JPS5838119Y2 - シリンダ−錠のロ−タ− - Google Patents

シリンダ−錠のロ−タ−

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JPS5838119Y2
JPS5838119Y2 JP10983179U JP10983179U JPS5838119Y2 JP S5838119 Y2 JPS5838119 Y2 JP S5838119Y2 JP 10983179 U JP10983179 U JP 10983179U JP 10983179 U JP10983179 U JP 10983179U JP S5838119 Y2 JPS5838119 Y2 JP S5838119Y2
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JP
Japan
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rotor
tumbler
case
cylinder lock
synthetic resin
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JP10983179U
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JPS5627248U (ja
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良正 米田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規なシリンダー錠のローターに関するもので
、ロータ中心部に合成樹脂製のタンブラ−ケースを嵌め
込み、このタンブラ−ケース内にタンブラ−を挿入した
ことを特徴とするものである。
従来、シリンダー錠のローターは第1図に示す如く、全
体をダイキャスト製にしたものか、あるいは全体を合成
樹脂製にしたものであった。
しかし、ダイキャスト製のものは金型の費用が高価とな
り、一方、合成樹脂製のものはタンブラ−溝を多数形式
する関係上、成型品に歪みやひけが発生し、精度の良い
ものが得られないのが実情である。
又、合成樹脂製のローターにしてもローターの構造上金
型は四つ斜形式を採らねばならず、型に要する費用が大
きくなると共に、多数個取りが不可能なものであった。
本考案は、従来のダイキャストの長所と合成樹脂の長所
を生かすべく、両者を巧みに組み合せたもので、ロータ
ーの胴部はダイキャスト製とし、タンブラ−挿入部とし
て、別個に合成樹脂にて一体的に成型したタンブラ−ケ
ースをローターに嵌め込む形式とすることにより、コス
トダウンを図った精度のよいローターを提供するもので
ある。
以下本考案の1実施例を図面に基き説明する。
第2図は本考案に係るローターを倒立的に示した斜視図
で、金属製ローターAの胴部1を切り欠いてタンブラ−
ケース装填穴2を形成すると共に対向する切欠面に凹溝
3と段部4を設けたもので、ローターの底面中央にはキ
一孔5が形成され、上面には後記する作動板18固定用
のボス6とネジ孔7が設けられているものである。
第3図は、本考案の要部をなす合成樹脂製のタンブラ−
ケースBで、多数の棚板8によりタンブラ−14の挿入
間隙9を形成すると共に全棚板を貫通するキ一孔1oが
棚板のほは沖央に設けられている。
このタンブラ−ケースの側部には全棚板をつなぐ如く凸
部11が一体的に設けられ、この凸部が前記ローターの
凹溝3に上方から嵌るようになっており、この凸部と反
対側には肩部12が設けられ、この肩部には全棚板をつ
なぐ如くバネ受け13が一体的に形式されていて、この
肩部が前記ローターの段部に合致するようになっている
第4図は、タンブラ−14とバネ15で、これらは従来
品と同一のものであり、このタンブラ−とバネが合成樹
脂製のタンブラ−ケースの各挿入間隙9に挿入されるも
のである。
本考案に係るローターの組立順序としては、第2図のロ
ーターAのタンブラ−ケース装填穴2の上方から、第3
図の合或樹脂製タンブラーケースBを装填し、次いでタ
ンブラ−ケースの各挿入間隙9に第4図のタンブラ−1
4と共にバネ15を挿入する。
この際、ローターとタンブラ−ケースとは凹溝3と凸部
11によりローターの軸線方向以外の方向への移動は制
限され、又、バネ15はタンブラ−ケースの肩部12に
設けられたバネ受け13とタンブラ−側部の突出部16
との間に介在される。
ローターAとタンブラ−ケースBとの抜は止めのための
固定は、例えば第5図に示す如きアーム部17を有する
板状の作動板18の切欠き19を前記ローターのボス6
に嵌めると同時に孔20とネジ孔7とを合せてビスにて
固定することにより行なわれる。
この場合、ローターの回転はそのまま作動板のアーム部
17の揺動運動となり、各種動作の駆動源となる。
なお、前記作動板に代えて第6図の如き作動軸21を有
する円板22を用いて、前記と同様切欠ぎ23と孔24
を利用してローターに固定することも可能である。
第7図に示すローターA′は、ローター胴部1の側部を
くり抜いてタンブラ−ケース装填穴2′を形成したもの
で、この場合にはローター側部から装填可能なタンブラ
−ケース(図示せず)が装填されるものである。
本考案においては、ローターAへのタンブラ−ケースB
の装填に際し、ローター側の凹溝や段部の形状とタンブ
ラ−ケース側の凸部や眉の形状を適宜構成することによ
りタンブラ−ケースを上下可逆的に装填することも可能
であり、この場合には一対のローターとタンブラ−ケー
スにより2種のキーによる作動が可能となる。
又、タンブラ−ケースの肩部にバネ受け13を一体的に
設けず、ローターの段部4を利用してバネ15を受ける
ことも可能である。
さらに、本考案に係るタンブラ−ケースBは合成樹脂に
よる多数の棚板を主体として成型され、その構造も簡単
なため2方割金型にて成型可能で多数個取りができるた
め極めて経済的である。
上述の如き本考案は合成樹脂による一体成型のタンブラ
−ケースをローターに装填することにより、従来のダイ
キャスト製のローターと強度的には変らず、タンブラ−
やバネは合成樹脂製のケース内に挿入されるため錆が発
生する心配はなく、タンブラ−の滑りも良好となるもの
で、ローターとしての性能は従来のダイキャスト製のも
のと比べても遜色はなく、コストとしては約3割程度も
安くすることができるものであり、極めて有用で産業利
用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のローターの正面図、第2図は本考案の一
例を示すローターの倒立斜視図、第3図はタンブラ−ケ
ースの一例の斜視図、第4図はタンブラ−とバネの斜視
図、第5図は作動板の一例の斜視図、第6図は作動軸を
有する円板の斜視図、第7図はローターの他の実施例の
斜視図である。 A・・・・・・ローター、B・・・・・・タンブラ−ケ
ース、1・・・・・・ローター胴部、2・・・・・・タ
ンブラ−ケース装填穴、8・・・・・・棚板、9・・・
・・・タンブラ−挿入間隙、10・・・・・・キ一孔、
14・・・・・・タンブラ−115・・・・・・バネ、
18・・・・・・作動板。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)連結された多数の棚板8によりタンブラ−挿入間
    隙9を形式すると共に全棚板を貫通するキ一孔10を設
    けてなる合成樹脂製タンブラーケースBを、金属製ロー
    ターAの胴部1に設けたタンブラ−ケース装填穴2に嵌
    め込み、該タンブラ−ケースにバネ15を介してタンブ
    ラ−14を挿入してなるシリンダー錠のローター。
  2. (2)合成樹脂製タンブラーケースBが、バネ受け13
    を一体的に有するものである実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のシリンダー錠のローター。
  3. (3)ローターAが、下端部にボス6とネジ孔7を有す
    るものである実用新案登録請求の範囲第1項記載のシリ
    ンダー錠のローター
JP10983179U 1979-08-09 1979-08-09 シリンダ−錠のロ−タ− Expired JPS5838119Y2 (ja)

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JP10983179U JPS5838119Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 シリンダ−錠のロ−タ−

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JPS5627248U JPS5627248U (ja) 1981-03-13
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