JPS5837238B2 - 電動チエンブロツクの過負荷防止装置 - Google Patents

電動チエンブロツクの過負荷防止装置

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JPS5837238B2
JPS5837238B2 JP54089612A JP8961279A JPS5837238B2 JP S5837238 B2 JPS5837238 B2 JP S5837238B2 JP 54089612 A JP54089612 A JP 54089612A JP 8961279 A JP8961279 A JP 8961279A JP S5837238 B2 JPS5837238 B2 JP S5837238B2
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JP
Japan
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plate
tip
arm
chain block
electric chain
Prior art date
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Expired
Application number
JP54089612A
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English (en)
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JPS5617894A (en
Inventor
菊二郎 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUCHI KK
Original Assignee
NITSUCHI KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電動チエンブロックの過負荷捲上げを防止
する装置に関するものである。
一般に電動チェンブロックにおいて、荷を捲き上げると
き、その負荷の変動は定格荷重レベルを中心にして波状
現象を起こすことは知られている。
即ち、捲上げ時の地切の瞬間や、捲上げを停止したとき
に荷の変動により定格荷重を吊った場合でも、約1.3
〜1.6倍の瞬間的な過負荷現象が繰返えされる。
かかる現象は、宙吊り状態から捲上げの瞬間や、捲下げ
を停止した場合でもあらわれる。
そこで、一般的に用いられている過負荷検出スイッチは
、捲上げ用モーターの三和電源回路に設けたマグネット
スイッチを駆動するための捲上げ用リレーと直列に設け
られているため、定格荷重で捲上げを行なっても、スイ
ッチングする設定された過負荷レベルを負荷が繰返し、
瞬間的にオーハーシ、前記過負荷検出スイッチをチャタ
リング状に動作させることが頻出し、正常な捲上げが行
なわれなくなるという欠点があった。
この発明の目的は、かかるチャタリング現象に対処し、
真に過負荷状態の時のみ動作するようにした過負荷防止
装置を提供することにある。
以下、この発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
図示のように、電動チエンブロックAは、モーター1と
、モーター1のピニオンシャフト2から伝達歯車3群を
介して駆動する荷鎖4のロードシーブ5によって構成さ
れている。
上記ピニオンシャフト2の末端側には、ピニオンシャフ
ト2と共に回動する多数枚の並列円板5と、この各円板
5の両側面に位置して静止状態に支持した摩擦板6と、
両外側の摩擦板6を挟むように対設した固定板7及び可
動板8と、この可動板8を押圧する突軸9とによって構
成された制動装置Bが設けられている。
捷た、上部がピン10により軸着された揺動体11の上
端には、上記突軸9の末端が固着されている。
さらに、電動チエンブロックAのプレート12の上縁一
端側にアーム13の末端をピン14で軸承すると共に、
上記プレート12の上縁他端側に傾動体15の上端をピ
ン16で軸承し、かつアーム13の先端と傾動体15の
上端とを、ピン17と、このピン17が嵌入する切欠き
18で可動的に連結し、曾た、傾動体15の下部には、
上記揺動体11と固定板7との間に嵌人する先細り状の
楔板19の末端が連結されている。
さらに、傾動体15の上部両側面に凹入部20を設ける
と共に、この凹入部20にバネ21により押圧された突
軸22の先端を嵌入する。
なお、左右対のプレート12に筒状体23を設けて、こ
の筒状体23に突軸22の末端を嵌入しかつ上記筒状体
23の末端にねじ込んだキャップ24と上記突軸22と
の間にバネ21を介在した1た、傾動体15にピン25
を介して軸材26を軸着し、この軸材26の両側面に凹
入部20を設けたが、傾動体15に凹入部20を設けて
もよい。
図中27は傾動体15の下端とプレート12との間に介
在したバネで、このバネ27と突軸22の押圧バネ21
とによって定格荷重に達する迄楔板19の押し込みを阻
止する。
28は傾動板15に設けた長孔、29ぱこの長孔28に
嵌入するよう楔板19に設けたピン、30はアーム13
に設けたフック、31は揺動板11の下端を外方に押圧
するバネである。
この発明に係る過負荷防止装置は、以上の構或から或っ
て、その使用を説明すると、捲上げに際し、1ず凹入部
20に突軸22を嵌入させて傾動体15を定位置で保持
する。
このとき、楔板19により揺動体11を揺動させて突軸
9で可動板8を押圧しないため、制動装置Bが解除され
ている。
次に、捲上げ時の作用を説明すると、捲上げにともない
アーム13の先端が上昇する方向に引き上げられる。
このとき、バネ21により押圧された突軸22の先端が
傾動体15の凹入部20に嵌入し、かつバネ27により
上記傾動体15が回動するのを阻止する。
このため、楔板19が定位置に保持されて揺動体11の
下端の押圧がない。
しかしながら、捲上げ荷重が定格荷重よりもオーバーす
ると、バネ27を圧縮し、かつバネ21の押圧力に抗し
て突軸22が凹入部20から脱出し、これによって第2
図時計方向に傾動体15を回動させて、楔板19を押し
出す。
従って、楔板19め嵌入により第1図時計方向に揺動体
11を回動させて、突軸9により可動板8を押圧する。
このため、可動板8と固定板7とで摩擦板6を介し、円
板5が挟圧され制動する。
即ち、制動装置Bの働きによりピニオンシャフト2の回
転を止める。
以上のように、この発明に係る過負荷防止装置によれば
、定格荷重迄の捲上げ時にあっては、凹入部に嵌大して
いる突軸のバネによる挟圧で傾動体の回動が阻止され、
かつ楔板が定位置で保持されている。
このため、制動装置が作用しないので捲上げを行なうこ
とができる。
しかしながら、捲上げ荷重が定格荷重よりもオーバーす
ると、押圧力に抗して凹入部から突軸が脱出する。
これによって傾動体が回動して押し出される楔板により
揺動体を揺動させ、突軸で可動板を押圧して制動装置が
働く。
このため、ピニオンシャフトの回転を止めて事故発生を
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明実施の一例を示すもので、第1図は縦断正
面図、第2図は同側面図、第3図は同上の要部を示す拡
大正面図、第4図は同縦断拡大正面図である。 A・・・電動チエンブロック、1・・・モーター、2・
・・ピニオンシャフト、3・・・伝達歯車、4・・・荷
鎖、5・・・ロードシーブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動チエンブロックのピニオンシャフトの末端側に
    上記ビニオンシャフトと共に回動する多数枚の並列円板
    と、この各円板の両側面に位置して静止状に支持すると
    共に、中心にピニオンシャフトが貫通する摩擦板と、両
    外側の摩擦板を挟むよう対設した固定板及び可動板とに
    よって構成された制動装置を設け、1た、上記電動チエ
    ンブロックのプレート上縁間の一端部にアームの末端を
    軸支すると共に、このアームの先端と末端−との間の中
    央部にフックの下端を支持し、さらにプレートの一側内
    側にアームの先端が上昇したとき共に引き上げられるよ
    う上記アームの先端に上端を連結した傾動体を設け、上
    記傾動体の上下間中央部の両側面に凹入部を設け、筐た
    両プレートに上記凹入部に先端が嵌入するようスライド
    可能な突軸を設けると共に、バネにより突軸の末端を押
    圧し、さらに上記可動板の表面に上端が臨むよう上部に
    回動支点を有する揺動体を設け、かつ揺動体の上端に可
    動板の表面に先端が臨む突軸を設け、との揺動体の下端
    部内側縁と固定板との間に楔板の先細り先端部を嵌入し
    、上記楔板の末端部と傾動体の下部とを、凹入部が突軸
    から脱出したとき揺動体の方向に楔板をスライドさせる
    よう連結したことを特徴とする電動チエンブロックの過
    負荷防止装置。
JP54089612A 1979-07-14 1979-07-14 電動チエンブロツクの過負荷防止装置 Expired JPS5837238B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5617894A JPS5617894A (en) 1981-02-20
JPS5837238B2 true JPS5837238B2 (ja) 1983-08-15

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ID=13975564

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147156A (ja) * 1984-08-10 1986-03-07 Asahi Chem Ind Co Ltd クロレラ錠
JPS6158561A (ja) * 1984-08-31 1986-03-25 Nisshin Oil Mills Ltd:The 海産クロレラ粉末を主成分とする健康食品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586059B2 (ja) * 1976-10-04 1983-02-02 トヨタ自動車株式会社 燃料蒸発ガス排出防止装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586059U (ja) * 1981-07-03 1983-01-14 愛三工業株式会社 サ−モスタツト式混合栓

Patent Citations (1)

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JPS586059B2 (ja) * 1976-10-04 1983-02-02 トヨタ自動車株式会社 燃料蒸発ガス排出防止装置

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JPS5617894A (en) 1981-02-20

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