JPS61293458A - タンポン収納筒の製造方法 - Google Patents

タンポン収納筒の製造方法

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JPS61293458A
JPS61293458A JP60137273A JP13727385A JPS61293458A JP S61293458 A JPS61293458 A JP S61293458A JP 60137273 A JP60137273 A JP 60137273A JP 13727385 A JP13727385 A JP 13727385A JP S61293458 A JPS61293458 A JP S61293458A
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JP
Japan
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tampon
storage tube
tip
recess
tampon storage
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Pending
Application number
JP60137273A
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English (en)
Inventor
水谷 信幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タンポン収納筒の製造方法、詳しくは、複数
個の略三角形状の分割片が先端部に付設された略円筒状
のタンポン収納筒の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
この種のタンポン収納筒の製造方法に関する従来技術と
しては、特開昭55−166149号公報、特開昭58
−36553号公報に記載のもの等が知られており、こ
れらの公報には、予め複数個の略三角形状の分割片を先
端部に分割成形したタンポン収納筒の先端部を、タンポ
ン収納筒の素材樹脂の軟化点まで加熱軟化させ、軟化状
態にあるタンポン収納筒の先端部を、半球状の凹部を備
えた金型内に挿入し、この状態において冷却することに
よりタンポン収納筒の先端部を半球状に成形し得ること
が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の従来技術のうち、特開昭55−1
66149号公報に開示された方法においては、予め略
三角形状の分割片に分割成形された先端部を、加熱器に
遊嵌状態で挿入して空気熱伝導により加熱しているため
、上記先端部への熱伝導効率が悪いと共に、上記加熱器
内の空気流動、外気温度により上記加熱器内の温度が変
化し易く常に一定の温度で加熱することが困難であり、
正常に成形されたタンポン収納筒を得ることは困難であ
った。
また、特開昭58−36553号公報に開示された方法
においては、最終的に成形すべき半球状の凹部を備えた
加熱金型の該半球状の凹部に、タンポン収納筒の先端部
の略三角形状の分割片の外面を接触させた状態で、該分
割片を加熱しているため、最終的に成形されるタンポン
収納筒の先端部の略三角形状の分割片の隙間を小さくす
る場合等においては、隣接する分割片が溶着してしまう
ことが祷々発生した。即ち、上記加熱金型は、電気ヒー
ター等の熱源を用いて温度制御されてはいるが、各加熱
金型内の各部における温度分布のバラツキ又は複数個の
加熱金型を用いる場合には個々の加熱金型間の温度のバ
ラツキにより、部分的にタンポン収納筒の素材樹脂の溶
融温度以上に連することが禮々発生したため、隣接する
分割片が溶着してしまうことがあった。又、分割片の素
材樹脂の溶融温度以上まで上記加熱金型の温度が達しな
い場合であっても、分割片の自重又は熱膨張等により分
割片が不規則に変形し、正常に成形されたタンポン収納
筒を得ることは困難であった。
従って、本発明の目的は、複数個の略三角形状の分割片
が先端部に付設された略円筒状のタンポン収納筒におけ
る先端部を、その分割片を互いに溶着させることな(且
つ不規則に変形させることなく半球状に正常に成形する
ことのできるタンポン収納筒の製造方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、複数個の略三角形状の分割片が先端部に付設
された略円筒状のタンポン収納筒の製造方法において、
上記分割片を開いた状態に上記タンポン収納筒を成形し
た後、入口から内部に向かって略同一径又は絞ったテー
パー状の内側壁を有する凹部を設けた加熱型の該凹部の
内側壁に上記分割片の外面の少なくとも一部が接触する
ように、上記タンポン収納筒の先端部を上記加熱型の凹
部に挿入して上記先端部を加熱し、しかる後、半球状の
凹部を設けた冷却型の該半球状の凹部に上記分割片の外
面が略接触するように、上記タンポン収納筒の先端部を
上記冷却型の凹部に挿入して上記先端部を冷却すること
により、上記タンポン収納筒の先端部を半球状に成形す
ることを特徴とするタンポン収納筒の製造方法を提供す
ることにょって上記の目的を達成したものである。
〔実施例〕
以下、本発明のタンポン収納筒の製造方法を図面に示す
実施態様に基づいて説明する。
第1図は本発明の方法により製造されたタンポン収納筒
の一部切欠側面図を示すもので、同図において、1は、
複数個の略三角形状の分割片1゛。
1゛、・・・に分割成形した半球状の先端部を有する合
成樹脂製の略円筒状のタンポン収納筒で、これに摺動可
能に挿入した合成樹脂製の内筒2とともにアプリケータ
ー3を構成している。そして、アプリケーター3は、そ
のタンポン収納筒1内にタンポン4を収納し、その引出
し用紐5を内筒2の後端部から露出させることにより、
所謂生理用タンポンを構成しており、その使用に際して
は、タンポン収納筒lを膣内に挿入した状態において、
内筒2を介してタンポン4を押圧し半球状の先端部の分
割片1’、1’、  ・・・を拡開させることによって
、タンポン4を膣内に挿入し得るようになしである。
また、第3FI!Jにおいて、6ば、本発明の方法の一
実施態様に用いる加熱型で、入口から内部に向かって絞
ったテーパー状の内側壁ををする横断面円形の凹部7を
設けである。そして、凹部7の入口部には、該入口部以
外の内径よりも大径のテーパー状の開口部8を設けであ
る。凹部7の寸法について詳述すると、上記開口部8の
最小径部の大きさは、タンポン収納筒の胴部外径と略等
しくなしてあり、咳最小径部から凹部7の底部までの長
さは、タンポン収納筒1を凹部7に挿入し、該最小径部
に分割片1”、1゛、・・・の基端部1″、1”、・・
・が略位置するようになした際に分割片l”、1°、・
・・の先端が凹部7の底部に接するような長さとしであ
る。又、上記開口部8の内側壁は、凹部7の中心軸線に
対して45度傾斜させてあり、又、開口部8から奥の凹
部7の内側壁は、凹部7の中心軸線に対して15度傾斜
させである。また、9は、加熱型6に設けた電気ヒータ
ー等の熱源で、加熱温度を適宜変更可能となしである。
また、第4図において、10は、本発明の方法の一実施
態様に用いる冷却型で、最終的に成形すべきタンポン収
納筒lの半球状の先端部の外形に適合する半球状の凹部
11、該凹部11の入口部に上記加熱型6におけるテー
パー状の開口部8と同様に設けたテーパー状の開口部1
2、及び冷却温度を適宜変更可能な冷却液循環路等の冷
却源13を具備させである。
而して、本発明のタンポン収納筒の製造方法の実施に際
しては、先ず、第2図に示す如く、先端部の複数個の略
三角形状の分割片1′、1°、・・・を開いた状態にタ
ンポン収納筒1を成形する。
次いで、タンポン収納筒1内にその先端部からタンポン
4を挿入した後、第3図に示す如く、加熱型6の凹部7
の内側壁に分割片1°、1′、・・・の外面の少なくと
も一部が接触するように、”タンポン収納mlの先端部
を加熱型6の凹部7に挿入して上記先端部を加熱する。
この場合、タンポン収納筒1の先端部の凹部7への挿入
は、凹部7の入口部のテーパー状の開口部8の最小径部
に分割片1”、1゛、・・・の基端部1”、1“。
・・・が略位置するように行う。又、タンポン収納箇工
の先端部の加熱は、その素材樹脂の軟化点まで、素材樹
脂が溶融しないように加熱軟化するように行う、この加
熱によって、タンポン収納筒1の先端部の分割片1”、
1°、・・は内方にやや屈曲した状態に成形される。
しかる後、第4図に示す如く、冷却型10の半球状の凹
部11に分割片1″、1′、・・・の外面が略接触する
ように、タンポン収納筒の先端部1を冷却型10の半球
状の凹部11に挿入して少なくとも常温(室温)まで上
記先端部を冷却することにより半球状に成形且つ硬化さ
せ、冷却型10から説型すると、第1図に示す如く、先
端部が半球状に成形されたタンポン収納筒1が得られる
また、本発明のタンポン収納筒の製造方法に用いる加熱
型6としては、例えば第5図及び第6図に示す如きもの
であっても良い。即ち、第5図に示す加!飄〒+6は、
テーパー状の開口部8から奥の凹部7の内側壁を、凹部
7の中心軸線に“対して22.5度傾斜させて構成した
以外は、第3図に示す加熱型6と同様に構成してあり、
又、第6図に示す加熱型6は、テーパー状の開口部8か
ら奥の凹部7の内側壁を、内部に向かって同一径としく
従って、凹部Tの内側壁は、凹部7の中心軸線に対して
0度傾斜している)、且つ上記開口部8の最小径部から
凹部7の底部までの長さを、タンポン収納筒1を凹部7
に挿入し、該最小径部に分割片1”、1°、・・・の基
端部1″、1”、・・・が略位置するようになした際に
分割片1’、1’。
・・・の先端が凹部7の底部に接しないようにした以外
は、第3図に示す加熱型6と同様に構成しである。本発
明の製造方法においては、凹部7の内側壁が凹部7の中
心軸線に対して0〜30度傾斜させである加熱型6を用
いることにより、第3図の加熱型6を用いた場合と同様
に、分割片1′、1゛、・・・を互いに溶着させること
なく且つ不規則に変形させることなく、先端部が半球状
に正常に成形されたタンポン収納筒を製造することがで
きる。
尚、加熱型6における凹部7又は冷却型10における半
球状の凹部11の入口部には、必ずしもテーパー状の開
口部8,12を設けなくても良いが、テーパー状の開口
部8,12を設けることにより、タンポン収納筒1が多
少向がって凹部7゜11に挿入されても、タンポン収納
筒1の先端部が凹部7,110周縁部における加熱型6
又は冷却型10に衝突するのを防止でき、且つ分割片l
”、1′、・・・に折目が発生するのを防止できる。
〔発明の効果〕
本発明のタンポン収納筒の製造方法によれば、上述の如
く、半球状の凹部を設けた冷却型によりタンポン収納筒
の先端部を冷却するに先立って、分割片が開いた状態に
成形されたタンポン収納筒の先端部を、入口から内部に
向かって略同一径又は絞ったテーパー状の内側壁を有す
る凹部を設けた加熱型の咳凹部の内側壁に先端部の外面
の少なくとも一部が接触するように、上記凹部に挿入し
て加熱してい、:、ため、分割片を互いに溶着させるこ
となく且つ不規則に変形させることなく、先端部を半球
状に正常に成形したタンポン収納筒を製造することがで
きる等の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により製造されたタンポン収納筒
の一部切欠側面図、第2図は加熱前のタンポン収納筒の
先端部の側面図、第3図は加熱型によるタンポン収納筒
の先端部の加熱態様を示す断面図、第4図は冷却型によ
るタンポン収納筒の先端部の冷却!f3様を示す断面図
、第5図は本発明の方法の別の加熱態様を示す断面図、
第6図は本発明の方法の更に別の加熱態様を示す断面図
である。 1・・・タンポン収納筒 1° ・・分割片 6・・・加熱型 7−・・加熱型の凹部 10・・・冷却型 11・・・冷却型の半球状の凹部 特許出願人      花王石鹸株式会社代理人 弁理
士    羽  鳥   修!’::4第4図 第5図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の略三角形状の分割片が先端部に付設され
    た略円筒状のタンポン収納筒の製造方法において、上記
    分割片を開いた状態に上記タンポン収納筒を成形した後
    、入口から内部に向かって略同一径又は絞ったテーパー
    状の内側壁を有する凹部を設けた加熱型の該凹部の内側
    壁に上記分割片の外面の少なくとも一部が接触するよう
    に、上記タンポン収納筒の先端部を上記加熱型の凹部に
    挿入して上記先端部を加熱し、しかる後、半球状の凹部
    を設けた冷却型の該半球状の凹部に上記分割片の外面が
    略接触するように、上記タンポン収納筒の先端部を上記
    冷却型の凹部に挿入して上記先端部を冷却することによ
    り、上記タンポン収納筒の先端部を半球状に成形するこ
    とを特徴とするタンポン収納筒の製造方法。
  2. (2)加熱型によりタンポン収納筒の先端部を加熱する
    前に、タンポン収納筒内にその先端部からタンポンを挿
    入することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    のタンポン収納筒の製造方法。
  3. (3)加熱型又は冷却型の凹部が、その入口部に該入口
    部以外の内径よりも大径のテーパー状の開口部を備えて
    おり、該開口部の最小径部に分割片の基端部が略位置す
    るようにタンポン収納筒を挿入することを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項又第(2)項記載のタンポン収
    納筒の製造方法。
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