JPS5838003Y2 - 移動式洗車機における走行レ−ルの凍結防止装置 - Google Patents
移動式洗車機における走行レ−ルの凍結防止装置Info
- Publication number
- JPS5838003Y2 JPS5838003Y2 JP1978124623U JP12462378U JPS5838003Y2 JP S5838003 Y2 JPS5838003 Y2 JP S5838003Y2 JP 1978124623 U JP1978124623 U JP 1978124623U JP 12462378 U JP12462378 U JP 12462378U JP S5838003 Y2 JPS5838003 Y2 JP S5838003Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- running rails
- car wash
- running
- hollow pipes
- mobile car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Railway Tracks (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、走行レール上を洗車機本体が往復走行するよ
うにした移動式洗車機において、前記走行レールの凍結
を防止する装置に関するものである。
うにした移動式洗車機において、前記走行レールの凍結
を防止する装置に関するものである。
一般に洗車機では多量の洗滌水を、被洗滌車輛に噴射し
つつその車体面や車輪面等を洗滌するものであるが、前
記移動式洗車機では、洗車機本体が走行レール卒を往復
走行して前記洗滌が行われるようにしているので、冬期
や寒冷地では、その走行レール上に耐着滞留した洗滌水
が凍結して洗車機本体をスリップさせたり、脱線させた
りしてその走行を不能にする不都合を生じる。
つつその車体面や車輪面等を洗滌するものであるが、前
記移動式洗車機では、洗車機本体が走行レール卒を往復
走行して前記洗滌が行われるようにしているので、冬期
や寒冷地では、その走行レール上に耐着滞留した洗滌水
が凍結して洗車機本体をスリップさせたり、脱線させた
りしてその走行を不能にする不都合を生じる。
そこで本考案は、走行レールを必要に応じて簡単に効率
良く加熱して前記不都合を解消することができるように
した、構造簡単な、移動式洗車機における走行レールの
凍結防止装置を提供することを目的とするものである。
良く加熱して前記不都合を解消することができるように
した、構造簡単な、移動式洗車機における走行レールの
凍結防止装置を提供することを目的とするものである。
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
地上には一対の走行レール１，２が敷設され、その走行
レール１，２上に門型の洗車機本体Ｗが往復走行可能に
敷設される。
地上には一対の走行レール１，２が敷設され、その走行
レール１，２上に門型の洗車機本体Ｗが往復走行可能に
敷設される。
洗車機本体Ｗには複数個の洗滌ブラシ、洗滌パイプ等洗
車機器が通常のように装備されている。
車機器が通常のように装備されている。
第２〜４図に拡大して示すように、走行レール１．２に
はそれぞれ複数個の取付片３，３・・・・・・が固着さ
れ、これらの取付片３，３・・・・・・をアンカボルト
４゜４・・・・・・により地上に固定して一対の走行レ
ール１゜２を地上に敷設する。
はそれぞれ複数個の取付片３，３・・・・・・が固着さ
れ、これらの取付片３，３・・・・・・をアンカボルト
４゜４・・・・・・により地上に固定して一対の走行レ
ール１゜２を地上に敷設する。
各走行レール１，２は横断面山形に形成されており、そ
れらの裏面上部に、該各走行レール１，２に沿ってのび
る横断面角形の中空パイプ５，６の各山形上面が接合さ
れ、また各中空パイプ５，６の下面と地上間には空隙Ｓ
が形成される。
れらの裏面上部に、該各走行レール１，２に沿ってのび
る横断面角形の中空パイプ５，６の各山形上面が接合さ
れ、また各中空パイプ５，６の下面と地上間には空隙Ｓ
が形成される。
中空パイプ５，６の左、右両端には、それぞれホースニ
ップル７．８および９，１０が固着され、そのうちホー
スニップル７．８間には、連絡ホース１１の両端が接続
され、またホースニップル９にはポンプＰの吐出口に連
なる給水ホース１２が接続され、さらに他のホースニッ
プル１０にはタンクＴに連通ずる環流ホース１３が接続
される。
ップル７．８および９，１０が固着され、そのうちホー
スニップル７．８間には、連絡ホース１１の両端が接続
され、またホースニップル９にはポンプＰの吐出口に連
なる給水ホース１２が接続され、さらに他のホースニッ
プル１０にはタンクＴに連通ずる環流ホース１３が接続
される。
前記連絡、給水および環流の各ホース１１．２２および
１３は何れも可撓性のゴムホース、ナイロンホース等に
より形成される。
１３は何れも可撓性のゴムホース、ナイロンホース等に
より形成される。
前記一対の走行レール１，２の一端部側方には前記ポン
プＰが、さらにその上方にはタンクＴが配設され、ポン
プＰの吸込口はタンクＴに連通されている。
プＰが、さらにその上方にはタンクＴが配設され、ポン
プＰの吸込口はタンクＴに連通されている。
タンクＴ内には不凍液が貯留されており、この不凍液は
サーモスタット付のヒータによって３０℃〜４０℃に加
熱されるようになっている。
サーモスタット付のヒータによって３０℃〜４０℃に加
熱されるようになっている。
いまポンプＰを駆動すると、タンクＴ内の加熱された不
凍液は、給水ホース１２より一方の走行レール１下の中
空パイプ５内を通り、さらに連絡ホース１１より他方の
走行レール２を通って該走行レール２下の中空バイブロ
内を通り、環流ホース１３を介してタンクＴに戻される
。
凍液は、給水ホース１２より一方の走行レール１下の中
空パイプ５内を通り、さらに連絡ホース１１より他方の
走行レール２を通って該走行レール２下の中空バイブロ
内を通り、環流ホース１３を介してタンクＴに戻される
。
したがって一対の走行レール１，２は、それらの各裏面
上部に接合された中空パイプ５，６の山形上面を通して
、３０℃〜４０℃に加熱された不凍液から効率よく均等
に受熱することができ、それら走行レール１，２上に耐
着滞留する洗滌水の凍結を防止することができる。
上部に接合された中空パイプ５，６の山形上面を通して
、３０℃〜４０℃に加熱された不凍液から効率よく均等
に受熱することができ、それら走行レール１，２上に耐
着滞留する洗滌水の凍結を防止することができる。
以上のように本考案によれば、洗車機本体Ｗが走行可能
に載設される走行レール１，２を横断面山形に形成し、
その走行レール１，２内に横断面角形の中空パイプ５，
６を沿設し、その中空パイプ５，６の山形上面を前記走
行レール１，２の裏面に接合させ、前記中空パイプ５内
に加熱流体を循環させるようにしたので、走行レール１
，２０山形状走行面は、それと平行な上記中空パイプ５
，６の山形上面を通して、該パイプ５，６内の加・熱流
体からの熱を効率よく且つ一様均等に受けることができ
、従つて該走行面上に耐着滞留する洗滌水の凍結を未然
に防止することができ、洗車機本体Ｗは該走行面上をス
リップしたり脱線したりすることなく、円滑、軽快に走
行することができる。
に載設される走行レール１，２を横断面山形に形成し、
その走行レール１，２内に横断面角形の中空パイプ５，
６を沿設し、その中空パイプ５，６の山形上面を前記走
行レール１，２の裏面に接合させ、前記中空パイプ５内
に加熱流体を循環させるようにしたので、走行レール１
，２０山形状走行面は、それと平行な上記中空パイプ５
，６の山形上面を通して、該パイプ５，６内の加・熱流
体からの熱を効率よく且つ一様均等に受けることができ
、従つて該走行面上に耐着滞留する洗滌水の凍結を未然
に防止することができ、洗車機本体Ｗは該走行面上をス
リップしたり脱線したりすることなく、円滑、軽快に走
行することができる。
また前記中空パイプ５，６の下面と地上間に空隙Ｓを形
成したので、その空隙Ｓ内の、熱の不良導体である空気
の良好なる断熱作用を利用して、前記加熱流体の熱の、
中空パイプ５，６下面を通しての外部逃散を効果的に抑
えることができ、従って加熱流体の熱を、本来加熱が必
要な走行レール１，２の前記走行面に対する加熱にのみ
集中的に無駄なく活用することができ、熱効率が高く維
持コストを低廉化し得ることは勿論、前記加熱流体に対
する循環能力ないしは加熱能力を比較的低く設定するこ
とが可能となって循環ポンプ、加熱ヒータ等の付属装置
をコンパクトに構成することができ、生産コストを低減
することができるものである。
成したので、その空隙Ｓ内の、熱の不良導体である空気
の良好なる断熱作用を利用して、前記加熱流体の熱の、
中空パイプ５，６下面を通しての外部逃散を効果的に抑
えることができ、従って加熱流体の熱を、本来加熱が必
要な走行レール１，２の前記走行面に対する加熱にのみ
集中的に無駄なく活用することができ、熱効率が高く維
持コストを低廉化し得ることは勿論、前記加熱流体に対
する循環能力ないしは加熱能力を比較的低く設定するこ
とが可能となって循環ポンプ、加熱ヒータ等の付属装置
をコンパクトに構成することができ、生産コストを低減
することができるものである。
第１図は本考案装置の全体斜視図、第２図は走行レール
の一部省略側面図、第３図はその平面図、第４図は第２
図ＩＶ−ＩＶ線横断面図である。 Ｗ・・・・・・洗車機本体１、Ｓ・・・・・・空隙、１
，２・・・・・・走行レール、５，６・・・・・・中空
パイプブ。
の一部省略側面図、第３図はその平面図、第４図は第２
図ＩＶ−ＩＶ線横断面図である。 Ｗ・・・・・・洗車機本体１、Ｓ・・・・・・空隙、１
，２・・・・・・走行レール、５，６・・・・・・中空
パイプブ。
Claims (1)
- 地上に敷設される走行レール１，２上に、洗車機本体Ｗ
を走行可能に載設してなる移動式洗車機において、前記
走行レール１，２を横断面山形に形成し、その走行レー
ル１，２内に横断面角形の中空パイプ５，６を沿設し、
その中空パイプ５，６の山形上面を前記走行レール１，
２の裏面に接合させると共に、該中空パイプ５，６の下
面と地上間に空隙Ｓを形成し、前記中空パイプ５，６内
には加熱流体を循環させるようにした、移動式洗車機に
おける走行レールの凍結防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978124623U JPS5838003Y2 (ja) | 1978-09-11 | 1978-09-11 | 移動式洗車機における走行レ−ルの凍結防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978124623U JPS5838003Y2 (ja) | 1978-09-11 | 1978-09-11 | 移動式洗車機における走行レ−ルの凍結防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5540098U JPS5540098U (ja) | 1980-03-14 |
| JPS5838003Y2 true JPS5838003Y2 (ja) | 1983-08-27 |
Family
ID=29084790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978124623U Expired JPS5838003Y2 (ja) | 1978-09-11 | 1978-09-11 | 移動式洗車機における走行レ−ルの凍結防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838003Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012165784A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Act:Kk | 車両消毒装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4920404A (ja) * | 1972-04-21 | 1974-02-22 |
-
1978
- 1978-09-11 JP JP1978124623U patent/JPS5838003Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4920404A (ja) * | 1972-04-21 | 1974-02-22 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012165784A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Act:Kk | 車両消毒装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5540098U (ja) | 1980-03-14 |
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