JPS5836297B2 - エキタイノレベルケンチキ - Google Patents

エキタイノレベルケンチキ

Info

Publication number
JPS5836297B2
JPS5836297B2 JP50154501A JP15450175A JPS5836297B2 JP S5836297 B2 JPS5836297 B2 JP S5836297B2 JP 50154501 A JP50154501 A JP 50154501A JP 15450175 A JP15450175 A JP 15450175A JP S5836297 B2 JPS5836297 B2 JP S5836297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor
liquid
temperature
electromagnetic relay
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50154501A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5277758A (en
Inventor
和典 宇留野
知次 乾
斉 御法川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Toyo Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Toyo Kogyo Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP50154501A priority Critical patent/JPS5836297B2/ja
Publication of JPS5277758A publication Critical patent/JPS5277758A/ja
Publication of JPS5836297B2 publication Critical patent/JPS5836297B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体のレベル検出器,特に内燃機関等に使用す
るに好適な使用温度範囲の広い液体のレベル検出器に関
する。
従来からサーミスタを検出素子とする自動車用内燃機関
の液体のレベル検出器は多数提案されている。
この従来例の代表的事例を第1図に示す〇バツテリであ
る直浦電源4のプラス端子側に自明のキースイッチで例
示される電源スイッチが設けられ,この電源スイッチを
介してリレー2と警報ランブ6へ電流が供給される。
LかL,説明を簡単にするため,電源スイッチの記載を
省略する。
サーミスタ1は例えばオイルパン内に設けられておシ、
エンジンオイルの所定レベル位置におかれている。
液体面が該サーミスクの釦かれている位置よジ低下する
と,サーミスタ自身の温度,6Eh昇L1サーミスタの
抵抗が減少する構或となっている。
このサーミスタ1は、例えば,負の抵抗特性を持ってい
る。
従って、温度変化に伴って抵抗変化、即ち,温度L昇に
対しては抵抗値が減少することKなる。
該サーミスタ1には直列に電磁リレー2の電磁コイル3
が設けられており,更に,コイル3とサーミスタ1の直
列回路に並列に,警報ランブ6とL記コイル2の励磁に
よって開閉される接点5とよシ或る直列回路が設けられ
ている。
この2つの直列回路には直流電源4が接続されている。
かかる構或で,運転者がキースイッチ(図示せず)を閉
じると直流電源4からリレー2のコイル3へ電流が供給
される。
この電流値はサーミスタ1の抵抗値で決する。
サーミスタ1が液体中に在る場合,サーミスタ1の温度
が低く保たれるため抵抗値は高く.電流値がリレー2の
動作レベルに達しない。
従って接点5が開放状態に保持され、警報ランブ6は点
灯しない。
一方,液体が減少し、サーミスタ1が気体中にでると,
サーミスタ1の温度が丘昇し,この結果サーミスタ1の
抵抗値は低くなり,リレー3を流れる電流はリレー2の
動作レベルを越える。
従って接点5が閉じ,警報ランプ6が点灯する。
運転者はこの点灯を確認することにより,液体の減少を
知る。
従って,従来より自明の如くこの確認に基づき運転者は
キースイッチ(図示せず)を開放し,液体を追加する。
その後キースイッチを閉じた場合,直流電源4からリレ
ー2へ流れ込む電流はリレー2の動作レベル以下でちり
,警報ランブ6は点灯しない。
しかるに,液体,例えばエンジン・オイルのレベル検知
器として使用する場合,エンジン・オイルはその温度が
140℃にも達する。
この為エンジンオイルの液伺レベルを検知するにはサー
ミスタがこのエンジンオイルよシ露出した時,このエン
ジンオイルの温度140℃よりはるかに高い温度に1で
自己発熱することが必要でちる。
ところがサーミスタがエンジンオイルより露出Lたit
長時間経過するとサーミスタそれ自身の温度は2 5
0 ’C程度lで丘昇する。
この結果,サーミスタ1そのものに種々の障害が生れる
例えば.サーミスタ1の本体と電極、或いは電極とリー
ド端子との間に剥離,或いは接触抵抗増大を招く。
その結果,耐久性がなくなったシ,使用不可能,即ちレ
ベル検知器としての役割を失ったりする。
更に,サーミスタの表面に付着したエンジン・オイルは
230’C以hKなる。
このため付着したエンジン・オイルは燃焼し,サーミス
タ1の表所にオイルの燃焼スラツジが焼付き、抵抗値の
低下を生じる。
その結果,誤動作の原因となっていた。第2図には、以
七の説明の中心となるサーミスタの特性図を示す。
横軸にエンジン・オイル温度TECQ,及びサーミスタ
温度TthCQを示し,縦軸にサーミスタ抵抗値Rth
(Ω)を示している。
実験の結果、エンジン・オイルの温度が85℃の状態で
はサ・−ミスタ温度は115℃となっており,さらにエ
ンジン・オイル温度が1400Cになるとサーミスタ1
は170’CKなる。
この時のサーミスタの抵抗値は70〔Ω}tJる。
次にサーミスタが露出するとサーミスタ温度V′i19
0℃になり、この時の抵抗60〔Ω〕 に応じた電流に
より電磁リレーコイル3が励磁されて接点5を閉じる。
尚この11放置するとサーミスタは2500(Jで丘昇
する。
このように検出される液体の温度自身が広範囲に変化す
る場合,その液体の最高温度よりはるかに高い温度壕で
サーミスタカ咄己発熱することが必要である。
このため,サーミスタが自己発熱によりE述の如くその
耐久性を著しく低下させる欠点があった。
本発明は以丘の従来例の欠点をな<し.サーミスタの耐
久性の向丘をはかつてなる液体のレベル検知器を提供す
るものである。
本発明では,このためサーミスタと直列に設けられたE
記電磁コイルの接点が動作した場合,サーミスタの温度
L昇の防止し,尚且電磁リレーの自己保持の為にサーミ
スタに流入する電流をバイパスされるバイパス手段を設
けている。
これにより,サーミスタの加熱が防止できると共に.一
度電磁リレーが動作するとこのサーミスタのバイパス手
段によbt磁リレーにはより大きな電流が流れ,より安
定K電磁リレーが励磁され続ける。
従って液面がサーミスタとほぼ同レベル状態で、しかも
液面の振動することにより,警報手段が動作後再び警報
状態を停止する等の動作の不安定を防止できる。
しかも一度電磁リレーが作動した後は液面の振動によシ
サーミスタカ再び液体中に一時的に浸漬されても警報が
停止されることが無い。
以下,図により説明Lよう。
第3図は本発明の基本的構或を示す図であり.第1図の
従来例で述べた如く,バツテリ等の直流電源4よりキー
スイッチ等の電源スイッチを介して電流が供給される。
サーミスタ1K並列にバイパス手段7を設けている。
このバイパス千段7は,サーミスタ1が所定の温度に到
達し,リレー2が動作した後には,サーミスタを電気的
に短絡、,或いはほぼ短絡に近い電圧のみ印力ロするよ
うに構或されている。
従ってかかる構或にすれば.作動後の定常状態における
サーミスタの温度を,著しく低下させ得ることができる
その結果,サーミスタの耐久性を確保できる。
既に第1図の従来例で説明した如く,液の補給はキース
イッチ等の電源スイッチを開放してから行なう。
一方液補給終了後.再度電源スイッチを閉じると,サー
ミスタは低温度に保持ざれでいるためリレー2への供給
電流は動作レベル以下tで維持される。
第3図の基本構或の具体回路を第4図,第5図に示す。
第4図は,バイパス千段7として,電磁リレー2の接点
8を用いた実施例である。
この接点8は接点5とは別個のものである。
従って、電磁リレー2は、2つの接点5,8を具えたリ
レーである。
ここでサーミスタ1について若干述べよう。
サーミスタ1は,ケーシングに組込誉れ,エンジン・オ
イルのレベル検知の場合はオイルパンに装着され,オイ
ルに浸漬される。
かかるサーミスタ1のもとに動作を述べる。
自動車の走行状態におけるエンジン・オイルの温度TE
は85°C〜140°C程度であ9,オイルが充分存在
し、サーミスタ1がオイルに浸漬されている状態では,
サーミスク1の自己発熱はオイルによって充分放熱され
るため,サーミスク1の温度はオイル温度よD30℃程
度高温の115℃〜170℃程度になっている。
第2図ようこの時のサーミスタ1の抵抗値は,150Ω
〜70Ω程度を示す。
従って,こうした抵抗値を考慮して電磁リレー2の作動
電圧が決定される。
例えば,50Ωの内部抵抗を持つ電磁リレーで、且つ電
流電源4として14Vのものを使用した場合には,作動
電圧6.7■のリレーを使用すればよい。
勿論,上記定常状態下では,丘述の如き各種条件のもと
でハ,電磁コイル3K印力ロされる電圧は,3.7V〜
6.2Vの範囲となり,J:.記作動電圧以下となって
いる。
従って,常開接点5,8は開放状態であシ,ランブ6は
消灯したi昔となる。
しかるに,エンジン・オイルが何らかの原因で減少し.
サーミスタ1が空気中に露出されると.放熱が低下し,
サーミスタ1は激しい自己加熱を呈する。
自己発熱の結果、サーミスタ1の温度は上昇し,実験に
よれば,20秒程度で温度190℃,即ち第2図によれ
ば抵抗値6 0,QK到達する。
この結果,電磁コイル3に印カロされる電圧がと述した
リレー2の作動電圧6.7V以ととたり.リレ−2が作
動する。
この結果,接点5,8が閉じ,警報ランブ6が点灯する
一方,接点8が閉じることによって,サーミスタ1は短
絡状態となり,該サーミスタへの電流の流入は停止され
る。
従ってサーミスタ1の温度は,190℃からオイルパン
内の空気温度85℃〜1400C程度にまで低下する。
即ち、サーミスタ1の耐温可能となる範囲で,該サーミ
スタ自身を使用可能にできる。
第5図は,本発明の他の実施例を示す図である。
リレー2内の電磁コイル3と接点5との間にダイオード
9を挿入する構或をとっている。
ダイオード9の陽極側は電磁コイル3側に接続され、陰
極側は阪点5側に接続されている。
かかる構或によれば,サーミスタ1が大気中に露出され
て自己発熱し,抵抗値Rth が減少すると電極リレー
3の作動電圧に達し、接点5が閉じる。
この結果,電流は電磁コイル3一秒゛イオードト→接点
5へと流れ,サーミスタ1は事実上短絡状態となる。
一方,ランプ6Kも接点5を通して電流が流れ.ランプ
6Vi点灯する。
この結果、サーミスク1の自己加熱は防止できる。
この構或によれば、第4図の構或と異なり.嬢点が従来
と同じく単極ですむため,全体に小型で安価なレベル検
知器を提供することができる。
勿論,ダイオード9の挿入個所は必ずしもリレー内部で
ある必要はなく,リレーの外部に設けるようにしてもよ
いことは云うまでもない。
本実施例に基づくレベノκ検知器を実施に耐久試験した
結果によわば,作動回数5000回を大巾に越過し、1
0000回以,′の耐久能力のあることが認められた。
特に,一般Kは2000回が許容安全限界とさ7 こ・
,乙畑,本実施例に′よれば.大巾な更新結果となる。
、た..驚2の実施例による温度条件やサーミスタの冷
却時間等は第1図と略同様てらった。
1た,第1,第2の実施例を通じて幾つかの具体的数値
を与えたが,これらの数値はあく1で一例であることは
云う1でもない。
以上詳細に説明したように、本発明によれば,サーミス
タの耐久性を従来に比して大巾に改善向とでき,レベル
検知器の性能向との大巾な増カロを得ることが可能にな
った。
尚、主としてエンジン・オイルの事例を説明してきたが
,ガソリン,ボイラ,湯沸器,風呂等の各種液体レベル
検出にも使用できることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレベル検知器を示す図,第2図はサーミ
スタの特性図,第3図は本発明の基本的回路構或よシ或
るレベル検知器を示す図、第4図,第5図は本発明の実
施例を示す図である。 1・・・・・・サーミスタ、7・・・・・・バイパス手
段、・・・電磁リレー。 2・・・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液体中の所定レベル位置に設置され,該液体が減少
    しそれ自身が該液体中より露出されることによってそれ
    自身の温度が上昇し、それによって抵抗値が変化するサ
    ーミスタと;電源に対し該サーミスタとそれ自身の持つ
    電磁コイルが直列回路を形fflL該サーミスタの抵抗
    値の変化を受けて作動しそれ自身の持つ接点を開閉する
    電磁リレーと;該電磁リレーの接点と直列に接続され,
    該電磁リレーの接点の開閉によりL記液体がサーミスタ
    の設置されているレベル位置より減少したことを表示す
    る手段と;を具えると共ニ,七記サーミスタが露出され
    て自己加熱した時,I:.記電磁リレーの接点の開閉に
    よbh記電磁コイルを流れる電流がL記サーミスク内を
    流れないようにする為のバイパス手段を該サーミスタに
    対し設けたことを特徴とする液体のレベル検知器。 2 特許請求の範囲第1項記載の液体のレベル検知器に
    おいて,上記サーミスタの一端と上記電磁リレー接点の
    一端はそれぞれ電気的に接続され,さらにL記サーミス
    タの他端と上記電磁リレー接点の他端とをダイオードに
    より接続することによシ,該ダイオードと該電磁リレー
    接点により上記バイパス手段を構EiLたことを特徴と
    する液体のレベル検知器。
JP50154501A 1975-12-24 1975-12-24 エキタイノレベルケンチキ Expired JPS5836297B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50154501A JPS5836297B2 (ja) 1975-12-24 1975-12-24 エキタイノレベルケンチキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50154501A JPS5836297B2 (ja) 1975-12-24 1975-12-24 エキタイノレベルケンチキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5277758A JPS5277758A (en) 1977-06-30
JPS5836297B2 true JPS5836297B2 (ja) 1983-08-08

Family

ID=15585611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50154501A Expired JPS5836297B2 (ja) 1975-12-24 1975-12-24 エキタイノレベルケンチキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5836297B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52114753U (ja) * 1976-02-27 1977-08-31
JPS5756176Y2 (ja) * 1976-10-29 1982-12-03
JPS6225824U (ja) * 1985-07-30 1987-02-17

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4725057U (ja) * 1971-04-13 1972-11-21
JPS4736360U (ja) * 1971-05-14 1972-12-22
JPS49101763U (ja) * 1972-12-20 1974-09-02
JPS5345587Y2 (ja) * 1973-06-22 1978-10-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5277758A (en) 1977-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS624700Y2 (ja)
JPS58205819A (ja) 液量表示装置
JPH0330692B2 (ja)
JPS5836297B2 (ja) エキタイノレベルケンチキ
JPH06213846A (ja) 内燃機関の加熱排気酸素センサ装置
JP2928705B2 (ja) オイルレベルセンサ
US4150569A (en) Level indicator for liquid contained in a reservoir
JPH0219727Y2 (ja)
JPS5933888Y2 (ja) 内燃機関の吸気加熱装置
JPS6025629B2 (ja) デイ−ゼル機関の予熱制御装置
JPS62144030A (ja) 自動車のタンク内の充填液面の熱電測定用回路装置
JPS5928110Y2 (ja) チヨ−ク弁作動解除指示装置
JPS5815650Y2 (ja) チヨ−クレバ−の戻し忘れ警告装置
JPS5835273A (ja) 機関予熱制御方法
JPH06193423A (ja) 液面レベル検出装置
US3270731A (en) Spring starter for internal combustion engine
JPS6123665Y2 (ja)
JPS591861Y2 (ja) トウキノダンセンケンシユツソウチ
JPS59708B2 (ja) エンジン予熱制御装置
JPS5811524B2 (ja) 加熱装置の安全装置
JPS5910780A (ja) グロ−プラグの断線検出装置
JPH0244061Y2 (ja)
JPS63148124A (ja) 冷却液用温度センサ装置
JPS6247010Y2 (ja)
JP2002100457A (ja) ヒーターの通電制御回路