JPS5838147B2 - 「す」掛機における「す」把持装置 - Google Patents

「す」掛機における「す」把持装置

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JPS5838147B2
JPS5838147B2 JP53112035A JP11203578A JPS5838147B2 JP S5838147 B2 JPS5838147 B2 JP S5838147B2 JP 53112035 A JP53112035 A JP 53112035A JP 11203578 A JP11203578 A JP 11203578A JP S5838147 B2 JPS5838147 B2 JP S5838147B2
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JP
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gripping
claw
screen
spring
locking
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JP53112035A
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感 市川
達雄 真壁
信正 飯田
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Howa Kogyo KK
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Howa Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は海苔を抄造,脱水した後の簀を把持して乾燥機
における乾燥枠の掛爪に挿込む為に使用する簀掛機の簀
把持装置に関するもので,本願出願人が先に出願した特
開昭53−94076号公報記載の簀把持装置の改良に
関するものである。
上記公報記載の簀把持装置にあっては、爪復帰部材の突
起が簀把持爪を把持位置に係止し、この爪復帰部材の押
上面が乾燥枠の掛爪に僅かに押されるとその係止が外れ
て把持爪が瞬時に復帰するようになっているので、爪復
帰部材の押上面を把持枠より外に出すことができず、押
上面は把持爪にて把持されている簀から相当(例えば1
5關程度)離れた所に位置され、把持爪にて把持されて
いる簀をバックアップすることができなかった。
その為、簀を乾燥枠の掛爪に捜込むときに簀杆の中心が
掛爪に当接すると、掛爪がその簀杆をく字形に折曲げて
簀を駄目にしてしまう問題があり、また簀が掛爪から抜
け落ちる問題があった。
更にまた、上記簀把持装置にあっては把持爪がゆっくり
擺動して簀を引掛け把持するようになっているので、把
持爪の簀への挿込み力が弱く、把持ミスを生じ易い問題
があり,また爪復帰部材が僅かに押されるだけで把持爪
が瞬時に揺動されて簀の把持を解放するようになってい
るので、掛爪に簀が充分に挿込まれる以前に簀から把持
爪が抜き取られる恐れがあり、簀掛けミスを生じ易い問
題があった。
そこで本発明は上記問題点を解決することを目的とし、
簀を乾燥枠の掛爪に挿込むときにその挿込み位置の簀の
背面を爪復帰部材が大きな力でバックアンプするように
し、簀杆の中心が掛爪に当接した場合でも簀の破損を防
止し得るようにし、またこのように簀杆の中心が掛爪に
当接した場合でもその後に簀杆と簀杆の間に掛爪が入り
込むようにして簀持けミスの防止を図り得るようにした
簀掛機の簀把持装置を提供しようとするものである。
次に本願の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本願の簀把持装置を適用した簀掛機1の概略を
示すもので,先ずこの簀掛機1について説明する。
2は機枠3に取付けられたスライデングレール4上に載
置した往復動体で、原動軸5の回転によりリンク6によ
って揺動軸7が揺動し,揺動軸7に取付けられた揺動腕
8の揺動により、往復動体2はスライデングレール4上
を乾燥機(図示せず)の乾燥枠9の取付チェーン10の
節動と関連して所定の往復動を行う。
往復動体2には回動自在に軸受11が取付けられ、この
軸受11に軸受とともに回動しかつ摺動自在に主軸12
が枢支され,軸受11に取付けたカムレパー13先端の
カムフオロア14がカム板15に当接している。
父上記主軸12には簀17を把持する簀把持装置16が
取付けられている。
したがって前記の如くにして往復動体2が往動ずると軸
受12は、カム板15に当接しているカムレパー13に
より所定角度の回動を行い,この回動により主軸12も
回動し第1図に実線にて示す簀把持装置16Aにあった
簀把持装置16は仮想線にて示す簀掛位置16Bに揺動
し、簀把持位置16Aにて把持した簀17を乾燥枠9に
簀掛けし、往復動体2の復動により簀把持装置16も簀
把持位置16Aに復帰する。
尚簀把持装置16は本出願人が先に出願した特開昭53
−81673号公報において詳細に説明したように、取
付スペースの問題を解決するため一個の簀把持装置16
で第2図に示す乾燥枠9の隣り合っている二個の取付枠
9A,9Bに交互に簀17を簀掛けするようになってお
り、一簀掛け動作毎に主軸12を摺動させ簀把持装置1
6に振り分け作動を行わせている。
18は乾燥枠9のバックアップ装置で、乾燥枠9に簀掛
けする際に乾燥枠9を後側よりバックアップ保持して乾
燥枠9の揺れを防止し,簀掛け動作の確実さを増すと共
に乾燥枠9の損傷を防止するようにしたものである。
このバックアップ装置18において、19はバックアン
プ軸で、先端に押え爪20を有し,機枠3に固着した軸
受21に枢支され、後端部近くにはフォーク22が設け
られている。
23はカムレバーで,一端が軸受21又は機枠3の適宜
な位置に揺動自在に枢支され、他端がバックアップ軸1
9のフォーク22に係合されている。
また、カムレパー23に取付けたカムフオロア24は第
3図に示すように往復動体2の上面に設けたカム溝25
に嵌合されている。
このカム溝25は中心間隔がHの隔たりを持った先、後
端の直線部25a,25bを斜めの回動部25cで連結
して成るもので、第1図に示す待機位置,即ち往復動体
2が復動してスライディングレール4のストッパー(図
示せず)に当っている状態においてカムフオロア24が
カム溝25の直線部25aの最先端に位置し,バンクア
ップ軸19の押え爪20を水平状態に待機させるように
なっている。
そして、この状態から往復動体2が往動ずると、回動部
25がカムレパー23を第3図の仮想線のように揺動さ
せ,これによりバックアップ軸19が所定角度回動して
押え爪20を下向きに回動させ,この押え爪20が乾燥
枠9を後側からバックアンプ保持するようになっている
26は搬送ローラーで、原動軸5により図示しない伝達
手段を介して第1図において反時計方向に回転され、適
宜の簀供給装置(図示せず)によって供給された簀17
を搬送し、ストッパー27に当接させて前後方向の位置
決めを行う。
これらの搬送ローラー26には簀17の横方向の位置決
めを行う為、外周面にスバイラル状の凸条を設けたり,
或いは簀17の進行方向に対して軸線を一定角度変位さ
せる等の幅寄せ機構が採用されている。
なお,幅寄せ装置を別途に設ける場合はその必要がない
28は位置決めされた簀17を押し上げて簀把持装置1
6に引渡す簀押上装置で,脚片29に取付けた基板30
の両端に座板31を取付け、夫々の座板31に一対ずつ
計四本の押上棒32が取付けられている。
この押上棒32には套管33を遊嵌し、この套管33を
ばね34にて上向きに付勢して押上棒32の頂部に螺合
したナット36に当接させて構威されている。
37は夫々の押上棒32の套管33の間に橋架された簀
受板である。
以上のような簀押上装置28は脚片29が機枠3の支杆
3aによって上下動自在に支持されている。
而して、脚片29には押上げ突起38が植設され,原動
軸5に取付けた押上げ腕39と干渉して押上げられ、こ
れにより簀受板37が簀17を搬送ローラー26上から
押上げて引き取り、この簀受板37上の簀17を簀把持
装置16が把持して乾燥枠9に簀掛けするようになって
いる。
次に、上記のような簀掛機1に使用した本願の簀把持装
置16を第4〜8図に基いて詳細に説明する。
第4図において、40は主軸12に固着した主腕で、先
端には把持枠41の中央部が固着されている。
42,42は把持枠41の両端部に相対して設けた爪装
置で、第5,6図に示すように構威されている。
この爪装置42において、43,43は把持枠41の両
外側に枢軸44を介して独立的に回動可能に軸支した二
つの把持爪で,先端部には下向きに突出する爪体45,
45が夫々取換,調整自在に取付けられている。
これらの爪体45,45の間隔は簀17の一端側を安定
した状態Iこ引掛け得るような適当な大きさにすること
が好ましい。
46,46は枢軸44に嵌めて一端を把持枠41に他端
を把持爪43,43に引掛けた把持ばねで,把持爪43
,43を外向きに(第5図において反時計方向)擺動す
るように付勢して後端部を後述する爪復帰部材の受止棒
に当接させるようになっている。
47は把持爪43,43間において把持枠41に枢軸4
4を介して回動可能に軸支した爪復帰部材で,掛爪当接
片47a,係止片47bおよび先端に受止棒47cを固
着した受止片47dにて構或されている。
この爪復帰部材47は受止棒47cの両端部が把持爪4
3,43の後端部に当接することにより把持ばね46,
46にて付勢され、係止片47bが後記する爪係止部材
に係合することにより把持爪43,43を第5図に示す
爪没入位置に待機させ、また係止片47bが爪係止部材
から外れると受止棒47cが把持枠41に当接する迄第
7図に示すように回動されて把持爪43,43を爪突出
位置に位置させるようになっている。
また、この爪復帰部材47の掛爪轟接片47aは爪復帰
部材47が把持爪43,43と一体化されているとき把
持爪43,43の爪体45,45より僅か上方に位置し
,把持爪43,43の爪体45,45が簀17を把持し
たとき掛爪当接片47aの先端部がその簀17の背面に
近接するように把持爪43,43との相対位置が設定さ
れている。
48は把持枠41に枢軸49を介して回動可能に取付け
た爪係止部材で、枢軸48cに固着した爪係止片48a
とこの爪係止片48aの下面に固着した係止突起48b
とから構或されている。
この爪係止部材48は爪復帰部材47の係止片47b先
端に当接するように係止ばね49により第5図において
時計方向に付勢され、係止突起48bが係止片47bを
係虚して把持爪43,43を爪没入位置に待機させるよ
うになっている。
50は爪係止部材48の枢軸48cに固着した爪擺動許
容部材で、先端部が前記した押上装置28の押上棒32
により第1図において上向きに押され,爪係止部材48
を係止ばね49に抗して回動させて把持爪43,43の
係止を外すようになっている。
なお、把持枠41において、51は簀受面、52a,5
2bは爪復帰部材47や爪係止部材48と把持枠41と
の干渉を避ける為の切欠きである。
次に、上記構或の簀把持装置16を用いて簀掛け作業を
行う場合についてその作動を第8図イ〜二により順に説
明する。
先ず,搬送ローラー26上で位置決めされた簀17が押
上装置28の押上動作に伴い、簀受板37にて搬送ロー
ラー26上から引き取られて把持位置16Aに待機して
いる簀把持装置16に向けて押上げられ、この押上げ途
中において簀受板37上の簀17はイ図のようlこ把持
枠41の簀受面51に当接して挾圧され,簀17および
簀受板37の上昇が阻止される。
ところが,押上装置28はその後も上昇を続けるので,
その後は押上棒32がばね34を圧縮させつつ上昇して
その頂部のナット36が爪擺動許容部材50に当り、こ
の爪擺動許容部材50を係止ばね49に抗して押上げて
回動させる。
これにより爪擺動許容部材50は爪係止部材48を反時
計方向に回動させる。
そして、押上棒32が最上昇端に上昇された時点では爪
復帰部材47の係止片47bが爪係土部材48の係止突
起48bから外れ,爪復帰部材47と把持爪43,43
とが把持ばね46,46のばね力により外側に瞬時に擺
動ずる。
この把持爪43,43の擺動により爪体45,45が把
持枠41と簀受板37間の簀17の簀杆17aの間に勢
い良く入り込んで簀17を引掛け把持する。
この場合、把持ばね46,46のばね力がばね34に比
べて大きいと、把持爪43,43は簀17を介して簀受
板37を押下げ,爪体45,45が簀杆17aの間に入
り込んだ状態で擺動して簀17を緊張する。
上記のように把持爪43,43が瞬間的に擺動して爪体
45,45が簀17に勢い良く挿込まれる為,爪体45
,45が簀杆17aの間に入り込み易く,把持ミスが防
止される。
また、上記のように把持爪43,43が簀17を押下げ
つつ擺動ずると、爪体45,45が簀17の両縁側へ移
動する為、仮に爪体45,45が簀杆17aの真上に当
接してもその後の擺動に伴い爪体45,45が簀杆17
aの間に滑り込み、把持ミスが防止される。
その後、押上装置28が降下して押上棒32による爪擺
動許容部材50の押上げを解除し,また簀受板37によ
る簀17の押上げを解除する。
これにより爪擺動許容部材50および爪係止部材48が
係止ばね49により時計方向に回動されて係止突起48
bの下面が係止片47bの先端に当接し,また把持爪4
3,43が口図に示すように把持ばね46,46のばね
力により更に外側に擺動して把持している簀17に適度
の張力を付与する。
この場合、把持爪43,43は独立的に擺動ずる為、把
持爪43,43の爪体45,45が異なる簀杆17aの
間に挿込まれた場合でも簀17を確実に緊張把持するこ
とができる。
その後往復動体2が往動し、これにより簀把持装置16
が前記のように揺動して簀掛位置16Bに待機している
乾燥枠9に向けて移動する。
この簀把持装置16の移動により把持している簀17の
簀杆17aの間にハ図に示すように乾燥枠9の掛爪9D
が挿込まれ、この挿込まれた掛爪9Dの先端が爪復帰部
材47の掛爪当接片47aに当接する。
この場合、掛爪当接片47aが簀17の背面に近接して
位置されているので、掛爪9Dの先端が簀杆17aの中
心に当接した場合でもその簀杆17aの背面を掛爪当接
片47aが直ちに受止め、掛爪9Dがその簀杆17aを
背面側へく字状に折曲げて突出させることがなく、簀1
7の破損が防止される。
その後,更に乾燥枠9に向けて移動されると,爪復帰部
材47が掛爪9Dによって相対的に押し戻されて時計方
向に回動される。
この爪復帰部材47の回動により受止棒47cが把持爪
43,43を把持ばね46,46のばね力に抗して徐々
に戻し回動させ,これにより爪体45,45は二図に示
すように簀杆17aの間からゆっくり抜き取られ,今迄
把持爪43,43にて緊張把持されていた簀17はその
張力を保持した状態のままで掛爪9Dに引渡しされる。
上記の場合、掛爪9Dが簀杆17aの中心に当接したと
きでも、掛爪9Dがその簀杆17aを介して爪復帰部材
47を把持ばね46 ,46のばね力に抗して回動させ
ないと把持爪43,43が復帰しないようになっている
ので,掛爪9Dが爪復帰部材47を押して把持爪43,
43を戻し回動させるときに掛爪9Dが簀杆17aの間
に滑り込み易く、簀掛けミスが防止される。
特に,把持爪43,43を戻し回動させるとき、簀杆1
7aの間に入り込んでいる爪体45 ,45が円弧を描
いて把持枠41の中心側へ移動し、これらの爪体45,
45が把持している簀17を中心側へ引張って両縁部の
位置をずらす為,掛爪9Dが簀杆17aの中心に当接じ
た場合でもその簀杆17aが簀17の中心側に横ずらし
されて掛爪9Dが簀杆17aの間に入り込む。
また,爪復帰部材47の掛爪轟接片47aが掛爪挿入位
置の簀杆17aの背後に掛爪9Dの相対的移動方向に対
して斜めに位置されている為、掛爪9Dが簀杆17aの
中心に当接した場合でもその簀杆17aの背面が掛爪当
接片47aに受止められることにより、簀杆17aがハ
図において右方向へ横滑りして掛爪9Dが簀杆17aの
間に挿込まれ,簀掛けミスが防止される。
なお、このとき掛爪9Dが簀杆17aの中心より僅かに
右寄り部分に当接すると、掛爪当接片47aと掛爪9D
とによって簀杆17aの右方向への横滑りが阻止される
が、この場合には上記爪体45,45による簀杆17a
の左方向への横滑りが行われ易くなり、この場合でも掛
爪9Dは簀杆17aの間に挿込まれる。
一方,上記のように爪復帰部材47が戻し回動されると
、係止片47bの先端が爪係止部材48の係止突起48
bから外れ,その後、簀把持装置16が簀把持位置16
Aに向けて移動されると、係止片47bが係止突起48
bに係止され,把持爪43,43を第5図に示す爪没入
位置に待機させる。
第9図は本願の異なる実施例を示すもので、爪係止部材
48eの先端に軸53を固着し、この軸53に回動可能
に取付けた引掛片54の先端に把持ばね46eの一端を
引掛けてこの把持ばね46eが上記実施例における係止
ばね49を兼ねるようになっている。
また、係止突起47bの下面を斜めに形威して把持ばね
46eのばね力が異常に大きくなるのを防止している。
なお,上記実施例と同一若しくは均等構戒と考えられる
,部分には上記実施例と同一の符号にアルファベットの
eを附して重復説明を省略する。
本願は上記実施例に限定されるものではなく、例えば把
持爪の数を変えたり、爪復帰部材を把持爪と一体的に設
けたり,爪擺動許容部材を把持枠に回動可能に別設した
り,爪係止部材が爪擺動許容部材を兼ねるようにしたり
、把持ばねや係止ばねにコイルばねを使用しても本願の
要旨を逸脱するものではない。
以上のように本発明においては,爪擺動許容部材を押す
と爪没入位置に係止されていた把持爪が把持ばねにより
勢い良く外側に擺動して爪突出位置となり爪復帰部材を
押すと把持爪がその押し動作に伴ってゆっくり戻し回動
されて元の爪没入位置に復帰されるようにしたので,簀
を把持する場合には把持爪が簀に対して勢い良く当接し
て簀杆の間に入り込み易くなり、また把持した簀を乾燥
枠の掛爪に簀掛けする場合には爪復帰部材が簀の背面を
バックアップして掛爪が簀杆の間に入り込み易くなり、
簀の把持ミスや簀掛けミスを防止できて乾燥枠への簀掛
け作業を機械化する上に大きな効果がある。
また,上記のように掛爪挿入位置の簀杆を爪復帰部材が
バックアップするようにしたので、掛爪が仮え簀杆の中
心に当接した場合でもその簀杆が背面側にく字状に折曲
げられることがなくなり,簀の破損を防止し得る経済上
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は簀掛機の大要を示す説明図,第2図は乾燥枠の
部分正面図、第3図はカム溝の平面図、第4図は本願の
簀把持装置の概略図、第5図は爪装置を示す側面図,第
6図は第5図の平面図,第7図は把持爪が擺動した状態
を示す爪装置の側面図,第8図は爪装置の作動説明図、
第9図は異なる実施例を示す爪装置の側面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 把持枠に軸支され把持ばねによって外向きに擺動す
    るように付勢されている把持爪と、把持枠に軸支されか
    つ係止ばねによって把持爪側に付勢され、把持爪の擺動
    を係止して爪没入位置に待機させる爪係止部材と、把持
    枠に軸支され,適宜な部材で押されることにより爪係止
    部材を係止ばねに抗して回動させて把持爪の係止を外す
    爪擺動許容部材と,把持枠に軸支され乾燥枠の掛爪に押
    されることにより爪突出位置の把持爪を把持ばねに抗し
    て待機位置迄復帰させる爪復帰部材とから戒る爪装置を
    把持枠の両端に相対して設けたことを特徴とする簀掛機
    の簀把持装置。 2 爪復帰部材が把持爪と一体的に設けられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の簀掛機の簀把
    持装置。 3 爪復帰部材を把持爪と別体に設け、この爪復帰部材
    が把持爪に係合して把持ばねにより付勢されるようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の簀掛機
    の簀把持装置。 4 爪復帰部材に係止片を備え、この係止片が爪係止部
    材に係止されることにより把持爪を爪没入位置に待機さ
    せるように構或して或ることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の簀掛機の簀把持装置。 5 把持爪が適当な間隔をあけて二つ設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項又は第
    3項又は第4項記載の簀掛機の簀把持装置。 6 把持爪が簀を把持したとき爪復帰部材の先端部が簀
    の背面に近接するように把持爪と爪復帰部材の相対位置
    を設定して戒ることを特徴とする簀掛機の簀把持装置。 7 把持ばねの一端を把持爪に他端を爪係止部材に引掛
    け、把持ばねが係止ばねを兼ねるように構或したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の簀掛機の簀把持
    装置。
JP53112035A 1978-09-12 1978-09-12 「す」掛機における「す」把持装置 Expired JPS5838147B2 (ja)

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JPS58172742U (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 株式会社日本技研 表面処理システム用排気装置
JP2752633B2 (ja) * 1988-05-24 1998-05-18 本田技研工業株式会社 表面処理装置

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