JPS5837800Y2 - 噴出液体の飛散防止具 - Google Patents
噴出液体の飛散防止具Info
- Publication number
- JPS5837800Y2 JPS5837800Y2 JP1978175005U JP17500578U JPS5837800Y2 JP S5837800 Y2 JPS5837800 Y2 JP S5837800Y2 JP 1978175005 U JP1978175005 U JP 1978175005U JP 17500578 U JP17500578 U JP 17500578U JP S5837800 Y2 JPS5837800 Y2 JP S5837800Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- liquid
- wire mesh
- scattering
- mesh body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は噴出液体の飛散防止具に関する。
さらにくわしくは、機器類からの噴出液体を受入れる容
器内に懸架して、噴出液体が容器底面からのはね返りに
よって容器外に飛散するのを防止する容器状金網体に関
する。
器内に懸架して、噴出液体が容器底面からのはね返りに
よって容器外に飛散するのを防止する容器状金網体に関
する。
従来、化学工場などにおける機器や装置の底部から液体
を抜出す際、そのドレン抜き配管から抜出された液体は
バケツ)・やベール罐などの容器に受入れることが多い
。
を抜出す際、そのドレン抜き配管から抜出された液体は
バケツ)・やベール罐などの容器に受入れることが多い
。
しかしながら、このドレン抜き配管には液体の流量の調
節に適さない仕切弁が設けであるので、抜出した液体が
高速度で噴出しやすく、噴出液体が受入れ容器の底面に
はげしく衝突してはね返り、受入れ容器外に飛散して作
業員に危害を及は゛し、また近辺を汚染するという問題
がある。
節に適さない仕切弁が設けであるので、抜出した液体が
高速度で噴出しやすく、噴出液体が受入れ容器の底面に
はげしく衝突してはね返り、受入れ容器外に飛散して作
業員に危害を及は゛し、また近辺を汚染するという問題
がある。
本考案者は、このような噴出液体の受入れ容器外への飛
散を防止する用具について種々検討した結果、上端に外
側容器に嵌合する開口周縁を有し、該開口周縁に前記外
側容器との懸架具を固着した浅底の容器状金網体からな
り、該容器状金網体の網目の大きさが30〜60メツシ
ユである噴出液体の飛散防止具を使用すればよいという
ことを見出すに至った。
散を防止する用具について種々検討した結果、上端に外
側容器に嵌合する開口周縁を有し、該開口周縁に前記外
側容器との懸架具を固着した浅底の容器状金網体からな
り、該容器状金網体の網目の大きさが30〜60メツシ
ユである噴出液体の飛散防止具を使用すればよいという
ことを見出すに至った。
すなわち、本考案の噴出液体飛散防止具を抜出し液体の
受入れ容器内に懸架しておくことにより、容器内に流入
する噴出液体は容器状金網体に接触して流れが分散され
、流速を幾分弱められてから容器底面に衝突し、衝突後
のはね返り液体が容器状金網体の下面に接触して容器外
への飛散を防止するほか、容器状金網体の下方空間にお
いて、はね返り液体と流入液体とが相互に衝突してとも
にその勢いを弱められるようになるので、液体の容器外
への飛散を効果的に防止することができる。
受入れ容器内に懸架しておくことにより、容器内に流入
する噴出液体は容器状金網体に接触して流れが分散され
、流速を幾分弱められてから容器底面に衝突し、衝突後
のはね返り液体が容器状金網体の下面に接触して容器外
への飛散を防止するほか、容器状金網体の下方空間にお
いて、はね返り液体と流入液体とが相互に衝突してとも
にその勢いを弱められるようになるので、液体の容器外
への飛散を効果的に防止することができる。
本考案の容器状金網体は、その外形がこれを適用する液
体受入れ容器の上部内面形状とほぼ同一形状を有し、深
さが3ないし10cm程度としである浅底のものが好ま
しい。
体受入れ容器の上部内面形状とほぼ同一形状を有し、深
さが3ないし10cm程度としである浅底のものが好ま
しい。
また、容器状金網体の網目の大きさは、30ないし60
メツシユとしであるものが好ましく、これ以下では液体
の飛散防止効果が小さく、またこれ以上にすると容器状
金網体の周辺に霧が発生するようになるので好ましくな
い。
メツシユとしであるものが好ましく、これ以下では液体
の飛散防止効果が小さく、またこれ以上にすると容器状
金網体の周辺に霧が発生するようになるので好ましくな
い。
つぎに、本考案を実施例の図面にしたがい具体的に説明
する。
する。
本考案例の噴出液体の飛散防止具は、第1図に示すよう
に、浅底容器状の金網体1の上端の開口周縁2に、外側
容器5との懸架具3を等間隔に4本設けて構成しである
。
に、浅底容器状の金網体1の上端の開口周縁2に、外側
容器5との懸架具3を等間隔に4本設けて構成しである
。
この金網体1の外径は、外側容器5の上部の内径よりや
や小さくしてあり、金網の網目は50メツシユのものを
用いた。
や小さくしてあり、金網の網目は50メツシユのものを
用いた。
また、金網体1の側面と底面には十字状に交差する補強
用針金4を取付けて金網体1の変形を防止し、かつこの
補強用針金4を開口周縁2の上方に延長してその先端部
をカギ状に折曲げ、これを外側容器5との懸架具3とし
た。
用針金4を取付けて金網体1の変形を防止し、かつこの
補強用針金4を開口周縁2の上方に延長してその先端部
をカギ状に折曲げ、これを外側容器5との懸架具3とし
た。
このようにして製作した直径30cm、深さ10cmの
金網体1を、内径的30 cm、深さ約30 cmのバ
ケツ5内に懸架し、バケツ5の口縁より10cm上方か
ら約5気圧(ゲージ圧)で噴出する水を注入したところ
、バケツ5の口縁以上にはね返る水の量はごくわずかで
、そのはね返り高さも10cmに満たず、作業員に対す
る危害やバケツ5周辺の床面に飛散して問題となるよう
なことはなかった。
金網体1を、内径的30 cm、深さ約30 cmのバ
ケツ5内に懸架し、バケツ5の口縁より10cm上方か
ら約5気圧(ゲージ圧)で噴出する水を注入したところ
、バケツ5の口縁以上にはね返る水の量はごくわずかで
、そのはね返り高さも10cmに満たず、作業員に対す
る危害やバケツ5周辺の床面に飛散して問題となるよう
なことはなかった。
なお、この容器状金網体1をバケツ5から取除いた場合
、同一圧力の噴出水をバケツ5に注入すると、バケツ5
の底面に衝突してはね返る水がバケツ5の口縁から約1
mの高さに達し、作業具が最寄ることができない状態で
あった。
、同一圧力の噴出水をバケツ5に注入すると、バケツ5
の底面に衝突してはね返る水がバケツ5の口縁から約1
mの高さに達し、作業具が最寄ることができない状態で
あった。
第1図は、本考案の噴出液体の飛散防止具を液体受入れ
容器に懸架する直前の状態を示す斜視図である。 1・・・・・・容器状金網体、2・・・・・・金網体の
開口周縁、3・・・・・・懸架具、4・・・・・・補強
用針金、5・・・・・・液体受入れ容器。
容器に懸架する直前の状態を示す斜視図である。 1・・・・・・容器状金網体、2・・・・・・金網体の
開口周縁、3・・・・・・懸架具、4・・・・・・補強
用針金、5・・・・・・液体受入れ容器。
Claims (1)
- 上端に外側容器5に嵌合する開口周縁2を有し、該開口
周縁2に前記外側容器5との懸駕具3を固着した浅底の
容器状金網体1からなり、該容器状金網体1の網目の大
きさが30〜60メツシユである噴出液体の飛散防止具
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978175005U JPS5837800Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | 噴出液体の飛散防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978175005U JPS5837800Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | 噴出液体の飛散防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5591978U JPS5591978U (ja) | 1980-06-25 |
JPS5837800Y2 true JPS5837800Y2 (ja) | 1983-08-26 |
Family
ID=29182155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978175005U Expired JPS5837800Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | 噴出液体の飛散防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837800Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5235322U (ja) * | 1975-09-01 | 1977-03-12 |
-
1978
- 1978-12-22 JP JP1978175005U patent/JPS5837800Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5235322U (ja) * | 1975-09-01 | 1977-03-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5591978U (ja) | 1980-06-25 |
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