JPS5836488B2 - センリンクミタテホウホウ - Google Patents

センリンクミタテホウホウ

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JPS5836488B2
JPS5836488B2 JP50032056A JP3205675A JPS5836488B2 JP S5836488 B2 JPS5836488 B2 JP S5836488B2 JP 50032056 A JP50032056 A JP 50032056A JP 3205675 A JP3205675 A JP 3205675A JP S5836488 B2 JPS5836488 B2 JP S5836488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductance
adhesive
wire
cores
jig
Prior art date
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Expired
Application number
JP50032056A
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English (en)
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JPS51107464A (ja
Inventor
一征 大島
功 中垣
晋一 米地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP50032056A priority Critical patent/JPS5836488B2/ja
Publication of JPS51107464A publication Critical patent/JPS51107464A/ja
Publication of JPS5836488B2 publication Critical patent/JPS5836488B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、所定の周波数において、所定のインダクタン
スを有する線輪の組立方法に関するものである。
線路の減衰量を極小の条件に近づけるために、外部から
インダクタンスを増加させる手段を装荷という。
1た線路に等間隔に集中して線輪を挿んする方法にむい
て、挿入された線輪相互間の距離を装荷間隙といり、従
来は装荷間隔ごとに線輪をケーブルと別個に設置する方
法がとられていたが最近は、装荷線輪をケーブル内に収
納する方法が考えられている。
第1図は線輪の回路の一例を示すもので、第1図aは2
巻線より戒る線輪、第1図bはl巻線より成る線輪であ
る。
第1図aの場合は、4端子の片側を短絡したとき、所定
のインダクタンスを持つように組立てられ、通信ケーブ
ルの装荷線輪等は第1図aの形式である。
線輪は、その他にも、回路素子、フィルタ素子、同調コ
イル、そく流線輪等に利用されるが、これらの場合には
、第1図bの形式が多い。
1た磁心入り線輪は、使用する磁心材料によって、つぼ
形、E形、つづみ形、棒状等の形状があり、特にフエラ
イトのっぽ形線輪は、性能的に優れてむり、装荷線輪に
もつぼ形が用いられる。
本発明の線輪組立方法は、第1図a,bのいずれにも適
用可能であるが、以下、第1図aの場合について説明す
る。
ただし、第1図a,bの場合ともに、2片l組のフエラ
イト等の磁性体コアで、磁気回路を構成するものとする
第2図は、本発明に使用する装荷線輪の構造図であって
、第2図aは線輪の断面図、第2図bはその外観斜視図
(一部破断図)である。
図にむいて、1,2は巻線、3,4はフエライト・コア
、5は接着剤、δは2片のコアのギャップの寸法である
第2図aに示すように、上下2片の磁性体コア3,4に
それぞれ巻線1,2を組込み、上下コアア3,4を対称
に重ね合せて、外部に4本のリード線を取出し、その外
周のすり合せ面に接着剤5を塗付けて接着させることに
より、第2図bに示すつぼ形の装荷線輪10が完成する
このような構造の線輪10を、所定の周波数で所定のイ
ンダクタンスにするには、フエライト・コア3,4の中
央にあるギャップの寸法δを変エて、磁気抵抗を増減す
ることによって行われるDが普通であり、このギャップ
の寸法δの微小な変化が、インダクタンスを大きく変化
させるものである。
一般には、フエライト・コア3,4の中央にあるギャッ
プ部の磁気抵抗を変えるそめ、各コア3,4における対
向する面にあらかじめ適当な加工をしておくと、人手に
てコア3,4を互いに回転させることにより、所望のイ
ンダクタンスを得ることができるが、各コア3,40対
向する面が一平面である場合には、ギャップ寸法δその
ものを変えることによってインダクタンスを変えなくて
はならず、この微細な調整を人手にて行うことはきわめ
て困難である。
本発明は、上記の問題を解決しようとするもので、その
目的は、直接線輪に手を触れることなく、容易な調整操
作にて、精度のよいインダクタンスの線輪を得ることが
できる線輪組立方法を提供することにある。
上記の目的は、本発明にしたがえば、2片の磁性体コア
にそれぞれ巻線を組込んだ後、該2片のコアに接着剤を
塗付して貼合せ、接着剤が硬化する以前に、コアを押下
する治具に組込み、押下量を調整しながら、インダクタ
ンス測定器でインダクタンスを読取り、所定の値に達し
たところで調整を止め、その渣あの状態で放置して接着
剤を硬化させることにより、所定のインダクタンスを得
ることによって達成される。
以下、図面を参照しながら、本発明を説明する。
第3図は、本発明の一実施例を示すインダクタンス測定
系の接続構成図である。
図に釦いて、6はインダクタンス調整用治具、11は検
出器、12は所定の周波数を発生させる発振器、7はネ
ジ、8は本体、9ぱ板、10は線輪である。
本発明にむいては、第2図のフエライト・コア3,4に
接着剤5を塗付して接着し、この接着剤50層の厚さを
変えることにより、ギャップ寸法δを調整するのである
接着剤5の層の厚さは、微調整が必要であり、そのため
には、コア3と4とを互いに押し付けることが必要であ
る。
本実施例では、第3図に示すように、インダクタンス調
整用治具6、検出器11、発振器12より構成され、治
具6によって前述の接着剤50層の厚さを変え、検出器
11でインダクタンスを読取るのである。
発振器12は、検出器11むよび線輪10に所定の周波
数の電流を流すものであり検出器11は例えばブリッジ
回路を用いてもよい。
以下順を追って説明すると、先ず巻線1,2をフエライ
ト・コア3,4に組込む方法は、第2図で説明したとか
りであって、次にフエライト・コア3,4の外周のすり
合せ面に接着剤5を塗付し、互いに接着する。
次に、接着剤5が固化する以前、すなわち半乾きの状態
で、線輪10を治具6に組込み、発振器12むよび検出
器11を動作させた後、インダクタンスを検出器11で
読取りながら調整する。
調整の状況を詳細に説明すると、治具6のネジ7を回転
することにより、板9が押下されて板9と本体8の間の
線輪10が圧縮される。
最初の状態、すなわちギャップ寸法δが大きいときイン
ダクタンスは小さく、δが小さくなるとインダクタンス
は大きくなる。
すなわち、線輪10が圧縮されると、接着剤5の厚さは
変化し、余分の接着剤5はコア3,4からはみ出て、適
当な厚さになるとともに、インダクタンスは大きく変化
するので、この値を検出器11で読みながら調整する。
所定のインダクタンス、例えば100mHになったとこ
ろで、ネジ7の操作を止め、線輪10を測定系から外し
て、静止状態に放置すれば、接着剤5が固化し、所定の
インダクタンスの線輪10を得ることができん このと
き、治具6に組込んだ1斗の状態で接着剤5は硬化する
ので、直接手を線輪10に触れることはない。
調整時のインダクタンスと、接着剤硬化後のインダクタ
ンスの差は、適当な接着剤5の選択によって、ほとんど
零にすることができる。
コアを押してインダクタンスを調整する方法にち−いて
は、コアを強く押しすぎると、フエライトに歪を正じ、
後にインダクタンスが変化するかそれがあるが、本実施
例の実験結果では、強く押す必要がなく、上記のような
心配は皆無であることが証明された。
第4図は、本発明の一実施例を示すインダクタンス測定
系の回路接続図である。
検出器11として、ブリッジ回路を用い、所定のインダ
クタンス例えば100mHに達したときに、不平衡電流
が流れなくなるように、あらかじめブリッジ回路の可変
な辺を設定しても−<。
この場合、巻線の所定周波数にかける実効抵抗は、ほと
んど一定に作られているから、複素インピーダンスは実
数部分がほぼ一定で、虚数部分(インダクタンス)だけ
が変ると考えてよ〈、インダクタンスの値が所定値に達
したときに不平衡電流が流れないようにすることは、常
に可能である。
第3図、第4図に示した方法で実験した結果は、約80
0個の線輪の組立にむいて、治具6のネジ7のつ1みを
回すことによって、検出器11のメータが振れるから、
能率よく所定のインダクタンスが得られ、操作はきわめ
て容易で、その他作業性もよく、インダクタンスの精度
もよいことが証明された。
.以上説明したように、本発明によれば、治具のネジ
をしめるだけで調整することができ、かつ治具に組込ん
だ1fで接着剤が硬化するために、直接手を線輪に触れ
ることなく、迅速かつ容易な操作で所定のインダクタン
スを有する線輪を得ることができ、しかもインダクタン
スの精度が高い等その結果はきわめて太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は線輪の回路の一例を示す図、第2図は本発明に
使用する装荷線輪の構造図、第3図は本発明の一実施例
を示すインダクタンス測定系の接続構戒図、第4図は本
発明の一実施例を示すインダクタンス測定系の回路接続
図である。 図に3いて、1,2は巻線、3,4はフエライト・コア
、5は接着剤、δはギャップ寸法、6はインダクタンス
調整用治具、7はネジ、8は治具本体、9は板、10は
線輪、11は検出器、12は発振器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2片の磁性体コアにそれぞれ巻線を組んだ後、該2
    片のコアの対向面に接着剤を塗布し該対向面を該接着剤
    を介して衝合し、該接着剤が硬化する前に、コア対向間
    隙調整治具に組込み、該治具によって前記コアを押圧し
    てコア対向間隙を調整しながらインダクタンス測定器に
    よりインダクタンスを測定し、該インダクタンスが所定
    の値に達したとき、前記調整を止め、その11の状態で
    放置して前記接着剤を硬化させ、硬化後に前記治具から
    取出して、所定のインダクタンスの線輪を得ることを特
    徴とする線輪組立方法。
JP50032056A 1975-03-17 1975-03-17 センリンクミタテホウホウ Expired JPS5836488B2 (ja)

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JP50032056A JPS5836488B2 (ja) 1975-03-17 1975-03-17 センリンクミタテホウホウ

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JP50032056A JPS5836488B2 (ja) 1975-03-17 1975-03-17 センリンクミタテホウホウ

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JPS51107464A JPS51107464A (ja) 1976-09-24
JPS5836488B2 true JPS5836488B2 (ja) 1983-08-09

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62130501A (ja) * 1985-12-02 1987-06-12 Fuji Elelctrochem Co Ltd つぼ形磁心のギヤツプ微調整方法
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