JPS5836300Y2 - 充填直後に負圧にする注入装置 - Google Patents

充填直後に負圧にする注入装置

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JPS5836300Y2
JPS5836300Y2 JP1922679U JP1922679U JPS5836300Y2 JP S5836300 Y2 JPS5836300 Y2 JP S5836300Y2 JP 1922679 U JP1922679 U JP 1922679U JP 1922679 U JP1922679 U JP 1922679U JP S5836300 Y2 JPS5836300 Y2 JP S5836300Y2
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JP
Japan
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injection
negative pressure
cylinder
filling
valve body
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JP1922679U
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JPS55118986U (ja
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三郎 安津田
隆 渡辺
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Individual
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、下部に装着した注入管に通じかつ吸入口を有
するシリンダー内にピストン弁体を嵌設した冷菓または
主菜(以下単に冷菓という)の注入装置において、充填
終了時に注入圧力を速やかに止めて濡出を防ぎ、かつ充
填直後に圧力を負圧にして残留冷菓が注入管先端に滴出
するのを防止する注入装置に関し、ピストン弁体12は
、外周を細く形成した開弁部と吸入口を閉塞する閉弁部
がらなり、開弁部には芯孔を介して注入管に通じる複数
の注入孔を穿設し、シリンダーは閉弁部が吸入口を閉塞
した状態で下端部に負圧室を形成するように構成したも
のである。
従来、アイスクリーム、ホイップクリーム等の注入冷菓
は70〜120%空気を混入しているので、圧力を加え
てモナカ、シュークリーム等の容器等の内部に注入する
場合、混入されている空気が圧縮されるため、注入が終
了しても残圧により第1図に示す如くモナカ5の外部に
濡出9aL、また注入管3内に残留する冷菓9が第2図
に示す如く注入管3の先端から滴出9bして、不衛生と
なり、かつ次の注入時に支障を生じた。
本考案は従来の欠点を除去する注入装置であり、第3図
に示す如く注入材料送出パイプ2を連結した注入ポンプ
1は、ポンプ上下軸7により上下動するポンプ取付体4
に装設される。
注入ポンプ1のシリンダー11は第4図および第5図に
示す如く下部に注入管3を装着すると共に、注入材料送
出パイプ2に接続した吸入口10を設け、シリンダー1
1内に嵌設されたピストン弁体12の上端は、支持アー
ム13を介して、弁上下軸8により上下動する弁上下体
6を装設する。
ピストン弁体12は第4図乃至第6図に示す如く外周を
細く形成した開弁部12 aと吸入口10を閉塞する閉
弁部12bからなり、開弁部12aには芯孔14を介し
て注入管3に通じる複数の注入孔15を穿設し、ピスト
ン弁体12が下降した時、注入孔15、芯孔14を介し
て吸入口10を注出管3に通じさせる。
シリンダー11は、閉弁部12bが吸入口10を閉塞し
た注入停止状態において、下端部に負圧室16を形成す
るように設定する。
次に本考案の作用、効果を説明する。
弁上下体6の下降により、ピストン弁体12が第4図に
示す如く下降し、開弁部12 aが吸入口10に位置す
ると、冷菓材料は、吸入口10からシリンダー11内に
圧入し、注入孔15から芯孔14を通って下端の注入管
3に圧送され、ポンプ取付体4の下降により注入管3の
先端が挿入されたモナス5の中に注入される。
次に弁上下体6の上昇によりピストン弁体12が」二昇
すると、先づ閉弁部12 bの上部が吸入口10を閉塞
して冷菓の圧入を停止し、さらにピストン弁体12が上
昇すると、第5図に示す如く閉塞状態でシリンダー11
の下端部に空洞状の負圧室16が形成される。
従って、閉弁部12bが注入を速やかに停止し、注入圧
が無くなった閉塞状態で負圧室16がその容積に応じて
、圧縮された空気を含有する冷菓を負圧にし、かつ注入
管3内に残留する冷菓をシリンダー11内に吸入するか
ら、注入する冷菓が、注入時に溢したり、また注入管3
先端から滴出、滴下する現象を完全に防止する事ができ
る。
図においては、注入ポンプ1がピストン弁体12と同期
的に上下動し、注入管3がモナス5に挿入する実施例を
示したが、注入管3が固定されて、モナス5がピストン
弁体12に同期して上下動する場合も本考案に包含され
るものである。
以上の通り、本考案は空気が混入された各種冷菓の注入
において、注入圧を止めた状態で冷菓を負圧にし、均一
的に無駄なくモナカ内に冷菓を注入し、かつ注入時また
は注入終了後における冷菓の浴出、滴出の弊害を除去す
る事のできる注入装置であるから、注入工程を能率的に
すると共に、注入製品を衛生的にし品質を向上する実効
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の注入装置による注入状態図、第2図は従
来の注入装置による注入終了後の状態図、第3図は本考
案の1実施例を示す構成図、第4図および第5図、第6
図は本考案の断面図を示し、第4図は注入時の開弁状態
の縦断面図、第5図は注入停止時の閉弁状態の縦断面図
、第6図は第4図のA−A’部分の断面図である。 図中、1は注入ポンプ、2は注入材料送出パイプ、3は
注入管、4はポンプ取付体、5はモナス、6は弁上下体
、7はポンプ上下軸、8は弁上下軸、9は冷菓、10は
吸入口、11はシリンダー、12はピストン弁体、12
aは開弁部、12 bは閉弁部、13は支持アーム、1
4は芯孔、15は注入孔、16は負圧室を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に装着した注入管に通じ、かつ吸入口を有するシリ
    ンダー内にピストン弁体を嵌設した冷菓生葉の注入装置
    において、ピストン弁体12は、外周を細く形成した開
    弁部12 aと吸入口10を閉塞する閉弁部12bから
    なり、開弁部12 aには芯孔14を介して注入管3に
    通じる複数の注入孔15を穿設し、シリンダー11は、
    閉弁部12bが吸入口10を閉塞した注入停止状態で下
    端部に負圧室16を形成するように構成してなる充填直
    後に負圧にする注入装置。
JP1922679U 1979-02-16 1979-02-16 充填直後に負圧にする注入装置 Expired JPS5836300Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1922679U JPS5836300Y2 (ja) 1979-02-16 1979-02-16 充填直後に負圧にする注入装置

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JP1922679U JPS5836300Y2 (ja) 1979-02-16 1979-02-16 充填直後に負圧にする注入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55118986U JPS55118986U (ja) 1980-08-22
JPS5836300Y2 true JPS5836300Y2 (ja) 1983-08-16

Family

ID=28847935

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JP1922679U Expired JPS5836300Y2 (ja) 1979-02-16 1979-02-16 充填直後に負圧にする注入装置

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