JPH0315193Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0315193Y2 JPH0315193Y2 JP1985044196U JP4419685U JPH0315193Y2 JP H0315193 Y2 JPH0315193 Y2 JP H0315193Y2 JP 1985044196 U JP1985044196 U JP 1985044196U JP 4419685 U JP4419685 U JP 4419685U JP H0315193 Y2 JPH0315193 Y2 JP H0315193Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- nozzle
- pipe
- lid
- dyeing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 claims description 14
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、染色助剤、薬剤等の流体を保持する
流体用タンクに関する。
流体用タンクに関する。
(従来の技術)
ストツキング、タイツ等の染色を行なう染色装
置には、あらかじめ決められた量の染色助剤等を
入れておく複数のタンクが並設されている。染色
作業中は、これらのタンクから染色工程に応じて
助剤等が染色槽に自動供給される。
置には、あらかじめ決められた量の染色助剤等を
入れておく複数のタンクが並設されている。染色
作業中は、これらのタンクから染色工程に応じて
助剤等が染色槽に自動供給される。
(考案が解決しようとする問題点)
上記タンクは、使用によつて染色助剤等が内壁
に付着し、異種の薬剤を入れたときにその付着し
ていた薬剤が染色槽に混入して、染色不良をもた
らすという問題点があつた。
に付着し、異種の薬剤を入れたときにその付着し
ていた薬剤が染色槽に混入して、染色不良をもた
らすという問題点があつた。
これを避けるため、使用の度に作業者がバケツ
で水を運んできて水洗いしていたが、この水洗作
業は能率が悪く、作業者の負担も大きかつた。
で水を運んできて水洗いしていたが、この水洗作
業は能率が悪く、作業者の負担も大きかつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記タンクの水洗を容易にするため、
タンクの開口部を覆蓋する蓋に水洗用ノズルを取
り付けたものである。
タンクの開口部を覆蓋する蓋に水洗用ノズルを取
り付けたものである。
すなわち、本考案にかかる流体用タンクの蓋
は、上部が開口し、底部には排液用の出口が設け
られたタンク本体と、該タンク本体の開口部を覆
蓋する蓋とを備え、この蓋には、その内外に連通
するパイプと、該パイプの内側開口端部に対し間
隔調節可能な流体散布用の邪魔板とで構成される
ノズルが取り付けられているとともに、このノズ
ルには水と蒸気の供給源がその供給量調節用バル
ブを介して接続されていることを特徴としてい
る。
は、上部が開口し、底部には排液用の出口が設け
られたタンク本体と、該タンク本体の開口部を覆
蓋する蓋とを備え、この蓋には、その内外に連通
するパイプと、該パイプの内側開口端部に対し間
隔調節可能な流体散布用の邪魔板とで構成される
ノズルが取り付けられているとともに、このノズ
ルには水と蒸気の供給源がその供給量調節用バル
ブを介して接続されていることを特徴としてい
る。
(作用)
タンクに蓋を被せた状態で、外部からノズルに
洗浄水と蒸気を供給すれば、タンク内のパイプの
開口部から吐出される水が邪魔板に当つて四方に
散布され、空のタンクの内壁に付着している薬剤
等を洗い落とす。
洗浄水と蒸気を供給すれば、タンク内のパイプの
開口部から吐出される水が邪魔板に当つて四方に
散布され、空のタンクの内壁に付着している薬剤
等を洗い落とす。
(実施例)
図は本考案の1実施例をあらわすもので、この
染色用タンクは、タンク本体Tと該タンク本体の
上端開口部を覆蓋する蓋1からなる、蓋1は、天
板1aの外周部に環状垂下部1bを一体に設けて
なり、その中央部に穿設されている取付穴1cに
ノズル2が取り付けられている。蓋1の形状は、
図示例のものに限らず、タンク本体の開口部をう
まく覆うことができるものならどのようなもので
もよい。
染色用タンクは、タンク本体Tと該タンク本体の
上端開口部を覆蓋する蓋1からなる、蓋1は、天
板1aの外周部に環状垂下部1bを一体に設けて
なり、その中央部に穿設されている取付穴1cに
ノズル2が取り付けられている。蓋1の形状は、
図示例のものに限らず、タンク本体の開口部をう
まく覆うことができるものならどのようなもので
もよい。
ノズル2は、上記天板1aを肉厚方向に貫通す
るパイプ3と、その下端部に設けられた邪魔板4
をそなえている。パイプ3の上部には段部3aが
形成され、それよりも上の部分にねじ6が切られ
ている。邪魔板4は、上面が傘状の傾斜面4aと
して形成され、芯部にねじ穴4bが設けられてい
る。パイプ3の内側中間部にはカギ形の支持棒7
の先端部7aが溶接されている。支持棒7の軸部
7bにはねじ8が切られており、パイプ3の中心
軸に沿つて下方に伸び、その下端部はパイプ3の
下端部(タンク内に位置する内側端部)からさら
に下方に突出している。そして、支持棒7のパイ
プ3より突出する下端部に邪魔板4が螺着され、
ワツシヤ9とナツト10で固定されている。この
状態では、邪魔板4の上端部とパイプ下端部との
間に間隔dが設けられている。なお、間隔dと傾
斜面4aの傾斜角θの大きさは、水圧、蒸気圧、
タンクの内径等に応じて最も効果的な洗浄の行な
われるものとすればよいが、通常はdを1〜5
mm、θを0〜10度程度とするのが適当である。間
隔dの大きさは、ナツト10をゆるめて邪魔板4
を上下動させることにより任意に調節することが
できる。
るパイプ3と、その下端部に設けられた邪魔板4
をそなえている。パイプ3の上部には段部3aが
形成され、それよりも上の部分にねじ6が切られ
ている。邪魔板4は、上面が傘状の傾斜面4aと
して形成され、芯部にねじ穴4bが設けられてい
る。パイプ3の内側中間部にはカギ形の支持棒7
の先端部7aが溶接されている。支持棒7の軸部
7bにはねじ8が切られており、パイプ3の中心
軸に沿つて下方に伸び、その下端部はパイプ3の
下端部(タンク内に位置する内側端部)からさら
に下方に突出している。そして、支持棒7のパイ
プ3より突出する下端部に邪魔板4が螺着され、
ワツシヤ9とナツト10で固定されている。この
状態では、邪魔板4の上端部とパイプ下端部との
間に間隔dが設けられている。なお、間隔dと傾
斜面4aの傾斜角θの大きさは、水圧、蒸気圧、
タンクの内径等に応じて最も効果的な洗浄の行な
われるものとすればよいが、通常はdを1〜5
mm、θを0〜10度程度とするのが適当である。間
隔dの大きさは、ナツト10をゆるめて邪魔板4
を上下動させることにより任意に調節することが
できる。
このノズル2は、その上部を天板1aの取付穴
1cに挿入し、ワツシヤ11,11′およびナツ
ト12を用いて固定することにより、蓋1に取り
付けられる。この状態では、パイプ3の段部3a
が天板1aの内面に当接して固定される。パイプ
3の上端部には洗浄水用ホースがホース継手15
によつて接続される。
1cに挿入し、ワツシヤ11,11′およびナツ
ト12を用いて固定することにより、蓋1に取り
付けられる。この状態では、パイプ3の段部3a
が天板1aの内面に当接して固定される。パイプ
3の上端部には洗浄水用ホースがホース継手15
によつて接続される。
第4図は上記流体用タンク1の配管図および第
5図は電磁弁操作用の回路図である。タンクT
(A),T(B)に入れられている薬剤は、染色工
程の進行に応じてMgV−8,MgV−6が開くこ
とによつて染色槽Dへ供給されてゆく。タンクT
(A,B)が空になつて、内部の洗浄を行なうと
きは、MgV−8,MgV−6が開の状態でMgV
−A,MgV−Bを開く。すると、V2を通つて供
給される水とV1,MgV−2を通つて供給される
蒸気とが混合された状態でノズル2を通つてタン
クT内に吐出される。タイマT2はTD−4より若
干短かく設定されており、洗浄水が完全に通され
るようになつている。蓋1がタンクに被せられて
いる状態では、ノズル2の下端部がタンクの内側
にあり、パイプ3の下端開口部から吐出される洗
浄水(この場合は蒸気が混合された温水)が邪魔
板4の上面に衝突して横向きに四方へ散布され
る。このため、タンク内壁に付着している薬剤が
効果的に洗い落とされるのである。このタンクT
内において、液状の薬剤の液面はノズル2よりも
下に位置し、しかもタンクの底部に設けた出口1
7から送り出されるので、タンクの上部には薬剤
等が付着しない。したがつて、ノズル2は、洗浄
水Wをほぼ水平方向に散布することができるよう
にしておけばよいが、必要な場合は、邪魔板4の
間隔dと傾斜角θを適当な値に選択することによ
り、水平方向よりも上方に洗浄水を散布すること
もできる。邪魔板4の傾斜角θは、外周部が中心
部よりも高くなるようなマイナス角とすることも
できる。
5図は電磁弁操作用の回路図である。タンクT
(A),T(B)に入れられている薬剤は、染色工
程の進行に応じてMgV−8,MgV−6が開くこ
とによつて染色槽Dへ供給されてゆく。タンクT
(A,B)が空になつて、内部の洗浄を行なうと
きは、MgV−8,MgV−6が開の状態でMgV
−A,MgV−Bを開く。すると、V2を通つて供
給される水とV1,MgV−2を通つて供給される
蒸気とが混合された状態でノズル2を通つてタン
クT内に吐出される。タイマT2はTD−4より若
干短かく設定されており、洗浄水が完全に通され
るようになつている。蓋1がタンクに被せられて
いる状態では、ノズル2の下端部がタンクの内側
にあり、パイプ3の下端開口部から吐出される洗
浄水(この場合は蒸気が混合された温水)が邪魔
板4の上面に衝突して横向きに四方へ散布され
る。このため、タンク内壁に付着している薬剤が
効果的に洗い落とされるのである。このタンクT
内において、液状の薬剤の液面はノズル2よりも
下に位置し、しかもタンクの底部に設けた出口1
7から送り出されるので、タンクの上部には薬剤
等が付着しない。したがつて、ノズル2は、洗浄
水Wをほぼ水平方向に散布することができるよう
にしておけばよいが、必要な場合は、邪魔板4の
間隔dと傾斜角θを適当な値に選択することによ
り、水平方向よりも上方に洗浄水を散布すること
もできる。邪魔板4の傾斜角θは、外周部が中心
部よりも高くなるようなマイナス角とすることも
できる。
タンクの内壁が充分に洗浄されたら、出口側の
バルブMgV−8,MgV−6およびノズル用のバ
ルブMgV−A,MgV−Bを閉じて、蓋1を外
し、タンクT内に再度必要な薬剤を投入すればよ
い。
バルブMgV−8,MgV−6およびノズル用のバ
ルブMgV−A,MgV−Bを閉じて、蓋1を外
し、タンクT内に再度必要な薬剤を投入すればよ
い。
(考案の効果)
以上の説明から明らかなように、本考案にかか
る染色用タンクは、蓋を被せた状態でタンク内部
を効果的に洗浄することのできるノズルをそなえ
ているとともに、該ノズルに水と蒸気を適当な割
合で供給することができるので、タンク内の洗浄
作業がきわめ容易になり、特に冷水では落ちにく
い染剤を入れる染色用タンクとして使用する場合
に、作業性と作業能率が大幅に改善された。
る染色用タンクは、蓋を被せた状態でタンク内部
を効果的に洗浄することのできるノズルをそなえ
ているとともに、該ノズルに水と蒸気を適当な割
合で供給することができるので、タンク内の洗浄
作業がきわめ容易になり、特に冷水では落ちにく
い染剤を入れる染色用タンクとして使用する場合
に、作業性と作業能率が大幅に改善された。
第1図a,bはタンクの蓋の平面図および正面
図、第2図はノズルの断面図、第3図は使用状態
における断面図、第4図および第5図は配管図お
よび回路図である。図はいずれも実施例をあらわ
す。 1……蓋、1a……天板、2……ノズル、3…
…パイプ、4……邪魔板、T……タンク本体。
図、第2図はノズルの断面図、第3図は使用状態
における断面図、第4図および第5図は配管図お
よび回路図である。図はいずれも実施例をあらわ
す。 1……蓋、1a……天板、2……ノズル、3…
…パイプ、4……邪魔板、T……タンク本体。
Claims (1)
- 上部が開口し、底部には排液用の出口が設けら
れたタンク本体と、該タンク本体の開口部を覆蓋
する蓋とを備え、この蓋には、その内外に連通す
るパイプと、該パイプの内側開口端部に対し間隔
調節可能な流体散布用の邪魔板とで構成されるノ
ズルが取り付けられているとともに、このノズル
には水と蒸気の供給源がその供給量調節用バルブ
を介して接続されていることを特徴とする染色用
タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985044196U JPH0315193Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985044196U JPH0315193Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61159093U JPS61159093U (ja) | 1986-10-02 |
JPH0315193Y2 true JPH0315193Y2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=30556555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985044196U Expired JPH0315193Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0315193Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0433994Y2 (ja) * | 1986-11-26 | 1992-08-13 | ||
JP2815363B2 (ja) * | 1988-03-03 | 1998-10-27 | 明治乳業株式会社 | 2層ヨーグルトの製造法 |
JP7353582B2 (ja) * | 2018-10-31 | 2023-10-02 | Toto株式会社 | 浴槽洗浄装置 |
JP7124642B2 (ja) * | 2018-10-31 | 2022-08-24 | Toto株式会社 | 浴槽洗浄装置 |
JP2020146675A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-17 | ユニバーサル製缶株式会社 | ノズルおよび槽洗浄システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4517737Y1 (ja) * | 1966-03-22 | 1970-07-20 | ||
JPS4926880U (ja) * | 1972-06-10 | 1974-03-07 |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP1985044196U patent/JPH0315193Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4517737Y1 (ja) * | 1966-03-22 | 1970-07-20 | ||
JPS4926880U (ja) * | 1972-06-10 | 1974-03-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61159093U (ja) | 1986-10-02 |
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