JPS5837040A - 高濃度酸素中における難燃性樹脂 - Google Patents
高濃度酸素中における難燃性樹脂Info
- Publication number
- JPS5837040A JPS5837040A JP13534681A JP13534681A JPS5837040A JP S5837040 A JPS5837040 A JP S5837040A JP 13534681 A JP13534681 A JP 13534681A JP 13534681 A JP13534681 A JP 13534681A JP S5837040 A JPS5837040 A JP S5837040A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen
- resin
- combustion
- fire
- retardant resin
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高濃度酸素中において難燃性な樹脂に関する。
酸素は製′鋼業、石油化学工業、合成化学工業等の工業
分野や宇宙科学工業や医療科学分野等あらゆる分野に広
く使用されている。
分野や宇宙科学工業や医療科学分野等あらゆる分野に広
く使用されている。
例工ば酸素製造プラント等における空気分離装置、酸素
コンプレッサー、酸素配管及び酸素用バルブ等の酸素機
器類はフッソ樹脂及びフッソ樹脂にグラスファイバー等
を充填した樹脂をピストンリング、パツキン、ガスナツ
ト、弁座、配管、又は容器のライニン゛グ材或いはシー
ル材等の機器構成部品として使用している。
コンプレッサー、酸素配管及び酸素用バルブ等の酸素機
器類はフッソ樹脂及びフッソ樹脂にグラスファイバー等
を充填した樹脂をピストンリング、パツキン、ガスナツ
ト、弁座、配管、又は容器のライニン゛グ材或いはシー
ル材等の機器構成部品として使用している。
しかし、これらの樹脂は酸素中で可燃性であるため、酸
素機器類の燃焼事故が、これらの樹脂部分から発生した
例がいくつか報告されている。
素機器類の燃焼事故が、これらの樹脂部分から発生した
例がいくつか報告されている。
本発明者は、高濃度酸素中で難燃性の樹脂を酸素用各種
機器構成部品として使用することにより、酸素機器類の
燃焼事故を防止すべく、従来存在しなかった高濃度酸素
中における難燃性樹脂の研究を重ね本発明を完成した。
機器構成部品として使用することにより、酸素機器類の
燃焼事故を防止すべく、従来存在しなかった高濃度酸素
中における難燃性樹脂の研究を重ね本発明を完成した。
すなわち、本発明は７ツソ樹脂に吸熱分解し、且つ不燃
性ガスを発生する無機塩類を充填してなることを特徴と
する高濃度酸素中における難燃性樹脂・にかかるもので
ある。
性ガスを発生する無機塩類を充填してなることを特徴と
する高濃度酸素中における難燃性樹脂・にかかるもので
ある。
例えば四フッ化エチレン樹脂、三７フ化塩化エチレン樹
脂等のフッソ樹脂は空気中では非常に安定であり燃え難
いが、酸素中では燃焼する。
脂等のフッソ樹脂は空気中では非常に安定であり燃え難
いが、酸素中では燃焼する。
しかし、その燃焼熱は比較的小さいため燃焼帯から何ら
かの方法で熱を奪うことにｒつで、或いは燃焼帯近傍の
酸素濃度を例えば四フッ化エチレン樹脂の塩分を大気圧
下では９５チ程度に低下させることによって容易に燃焼
力（接続できないようにすることができる。
かの方法で熱を奪うことにｒつで、或いは燃焼帯近傍の
酸素濃度を例えば四フッ化エチレン樹脂の塩分を大気圧
下では９５チ程度に低下させることによって容易に燃焼
力（接続できないようにすることができる。
従ってこれらのフッソ樹脂に、該フッソ樹脂が高濃度酸
素中で燃焼する際番こ発生する熱を吸熱分解により吸収
すると共Ｇこ分解されて不燃性ガスを発生し燃焼を阻害
する物質を充填することによりフッソ樹脂を高濃度酸素
中で難燃性とすることができる。
素中で燃焼する際番こ発生する熱を吸熱分解により吸収
すると共Ｇこ分解されて不燃性ガスを発生し燃焼を阻害
する物質を充填することによりフッソ樹脂を高濃度酸素
中で難燃性とすることができる。
フッソ樹脂に充填する物質としては、炭酸カルシウム、
炭酸亜鉛、炭酸カドミウム、炭酸マグネシウム、炭酸鉛
、炭酸ニッケル、炭酸鉄１、炭酸ストロンチウム、炭酸
コノ＜ルト、炭ｍｍ、炭酸（クリラム、炭酸リチウム等
の炭酸塩或し１（ま硫酸鉛、硫酸亜鉛、硫酸ストロンチ
ウム、硫酸マグネシウム゛、硫・酸カルシウム、硫酸マ
ンガン１′ 硫醗銀等の硫酸塩等の無機塩類が適当であ
る。
炭酸亜鉛、炭酸カドミウム、炭酸マグネシウム、炭酸鉛
、炭酸ニッケル、炭酸鉄１、炭酸ストロンチウム、炭酸
コノ＜ルト、炭ｍｍ、炭酸（クリラム、炭酸リチウム等
の炭酸塩或し１（ま硫酸鉛、硫酸亜鉛、硫酸ストロンチ
ウム、硫酸マグネシウム゛、硫・酸カルシウム、硫酸マ
ンガン１′ 硫醗銀等の硫酸塩等の無機塩類が適当であ
る。
これらの無機６塩類をフッソ樹脂に充填する量はフッソ
樹脂の種類、無機塩の種類、及びフッソ樹脂に機械的特
性や摩耗特性の向上等の目的で充填されているタラス７
アイノく−等の物質の種類と量によって異なるが、少な
くとも２重量％以上が適当である。又、無機塩類の充填
量はその使用目的によりフッソ樹脂の他の特性、すなわ
ち硬度、強度、クリープ特性等の機械的特性、摩擦特性
或いは電気的特性等も考慮して定める。
樹脂の種類、無機塩の種類、及びフッソ樹脂に機械的特
性や摩耗特性の向上等の目的で充填されているタラス７
アイノく−等の物質の種類と量によって異なるが、少な
くとも２重量％以上が適当である。又、無機塩類の充填
量はその使用目的によりフッソ樹脂の他の特性、すなわ
ち硬度、強度、クリープ特性等の機械的特性、摩擦特性
或いは電気的特性等も考慮して定める。
次に本発明の難燃性樹脂の成型品の製造法の一例を説明
する。
する。
粉末状の西７ツ化エチレン樹脂７５チと所要の充填材例
えば粉末状の炭酸カルシウム１０％、粉末状のグラスフ
ァイバー１５チを混合機で配合し、１００メツシユの金
網で篩分する。その後成型金型に入れ、常温下で加圧圧
縮し１．所定時間保持して成型する。それを電気加熱炉
に入れて加熱し所定時間保持して焼成し、その後徐冷し
て加工素材とする。
えば粉末状の炭酸カルシウム１０％、粉末状のグラスフ
ァイバー１５チを混合機で配合し、１００メツシユの金
網で篩分する。その後成型金型に入れ、常温下で加圧圧
縮し１．所定時間保持して成型する。それを電気加熱炉
に入れて加熱し所定時間保持して焼成し、その後徐冷し
て加工素材とする。
この難燃性樹脂を高濃度酸素雰囲気中でフッソ樹脂の一
部に着火すると、該難燃性樹脂は燃焼を開□始するが、
燃焼によって発生する熱は上記無機塩類自体の吸熱分解
により吸収され燃焼帯の温度が低下し燃焼が接続できな
くなる。又燃焼を開始した難燃性樹脂の燃焼帯から発生
する熱により無機塩類が分解され炭酸ガス等の不燃性ガ
スが発生することにより、燃焼帯近傍の酸素濃度が低下
し燃焼が接続できなくなる。
部に着火すると、該難燃性樹脂は燃焼を開□始するが、
燃焼によって発生する熱は上記無機塩類自体の吸熱分解
により吸収され燃焼帯の温度が低下し燃焼が接続できな
くなる。又燃焼を開始した難燃性樹脂の燃焼帯から発生
する熱により無機塩類が分解され炭酸ガス等の不燃性ガ
スが発生することにより、燃焼帯近傍の酸素濃度が低下
し燃焼が接続できなくなる。
代表的な充填例の難燃性樹脂を用いた純酸素中における
燃焼テストの結果を下記の表番こ示す。
燃焼テストの結果を下記の表番こ示す。
表
なお、本発明の高濃度酸素中における難燃性樹脂は上述
の実施例に限定されるものではなく゛本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
の実施例に限定されるものではなく゛本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
以上述べたように本発明の高濃度酸素中における難燃性
樹脂によれば、フッソ樹脂に炭酸塩、硫酸塩等の無機塩
類を充填しであるので、燃焼によって生ずる熱を吸熱分
解によって吸収すると共に燃焼熱により分解されて不燃
性ガスを発生し燃焼帯近傍の酸素濃度を低下させること
により、酸素中で難燃とすることができる。従って、該
難燃性樹脂を酸素機器の構成部品として使用することに
より燃焼事故を防止することができ、事故防止対端上き
わめて有用である。
樹脂によれば、フッソ樹脂に炭酸塩、硫酸塩等の無機塩
類を充填しであるので、燃焼によって生ずる熱を吸熱分
解によって吸収すると共に燃焼熱により分解されて不燃
性ガスを発生し燃焼帯近傍の酸素濃度を低下させること
により、酸素中で難燃とすることができる。従って、該
難燃性樹脂を酸素機器の構成部品として使用することに
より燃焼事故を防止することができ、事故防止対端上き
わめて有用である。
特許出願人
石川島播磨重工業株式金社
Claims (1)
- １） フッソ樹脂に吸熱分解し、且つ不燃性ガスを発生
する無機塩類を充填してなることを特徴とする高濃度酸
素中における難燃性樹脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13534681A JPS5837040A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 高濃度酸素中における難燃性樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13534681A JPS5837040A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 高濃度酸素中における難燃性樹脂 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5837040A true JPS5837040A (ja) | 1983-03-04 |
Family
ID=15149618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13534681A Pending JPS5837040A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 高濃度酸素中における難燃性樹脂 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837040A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61260860A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-19 | T Hasegawa Co Ltd | 酸性飲料に配合するための乳化組成物 |
| US4786662A (en) * | 1986-12-15 | 1988-11-22 | Solvay & Cie | Storage-stabilized compositions based on vinylidene fluoride polymers comprising a metal molybdate |
| EP0764683A1 (de) * | 1995-09-21 | 1997-03-26 | Bayer Ag | Laserbeschriftbare Polymer-Formmassen |
-
1981
- 1981-08-28 JP JP13534681A patent/JPS5837040A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61260860A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-19 | T Hasegawa Co Ltd | 酸性飲料に配合するための乳化組成物 |
| JPH0527376B2 (ja) * | 1985-05-15 | 1993-04-21 | Hasegawa T Co Ltd | |
| US4786662A (en) * | 1986-12-15 | 1988-11-22 | Solvay & Cie | Storage-stabilized compositions based on vinylidene fluoride polymers comprising a metal molybdate |
| EP0764683A1 (de) * | 1995-09-21 | 1997-03-26 | Bayer Ag | Laserbeschriftbare Polymer-Formmassen |
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