JPS5836667Y2 - 段ボ−ル箱 - Google Patents
段ボ−ル箱Info
- Publication number
- JPS5836667Y2 JPS5836667Y2 JP1349680U JP1349680U JPS5836667Y2 JP S5836667 Y2 JPS5836667 Y2 JP S5836667Y2 JP 1349680 U JP1349680 U JP 1349680U JP 1349680 U JP1349680 U JP 1349680U JP S5836667 Y2 JPS5836667 Y2 JP S5836667Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- core
- sub
- ruled line
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は中芯の要部に副中芯を添設した段ボール箱に関す
る。
る。
従来此種段ボール箱としては箱胴部の全部に亙り副中芯
を添設したもの（実願昭５０１２３５２０号、段ボール
箱）及び上、平葺線部のみを被覆する様副中芯を添設し
たもの（実願昭５２５２７１２号、要部補強段ボール箱
）、そして更には箱底部及び箱胴部に副中芯を添設した
もの（実願昭５２−６６３９５号、段ボール箱）等があ
る。
を添設したもの（実願昭５０１２３５２０号、段ボール
箱）及び上、平葺線部のみを被覆する様副中芯を添設し
たもの（実願昭５２５２７１２号、要部補強段ボール箱
）、そして更には箱底部及び箱胴部に副中芯を添設した
もの（実願昭５２−６６３９５号、段ボール箱）等があ
る。
いずれも本出願人の出願に係り、箱の補強を目的とする
が、その後本考案者等が種々研究した結果、箱に収納物
を収容し多数積重ねた場合の箱の圧潰は殆んどが縦罫線
部分の破損、屈折により生ずる事が明らかとなり、而し
て最少限この部分を補強してやれば箱の補強は充分にな
されるとの結論に至った。
が、その後本考案者等が種々研究した結果、箱に収納物
を収容し多数積重ねた場合の箱の圧潰は殆んどが縦罫線
部分の破損、屈折により生ずる事が明らかとなり、而し
て最少限この部分を補強してやれば箱の補強は充分にな
されるとの結論に至った。
即ち本案は段ボール箱の中芯の縦罫線部分、必要により
該縦罫線部分に添うその他の部分に細幅の副中芯を添設
してなる段ボール箱を提供するものである。
該縦罫線部分に添うその他の部分に細幅の副中芯を添設
してなる段ボール箱を提供するものである。
以下図面に基づき本案の内容を説明する。第１図は本案
段ボール箱例の一部切欠斜視図である。
段ボール箱例の一部切欠斜視図である。
該段ボール箱は複片面及び複々片面段ボールをも含む片
面段ボール１或いは複画面及び複々両面段ボールをも含
む両面段ボール２或いは前記片面段ボール１の露呈中芯
３の要部にのみ適数細幅のライナー４を配した段ボール
５をもって作られている。
面段ボール１或いは複画面及び複々両面段ボールをも含
む両面段ボール２或いは前記片面段ボール１の露呈中芯
３の要部にのみ適数細幅のライナー４を配した段ボール
５をもって作られている。
本案段ボール箱の中芯３の縦罫線部６゜６．６，６、必
要により此等縦罫線部６，６，６．６に平行するその他
の部分には細幅の副中芯７が添設されている。
要により此等縦罫線部６，６，６．６に平行するその他
の部分には細幅の副中芯７が添設されている。
本案段ボール箱は通常の中芯原紙、ライナー原紙を用い
て作られているが、箱の一層補強を図るために前記中芯
３、副中芯７は予めフェノール系樹脂、パラフィン、ロ
ジンその他の成分よりなる補強液で処理したものを用い
てもよい。
て作られているが、箱の一層補強を図るために前記中芯
３、副中芯７は予めフェノール系樹脂、パラフィン、ロ
ジンその他の成分よりなる補強液で処理したものを用い
てもよい。
斜上の如く前記細幅の副中芯７は縦罫線部６、必要によ
り該縦罫線部６に沿うその他の部分に添設されているが
、勿論前記側中芯７は中芯３と段頂及び段間を一致せし
められて接着剤により貼合されているものである。
り該縦罫線部６に沿うその他の部分に添設されているが
、勿論前記側中芯７は中芯３と段頂及び段間を一致せし
められて接着剤により貼合されているものである。
前記副中芯７は細幅に作られているが本明細書中この細
幅なる概念は前記縦罫線部６を被覆するに足る幅の意で
あり約１〜７ｃｒｎ程の範囲で任意に定められるもので
ある。
幅なる概念は前記縦罫線部６を被覆するに足る幅の意で
あり約１〜７ｃｒｎ程の範囲で任意に定められるもので
ある。
本案に用いられる副中芯７の枚数は最小限前記縦罫線部
６の数、即ち４枚であるが、箱の一層補強目的を達成す
べくその他の部分にも前記副中芯７を添設し得る事は斜
上の通りである。
６の数、即ち４枚であるが、箱の一層補強目的を達成す
べくその他の部分にも前記副中芯７を添設し得る事は斜
上の通りである。
副中芯７を添設すべきその他の部分としては、例えば段
ボール箱の略中央部があり、ここに前記罫線部６に沿う
様にして配すればよい。
ボール箱の略中央部があり、ここに前記罫線部６に沿う
様にして配すればよい。
また本案箱の実際としては、これを作る段ボールの製造
工程に於て中芯原紙、副中芯原紙を接着剤により貼合し
段成形して要部が複合された中芯を作る事になるが、こ
の際、前記副中芯７は前記縦罫線部６の長さに限らず、
これより延長されてフラップ部８にまで至る場合がある
。
工程に於て中芯原紙、副中芯原紙を接着剤により貼合し
段成形して要部が複合された中芯を作る事になるが、こ
の際、前記副中芯７は前記縦罫線部６の長さに限らず、
これより延長されてフラップ部８にまで至る場合がある
。
前記副中芯７の中芯３への添設面としては該中芯３の箱
外面側及び箱内面側いずれにするも任意であるが、可及
的にはこれを箱内面側に添設すれば箱外面には副中芯７
の添加による段差が現われないので箱美観を保ち且つ箱
外面への印刷適性を確保し得て好ましい。
外面側及び箱内面側いずれにするも任意であるが、可及
的にはこれを箱内面側に添設すれば箱外面には副中芯７
の添加による段差が現われないので箱美観を保ち且つ箱
外面への印刷適性を確保し得て好ましい。
本案段ボール箱は片面段ボール１にて作り得る事は斜上
の通りであるが、この場合中芯露呈面を箱外面とするも
或いは箱内面とするも任意である。
の通りであるが、この場合中芯露呈面を箱外面とするも
或いは箱内面とするも任意である。
同様に前記片面段ボール１の中芯露呈面に適数の細幅の
ライナー４を配した段ボール５に於ても細幅のライナー
４を表ライナ−９とするも裏ライナーとするも任意であ
る。
ライナー４を配した段ボール５に於ても細幅のライナー
４を表ライナ−９とするも裏ライナーとするも任意であ
る。
この場合前記細幅のライナー４を前記副中芯８の添設部
分の位置に一致せしめて貼合する様にして当該部分の一
層補強を図る様にしてもよい（第３図Ｂ参照）。
分の位置に一致せしめて貼合する様にして当該部分の一
層補強を図る様にしてもよい（第３図Ｂ参照）。
また本案段ボール箱の型式は任意であり、Ａ式、Ｂ式、
Ｃ式或いはラップラウンド型いずれの箱でも作る事が可
能である。
Ｃ式或いはラップラウンド型いずれの箱でも作る事が可
能である。
本案段ボール箱は斜上の如き構成のものであり、縦罫線
部必要によりその他の所要部に副中芯が添設され、２枚
の中芯で構成されているから謂ゆる腰弱な段ボール箱と
ならず、而して此等箱を多数積重ねても箱の圧潰、屈折
を防止し得る利点がある。
部必要によりその他の所要部に副中芯が添設され、２枚
の中芯で構成されているから謂ゆる腰弱な段ボール箱と
ならず、而して此等箱を多数積重ねても箱の圧潰、屈折
を防止し得る利点がある。
而して本案は今後益々需要増大する此種分野に用いて得
られる利益の大なるものがある。
られる利益の大なるものがある。
第１図は本案段ボール箱例の一部切欠斜視図、第２図は
同転開国、第３図は本案段ボール箱に係る段ボール例の
拡大側面図である。 図中 ３は中芯、４は細幅のライナー、６は縦罫線部、
７は副中芯、８はフラップ部そして９は表ライナーを示
す。
同転開国、第３図は本案段ボール箱に係る段ボール例の
拡大側面図である。 図中 ３は中芯、４は細幅のライナー、６は縦罫線部、
７は副中芯、８はフラップ部そして９は表ライナーを示
す。
Claims (2)
- （１）縦罫線部、必要により該縦罫線部に沿うその他の
部分の中芯に細幅の副中芯が添設されている事を特徴と
する段ボール箱。 - （２）細幅の副中芯が箱内面側の中芯又は箱外面側の中
芯のうちのいずれかに添設されている事を特徴とする前
記実用新案登録請求の範囲第１項に記載の段ボール箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1349680U JPS5836667Y2 (ja) | 1980-02-07 | 1980-02-07 | 段ボ−ル箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1349680U JPS5836667Y2 (ja) | 1980-02-07 | 1980-02-07 | 段ボ−ル箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56115322U JPS56115322U (ja) | 1981-09-04 |
| JPS5836667Y2 true JPS5836667Y2 (ja) | 1983-08-18 |
Family
ID=29610028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1349680U Expired JPS5836667Y2 (ja) | 1980-02-07 | 1980-02-07 | 段ボ−ル箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836667Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-07 JP JP1349680U patent/JPS5836667Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56115322U (ja) | 1981-09-04 |
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