JPS5836553A - タンポンアプリケ−タ−先端部の成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数個の花弁状片に分割した半球状先端部を
有するプラスチック製アプリケーター先端部の成形方法
に関する。

従来、覇１図に示す如く、アプリケーター１が、複数個
の花弁状片ハに分割した半球状先端部を有する合成樹脂
製外筒２と、こＡＫ搦動町距に挿入された合成樹脂製内
筒３走からな夛、外筒２内にタンポン５を収納しその引
出し月経４を内筒３の後端部から露出させである生理用
タンポンが知らｎ実用に供さｎている。斯かるアプリケ
ーター１に於ては、外ｔｆｌＪ２ｋｍ内に挿入した状態
に於て、内１ｍ３ＴＣ介してタンポン４を押圧し半球状
先端部の各花弁状片２ａ　ｆ拡開させることＫよ）外筒
２の先端部を開口させ、よってタンポン４七膣内に挿入
するのに用いられる４のであるが、外ＩＩ！の前記先端
部形状の故Ｋｌｌ内への挿入が極めて円滑軽快に行える
という利点１有している。

従来、前記複数個の花弁状片ハに分割した半球状先端部
ｔ−成形する方法が特關昭鵠−１６１１１４９号公報に
於て開示されている。この公知方法は、予め花弁状片２
１に分割成形した外Ｗ１２の先端Ｓｔ外筒１　（Ｄ５１
ｃ＠樹脂Ｏ変形温度以下に保りた加熱器に遊嵌状独で挿
入して加熱した後、該先ｍｍがはぼＷＩ嵌される半球凹
窪を有する金壇内に挿入して急冷するととｔ特徴として
いる。

然しなから、この公知方法に於ては、予め花弁状片ｚａ
Ｋ分割成形した先５１ｉａｔ−加熱器疋遊僚状態で挿入
し空気熱伝導によ）加熱するのであるから、該先端部へ
の熱伝導が恩＾と共に該加熱器内の空気流動、外気温Ｒ
によ）該加Ｉ％器内の温度が変化し鳥（常に一定温度で
加熱することが間離であ）、そのたｋｂ熱伝導むらが生
じ易い。従って、′＃ｌ記先端部【所定の温度に加熱す
るためには、前記加熱器の温度【高（する必要があるが
、斯（した状態に於て、前記熱伝導むら等が生じ九場合
には、皺先端部の一部が素材４Ｉｔ脂０＠点以上にな）
正常な成形が国ＪＩＫなり、又仮に所定の温度が前記先
端部に伝導さｆ′したとしても、前記の如く温度を高（
することにより素材樹脂が軟化点以上になるので、該先
端部が変形し易く、花弁状ｉ１！鉢の自重及び熱膨ｉに
よ如不規則Ｋｆ屡してしまい同様に正常な成形が回能に
なる。そのＭ来、不良品が生じる割合が高（なる、斯様
に外筒２の先端部が少しでも変形すれば、この種のアブ
替ケータ−として致命的欠陥商品とな）商品価値は全（
ない。外筒８・特にその先端部は％膣内壁【摺擦しなが
ら挿入さｎ、跋内ＩＩ【損傷するととになるからである
。

本発明の目的は、前述の如き欠点のないアプリケーター
に於ける外筒の先端部のｇ形方法ｔ−提供することＫｈ
Ｆ）、その目的【達成するための１本発明方法の要旨と
する処は１合成樹脂製アプリケーターの一部を構成する
外筒の、複数個の花弁状片に分割した半球状先端部を成
形する方法に於て；予め複数個の花弁状片に分割しこｎ
等が開いた状態の先ｉ部を有する前記外筒を成形する工
程と；前記外筒の先端ｓ’ｔ、１１＃Ｉ的に成形すべき
前記半球状先端部の外形に適合する半球状凹部を備える
加熱金型の該凹部に、該先端部の各花弁状片の外面が接
触する状態で挿入して核外筒の素材樹脂の軟化点まで加
熱軟化させることによル成形する工程と；前記軟化状態
にある外筒の先端部ｔ、前記加熱金型の半球状ｒ！！Ｊ
ＩＩと同形の半球状凹部を備える冷却金型の該凹部に、
該先端部の各花弁状片の外面が接触する状態で挿入して
少なくとも常温まで冷却することにより変化させる工程
と；から成ることｔ特徴とするタンポンアプリケーター
先端部の成形方法に存する。

Ｊ！に本ｊ！明方法１１−図示の実施態様に基づいて説
明すると、・以下の通勺である。

本発明方法に於て、肝要なことは、最終的忙成形すべき
外筒：の半球状先端部の外形に適合する半球状凹部を備
える加熱金型及び冷却金型を用い、該凹部の内面に外筒
２の先端部である各花弁状片２ａの外面【均等に接触さ
せた状態で成形する点に存する。

このため本発明方法に於て用いる加熱金型９は、第３図
に示す如（、最終的に成形すべき外筒２の半球状先端部
の外形に適合する半球状凹部６と、該凹部よりも大径の
テーパー状開口部７と、加熱温度【適宜制御することが
可能な電気ヒーター８等の熱源とｔ備えている。又、本
発明方法に於て用いる冷却金型１３は、ｆｊＸａ図に示
す如く、前記凹部６と同様な最終的に成形すべき外筒２
の半球状先端部の外形に適合する半球状凹部１０と、該
凹部よシも大径のテーパー状開口部１１と、冷却温度を
適宜制御することが可能な冷却液循環路１２等の冷却源
とｔ備えている。

本発明方法の実施ＶｃｊＲしては、１１２図に示す如（
、予め複数個の花弁状片２１に分割しこｎ等が開いた状
態の先端部を有する外筒２を成形する。この外筒２内に
タンポン５を収納した後、該外筒の先端部の各花弁状片
２ａ　ｋｓ第ａ図に示す如く、外筒２の素材樹脂の軟化
点以上融点以下に加熱した金型９の半球状凹部６に各花
弁状片２ａの外面が接触する状態で挿入して外筒２の軟
化点まで加熱軟化させるととによシ最終的に成形すべき
半球状に閉じた状態に成形する。斯くして加熱成形した
軟化状態にある外＠２の先端部ｔ％第４図に示す如く、
金型１３０半球状凹部１０に各花弁状片２ａの外面が接
触する状態で挿入して少なくとも常温（室温）まで冷却
することによ〕硬化させ、金型１３から抜脱する。

因みに、外筒２の素材樹脂としては低密度ポリエチレン
が好ましいが、これ１１−素材樹脂として用いる場合に
は、その軟化点は８５°〜９０ａＣ％融点は１１５°Ｃ
で６るノテ、金製９の加熱は９０°〜１ｏＯ０Ｃカ最適
の条件である。金型９の加熱が軟化点以下であれば外筒
雪の先端部を所望形忙成形することが出来ず、融点以上
であｎば外筒２の先端部が溶融してしまうことはいうま
でもない。

本発明方法によれば、叙上の如く、最終的に成形すべき
外筒の半球状先端部と適合する半球状凹部を備える加熱
金型の該凹部に、外筒の先端部の各花弁状片の外面を接
触させた状態で加熱軟化させるから、各花弁状片に対す
る熱伝導が良好で該各花弁状片の加熱軟化が均等且つ効
率よ（荷担、黙した公知方法の如く外筒の先端部が変形
する等の欠点がない。更に前記加熱金型の半球状凹部と
同形ｔなす半球状凹部を備える冷却金型の該凹部に、軟
化状態にある外筒の先端部の外面を接触させた状態で冷
却硬化させるから、冷却硬化屯均等且つ効畢よ（行わｎ
、その際にも外筒の先端部が変形する等の欠点がない。

更に又前記各金型には、そｎ等の半球状凹部よシも径大
のテーパー状開口部を備えているから、外筒の先端部を
加熱、冷却するためそｎ等の半球状凹部に挿入する際、
そｎ等の開口部周縁忙衝接させて変形損傷させる等の欠
点もない。

従って、本発明方法によれば、不良品が生じる割合が極
めて低く、複数個の花弁状片に分割した牛球状先ＭＷｋ
有する外筒の該先端部の成形方法として好適である。

【図面の簡単な説明】

菖１図は１本発明方法の夷ｋによｐ成形した外筒七備え
、その内部にタンポンを収納し丸状ａｔ示す一部切欠情
面図。 １１１１図は、外筒の先端部上半球状に成形する前の該
外ｗｉｔ−示す一部切欠情面図。 第ａ図は、加熱金型により外筒の先端部を加熱軟化させ
る状態を示す該金型の断面略図。 鯖４図は、冷却金蓋により外筒Ｏ先端部を冷却硬化させ
る状態を示す該金型の断面略図。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　合成樹脂製アプリケーターの一部を構成する
   外筒の、複数個の花弁状片圧分割した半球状先端部を成
   形する方法に於て：予め複数個の花弁状片に分割しこ八
   等が開いた状態の先端部を有する前記外筒を成形する工
   程と；前記外筒の先端部ｔ、最　　３゜終的に成形すべ
   き前記半球状先端部の外形九適合する牛球状凹−を備え
   る加熱金製の該凹部に、該先端部の各花弁状片の外面が
   接触する状態で挿入して該外筒の素材樹脂の軟化点まで
   加熱軟化させることにより成形する工程と；前記軟化状
   態にある外筒の先端部ｔ、前記加熱金型の半球状凹部と
   同形の苧球状ｒ！！Ｊｉｉｔｉ備える冷却金型の該凹部
   に・該先趨部Ｏ各花弁状片の外面が接触する状態で挿入
   して少なくとも常温まで冷却するととＫよル硬化させる
   工程と；から成ること１ｃ％黴とするタンポンアプリケ
   ーター先端部の成形方法。 （２）加熱金型により外筒の先端部の各花状片を半球状
   に成形する前に、該外筒内にタンポンを収納するととｔ
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の、タンポンアプ
   リケーター先端部の成形方法。 （８）加熱金製及び冷却金製は、半球状凹部よ）も大径
   のテーパー状開口部を備えること七％徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の、タンポンアプリケーター先端部の
   成形方法。