JPS5837435B2 - 衣服製造用の種々の形状の織物ウエブにプラスチツクをコ−チングすることにより該ウエブを補強する装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、衣服製造用の種々の形状の織物ウエブにプラ
スチックをコーチングすることにより該ウエブを補強す
るための、なかんずく、表面生地より成るこのようなウ
エブを補強するための、織物ウエブをコーチングする装
置および該ウエブを引続き熱処理する装置並びに、織物
ウエブをこれら装置を通して搬送するバンド状搬送装置
より成り、その場合、コーチング装置が、押圧ローラの
上方に配置された印圧シリンダを有する印圧ユニットを
有し、かつ熱処理装置が連続乾燥装置を有し、印圧ユニ
ットの作動巾が搬送装置の作動巾よりも小であり、並び
に印圧シリンダおよび押圧ローラがコンベアベルトを包
含せずに相互に圧迫可能である装置に関する。

公知の装置（西ドイツ国特許公開明細書第２５５２８７
８号、第３図）の場合、バンド状の搬送装置がその搬送
方向に対し横方向に、熱処理装置の前で分割されている
。

実際に２つのコンベアベルトが存在し、その場合、コー
チング装置のコンベアベルトが、印圧シリンダおよび押
圧ローラの前に装入位置を形成するため、印圧シリンダ
および抑圧ローラの前でもまたその後でも搬送面が著し
く先行ないしは後続している。

さらに、コーチング装置のコンベアベルトが１体であり
かつ、上部ベルトが押圧ローラ上を導かれている。

従って、押圧ローラおよび印圧シリンダが、コンベアベ
ルトの包含下に相互に圧迫可能であるにすぎない。

コンベアベルトのプラスチック残渣等を洗浄するため、
このベルトの終端部にこのための洗浄浴が備えられてい
る。

この装置における欠点は、これが前述の構造により、不
利に手入れ、但しとくに洗浄されうるにすぎないことで
ある。

本発明の根底をなす課題は、公知の装置よりも著しく容
易かつ迅速に手入れ、なかんずく洗浄することができる
前記種類の装置を提案することである。

前記課題の解決は、特許請求の範囲第１項の特徴部を包
含する。

搬送装置を、その搬送方向に対し横方向に多数の移動可
能なユニットに、本発明により特定的に分割することに
より、該装置は、公知の装置よりも著しく容易かつ迅速
に手入れ、なかんずく洗浄されることができる。

搬送装置の前記の分割は、該装置を押圧ローラおよび印
圧シリンダと分離して行なわれ、その結果これら部材も
また搬送装置自体も著しく容易に手入れ可能である。

従って例えば、押圧ローラおよび印圧シリンダがそれら
の長千側面で、前置および後置された搬送装置を除去す
ることにより自由に手入れ可能である。

本発明による装置を本発明の課題の趣旨で有利に発展さ
せた実施形態が、特許請求の範囲第２〜第５項に記載さ
れている。

特許請求の範囲第２および第３項の特徴により、前記部
材および装置の取扱いおよびそれとともに手入れがさら
に改善される。

特許請求の範囲第４および第５項の特徴により、前記の
部材および装置が殊に迅速かつ正確に分離されかつ再び
合体されることができる。

以下に、本発明による装置の他の有利な特徴を図面実施
例につき詳説する。

差当り、第１図および第２図に示した装置は、コーチン
グ装置１１，熱処理装置１２および、織物ウエブ１０を
装置１１ ．１２を通して搬送するユニツＮ３，１４．
１５に分割された装置より成る。

コーチング装置１１は、印圧シリンダ１６および押圧ロ
ーラ１８を有する印圧ユニット４１を有する。

印圧シリンダ１６は、織物ウエブ１０へ転写すべきプラ
スチックを収容するための半径方向の溝１７を有する。

溝１７にプラスチックが、図示せざる自体公知の装置を
使用し供給される。

印圧シリンダ１６および押圧ローラ１８が、横方向支持
部材３８により接続された側壁３１．３２間に配置され
かつ、これら壁に、軸５０．５１により目的に相応する
状態で取付けられている。

印圧シリンダ１６および押圧ローラ１８が、矢印５２．
５３の方向に、例えば駆動モーターのような、図示せざ
る自体公知の電気的駆動装置を使用し駆動される。

装置１１によりコーチングされた織物ウエブを熱処理す
る装置１２が、赤外線照射装置４３を有する連続乾燥装
置４２を有する。

連続乾燥装置４２が、側壁３５．３６間に配置されかつ
これらに固定されている。

側壁３５ ．３６が、３つの横方向支持部材４０を使用
し相互に結合されている。

案内ローラ４４，４５．４６および案内プレー１−４７
．４８．４９を経て導かれる、搬送装置のユニツｌ−１
３．１４．１５のコンベアベルト２０，２１．２２が、
横方向支持部材３７，３９．４０を使用し相互に結合さ
れた側壁２９，３０および３３〜３６間に配置されてい
る。

それぞれ１つのコンベアベルト２０，２１．２２が、図
示せざる自体公知の電気的駆動装置を使用し駆動され、
その場合駆動装置、例えば駆動モーターが案内ローラ４
４〜４６を駆動し、この案内ローラを経てコンベアベル
トが案内される。

側壁２９〜３６の下端部に車輪２５〜２８が配置され、
これら車輪を使用し、搬送装置のユニット１３，１４、
印圧ユニット４１，連続乾燥装置４２を有する装置１２
および搬送装置のユニット１５が軌道２３，２４に移動
可能に取付けられている。

軌道２３ ．２４は、装置の配置位置に自体公知の方法
で床中または床上に配置されていてよい。

前述のユニットｌ３，１４、印圧ユニット４１および装
置１２が、搬送装置の搬送方向に（矢印１９）およびそ
れと反対に移動可能である。

この操作は、手動によりあるいはまた機械的に行なわれ
ることができる。

機械的には、車輪２５〜２８を駆動させることによるか
、あるいはまた移動部材、例えば圧力媒体を使用し作動
可能な作動シリンダによる。

しかしながら、これら駆動装置は図面中に示されていな
い。

搬送装置のユニット１３，１４、印圧ユニット４１およ
び熱処理用装置１２の電気的装置は、相互に、可撓性の
導電線の導電線５６．５７．５８を使用し結合されかつ
電気的制御装置へ接続されている。

導電線５６，５７ ．５８中へ、接続プラグ６０が、そ
れらを迅速に分離するために取付けられている。

明白に、接続プラグ６０および制御装置５９の位置が、
第２図に示されたのと異なる位置であってもよい。

第３図および第４図に示した、その作動範囲が搬送装置
の作動巾よりもわずかである印圧ユニット４１を有する
コーチング用装置１１′の場合、搬送装置が同じく２つ
のユニツｌ−１３．１４に分割されている。

しかしながらユニット１３は、第１図および第２図に示
したものと反対に、並列に配置された２つのコンベアベ
ルｌ−５４．５５を有する。

第１のコンベアベルト５４は、印圧シリンダ１６ないし
は抑圧ローラ１８の長さに相応する巾を有する。

第２のコンベアベルト５５は、印圧シリンダ１６ないし
は押圧ローラ１８の長さおよび搬送装置の作動中間の差
に相応する巾を有する。

第１のコンベアベルｌ−５４は、コンベアベルト２０（
第１図）のように案内される。

第２のコンベアベルト５５は、搬送方向に、搬送装置の
ユニット１４のコンベアベルト２１の直前にまで案内さ
れる。

さらに、これら２つのコンベアベルト５４．５５が、装
入側に案内ローラ４４を経て案内され、この案内ローラ
を使用これらベルトがまた同じ速度で駆動される。

印圧ユニット４１の範囲内で、コンベアベルト５４，５
５が案内プレート４７（コンベアベルト５４）および６
２（コンベアベルト５５）を経て案内される。

ユニット１３をこのように形成することにより、織物ウ
エブ１０は、これがその織物の送り方向６１に部分的に
直線状にコーチングされえたにすぎず（位置１０“参照
）、コーチング部分でもまた不コーチング部分でも支持
搬送される。

特許請求の範囲第３項の特徴、すなわち印圧ユニット４
１が側面方向に移動可能であることについて、これら図
面中に示されていない。

前述と類似に、印圧ユニット４１の側面方向の移動は、
なかんずく該装置が、その配置位置に存在する状態によ
り長手方向に十分に引離されえない場合に備えられる。

また、配置位置の状態により有利なのが、付加的に熱処
理用装置１２を移動させることであるが、但しこのこと
は一般に不必要である。

さらに該装置は、本発明による該装置の操作並びに織物
ウエブ１０ないしは１０′のコーチングに必要であるす
べての部材および装置、例えばまた、別々に移動可能な
ユニットおよび装置を正確かつ迅速に結合および解除す
るための調節接続プラグを有する。

しかしながらこれら部材および装置は、公知なので図面
中に示されていない。

さらに、織物ウエブをコーチングする場合の操作方法は
公知である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、公知装置の１実施例を略示する縦断面図、第
２図は、第１図の装置を相互に離した状態で示す平面図
、および第３図および第４図は、本発明による装置の１
実施例を略示するそれぞれ縦断面図および平面図である
。 １ ０ ． １ ０’， １ ０“・・・織物ウエブ、
ｉ ｉ ， １ｉ’・・・コーチング装置、１２・・・
熱処理装置、１３，１４．１５・・・搬送装置のユニッ
ト、１６・・・印圧シリンダ、１７・・・印圧シリンダ
の溝、１８・・・押圧ローラ、２０，２Ｌ２２・・・コ
ンベアベルト、２３ ． ２４・・・軌道、２５〜２８
・・・車輪、２９〜３６・・・側壁、３７〜４０・・・
横方向支持部材、４１・・・印圧ユニット、４２・・・
連続乾燥装置、４３・・・赤外線照射装置、４４〜４６
・・・案内ローラ、４１〜４９・・・案内プレー１−、
５４．５５・・・コンベアベルト、６２・・・案内フレ
ート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 衣服製造用の種々の形状の織物ウエブにプラスチッ
   クをコーチングすることにより該ウエブを補強するため
   、なかんずく表面生地より或るこのようなウエブを補強
   するため、織物ウエブをコーチングする装置および該ウ
   エブを引続き熱処理する装置並ひに織物ウエブをこれら
   装置を通して搬送するハンド状搬送装置より成り、ぞの
   場合、コーチング装置が、抑圧ローラの上方に配置され
   た印圧シリンダを有する印圧ユニットを有し、かつ熱処
   理装置が連続乾燥装置を有し、印圧ユニットの作動巾が
   搬送装置の作動巾よりも小であり、並びに印圧シリンダ
   および押圧ローラがコンベアベルトを包含せずに相互に
   圧迫可能である装置において、搬送装置が、コーチング
   装置１１の範囲内の全作動巾にわたりその搬送方向に対
   し横方向に、印圧ユニットと接続可能で移動可能な最低
   ２つのユニット１３．１４に分割され、搬送装置の、印
   圧ユニット４１に前置されたユニット１３が、印圧シリ
   ンダ１６の長さに相応する巾を有する第１のコンベアベ
   ルト５４、並びに印圧シリンダ１６の長さおよび搬送装
   置の作動山間の差に相応する第２のコンベアベルト５５
   を有し、第２のコンベアベルト５５が、搬送方向に、搬
   送装置のユニット１４のコンベアベルト２１の直前にま
   で導かれ、かつまた印圧ユニットが移動可能に形成され
   ていることを特徴とする衣服製造用の種々の形状の織物
   ウエブにプラスチックをコーチングすることにより該ウ
   エブを補強する装置。 ２ 移動可能な搬送装置のユニツｌ−１３．１４および
   印圧ユニット４１が、搬送装置の搬送方向に、およびそ
   れと反対の方向に移動可能であることを特徴とする、特
   許請求の範囲第１項記載の衣服製造用の種々の形状の織
   物ウエブにプラスチックをコーチングすることにより該
   ウエブを補強する装置。 ３ 印圧ユニット４１が側面方向に移動可能であること
   を特徴とする、特許請求の範囲第１項記載の衣服製造用
   の種々の形状の織物ウエブにプラスチックをコーチング
   することにより該ウエブを補強する装置。 ４ 移動可能な搬送装置のユニット１３．１４および／
   または印圧ユニット４１が軌道２３．２４上を移動可能
   であることを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載の
   衣服製造用の種々の形状の織物ウエブにプラスチックを
   コーチングすることにより該ウエブを補強する装置。 ５ 移動可能な搬送装置のユニット１３．１４および印
   圧ユニット４１が、その車輪２５〜２７を駆動すること
   によるかまたは、圧力媒体により作動する作動シリンダ
   のような推進部材により機械的に移動可能であることを
   特徴とする、特許請求の範囲第１項記載の衣服製造用の
   種々の形状の織物ウエブにプラスチックをコーチングす
   ることにより該ウエブを補強する装置。