JPS58380Y2 - 同期モ−タのステ−タ組立構造 - Google Patents

同期モ−タのステ−タ組立構造

Info

Publication number
JPS58380Y2
JPS58380Y2 JP3544378U JP3544378U JPS58380Y2 JP S58380 Y2 JPS58380 Y2 JP S58380Y2 JP 3544378 U JP3544378 U JP 3544378U JP 3544378 U JP3544378 U JP 3544378U JP S58380 Y2 JPS58380 Y2 JP S58380Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
stator
magnetic pole
synchronous motor
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3544378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54139212U (ja
Inventor
岩佐徹
渡辺次男
Original Assignee
ジエコ−株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジエコ−株式会社 filed Critical ジエコ−株式会社
Priority to JP3544378U priority Critical patent/JPS58380Y2/ja
Publication of JPS54139212U publication Critical patent/JPS54139212U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS58380Y2 publication Critical patent/JPS58380Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂の地板上にステップモータなどのステ
ータを取付ける同期モータのステータ組立構造に関する
ものである。
近年、時計部品の合成樹脂化が急速に進み、地板も合成
樹脂で一体成形しこれに各部品を組立てることが実用化
されている。
水晶時計などではステップモータを使用するが小型化を
はかるため、このステップモータのロータとステータを
地板上に組立てることが必要となる。
ステップモータなどの同期モータはロータとステークの
磁極間の微妙な位相関係が動作特性に大きく影響するた
め、地板上に設けるロータとステータの取付位置は高い
精度が要求される。
従来のこの種の時計においては、合成樹脂の地板にロー
タの軸受とこの軸受の近辺にステータの位置決め用の突
起を形成し、ステータには位置決め用の穴を形成し、こ
の穴を突起にはめ込んでステークを地板上の所定位置に
取付けていた。
しかし地板上の突起は合成樹脂で形成されているので寸
法精度が十分てず、また温度によって寸法誤差が出るな
どの各種問題があり、ロータとステータの相対位置がず
れステップモータとして特注が劣化してしまうという欠
点があった。
本考案は従来のこのような欠点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、簡単な構成によっ
てステータを高い寸法精度で地板に取付け、低コストに
なりかつモータの性能を向上できるような同期モータの
ステータ組立構造を提供することにある。
この目的を達成するために、本考案は、ステータを構成
する第1ステータ部と第2ステータ部の磁極と反対側の
外面に支持受部、ロータが配置される磁極の半円形天部
と磁極側面との間に側端部をそれぞれ設け、地板上に立
設した支持柱で支持受部、支持壁で磁極側面、支持壁に
形成した支持片で側端部をそれぞれ当接して地板上にス
テークを取付けるようにしたものである。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る同期モータのステータ組立構造の
一実施例の平面図、第2図は第1図のH−n断面図であ
る。
ポリアセタール樹脂などから一体成形にて作られた地板
1には、支持壁2,3、支持柱4,5、支柱6,7が立
設され、ロータ軸受孔8、歯車軸受孔9が穿設されてい
る。
また支持壁2,3にはそれぞれ内面側に支持片10.1
1が形成されている。
一方磁性材料からなるステータは第1ステータ部20と
第2ステータ部21からなり、両者はコイル22が巻回
されたボビン23の中で接触している。
第1ステータ部20には、支柱6を逃げるための孔24
、歯車軸受孔9に歯車軸が組込まれたときこの歯車軸を
逃げるための孔25、磁極の半円形天部と磁極側面との
間の先端に形成された磁極側端部26,27、磁極と反
対側の外面に凹状に形成され支持受部28が設けられて
いる。
同様に第2ステーク部21には、孔29、磁極側端部3
0,31、支持受部32が設けられている。
第1ステータ部20の磁極と第2ステータ部21の磁極
はロータの起動性をよくするために各半円形天部が偏心
しているが両方でほぼ円形天部を構成しこの中に点線で
示したロータ40が配置されるようになっている。
そして、磁極側端部26と30および磁極側端部27と
31はそれぞれ空隙をもって対向している。
両ステータ部の磁極側面は一線上に揃い、両磁極側面は
平行に形成されている。
このような構成において、第1ステータ20および第2
ステータ21をステータとして組立てた状態で地板1の
上に圧入して設置すると、第1ステータ20および第2
ステータ21の磁極はその両側面が支持壁2と3によっ
て支持され、図でみて上下方向の位置が規正される。
また、支持柱4゜5は背面に割溝12,13がそれぞれ
形成され磁極方向(図で左右方向)に向って弾力を有し
ているので、支持柱4が支持受部28の中央部を押して
磁極側端部26,27を支持片10,11の左面にそれ
ぞれ当接させ、支持柱5が支持受部32の中央部を押し
て磁極側端部30,31を支持片10.11の右面にそ
れぞれ当接させて、図でみて左右方向の位置が規正され
る。
なお、ここで支持壁2と3の間隔は磁極の幅と等しく形
成され、また支持片10,11の幅特に基部の幅は磁極
側端部26と30.27と31の空隙間隔特に外端の空
隙間隔と等しく形成されている。
また、支持柱4,5の接触面の曲率は支持受部28,3
2の中央部の曲率より大きく(径では、小さく)形成さ
れ、支持柱4,5は常に支持受部28,32の中央点で
接触するようになっている。
第3図は支持壁2の斜視図である。
支持壁2も支持片10もステータが圧入しやすいように
上縁にテーパ状の面とりが施されている。
組立時には支持壁2の面部2 a t 2 bがステー
タの磁極側面に接触して上下方向にこれを支持し、支持
片10の面部10a、10bがステータの磁極側端部2
6.30に接触して左右方向にこれを支持する。
なお、支持片10は先端が細くなり先端近くの面部10
c 、10 dは磁極側端部とは接触しないようにな
っている。
支持壁3も同様の形状である。第4図は支持柱5の斜視
図である。
支持柱5の上縁もステータが圧入しやすいようにテーパ
状の面とりが施されている。
組立時には曲面部5aがステータの支持受部32の最も
奥の中央部に接触してこれを押すようになっている。
なお、支持柱4も同様の形状である。
このように第1ステータ部20も第2ステータ部21も
離れた3点で支持されるので、いずれの方向へもずれる
ことはない。
支持点の距離かはなれることは寸法の誤差をそれだけ小
さくすることができ有効である。
また本実施例では支持柱4゜5が磁極方向に弾力を有し
ているので、この部分の寸法精度の誤差を吸収でき、ま
たステータの圧入強度が適当な値に設定でき正大作業が
楽になる。
温度による地板の寸法変位もある程度は吸収できる。
さらに落下させた場合、ステータは重量があるため慣性
が大きく固定的に地板に支持されていると支持柱が折れ
たりするが、弾力で支持しているとこの落下慣性のエネ
ルギを吸収してしまい支持柱が折れることはなくなる。
本考案は水晶時計、各種時計やタイマー、計器など広い
範囲に適用することができる。
以上のように本考案に係る同期モータのステータ組立構
造によると、ステータに孔あけ加工する必要がなく外面
のみ使用して位置決めするので構造が簡単であると同時
に寸法位置が高精度に出せる。
またステータを地板上に圧入装着するだけで組立てがで
きるので作業性が著しくよくなる。
よってモータのコストが安く性能が向上する効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る同期モータのステー・夕組立構造
の一実施例の平面図、第2図は第1図の■−n断面図、
第3図は支持壁の斜視図、第4図は支持柱の斜視図であ
る。 1・・・・・・地板、2,3・・・・・・支持壁、4,
5・・・・・・支持柱、10,11・・・・・・支持片
、20・・・・・・第1ステータ部、21・・・・・・
第2ステータ部、22・・・・・・コイル、23・・・
・・・ボビン、26,27,30,31・・・・・・磁
極側端部、28,32・・・・・・支持受部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂からなる地板に、コイルが巻回されたボ
    ビン内の中で互いに接触するとともに互いに磁極を対向
    させた第1ステーク部と第2ステタ部とからなるステー
    タを取付ける同期モータのステーク組立構造において、
    前記第1ステーク部および第2ステータ部は磁極と反対
    側の外面に凹状に形成された支持受部と、ロータが配置
    される磁極の半円形天部と磁極側面との間の先端に互い
    に対向空隙をもつように形成された磁極側端部とをそれ
    ぞれ有し、前記地板は前記支持受部の位置にそれぞれ立
    設された支持柱と、前記磁極側面の位置にそれぞれ立設
    され前記磁極側端部間の空隙に挿入される支持片を形成
    した支持壁とを有し、前記支持柱を支持受部に、前記支
    持壁を磁極側面に、前記支持片を磁極側端部にそれぞれ
    当接させて地板上にステータを支持し位置決め固着する
    ようにした同期モータのステータ組立構造。
  2. (2)支持柱は磁極方向に弾力を持たせるための割溝を
    有する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の同期モ
    ータのステータ組立構造。
JP3544378U 1978-03-22 1978-03-22 同期モ−タのステ−タ組立構造 Expired JPS58380Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3544378U JPS58380Y2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 同期モ−タのステ−タ組立構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3544378U JPS58380Y2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 同期モ−タのステ−タ組立構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54139212U JPS54139212U (ja) 1979-09-27
JPS58380Y2 true JPS58380Y2 (ja) 1983-01-06

Family

ID=28894727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3544378U Expired JPS58380Y2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 同期モ−タのステ−タ組立構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58380Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6599791B2 (ja) * 2016-02-17 2019-10-30 東芝ライフスタイル株式会社 電動送風機および電気掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54139212U (ja) 1979-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3949251A (en) Stepping motor for a timepiece
JPS58380Y2 (ja) 同期モ−タのステ−タ組立構造
JPS5917613B2 (ja) 小型ステツプモ−タ
JPH034136Y2 (ja)
EP0238934B1 (en) Stepping motor and frame plate assembly for a wristwatch movement
JPS605738Y2 (ja) 小型無調整ステツプモ−タ−
KR820001964Y1 (ko) 모우터의 스테이터 조립구조
JPH0473878U (ja)
US5059840A (en) Stator assembly for a timepiece stepping motor
JPS596145Y2 (ja) 変換機用ロ−タ−構造
US3146363A (en) Electric motor and method of making same
JPH03235653A (ja) ステッピングモータ
JPH0229824Y2 (ja)
JPS596149Y2 (ja) ステツプモ−タ−
JPH0453172Y2 (ja)
JPH0447276B2 (ja)
JPS6324468Y2 (ja)
JPS6226260B2 (ja)
JPH0626051Y2 (ja) ステツプモ−タのロ−タ支持装置
JPS5821319Y2 (ja) コガタモ−タ
JPS5918858Y2 (ja) 腕時計用パルスモ−タ
JPH022075Y2 (ja)
JPH0140314Y2 (ja)
JPS5720165A (en) Structure of step motor for timepiece
JPH0428221Y2 (ja)