機能の見地から、どこで分離線がクラ
ンクケースの金属とシリンダーの金属との分離を生じて
いるかということは重要ではなく、またどのエンジンの
部分のどの金属部分がいくつかの特定の通路により横切
られているかも重要ではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図の線１−ＩＫ沿って切断した断面図であ
り、セして１実施例による吸入及びインゼクターボート
を有している２サイクルリード弁エンジンを例示してい
る。 第２図は第１図の線２−２に沿って切断した断面図であ
る。 第３図は第１図と同様の部分図であるが、上部死点中心
位置にあるときのピストンを例示しており、と九により
横の吸入ポートはおおわれていない。 第４図は第１図及び第３図における図に対して直自方向
に向きをかえたときの第１図、第２図及びｔｓ３図の実
施例のピストンの立面図である。 第５図、第６図及び第７図は第１図、第２図及び第４図
と同様な図であり、そして第１図より第４図のエンジン
と同様なエンジンの実施例を例示しているが、変更され
た装置のポート及び通路を組込んでいる。 １０・・・ハウジング １１Ｃ・・シリンダー鋳物 １１Ｄ・・シリンダーヘッド １２・・・クランクケース鋳物 １４Ｃ・・ピストン １４Ｄ・・リストビン １５・・・接合棒 １９Ｃ・・通路 ２３・　・　・リード弁 ２７Ｃ・・吸入通路 ２９Ｃ・・通路 ４１・・・チャンバー ４３・　・・ポート 特許出願人　象ツオーマンス・インタストリイズ・イン
コーボレーテッド

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、可変速度、２サイクルクランクケース圧縮、内燃エ
   ンジンにおいて、エンジンハウジング構造体を具備し、
   骸エンジンハウジング構造体がシリンダーと、クランク
   ケースと、シリンダーの上部死点中心位置と下部死点中
   心位置との間を往復動するため取付けられたヘッド及び
   本体を有するピストンとを有しており、該エンジンハウ
   ジング構造体内の移送通路の少くとも１つが肢クランク
   ケースと連通してい為開孔と、下部死点中心位置におい
   て該ピストンヘッド上でシリンダーと連通してｂる開孔
   とを有しており、更に該エンジンハウジング構造体が供
   給源から燃料を受入れるだめの燃料吸入チャンバーと、
   骸吸入チャンバーを通り液体の流れを制御するためのリ
   ード弁手段と、該エンジンハウジング構造体内に形成さ
   れていて、該リード弁手段の下流の該吸入チャンバーと
   連通している通路手段とを有していて、該通路手段が該
   ピストンの該下部死点中心位置において該シリンダー内
   に吸入ボートを含んでおり、且つ該ピストンが該下部死
   点中心位置の実質的に上方へ上昇されたとき、骸ボート
   の方へ与えられた側部において該ピストンの下方縁のレ
   ベルの下方の空間内へ該リード弁手段から燃料の流れを
   実質的に導くために設けられており、該通路手段が更に
   該吸入ボートから円周方向にオフセントして該シリンダ
   ー壁内に付加的なボートを含んでおり、且つ核ピストン
   本体の該下部死点中心位置の方へ与えられ九位置におい
   て＃シリンダーの軸線方向に位置づけされており、そし
   て該ピストン本体が該ピストンと下方に延びている該シ
   リンダーとの間に通路を設け、そして該ピスト、ンが下
   部死点中心位置にあるときでも該クランクケースと連通
   するように骸付加的表部分の領域において該シリンダー
   壁から離間されていることを特徴とするエンジン。 ２、該エンジンハウジング構造体内の該通路手段が憂に
   該ピストンの下部死点中心位置において該ピストンヘッ
   ド上の該シリンダー壁内にボートを含むことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の機関。 ３、該通路手段がなお更に該ピストンヘッド上方の該移
   送通路の開孔と該ピストンヘッド上方の核シリンダー壁
   内のボートを相互に接続する部分を含んでおり、そして
   該相互に接続する部分は該ピストンが下部死点中心位置
   にあるとき該ピストンヘッドに近接して隣接する領域に
   位置づけされている特許請求の範囲第２項記載のエンジ
   ン。 ４、可変速度、２サイクルクランクケ一ス圧細内燃機関
   にして、エンジンハウジング構造体全具備し、該エンジ
   ンハウジング構造体がシリンダーと、クランクケースと
   、シリンダーの上部死点中心位置と下部死点中心位置と
   の間を往復運動するため取付けられたピストンとを含み
   、該ピストンはヘッドと該シリンダー及びピストンの軸
   線を含んでいる平面内にある該軸線を有するリストピン
   と協働するための軸受手段を有する中空体とを有してお
   り、更に該エンジンハウジング構造体が供給源から燃料
   を受入れ、骸軸線方向の平面の一方側の方へ該軸線方向
   とオフセット関係に配量されている燃料吸入チャンバー
   と、該ピストンの下部死点中心位置の方へ実質的に半径
   方向に骸軸線方向の平面を横切る方向の径路内において
   核吸入チャンバーを通る流体の流れを制御するためのリ
   ード弁手段と、核エンジンハウジング構造体内にあって
   、該リード弁手段の下流の該吸入チャンバーと連通して
   いる通路手段とを有しており、該通路手段が該エンジン
   ハウジング構造体内にボートを含み、少くともその１部
   が該ピストンの下部死点中心位置において該シリンダー
   壁内にあって、そして該ピストンが下部死点中心位置の
   実質的に上方へ上昇するとき、該ボートの方へ与えられ
   ている側において該ピストンの下方縁のレベルの下方の
   空間内へ該リール弁手段から該シリンダーの実質的に半
   径方向へ燃料の流れを実質的に導くため設けられており
   、且つ該通路手段が更に該ピストンの全行程に亘り該燃
   料吸入チャンバーと連・渇している少くとも１つのボー
   トを含んでいて、そして下部死点中心位置において該ピ
   ストンの上方の該シリンダー壁を通るボートを有してお
   り、該通路手段がなお更に該ピストンヘッドの下方位置
   において、しかし該ピストンが下部死点中心位置にある
   とき該ピストンの下方縁の上方に該シリンダー壁を通る
   ボートを含み、そして該ボートの位置が誼リストピンの
   軸線方向の平面の領域内にあり、１つ該ピストンヘッド
   の下方の該ピストンの本体は該ピストンと下方に延びて
   いる該シリンダーとの関に通路を設け、該ピストンが下
   部死点中心位置にあるときでも該クランクケースと連通
   するように該ボートの領域において該７リンダー壁から
   離間した側壁を有することを特徴とするエンジン。 ５、可変速度、２サイクルクランクケース圧縮、内燃機
   関おいて、エンジンノ・ウジング構造体を具備し、該エ
   ンジンハウジング構造体がシリンダーと、クランクケー
   スと、シリンダーの上部死点中心位置と下部死点中心位
   置との間を往復動するため取付けられたピストンとを含
   み、該ピストンはヘッドと該シリンダー及びピストンの
   軸線を含む平面内にある該軸線を有するリストピンと協
   働するための軸受手段を備え丸中空体とを有しており、
   更に＃エンジンハウジング構造体は供給源から燃料を受
   入れ、軸線方向の平面の一方側の方へ該軸線方向の平面
   とオフセット関係に位置ツｔ−Ｊされている燃料吸入チ
   ャンバーと、該吸入チャンバーを通る燃料の流れを制御
   する丸めのリード弁手段と、該エンジンハウジング構造
   体内に形成されていて、紋リード弁手段の下流の該吸入
   チャンバーと連通している通路手段とを有しており、該
   通路手段は該ピストンヘッドの下方の位置において、し
   かし紋ピストンが下部死点中心位置にあるとき該ピスト
   ンの下方縁上方の大部分において、骸シリンダー壁を通
   るボートを含んでおり、そして骸ポートの位置は該リス
   トピンの該軸線方向の平面の領域内にあり、該ピストン
   ヘッドの下方の骸ピストン本体は該ピストンと下方へ延
   びている該シリンダーとの間に通路を設け、該ピストン
   が下部死点中心位置（ｌるときでも連通ずるように該ボ
   ートの領域における該シリンダー壁から離間された側壁
   を有していることを特徴とするエンジン０ ６、該通路手段はシリンダの各個の該軸線方向平面の領
   域におけるシリンダ壁を通るボートを含み、ピストンの
   両側壁はシリンダ壁から間隔を置いて配置されて各側で
   クランクケースと連通ずる通路を与える特許請求の範囲
   第５項記載のエンジン。 ７、エンジンハウジング構造における通路手段は、燃料
   吸入室に隣接したピストンの側におけるピストンの底部
   死点中心位置の領域におけるシリンダ壁に吸入ボートを
   更に含み、骸ボートはそれがピストンの底部死点中心位
   置においてすらクランクケースへと開口しているように
   シリンダの軸線方向に寸法を定められ且つ位置づけられ
   ている特許請求の範囲第５項記載のエンジン。 ８、エンジン／Ｓウジフグ構造における通路手段が燃料
   吸入室に隣接し九ビス）ｙ＠におけるピストンの底部死
   点中心位置の領域のシリンダＩＩＫ吸入ボートを更に含
   み、該ボートは、ピストンが底部死点中心位置にあると
   き、該ボートはピストンの本体によって閉じられるよう
   にシリンダの軸線方向に寸法を定められ且つ位置づけら
   れている特許請求の範囲第５項記載のエンジン。 ９、可変速度、２サイクルクランクケース圧縮内燃エン
   ジンであって、シリンダ及びクランクケースを含むエン
   ジンノ・ウジング構造体を具備し、骸シリンダ内で上部
   死点中心位量と下部死点中心位置との間で往復するよう
   に取付けられたピストンを具備し、核ピストンはシリン
   ダ及びピストンの軸線を含む面ＩＸ［ある軸線を有する
   リストピンと共同動作するためのベアリング手段を有す
   る中空本体及びヘッドを有し、更に供給源から燃料を受
   は入れるための燃料吸入室と該吸入室を通る流体の流れ
   を制御するため１）−ド弁手段と該エンジンハウジング
   構造内に形成され、該リード弁手段の下流で該吸入室と
   連通する通路手段を具備し、該通路手段は、ピストンヘ
   ッドよね下の位置にしかしピストンが底部死点中心位置
   にあるときピストンの下線よ抄上の少なくとも大きい部
   分シリンダ壁を通るボートを有し、そして該ボートは該
   燃料吸入室と連通し、該ボートの位置はりストピン軸線
   方向面の領域にあり、ピストンヘッドより下のピストン
   の本体は該ボートの領域にシリンダ壁から間隔を置いて
   配置された側壁を有し、核側壁はピストンの本体の下縁
   へと下向きに延びていてピストンと下方に延びたシリン
   ダとの間の通路を与えそしてピストンが底部死点中心位
   置にあるときもクランクケースと連通するようにした内
   燃工ンジン。 １０．ｌｌｉエンジンハウジング構造内には吸入室と＃
   ホードとを相互連通する流路が設けられている特許請求
   の範囲第９項記載のエンジン１１、　　ピストンが底部
   死点中心位置にあるときクランクケースとシリンダとの
   間の燃料移送通路と、該移送通路を該流路と相互連結す
   る通路とを含む特許請求の範囲第１０項記載のエンジン