JPS62130501A - つぼ形磁心のギヤツプ微調整方法 - Google Patents

つぼ形磁心のギヤツプ微調整方法

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Publication number
JPS62130501A
JPS62130501A JP26930785A JP26930785A JPS62130501A JP S62130501 A JPS62130501 A JP S62130501A JP 26930785 A JP26930785 A JP 26930785A JP 26930785 A JP26930785 A JP 26930785A JP S62130501 A JPS62130501 A JP S62130501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
pot
grinding
magnetic
angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP26930785A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiyoshi Oya
大屋 幸由
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP26930785A priority Critical patent/JPS62130501A/ja
Publication of JPS62130501A publication Critical patent/JPS62130501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、装荷コイルやフィルタコイルなどに用いら
れているつぼ形磁心に関し、特に、つぼ形コイルとして
のインダクタンスを高精度に設定するためにつぼ形磁心
のギャップを微調整する方法に関する。
(従来の技術) 第6図に従来の一般的なつぼ形磁心の構成を示している
。周知のように、二つのっぽ形磁心IA。
1Bを向かい合せに組合せ、内部の環状空間にトロイダ
ルコイルを装填する。つぼ形磁心1A、1Bは外筒2と
内筒3とを有し、両磁心1A、1Bを向かい合せに接合
することで閉磁路が形成される。この閉磁路の磁気特性
がコイルを装填した時のインダクタンスに影響する。イ
ンダクタンスを高精度に設定値に合せるには、つぼ形磁
心1A。
1bによる閉磁路の磁気特性を高精度に所定値に合せな
ければならない。
上記閉磁路の磁気特性を調整するために、つぼ形磁心1
A、1Bの内筒端面3a、3bの間に微小なギャップG
を形成するっこのギャップGの間隔iを変えることで閉
磁路の磁気13性が変化し、コイルを装填した時のイン
ダクタンスが変化する。
従来のものでは、ギャップGを形成する相対向する内筒
端面3a、3bは、磁心1A、18の軸線Pに対して直
交した平面になっており、この平面3a、3bを研削仕
上げすることによってギャップGの間隔iを調整してい
た。
(発明が解決しようとする問題点) 従来においては、ギャップGを形成する内筒端面3a、
3bがつぼ形磁心1△、1Bの軸線Pに対して直交する
平面になっているので、内筒端面3a、3bの研削仕上
げの誤差が直接的にギャップGの間隔1に影響し、閉磁
路の磁気特性すなわちコイルを組込んだ時のインダクタ
ンスに大きな誤差を生じる原因になる。
つまり、内筒端面3a、3bを研削仕上げする研削盤の
加工精度によってつぼ形コイルのインダクタンスの精度
が決定されてしまう。インダクタンスの精度をさらに高
める必要がある場合、つぼ形磁心1A、1B和組合せて
コイルを装填した状態でそのインダクタンスを測定しな
がら、手作業にて内筒端面3a、3bを研削し、ギャッ
プGの調整を行なっていた。このようなインダクタンス
を測定しながらの手作業によるギャップ調整は非常に面
倒であり、作業能率が著しく低かった。
この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたもので
、その目的は、上記ギャップを形成する相対向する二面
の研削仕上げ精度がそれはど烏くなくても、つぼ形コイ
ルとしてのインダクタンスの精度を従来より高めること
ができるようにしたつぼ形磁心のギャップ微調整方法を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明では、上記ギャップを形成する相対向す
る二面のうちの少なくとも一方の面を、両つぼ形磁心の
軸線の直交平面に対して適宜角度傾斜した面に研削仕上
げすることによって、上記ギャップによる所望の磁気特
性を得るようにした。
(作 用) 上記ギャップの磁気特性は、ギャップを形成する而の研
削仕上げ徂だけでなく研削仕上げ角度によっても制御で
き、研削仕上げ吊の精度が従来と同じであっても研削仕
上げ角度によってギャップの磁気特性を微細にコントロ
ールできる。
(実施例) 第1図〜第5図はそれぞれこの発明の5つの実施例を示
している。
第1図〜第3図の各実施例では、2つのっぽ形磁心IA
、IBを向かい合せに接合して閉磁路を形成するととも
に両つぼ形磁心1A、IBの内筒端面3aと3bとの間
にギャップGを形成している。
第1図の実施例においては、内筒端面3bを磁心の軸線
Pの直交平面と平行に研t’l11仕上げしているが、
もう一方の内筒端面3aを軸線Pの直交平面に対して角
度aだけ傾斜したテーパー面に研削仕上げしている。
第2図の実施例では、内筒端面3aを軸I!Pの直交平
面に対して角度すだけ傾斜したテーパー面に研削仕上げ
するとともに、内筒端面3bも軸線Pの直交平面に対し
て角度Cだけ傾斜したテーパー面に研削仕上げしている
第3図の実施例では、内筒端面3aを軸線Pの直交平面
に対して角度dだけ傾斜したテーパー面に研削仕上げす
るとともに、内筒端面3bは内周から外周に向かって内
筒端の高さが低くなるような角度eのテーパー面に研削
仕上げしている。
第4図および第5図の実施例では、両つぼ形磁心1A、
IBの外筒端面2a、2bの間にギャップGを形成して
いる。
第4図の実施例では、外筒端面2aが軸線Pの直交平面
に対して角度fだけ傾斜したテーパー面になっており、
外筒端面2bは軸線Pの直交平面と平行な平面になって
いる。
第5図の実施例では、外筒端面2aおよび2bを軸線P
の直交平面に対してそれぞれ角度Q、hだけ傾斜したテ
ーパー面に研削仕上げしている。
各実施例ともに、ギャップGを形成する而の研削Mとテ
ーパー面の角度とをパラメータとしてコイル組込み後の
インダクタンスを測定しておぎ、あるインダクタンスの
っぽ形コイルを製作したい場合には、それに合せた研削
量と研削角度でギャップを形成する面を研削仕上げすれ
ばよい。この種の研削仕上げは万能研削盤によるテーパ
ー研削で容易に行なえる。
万能研削盤の研削IのM度が従来と同じであっても、研
削渚の誤差によるギャップGの磁気特性の変化率は従来
のものより小さくなるので、インダクタンス精度に与え
る影響も小さくなる。それに加えて、研削角度のパラメ
ータによってギャップGの磁気特性を微細に変化させる
ことができるので、従来よりもはるかに高いインダクタ
ンス精度を(qることができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明に係るつぼ形磁心
のギャップ微調整方法によれば、従来と同じ精度の研削
盤を用いてギャップ形成面の研削仕上げを行なっても、
従来よりもはるかに高い精度で磁気特性を所定値に合わ
すことができ、高いインダクタンス精度のっぽ形コイル
を構成できる。
従って、従来のようにコイルを組込/uでインダクタン
スを測定しながら手作業でギャップ形成面を研削仕上げ
する、といった面倒で時間のかかる調整作業が不必要に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はそれぞれこの発明の5つの実施例を示
すつぼ形磁心の断面図、第6図は従来のっぽ形磁心の断
面図である。 1△、1B・・・つぼ形磁心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つのつぼ形磁心を向かい合せに接合して閉磁路
    を形成するとともに、両つぼ形磁心の接合面の所定部位
    に磁気特性調整用の微小なギャップを形成するものにお
    いて、上記ギャップを形成する相対向する2面のうち少
    なくとも一方の面を、上記両つぼ形磁心の軸線の直交平
    面に対して適宜角度傾斜した面に研削仕上げすることに
    よって、上記ギャップによる所望の磁気特性を得ること
    を特徴とするつぼ形磁心のギャップ微調整方法。
JP26930785A 1985-12-02 1985-12-02 つぼ形磁心のギヤツプ微調整方法 Pending JPS62130501A (ja)

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