JPS5836139Y2 - ゼツエンスリ−ブ - Google Patents
ゼツエンスリ−ブInfo
- Publication number
- JPS5836139Y2 JPS5836139Y2 JP6973874U JP6973874U JPS5836139Y2 JP S5836139 Y2 JPS5836139 Y2 JP S5836139Y2 JP 6973874 U JP6973874 U JP 6973874U JP 6973874 U JP6973874 U JP 6973874U JP S5836139 Y2 JPS5836139 Y2 JP S5836139Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting terminal
- insulating sleeve
- female
- diameter
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内部に突出部を有する柔軟絶縁スリーブの改
良に係る。
良に係る。
従来自動車の配線等に使用する電線接続端子の絶縁スリ
ーブｌａ、ｌｂは、第１図、第２図に示す如く、接続端
子２ａの電線被覆かしめ付は部３のセット位置として凹
部４が設けてあり、凹部４の両側の凸部５，６はほぼ電
線７の外径に相当する程度まで絶縁物で充実されている
かまたはしぼられている。
ーブｌａ、ｌｂは、第１図、第２図に示す如く、接続端
子２ａの電線被覆かしめ付は部３のセット位置として凹
部４が設けてあり、凹部４の両側の凸部５，６はほぼ電
線７の外径に相当する程度まで絶縁物で充実されている
かまたはしぼられている。
かくの如〈従来の絶縁スリーブｌａ、ｌｂは接続端子２
ａに装着される為に絶縁スリーブ１ａ、ｌｂの一端側の
内径がほぼ電線の外径と同程度に狭小せしめられるたる
構造を有する故に、該絶縁スリーブｌａ、ｌｂの接続端
子２ａへの挿入方法は、電線７を接続端子２ａに圧着す
る前にまず絶縁スリーブｌａ、ｌｂを電線７に通してお
いてから電線７を接続端子２ａに圧着し、その後電線７
に通しておいた絶縁スリーブｌａ、ｌｂを電線側から接
続端子方向へ移動させることによって接続端子２ａヘセ
ツトするというような繁雑な工程を要していた。
ａに装着される為に絶縁スリーブ１ａ、ｌｂの一端側の
内径がほぼ電線の外径と同程度に狭小せしめられるたる
構造を有する故に、該絶縁スリーブｌａ、ｌｂの接続端
子２ａへの挿入方法は、電線７を接続端子２ａに圧着す
る前にまず絶縁スリーブｌａ、ｌｂを電線７に通してお
いてから電線７を接続端子２ａに圧着し、その後電線７
に通しておいた絶縁スリーブｌａ、ｌｂを電線側から接
続端子方向へ移動させることによって接続端子２ａヘセ
ツトするというような繁雑な工程を要していた。
即ち、従来の絶縁スリーブはこのような構造を有する為
に接続端子に電線をかしめ付けた後に外部より絶縁スリ
ーブを挿入する事が不可能であったので、電線を接続端
子に圧着する前工程で電線に絶縁スリーブを挿入する作
業を忘れたり、あるいは一度挿入した絶縁スリーブが作
業工程中に抜けた状態で接続端子に電線をかしめ付けた
場合などには、電線から接続端子を切断して、絶縁スリ
ーブ取り付けに係る工程をすべて最初からやり直さなけ
ればならず、作業に多大な支障を来たしていた。
に接続端子に電線をかしめ付けた後に外部より絶縁スリ
ーブを挿入する事が不可能であったので、電線を接続端
子に圧着する前工程で電線に絶縁スリーブを挿入する作
業を忘れたり、あるいは一度挿入した絶縁スリーブが作
業工程中に抜けた状態で接続端子に電線をかしめ付けた
場合などには、電線から接続端子を切断して、絶縁スリ
ーブ取り付けに係る工程をすべて最初からやり直さなけ
ればならず、作業に多大な支障を来たしていた。
まず、第３図に示した従来のものは絶縁スリーブ１Ｃの
内面の凸部８ ａ 、８ ｂ 、８ Ｃか′円周方向に
そって一様でなく部分的に設けられているだけである故
に、絶縁スリーブ１Ｃの円周方向に於いて接続端子２ｂ
と絶縁スリーブ１Ｃとの結合状態に特定の位置関係があ
り、絶縁スリーブ挿入作業に深い注意を払う必要があっ
た。
内面の凸部８ ａ 、８ ｂ 、８ Ｃか′円周方向に
そって一様でなく部分的に設けられているだけである故
に、絶縁スリーブ１Ｃの円周方向に於いて接続端子２ｂ
と絶縁スリーブ１Ｃとの結合状態に特定の位置関係があ
り、絶縁スリーブ挿入作業に深い注意を払う必要があっ
た。
本考案はかかる欠点を排除する為に考案されたもので、
以下図面に示す実施例について説明する。
以下図面に示す実施例について説明する。
第４図は本考案の絶縁スリーブの一実施例で、軟質のプ
ラスチックで成形された円筒形状をなすもので゛あり、
その内面に、円周方向にほぼ一様な高さで且つ軸方向内
方に向かって縮径する斜面と拡径する段部とを有する環
状凸部９ ａ 、９ ｂが、互いに対向されて絶縁スリ
ーブ１ｄの軸方向に、雌型接続端子の嵌合部１４ａ、１
４ｂ（第５図参照）の長さにほぼ等しい間隔をおいて設
けられ、該凸部９ａ。
ラスチックで成形された円筒形状をなすもので゛あり、
その内面に、円周方向にほぼ一様な高さで且つ軸方向内
方に向かって縮径する斜面と拡径する段部とを有する環
状凸部９ ａ 、９ ｂが、互いに対向されて絶縁スリ
ーブ１ｄの軸方向に、雌型接続端子の嵌合部１４ａ、１
４ｂ（第５図参照）の長さにほぼ等しい間隔をおいて設
けられ、該凸部９ａ。
９ｂによって区切られた空間部１０の内径と空間部１１
．１２の内径とがほぼ等しいように構成される絶縁スリ
ーブである。
．１２の内径とがほぼ等しいように構成される絶縁スリ
ーブである。
第５図は、第４図で示した本考案絶縁スリーブ１ｄの使
用実施例で、メガネ状の雌型接続端子１３ａに絶縁スリ
ーブ１ｄを装着した状態の断面図である。
用実施例で、メガネ状の雌型接続端子１３ａに絶縁スリ
ーブ１ｄを装着した状態の断面図である。
電線７が芯線圧着部１５と絶縁被覆圧着部１６とにより
接続された雌型接続端子は第４図の絶縁スリーブ１ｄの
左方から空間部１１を経て空間部１０に圧入される。
接続された雌型接続端子は第４図の絶縁スリーブ１ｄの
左方から空間部１１を経て空間部１０に圧入される。
第５図から明らかなように雌型接続端子１３ ａの嵌合
部１４ａ、１４ｂは空間部１０の内径より大きい外径を
有しているので、雌型接続端子は絶縁スリーブを拡張し
て圧入され、空間部１０の内壁の軟質プラスチックの収
縮弾力によって押圧され、両凸部９ａ、９ｂの段部間に
支持される。
部１４ａ、１４ｂは空間部１０の内径より大きい外径を
有しているので、雌型接続端子は絶縁スリーブを拡張し
て圧入され、空間部１０の内壁の軟質プラスチックの収
縮弾力によって押圧され、両凸部９ａ、９ｂの段部間に
支持される。
１１及び１２がら空間部１０に向って、内径が順次縮小
されるような斜面をもって凸部９ａ、％ｂが設けられて
おり凸部９ａ又は９ｂのこの斜面は嵌合部１４ ａ 、
１４ ｂを圧入するに便宜であると共にスリーブ及び凸
部がすべて円筒乃至環状であるためスリーブの雌型接続
端子への装着に際して円周方向の方向規制がないので誤
装着がなくなる。
されるような斜面をもって凸部９ａ、％ｂが設けられて
おり凸部９ａ又は９ｂのこの斜面は嵌合部１４ ａ 、
１４ ｂを圧入するに便宜であると共にスリーブ及び凸
部がすべて円筒乃至環状であるためスリーブの雌型接続
端子への装着に際して円周方向の方向規制がないので誤
装着がなくなる。
また第６図に示したものは本考案の他の実施例を説明す
るものであり、丸型の嵌合部１７ ａ 、１７ｂ、１７
Ｃ及び電線圧着部１８が一体となった構造の雌型接続端
子１３ｂ（第７図参照）に使用する絶縁スリーブで絶縁
スリーブ１ｅ内部に円周方向に一様な高さの凸部１９
ａ 、１９ ｂ 、１９ Ｃが、軸方向に雌型接続端子
嵌合部の長さに等しい間隔をおいて設けられ、該凸部１
９ ａ 、１９ ｂ 、１９ Ｃに設けられた拡径段部
により区切られた空間部へ雌型接続端子１３ｂがセット
される。
るものであり、丸型の嵌合部１７ ａ 、１７ｂ、１７
Ｃ及び電線圧着部１８が一体となった構造の雌型接続端
子１３ｂ（第７図参照）に使用する絶縁スリーブで絶縁
スリーブ１ｅ内部に円周方向に一様な高さの凸部１９
ａ 、１９ ｂ 、１９ Ｃが、軸方向に雌型接続端子
嵌合部の長さに等しい間隔をおいて設けられ、該凸部１
９ ａ 、１９ ｂ 、１９ Ｃに設けられた拡径段部
により区切られた空間部へ雌型接続端子１３ｂがセット
される。
以上の実施例に示した如く、本考案の絶縁スリーブは、
成形時は雌型接続端子嵌合部より小さな内径をもつ円筒
形状をなしているが、雌型接続端子をかしめ付けた後に
容易に外部より挿入できる程度の大きさの内径をもった
空間部１１を有しており、かつ軟質のプラスチック材料
で成形されているのでたわみ性、弾力性を有する為雌型
接続端子の形状に応じて容易に変形し得るものであり、
また軸方向及び円周方向ともに何らの方向性を有せず左
右どちらの方向からでも挿入でき、従って雌型接続端子
に電線を圧着した後に外部より絶縁スリーブを挿入する
ことができるという大きな特徴を有するもので従来の絶
縁スリーブのように挿入時に無駄な注意を払う必要性が
全く排除され、さらに第６図に示したように従来の絶縁
スリーブでは使用できなかったいくつかの嵌合部を有す
る構造の雌型接続端子１３ｂにも何ら問題を生じること
なく使用できるものであり実用的効果は極めて大なるも
のである。
成形時は雌型接続端子嵌合部より小さな内径をもつ円筒
形状をなしているが、雌型接続端子をかしめ付けた後に
容易に外部より挿入できる程度の大きさの内径をもった
空間部１１を有しており、かつ軟質のプラスチック材料
で成形されているのでたわみ性、弾力性を有する為雌型
接続端子の形状に応じて容易に変形し得るものであり、
また軸方向及び円周方向ともに何らの方向性を有せず左
右どちらの方向からでも挿入でき、従って雌型接続端子
に電線を圧着した後に外部より絶縁スリーブを挿入する
ことができるという大きな特徴を有するもので従来の絶
縁スリーブのように挿入時に無駄な注意を払う必要性が
全く排除され、さらに第６図に示したように従来の絶縁
スリーブでは使用できなかったいくつかの嵌合部を有す
る構造の雌型接続端子１３ｂにも何ら問題を生じること
なく使用できるものであり実用的効果は極めて大なるも
のである。
第１図、第２図、第３図は従来の絶縁スリーブの構造を
示す断面図である。 第４図は本考案の絶縁スリーブの構造を示す断面図であ
る。 第５図は第４図の絶縁スリーブに雌型接続端子を装着し
た所を示す断面図である。 第６図は本考案の他の実施例を説明する断面図である。 第７図は第６図中の雌型接続端子を説明する斜視図であ
り、引用数字は下記のものをさす。 ７・・・・・・電線、９，１０・・・・・・凸部、１０
・・・・・・空間部、１３ｂ・・・・・・雌型接続端子
、１４．１７・・・・・・嵌合部。
示す断面図である。 第４図は本考案の絶縁スリーブの構造を示す断面図であ
る。 第５図は第４図の絶縁スリーブに雌型接続端子を装着し
た所を示す断面図である。 第６図は本考案の他の実施例を説明する断面図である。 第７図は第６図中の雌型接続端子を説明する斜視図であ
り、引用数字は下記のものをさす。 ７・・・・・・電線、９，１０・・・・・・凸部、１０
・・・・・・空間部、１３ｂ・・・・・・雌型接続端子
、１４．１７・・・・・・嵌合部。
Claims (1)
- 一その内部に収容される雌型接続端子の最大径より小さ
い内径をもつ円筒形状に軟質のプラスチックで゛成形さ
れたもので゛その内壁に、円周方向にほは一様な高さで
かつ縮径する斜面と拡径する段部とをもつ環状凸部を互
いに対向させて、該雌型接続端子の嵌合部の長さにほぼ
等しい軸方向間隔をおいて設けることによって、該雌型
接続端子が前述のプラスチック円筒内壁を弾力的に拡張
しながら圧入され、該雌型接続端子の嵌合部が拡張され
た環状段部間に弾力的に保持されながら納まるように構
成されたことを特徴とする柔軟絶縁スリーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6973874U JPS5836139Y2 (ja) | 1974-06-15 | 1974-06-15 | ゼツエンスリ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6973874U JPS5836139Y2 (ja) | 1974-06-15 | 1974-06-15 | ゼツエンスリ−ブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS50158182U JPS50158182U (ja) | 1975-12-27 |
| JPS5836139Y2 true JPS5836139Y2 (ja) | 1983-08-15 |
Family
ID=28237910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6973874U Expired JPS5836139Y2 (ja) | 1974-06-15 | 1974-06-15 | ゼツエンスリ−ブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836139Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2562759Y2 (ja) * | 1992-04-07 | 1998-02-16 | 矢崎総業株式会社 | 端子金具用スリーブ |
-
1974
- 1974-06-15 JP JP6973874U patent/JPS5836139Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS50158182U (ja) | 1975-12-27 |
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