JPS583710B2 - 革ボ−ルの製造法 - Google Patents
革ボ−ルの製造法Info
- Publication number
- JPS583710B2 JPS583710B2 JP53163435A JP16343578A JPS583710B2 JP S583710 B2 JPS583710 B2 JP S583710B2 JP 53163435 A JP53163435 A JP 53163435A JP 16343578 A JP16343578 A JP 16343578A JP S583710 B2 JPS583710 B2 JP S583710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leather
- piece
- manufacturing
- ball
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は人造皮革製の皮革片をボデイの周囲に貼付け
た革ボールの製造法の改良に関するものである。
た革ボールの製造法の改良に関するものである。
革ボールは、ボデイの周囲に皮革片を貼付けて製造して
いるが、従来この皮革片の周縁を刃物で斜めに切取る縁
削ぎ作業を行ったのちボデイに貼付けていた。
いるが、従来この皮革片の周縁を刃物で斜めに切取る縁
削ぎ作業を行ったのちボデイに貼付けていた。
しかしこの縁削ぎは手作業で行われており、１人で行う
とボール１個当り１０〜２０分の作業時間を必要として
いた。
とボール１個当り１０〜２０分の作業時間を必要として
いた。
このためコストダウンをすることが出来なかった。
この発明は、人造皮革材を迅速に縁削ぎ出来る革ボール
の製造法を提供しようとするものである。
の製造法を提供しようとするものである。
図面に基いてこの発明の実施方法を説明する。
１は人工皮革材で、不織布２上にウレタン等よりなる表
層３が設けられて構成されている。
層３が設けられて構成されている。
４はラジオウエルダとも呼ばれている高周波ミシンで、
下部電極４と上部電極６とを有している。
下部電極４と上部電極６とを有している。
７は上部電極６に取付ける金型で、皮革片外周の縁削ぎ
面に対応した形状の傾斜面８を有している。
面に対応した形状の傾斜面８を有している。
第２図に示す如く下部電極５上に人工皮革材１を置いて
、上部電極６を強圧し、高周波ミシン４に通電すると、
第３図及び第４図に示す如く周縁部が斜めに圧縮されて
傾斜縁９となり縁削ぎされたのと同一形状となり、皮革
片１０が形成される。
、上部電極６を強圧し、高周波ミシン４に通電すると、
第３図及び第４図に示す如く周縁部が斜めに圧縮されて
傾斜縁９となり縁削ぎされたのと同一形状となり、皮革
片１０が形成される。
この加工作業は従来の縁削ぎ作業に比べ著しく短い時間
で行うことが出来る。
で行うことが出来る。
この皮革片１０をボデイ（図示せず）の周囲に接着して
革ボール１１が出来上る。
革ボール１１が出来上る。
上述した如くこの発明は、人造皮革材１の周囲を高周波
ミシン４の圧着により傾斜縁９に加工して皮革片１０を
構成し、該皮革片１０をボデイの周囲に接着して革ボー
ル１１を製造するので、著しく能率的に革ボールを製造
することが出来る。
ミシン４の圧着により傾斜縁９に加工して皮革片１０を
構成し、該皮革片１０をボデイの周囲に接着して革ボー
ル１１を製造するので、著しく能率的に革ボールを製造
することが出来る。
また、手作業により刃物で縁削ぎした従来の皮革片は、
人工皮革材の不織布部分を誤って完全に削ぎ取ってしま
い、ウレタン表層の裏面が露出し、ボデイに対し接着不
可能なおしゃかを出すことも度々あった。
人工皮革材の不織布部分を誤って完全に削ぎ取ってしま
い、ウレタン表層の裏面が露出し、ボデイに対し接着不
可能なおしゃかを出すことも度々あった。
そのうえ縁削ぎ部には製品のばらつきが多かった。
しかしながら本発明によるときは、皮革片１０の裏面に
ウレタン表層３が露出することがないので、不良品の出
るこさもなく、而も寸法的にも均一な精度のよいものが
得られ、製品の品質向上に寄与するものである。
ウレタン表層３が露出することがないので、不良品の出
るこさもなく、而も寸法的にも均一な精度のよいものが
得られ、製品の品質向上に寄与するものである。
なお、必要に応じ下部電極５に金型を設けることもある
ものである。
ものである。
図面はこの発明に係る革ボールの製造法を説明するため
のもので、第１図は皮革片加工前の分解した状態におけ
る一部切欠正面図、第２図は皮革片加工中の分解した状
態における一部切欠正面図、第３図は皮革片加工後の分
解した状態における一部切欠正面図、第４図は加工後の
皮革片の裏面図、第５図は金型の底面図、第６図は革ボ
ールの正面図である。 １・・・・・・人工皮革材、４・・・・・・高周波ミシ
ン、９・・・・・・傾斜縁、１０・・・・・・皮革片、
１１・・・・・・革ボール。
のもので、第１図は皮革片加工前の分解した状態におけ
る一部切欠正面図、第２図は皮革片加工中の分解した状
態における一部切欠正面図、第３図は皮革片加工後の分
解した状態における一部切欠正面図、第４図は加工後の
皮革片の裏面図、第５図は金型の底面図、第６図は革ボ
ールの正面図である。 １・・・・・・人工皮革材、４・・・・・・高周波ミシ
ン、９・・・・・・傾斜縁、１０・・・・・・皮革片、
１１・・・・・・革ボール。
Claims (1)
- １ 人造皮革材の周囲を高周波ミシンの圧着により傾斜
縁に加工して皮革片を構成し、該皮革片をボデイの周囲
に接着してなる革ボールの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53163435A JPS583710B2 (ja) | 1978-12-30 | 1978-12-30 | 革ボ−ルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53163435A JPS583710B2 (ja) | 1978-12-30 | 1978-12-30 | 革ボ−ルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5591368A JPS5591368A (en) | 1980-07-10 |
| JPS583710B2 true JPS583710B2 (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=15773830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53163435A Expired JPS583710B2 (ja) | 1978-12-30 | 1978-12-30 | 革ボ−ルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583710B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58215335A (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-14 | Multi Giken Kk | ボ−ルの製造方法 |
| JP5002164B2 (ja) * | 2006-02-08 | 2012-08-15 | モルテックス スポーツ リミテッド | 外皮パネル、球技用ボール及びこれらの製造方法 |
| DE102009016287B3 (de) | 2009-04-03 | 2010-11-04 | Adidas Ag | Ball |
| DE102009022252B4 (de) * | 2009-05-20 | 2014-12-18 | Puma SE | Verfahren zum Herstellen eines Balls und Ball |
| JP2012010722A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-01-19 | Topball Sports Inc | 縫い目のないスポーツ用ボールおよびその方法 |
| JP2013144257A (ja) * | 2013-05-01 | 2013-07-25 | Molten Corp | ボール |
-
1978
- 1978-12-30 JP JP53163435A patent/JPS583710B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5591368A (en) | 1980-07-10 |
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