JPS5837671B2 - サツシホジキ - Google Patents

サツシホジキ

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JPS5837671B2
JPS5837671B2 JP49030035A JP3003574A JPS5837671B2 JP S5837671 B2 JPS5837671 B2 JP S5837671B2 JP 49030035 A JP49030035 A JP 49030035A JP 3003574 A JP3003574 A JP 3003574A JP S5837671 B2 JPS5837671 B2 JP S5837671B2
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JP
Japan
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brush holder
fixing
mounting
mounting bracket
brush
Prior art date
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Expired
Application number
JP49030035A
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English (en)
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JPS50122613A (ja
Inventor
正司 佐藤
敏夫 中村
文夫 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS50122613A publication Critical patent/JPS50122613A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は刷子保持器に係り、特に回転電機に使用される
刷子保持器に関する。
一般に、車輌用等の回転電機に採用される刷子保持器は
、第1図、及び第2図に示す如く、一方側に形或され、
回転電機固定部(図示せず)へ取付けるためのねじ穴2
を有する金具3を備えた固定用腕部4と、この固定用腕
部4の下部根本付近から回転電機固定部とは反対側に延
びると共に、その中央部に刷子5を挿着する刷子ポケッ
ト6を有し、この刷子ポケット6とほぼ平行して延長方
向に伸延する外側面に取付側面7を形成する合或樹脂製
の保持器ケース8と、この保持器ケース8の取付側而7
にねじ10によって取付けられ、端が前記刷子ポケット
6内の刷子5を押圧する板はね11の他端を固定する固
定部分12と外部電源との電線接続部13を備えている
取付金具14とから概略構戒される。
前記取付金具14は、通常、保持器ケース8の取付側面
7に埋設された埋金のねじ穴に螺合している留め具によ
って保持器ケース8に装着されている。
このように構威される従来の刷子保持器1は、回転電機
固定部へ固定用腕部4によってのみ固定されるので、一
端が固定され他端が自由になっている一種の片持梁の状
態で支持される。
従って、刷子保持器取付時に加わる力、あるいは回転電
機運転時の振動、保守手入れ時等に不意に加わる力等が
働いた場合に、片持梁の支持であるためこれらの力が集
中してしまい、合成樹脂製の保持器ケースが折損に至る
恐れがある。
特に、車輌用主電動機に配置ざれる場合には、狭いレー
ル間隔、および車体の床下という極めて制約された条件
の下に保守、手入れをしなければならず、作業者が足を
踏み外したときにその体重を刷子保持器にかけてしまっ
て破損することが応々にしてある。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、保持器ケースが合成樹脂製で、かつ、片持
梁伏態で支持されるものであっても簡単な構或で、外力
が加っても破損に至ることのない刷子保持器を提供する
にある。
本発明の刷子保持器は、合成樹脂製保持器ケースの取付
側面にねじによって取付けられ、かつ、一端がポケット
内の刷子を押圧するばねの他端を固定する固定部分を少
なくとも備えている取付金具の保持器ケース取付側面へ
の取付部を、回転電機固定部へ取付けられる固定用腕部
の下部根本部まで延長して該取付金具を保持器ケースに
取付けると共に、該取付金具が取付けられている側とは
反対側の前記保持器ケース取付側面に、前記固定用腕部
の下部根本部を含むように補強板を設けることにより所
期の目的を達成するようになしたものである。
以下、図面の実施例に基づいて本発明を詳細に説明する
尚、符号は従来と同一のものは同符号を使用する。
第3図、第4図、及び第5図に本発明の一実施例を示す
概略構成は従来のものとほとんど同様のため、ここでの
詳細は省略する。
該図の如く本実施例では、一端が刷子ポケット6内の刷
子5を押圧し、他端が固定される板はね11の固定部分
12を有している取付金具14の保持器ケース8の取付
側而7への取付部14aを、固定用腕部4の下部根本部
、即ち固定用腕部4と保持器ケース8との境界部近傍ま
で延長して保持器ケース8の取付側面7へ取付金具14
をねじ10で固定している。
このねじ10は、保持器ケース8の側壁部分に埋設され
たねじ穴を持った埋金(図示せず)のねじ穴に螺合させ
ている。
一方、この取付金具14が取付けられている側とは反対
側の保持器ケースの取付側面7には、固定用腕部4の下
部根本部を含むように補強板15を、前記取付金具14
と同様にねじ10で取付けている。
この補強板15としては高い強度を有する材料、例えば
一般鋼板、砲金、不銹鋼、鋳鋼、あるいはカーボン繊維
等が用いられる。
このように構成される本実施例によれば、刷子保持器1
が片持梁伏態で支持され、しかも、刷子保持器取付時に
力が加ったり、あるいは回転電機運転時の振動が生じて
も、片持梁伏態で支持された場合に最も弱点部となる固
定用腕部4の根本部、即ち合成樹脂製の保持器ケース8
との境界部近傍は、一方の壁面には延長されている取付
金具14の取付部14aが、他方の壁面には補強板15
がそれぞれ設けられているため、簡単な構成で刷子保持
器1、特に固定用腕部4の根本部の強度が向上し、上述
のような外力が加っても折損に至ることはなくなる。
更に埋金が埋設されている壁面に補強板15、及び取付
金具14の取付部14aが設けられているため、壁部分
が折損する可能性もなくなる。
尚、補強板15の形状は、第6図に示すような逆F字形
、あるいは第7図に示すような逆L字形であっても、上
述と同様な効果を得ることができる。
第8図、及び第9図に上述した本実施例のように補強板
15を取付けた合成樹脂製保持器ケースを備えた刷子保
持器と、補強板なしの合或樹脂製保持器ケースを備えた
刷子保持器、および砲金製保持器ケースを備えた刷子保
持器との強度試験を比較した結果を示す。
なお、補強板15の材料は砲金である。
試験は固定用腕部4を回転電機固定部に留めてから刷子
保持器1の固定用腕部4とは反対端にアムスラー試験機
で力を加えた場合の荷重Wと固定用腕部根本部の応力σ
、および刷子保持器の変形量δの関係を観察することに
よって行なった。
即ち、第8図は刷子保持器1の先端を刷子加圧方向と同
方向に力を加えたもので、その時の荷重Wを横軸に、そ
の時の撓み量δと刷子保持器の固定用腕部4の下部根本
部に発生する応力σとを縦軸に示したもので、補強板を
設けた場合と設けない場合、つまり補強前後の刷子保持
器1の特注を示す。
また第9図は同じように回転電機固定部に固定した刷子
保持器1の先端に側面から力を加えたもので、その時の
荷重Wを横軸に、撓み量δと刷子保持器1の固定用腕部
4の下部根本部に発生する応力σとを縦軸に示したもの
で、同様に補強前後の刷子保持器1の%殴を示す。
ただし、第9図には砲金製の保持器ケースを備えた刷子
保持器については示してない。
該図から明らかな如く、本実施例の構成とすることによ
り、刷子保持器1の先端を刷子加圧力と同方向に力を加
えた場合(第8図)、及び刷子保持器1の側面から力を
加えた場合(第9図)のいずれの場合も、補強後の応力
σ、撓み量δとも補強前のものより優れており、特に第
8図から判るように、砲金製の保持器ケースを備えた刷
子保持器に比較しても劣らない剛はを有することが明確
となり、応力σも30%程度減少していることが確認で
きる。
第10図、第11図、及び第12図に本発明の他の実施
例を示す。
該図の実施例は、保持器ケース8の取付側面7へ取付け
られる取付金具を、板ばね11を固定する固定部分16
Aのみを有する取付金具16と、電線接続部13のみを
有する取付金具17とに分け、それぞれを保持器ケース
8の取付側面7にねじ10によって取付けたものである
この際、板はね11を固定する取付金具16の取付側面
1への取付部16aは、固定用腕部4の下部根本部まで
延長されてねじ10によって取付けられ、一方、これと
は反対側の保持器ケース8の取付けられる取付金具17
は、電線接続部分13と一体に形戒され、補強板を兼用
している。
勿論、補強板を兼用している取付金具17は、固定用腕
部4の下部根本部を含むように配置されている。
このような本実施例の構成であっても、上述した実施例
と全く同様な効果が期待できるし、また、補強板と取付
金具とを別々に製作する必要がなく、より実用的である
以上説明した本発明の刷子保持器によれば、合成樹脂製
保持器ケースの取付側面にねじによって取付けられ、か
つ、一端がポケット内の刷子を押圧するばねの他端を固
定する固定部分を少なくとも備えている取付金具の保持
器ケース取付側面への取付部を、回転電機固定部へ取付
けられる固定用腕部の下部根本部まで延長して該取付金
具を保持器ケースに取付けると共に、該取付金具が取付
けられている側とは反対側の前記保持器ケース取付側面
に、前記固定用腕部の下部根本部を含むように補強板を
設けたものであるから、保持器ケースが合或樹脂製で、
かつ、片持梁状態で支持されるものであっても簡単な構
戒で剛注が増し、外力が加っても破損に至ることはなく
、此種刷子保持器に採用する場合には非常に有効である
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の刷子保持器を示す平面図、第2図は第1
図の正面図、第3図は本発明の刷子保持器の一実施例を
示す平面図、第4図は第3図の正面図、第5図は第3図
の右側面図、第6図、及び第7図は本発明に採用される
補強板の他の例を示し、第5図に相当する図、第8図は
刷子保持器の先端部の刷子抑圧方向に荷重を加えた場合
の応力と撓み量の関係を、合或樹脂製の保持器ケースに
補強を設ける前と設けた後、及び砲金製のもので比較し
た特注図、第9図は刷子保持器の先端部側面方向に荷重
を加えた場合の応力と撓み量の関係を、合成樹脂製の保
持器ケースに補強を設ける前と設けた後で比較した特注
図、第10図は本発明の他の実施例を示す刷子保持器の
平面図、第11図は第2図の正面図、第12図は右側面
図である。 1・・・・・・刷子保持器、4・・・・・・固定用腕部
、5・・・・・・刷子、6・・・・・・刷子ポケット、
7・・・・・・取付側面、8・・・・・・保持器ケース
、10・・・・・・ねじ、11・・・・・・板ばね、1
2,16A・・・・・・板ばねの固定部分、13・・・
・・・電線接続部、14,16,17・・・・・・取付
金具、14a,16a・・・・・・取付金具の取付部、
15・・・・・・補強板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方側に回転電機固定部へ取付けられる固定用腕部
    を形威し、この固定用腕部の下部根本から回転電機固定
    部とは反対側に延びると共に、その中央部に刷子を挿着
    するポケットを有し、該ポケットとほぼ平行して延長方
    向に伸延する外側而に取付側面を形成する合或樹脂製の
    保持器ケースと、該保持器ケースの取付側面にねじによ
    って取付けられ、かつ、一端が前記ポケット内の刷子を
    押圧するばねの他端を固定する固定部分を少なくとも備
    えている取付金具とより戊る刷子保持器において、前記
    取付金具の保持器ケース取付側面への取付部を前記固定
    用腕部の下部根本まで延長して該取付金具を保持器ケー
    スに取付け、かつ、該取付金具が取付けられている側と
    は反対側の前記保持器ケース取付側面に、前記固定用腕
    部の下部根本部を含むように補強板を設けたことを特徴
    とする刷子保持器。
JP49030035A 1974-03-18 1974-03-18 サツシホジキ Expired JPS5837671B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP49030035A JPS5837671B2 (ja) 1974-03-18 1974-03-18 サツシホジキ

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JP49030035A JPS5837671B2 (ja) 1974-03-18 1974-03-18 サツシホジキ

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JPS50122613A JPS50122613A (ja) 1975-09-26
JPS5837671B2 true JPS5837671B2 (ja) 1983-08-17

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ID=12292554

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JP49030035A Expired JPS5837671B2 (ja) 1974-03-18 1974-03-18 サツシホジキ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57183250A (en) * 1981-05-08 1982-11-11 Nitto Electric Ind Co Ltd Brush holder case

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048114U (ja) * 1990-05-10 1992-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH048114U (ja) * 1990-05-10 1992-01-24

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JPS50122613A (ja) 1975-09-26

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