JPS5836980Y2 - 流量計装置 - Google Patents
流量計装置Info
- Publication number
- JPS5836980Y2 JPS5836980Y2 JP10915982U JP10915982U JPS5836980Y2 JP S5836980 Y2 JPS5836980 Y2 JP S5836980Y2 JP 10915982 U JP10915982 U JP 10915982U JP 10915982 U JP10915982 U JP 10915982U JP S5836980 Y2 JPS5836980 Y2 JP S5836980Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flowmeter
- flow meter
- rotating
- piping
- partial wear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流体による流量計の部分摩耗の影響を最小限に
抑える流量計装置の改良に関する。
抑える流量計装置の改良に関する。
流量計装置は上水道の配管に付設する場合が多いが、ま
た他の用途として下水道あるいは汚泥等を特定の場所に
移す配管に付設することもある。
た他の用途として下水道あるいは汚泥等を特定の場所に
移す配管に付設することもある。
この場合、これらの流体に含まれる砂、石等(以下固形
物と指称する)が流量計の内部下側壁部に接触しながら
移動するため部分的に摩耗が厳しくなり、流量計そのも
のの寿命を短かくしている。
物と指称する)が流量計の内部下側壁部に接触しながら
移動するため部分的に摩耗が厳しくなり、流量計そのも
のの寿命を短かくしている。
そこで、従来かかる部分摩耗を防ぐための手段を講じた
幾つかの流量計が開発されている。
幾つかの流量計が開発されている。
その手段としては、流量計の内壁に耐摩耗性のスリーブ
を装着したり、あるいは摩耗の厳しい部分だけ耐摩耗板
を取付けたものがある。
を装着したり、あるいは摩耗の厳しい部分だけ耐摩耗板
を取付けたものがある。
しかし、これらの流量計のスリーブ等は常に流体に満た
されている環境下にあり、また流体の圧力や流体に含ま
れる固形物等種々の要因によって摩耗することはさけら
れない。
されている環境下にあり、また流体の圧力や流体に含ま
れる固形物等種々の要因によって摩耗することはさけら
れない。
このため流量計の中には、流量測定をしないときのみ配
管の止め機構を外して流量計を回転させるものもある。
管の止め機構を外して流量計を回転させるものもある。
この場合には流量計の回転作業を行っている間中流体の
流れを止めなければならない。
流れを止めなければならない。
しかし、顧客により、あるいは流量計の設置場所等によ
っては流体の流れを止めることができない場合がある。
っては流体の流れを止めることができない場合がある。
本考案は上記実情にかんがみてなされたもので、流量計
の部分摩耗を確実に検出して流体の測定中でも流量計を
回転できるようにする流量計装置を提供することにある
。
の部分摩耗を確実に検出して流体の測定中でも流量計を
回転できるようにする流量計装置を提供することにある
。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は配管10.10’の間に電磁流量計等の流量計
11を配置するとともに、その流量計本体12の両端部
に配管10.10’との関係で気密を保持しうる気密継
手13を設けたものである。
11を配置するとともに、その流量計本体12の両端部
に配管10.10’との関係で気密を保持しうる気密継
手13を設けたものである。
そして、回転機構を持つ流量計11にあっては、第2図
に示すように流量計本体12の導管又はライニング12
′に、流量測定用の一対の電極12 a 、12aを導
管又はライニング12′より露見するように対向して設
け、さらに上記電極12 a 、12 aの外に部分摩
耗を検出するための複数対の電極12 b 、12b′
、・・・・・・、12 f 、12 f’を導管又はラ
イニング12′より露見しないように埋設せしめた構成
である。
に示すように流量計本体12の導管又はライニング12
′に、流量測定用の一対の電極12 a 、12aを導
管又はライニング12′より露見するように対向して設
け、さらに上記電極12 a 、12 aの外に部分摩
耗を検出するための複数対の電極12 b 、12b′
、・・・・・・、12 f 、12 f’を導管又はラ
イニング12′より露見しないように埋設せしめた構成
である。
次に、気密継手13は、その一端部に流量計本体12と
ほぼ等しい外径のつば部13 aを設けて流量計本体1
2と接続可能にするとともに、つば部13a自身(又は
流量計本体12の一部)が歯車機構をなすように形成さ
れる。
ほぼ等しい外径のつば部13 aを設けて流量計本体1
2と接続可能にするとともに、つば部13a自身(又は
流量計本体12の一部)が歯車機構をなすように形成さ
れる。
そして、この歯車機構は一方向又は正逆反覆可能な回転
駆動源14(例えばモータ等)に取着した歯車15と噛
合されるようになっている。
駆動源14(例えばモータ等)に取着した歯車15と噛
合されるようになっている。
さらに、気密継手13の他端部は、該継手胴部に対し多
少膨出するとともに、この胴部に該当する部分の外側に
環体16を外嵌している。
少膨出するとともに、この胴部に該当する部分の外側に
環体16を外嵌している。
さらに、環体16における配管10側に面する側部に気
密継手13他端部外周との関係で気密保持可能な形状の
バッキング17を取着し、これはリング状ばね18によ
って気密継手13外周部に圧接されている。
密継手13他端部外周との関係で気密保持可能な形状の
バッキング17を取着し、これはリング状ばね18によ
って気密継手13外周部に圧接されている。
そして、気密継手13の環体16は配管端部のつば部1
0 a 、10’aと接続されている。
0 a 、10’aと接続されている。
而して、第1図に示すような構成の配管系に流体を流し
た場合、その流体に含まれる種々の固形物19が流量計
本体12の導管又はライニング12′に接触して流れる
ので、この接触する部分に第3図Aに示すように部分摩
耗Aが生ずる。
た場合、その流体に含まれる種々の固形物19が流量計
本体12の導管又はライニング12′に接触して流れる
ので、この接触する部分に第3図Aに示すように部分摩
耗Aが生ずる。
そこで、本願流量計装置では、上記のような部分摩耗A
が生じた場合、その部分摩耗状態をかくれ電極である一
対の電極12 d 、12 d’で検出し、その検出信
号を回転駆動源14に与える。
が生じた場合、その部分摩耗状態をかくれ電極である一
対の電極12 d 、12 d’で検出し、その検出信
号を回転駆動源14に与える。
これにより回転駆動源14は回転動作を開始しこれを歯
車15に伝達する。
車15に伝達する。
さらに、この歯車15は同歯車15と噛合している気密
継手13のつば部13aに回転を伝達する。
継手13のつば部13aに回転を伝達する。
これによって、気密継手13は回転し、これと同時に流
量計本体13も回転させる。
量計本体13も回転させる。
そして、流量計本体12の部分摩耗Aが第3図Bに示す
ように上部に位置したところで停止させる。
ように上部に位置したところで停止させる。
さらに、流体の流れがある期間続いて流量計本体12の
下側に位置するライニング12′に部分摩耗Bが生じた
場合、同様に一対の電極12 d 、12 d’で検出
し、適宜判断回路等を経て回転駆動源14に伝達する。
下側に位置するライニング12′に部分摩耗Bが生じた
場合、同様に一対の電極12 d 、12 d’で検出
し、適宜判断回路等を経て回転駆動源14に伝達する。
これに基づいて回転駆動源14は流量計本体13を例え
ば30°回転した位置で停止させるものである。
ば30°回転した位置で停止させるものである。
(第3図C参照)。次に第4図は本考案に係る流量計装
置の他の実施例であって、例えば配管系を床部21上に
配設する場合、回転台を兼ねる支持脚22で流量計本体
12を支持するようにすれば、第1図および第2図の回
転手段および部分摩耗検出手段で流量計本体12を容易
に回転させることができる。
置の他の実施例であって、例えば配管系を床部21上に
配設する場合、回転台を兼ねる支持脚22で流量計本体
12を支持するようにすれば、第1図および第2図の回
転手段および部分摩耗検出手段で流量計本体12を容易
に回転させることができる。
なお、流量計11の回転機構は第1図と同じである。
また、流量計11として、例えば第5図A、Bに示すよ
うに、流量計本体12に複数個の支持脚23a。
うに、流量計本体12に複数個の支持脚23a。
23 b 、23 C,23dを取着し、部分摩耗Aを
検出したとき、第5図Aのように120°回転させてそ
の位置に該当する支持脚23 bで流量計11を支持し
、また第5図Bのように90°回転させてその位置に該
当する支持脚23 bで支持するようにしたものである
。
検出したとき、第5図Aのように120°回転させてそ
の位置に該当する支持脚23 bで流量計11を支持し
、また第5図Bのように90°回転させてその位置に該
当する支持脚23 bで支持するようにしたものである
。
なお、本考案は上記実施例に限定されないのはもとより
であり、例えば流量計11として電磁流量計の外に、超
音波流量計、ベンチュリーおよび相関流量計等にも適用
できるものである。
であり、例えば流量計11として電磁流量計の外に、超
音波流量計、ベンチュリーおよび相関流量計等にも適用
できるものである。
また配管10に対し流量計11を回転させる場合、第1
図に示すようモータ等の回転駆動源14を用いてもよい
し、あるいは流量計本体12に取手を設けて手動的に回
転させてもよい。
図に示すようモータ等の回転駆動源14を用いてもよい
し、あるいは流量計本体12に取手を設けて手動的に回
転させてもよい。
また流量計11の回転は、所定角度ずつステップ回転さ
せることも可能であるし、連続回転または往復移動する
ように回転駆動源14を制御してもよい。
せることも可能であるし、連続回転または往復移動する
ように回転駆動源14を制御してもよい。
以上詳記したように本考案によれば、流量測定中でも部
分摩耗を検出して配管に対し流量計を回転可能にしたの
で、流体に含まれる固形物によって導管又はライニング
に部分摩耗を生じた場合でも速やかに未摩耗部分を下側
に位置させることができ、従って、流量計の耐寿命を伸
ばすことができるとともに、流体の流れを止めずに流量
計を回転できるので、顧客等に迷惑をかけることがなく
、さらに流量計の回転作業の迅速化ひいては能率化に寄
与する。
分摩耗を検出して配管に対し流量計を回転可能にしたの
で、流体に含まれる固形物によって導管又はライニング
に部分摩耗を生じた場合でも速やかに未摩耗部分を下側
に位置させることができ、従って、流量計の耐寿命を伸
ばすことができるとともに、流体の流れを止めずに流量
計を回転できるので、顧客等に迷惑をかけることがなく
、さらに流量計の回転作業の迅速化ひいては能率化に寄
与する。
第1図は本考案に係る流量計の一実施例を説明する一部
切り欠き断面図、第2図は電極の配置状態を示す図、第
3図A、B、Cは導管等の部分摩耗に対する流量計の回
転状態を説明する流量計の断面図、第4図および第5図
A、Bは流量計の支持脚に対して改良した本考案の他の
実施例を説明する図である。 10・・・・・・配管、11・・・・・・流量計、12
・・・・・・流量計本体、12a・・・・・・流量測定
用電極、12 b 、12b’〜12 f 、12f′
・・・・・・部分摩耗検出用電極、13・・・・・・気
密継手、13a・・・・・・つば部、14・・・・・・
回転駆動源、15・・・・・・歯車、16・・・・・・
環体、17・・・・・・バッキング、18・・・・・・
ばね、22.23a〜23 d・・・・・・支持脚。
切り欠き断面図、第2図は電極の配置状態を示す図、第
3図A、B、Cは導管等の部分摩耗に対する流量計の回
転状態を説明する流量計の断面図、第4図および第5図
A、Bは流量計の支持脚に対して改良した本考案の他の
実施例を説明する図である。 10・・・・・・配管、11・・・・・・流量計、12
・・・・・・流量計本体、12a・・・・・・流量測定
用電極、12 b 、12b’〜12 f 、12f′
・・・・・・部分摩耗検出用電極、13・・・・・・気
密継手、13a・・・・・・つば部、14・・・・・・
回転駆動源、15・・・・・・歯車、16・・・・・・
環体、17・・・・・・バッキング、18・・・・・・
ばね、22.23a〜23 d・・・・・・支持脚。
Claims (3)
- (1)配管の適宜な場所に流量計を設けて流体の流量を
測定する流量計装置において、前記流量計に流量測定用
の一対の電極を除いて非露見状態で設けて部分摩耗を検
出する少なくとも一対の部分摩耗検出用電極と、前記流
量計を前記配管に対し流量測定中に回転するように設け
た回転手段とを備え、前記部分摩耗検出用電極による部
分摩耗検出信号を用いて流量計を回転するようにしたこ
とを特徴とする流量計装置。 - (2)流量計の回転手段として、流量計本体の両側に配
管との関係で気密を保つ気密継手を設けるとともに、前
記流量計本体又は気密継手の外側に歯車又は把持部を設
けてモータ又は人手等により流量計を構成する流量計本
体および気密継手を回転するようにした実用新案登録請
求の範囲第(1)項記載の流量計装置。 - (3)流量計の回転手段として、回転台を兼ねる支持脚
で流量計を支持する実用新案登録請求の範囲第(1)項
又は第(2)項記載の流量計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10915982U JPS5836980Y2 (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 流量計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10915982U JPS5836980Y2 (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 流量計装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5884528U JPS5884528U (ja) | 1983-06-08 |
JPS5836980Y2 true JPS5836980Y2 (ja) | 1983-08-20 |
Family
ID=29903539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10915982U Expired JPS5836980Y2 (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 流量計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836980Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP10915982U patent/JPS5836980Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5884528U (ja) | 1983-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5565633A (en) | Spiral tractor apparatus and method | |
US20040163165A1 (en) | Flexible sleeve for connection to a plumbing fixture | |
EP1038175B8 (en) | Ultrasonic monitoring of pipes | |
KR101039354B1 (ko) | 회전형 배관 연결구 | |
JPS5836980Y2 (ja) | 流量計装置 | |
JPS589316B2 (ja) | イツポウピツグベンソウチ | |
JPS585935Y2 (ja) | 流量計装置 | |
CN215262261U (zh) | 一种地下管道的漏水检测装置 | |
WO1997012237A1 (en) | Spiral tractor apparatus and method | |
JP7569257B2 (ja) | コンクリート打設装置及びコンクリート打設方法 | |
JPS585971Y2 (ja) | 超音波探触子 | |
JPS629403Y2 (ja) | ||
JP2004053317A (ja) | 配管ラインにおける配管の相対位置検出装置 | |
JPS6349711Y2 (ja) | ||
JPH06330552A (ja) | 漏水防止装置 | |
JPS6231750Y2 (ja) | ||
JPH0754389Y2 (ja) | 支管型簡易公共用ます | |
JPS6266086U (ja) | ||
JPS6247079Y2 (ja) | ||
JPH0351320U (ja) | ||
JPH0587036U (ja) | 塩ビ製小口径マンホ−ル | |
JPH0618128Y2 (ja) | 家屋基礎の配管構造 | |
CN2089169U (zh) | 隔膜式取压器 | |
JPH0639304Y2 (ja) | 流量計測センサー用ホルダー | |
JPS5827184Y2 (ja) | 輸送管 |