JPS5835678Y2 - 布地筋目付け装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は原反より適宜に裁断した布地に縫製に先立って
、縫込み位置やプリーツ位置などを示す筋目付けを行な
う装置に関するものである。

一般に被服等の縫製作業に際して原反から裁断した布地
に種々なゲージを用いて縫込み位置やプリーツ位置の位
置決め等の目打ち作業を行ない、この目打ち作業の後に
、目打ち線に沿ってミシンによる縫製作業や、アイロン
その他の加熱器を用いてプリーツ付は作業等を行なって
いるが、従来のこの種の目打作業は一々人手を介して行
なうために手間がかかり、しかも種々な縫込みその他の
目安となる模様線を正確に出しにくい許ってなく、目打
作業にチャコその他の記入具を用いて罫書線を施すため
布地を汚し易く、且つ作業後における罫書線の消去に薬
品を用いるため、薬品で布地をいためたり黄ばみを生ず
るという欠点がある。

本考案は上記のような従来のこの種の布地の目打ち作業
の不備欠点に鑑みて、これを解消すべく考案したもので
ある。

本考案の実施の一例を図面に就いて詳しく説明すると、
衣類プレス装置１の上鏝２に適合する大きさの方形状の
上下面を開放せる上部枠３が形成してあり、該上部枠３
の内部空間４には上部枠３の左右の側部５，５に両端を
固定した複数の螺子杆６が相互に平行に且つ等間隔に配
設しである。

また上記複数の螺子杆６には、螺子杆６と直角に交差し
て上部枠３の内部空間４内に配した多数の上部分割板７
が横に摺動可能に嵌合してあり、且つ上記上部分割板７
の下縁は上部枠３の下面より下方に少し突出させである
と共に、各上部分割板７の両側における螺子杆６上には
それぞれ締付ナツト８が螺合させてあって、上部分割板
７の両側を締付ナツト８で緊締することにより螺子杆６
上の所定の位置に上部分割板７を固定し得るようにして
あり、且つ上部枠３の左右の側部５，５の外面には、そ
れぞれ調整用カム９の上部が固定してあり、該調整用カ
ム９の上部枠３の下方に垂下せる下部内側には外方に向
う下傾案内斜面１０が形成しである。

更に上記上部枠３の左右の側部５，５の調整用カム９，
９の内側に接離する接合転子１１を左右の側枠部１２．
１２の外面に装着した上下面を開放せる方形状の下部枠
１３が形成してあり、該下部枠１３の内部空間１４には
、左右の側枠部１２．１２に両端を固定した複数の螺子
杆１５が相互に平行に且つ等間隔に配設してあり、上記
複数の螺子杆１５には螺子杆１５と直角に交差して下部
枠１３の内部空間１４内に配した多数の下部分割板１６
が横に摺動可能に嵌合してあり、上記下部分割板１６は
上縁を下部枠１３の上面より少し上方に突出させである
と共に、各下部分割板１６の両側における螺子杆１５上
にはそれぞれ締付ナツト１７が配してあって、下部分割
板１６の両側を締付ナラ１〜１７で緊締することにより
螺子杆１５上の所定の位置に下部分割板１６を固定し得
るようにしてあり、更に下部分割板１６相互間並びに下
部分割板１６と下部枠１３の内側との間には、被加圧布
１８の垂れを防止するために、下部分割板１６の上縁と
上面を同位にした耐熱通気性並びに弾性をそなえた例え
ばウレタン等になる有弾性マット１９が嵌脱可能に配置
しである。

且つ又、衣類プレス装置１の下部２０に適合する大きさ
の方形状の上下面を開放せるステッチ型枠２１が形成し
てあり、該ステッチ型枠２１の内部には、例えば第８図
に示す如く等間隔に平行に配した複数の浅い山形２２の
中心に直線２３を通したステッチ模様型板２４、或いは
第１０図に示す如き途中にコ状の曲線状部２５を設けた
ステッチ模様型板２４並びにその他の適宜の縫い線を表
示したステッチ模様型板（図示せず）が上縁２６をステ
ッチ型枠２１の上面より僅かに上方に突出させて配して
あり、該ステッチ模様型板２３は取付板２７を介してス
テッチ型枠２１に固定してあり、且つステッチ型枠２１
の内部には被加圧布１８の垂れを防止するためにステッ
チ模様型板２４の上縁２６と上面を同位にした耐熱通気
性並びに弾性をそなえた例えばウレタン等になる有弾性
マット１９が配設しである。

而して前記衣類プレス装置１をそれぞれ装着する右側室
部２８並びに左側室部２９を両端に形成し、右側室部２
８と左側室部２９との対向面を開放し、且つ右側室部２
８と左側室部２９との間に前記下部１９の長さより大な
る長さの凹空部３０を設けた機枠３１が構成しである。

上記機枠３１の右側室部２８並びに左側室部２９内に装
着せる衣類プレス装置１は、各右側室部２８並びに左側
室部２９の内側天井面３２にそれぞれ下向に固定せる加
圧用シリンダ３３を有し、該加圧用シリンダ３３のピス
トンロッド３４の先端には支持板３５の中央部が取付け
てあり、該支持板３５の両端上面には、各右側室部２８
並びに左側室部２９の内側天井面３２にそれぞれ上端を
掛止した牽引発条３６の下端が連着してあって、支持板
３５を常時上方に向って弾性牽引しである。

上記右側室部２８並びに左側室部２９の各支持板３５の
両端寄両側には案内孔３７が設けてあり、該案内孔３７
には上鏝２の両端寄両側上面に縦設したガイド軸３８が
摺動自由に挿通してあり、支持板３５の上面に突出せる
上記ガイド軸３８の上端には、係止ナツト３９が螺着し
てあり、且つ上記支持板３５の両端両側と上鏝２の両端
両側とをターンバックル４０を介して連結しである。

上記上鏝２には、蒸気の導入管４１並びにスチームトラ
ップ（図示せず）をそなえた排気管４２が設けてあり、
上記導入管４１にはテフロン、或いは同効の耐熱可撓材
になる屈撓自在管４３が接続してあり、該屈撓自在管４
３は接手４４を介してボイラー４５の蒸気管４６に接続
してあり、且つ上鏝２の多数の蒸気噴射用の小孔４７を
設けた鏝面部４８に前記上部枠３を着脱可能に取付けで
ある。

更に上記右側室部２８と左側室部２９にわたり上鏝２の
下方に位置して機枠３１に案内軌条４９が架設してあり
、該案内軌条４９上には、軌条車輪５０をそなえた２台
の下部２０ 、２０が移動自由に載置してあり、各下鏡
２０，２０の両側には連緊板５１が垂設してあり、該連
繋板５１の下端には、上記２台の下鏡２０．２０の下方
に配した共用台板５２の両側が固着してあって、該共用
台板５２を介して２台の下鏡２０．２０は一方の下鏡２
０が上鏝２の直下に位置した状態で他方の下鏡２０が機
枠３１の凹室部３０に位置するようにしてあり、且つ各
下鏡２０．２０の蒸気噴射用の多数の小孔５３を設けた
鏝面部５４上には前記下部枠１３が着脱可能に装着しで
ある。

上記共用台板５２上には、各下鏡２０，２０のそれぞれ
下方に位置して真空ポンプ５５．５５並びに蒸気弁５６
．５６が設置してあり、各真空ポンプ５５．５５の吸気
パイプ５７ 、５７はそれぞれ下鏡２０ 、２０に連通
させてあり、また各蒸気弁５６．５６の一端には、各下
鏡２０．２０に連通せる導気管５８．５８がそれぞれ接
続してあり、且つ各蒸気弁５６．５６の他端相互は共通
蒸気管５９で連通させてあり、該共通蒸気管５９の途中
に設けた送気管部６０には接手６１を各してテフロン、
或いは同効の耐熱可撓材になる屈撓自在管６２が接続し
てあり、該屈撓自在管６２の他端は自動巻取機構（図示
せず）をそなえた自動巻取器６３のリール６４に引き出
し可能に巻装してあり、且つ該他端は巻取軸６５の中空
中心軸部（図示せず）に回転接手（図示せず）を介して
連通させてあり、上記中空中心軸部にはボイラー４５の
蒸気管４６の分岐管６６が連通させてあり、ボイラー４
５からの蒸気をリール６４に巻装せる屈撓自在管６２を
介し案内軌条４９上を移動する２台の下鏡２０，２０に
円滑に送り込み得るようにしである。

また上記機枠３１の内側底部６７の両端に設けた軸受６
８．６８には案内ホイル６９．６９が回転自由に軸架し
てあり、且つ上記内側底部６７の中間には逆転可能な減
速モータ７０に連繋せるチェノホイル７１及びチェノホ
イル７１の前後に配した係合ホイル７２．７２からなる
伝動装置７３が設けてあり、該伝動装置７３のチェノホ
イル７１に掛合させ、チェノホイル７１の前後に設けた
保合ホイル７２ 、７２を経て機枠３１の内側底部６７
の両端の案内ホイル６９．６９に掛は回したチェノ７４
の両端を前記共用台板５２の両端下面に突設した係止突
子７５．７５に連結してあって、減速モータ７０を適宜
に正逆回転させることにより案内軌条４９上の２台の下
鏡２０ 、２０を交互に右側室部２８、左側室部２９の
上鏝２の直下に位置させるようにしである。

尚、図面中の符号７６は機枠３１の右側室部２８並びに
左側室部２９の各天井部７７の上面に装着した排気ファ
ンであって、各右側室部２８並びに左側室部２９内の熱
気及び湿気等を排除するためのものである。

次ぎに本考案の作用に就いて述べると、上下面を開放せ
る方形状の上部枠３の内部空間４内に上部枠３の下面よ
り下縁を下方に突出させた多数の上部分割板７を位置調
整可能に配設すると共に、上記上部枠３に対応する上下
面を開放した方形状の下部枠１３を形成し、該下部枠１
３の内部空間１４内に下部枠１３の上面より上縁を上方
に突出させた多数の下部分割板１６を位置調整可能に配
設し、且つ下部分割板１６相互間に下部分割板１６の上
縁と上面を同位にした耐熱通気性をそなえた有弾性マッ
ト１９を嵌脱可能に配置し、斯くして上部枠３の下部枠
１３になるプリーツ折目形成器を構成し、更に上下面を
開放せるステッチ型枠２１を形成し、該ステッチ型枠２
１の内部に、ステッチ型枠２１の上面より上縁２６を上
方に突出せるステッチ模様型板２４を配設し、且つステ
ッチ型枠２１の内部にステッチ模様型板２４の上縁２６
と上面を同位になせる耐熱通気性をそなえた有弾性マッ
ト１９を配設してステッチ筋日付具を構成する一方、中
間に凹空部３０を存しさせて左右に対向面を開放せる右
側室部２８と左側室部２９を形成した機枠３１を設け、
上記右側室部２８並びに左側室部２９の上部に、それぞ
れ衣類プレス装置１の蒸気の噴射停止自由となせる鏝面
部４８をそなえた上鏝２，２を上下動可能に装着し、且
つ上鏝２，２の下方に位置し機枠３１に案内軌条４９を
架設し、該案内軌条４９上に、蒸気の噴射停止並びに真
空吸気を行なう鏝面部５４をそなえた２台の下鏡２０．
２０を共用台板５２で連繋して移動自由に装置し、該下
鏡２０上に前記下部枠１３並びにステッチ型枠２１を交
換着脱可能にし、上記上鏝２に前記上部枠３を着脱可能
に装着するようにしたから、適宜に裁断した布地にプリ
ーツの折筋を形成したいと望むときは、所望のひだ間隔
に交互に入り込むように上部枠３の上部分割板７と下部
枠１３の下部分割板１６の位置を調節し、上部枠３を上
鏝２の鏝面部４８の下面に装着し、上鏝２の直下に移動
位置させる下鏡２０の鏝面部５４上に下部枠１３を装着
して、下部枠１３上に被加圧布１８を載置し、上鏝２の
下降に先立って上鏝２の鏝面部４８並びに下鏡２０の鏝
面部５４から蒸気を噴射させて被加圧布１８に蒸気を当
て、次いで上鏝２を下降させ、被加圧布１８の上下面に
所望のひだ間隔に調整した上部枠３の上部分割板７と下
部枠１３の下部分割板１６とを交互に喰い込ませて、所
定の時間加熱加圧状態を保ち、次ぎに下鏡２０の鏝面部
５４から真空吸気を行なって被加圧布１８から湿気を除
去し、次いで上鏝２を上昇させ上鏝２に装着せる上部枠
３の上部分割板７を被加圧布１８の上面から離間し、所
望のプリーツ折目の部付を完了した被加圧布１８を下鏡
２０の下部枠１３上から外して加熱加圧して成形したプ
リーツ折目の部付に従い第１３図及び第１４図に示す如
きプリーツを布地に構成し得るのである。

尚上記のプリーツ折目形成に於て、本考案の実施例に示
す如く上部枠３の左右の側部５，５の外面にそれぞれ調
整用カム９を設け、該調整用カム９の内側に接合する接
合転子１１を下部枠１３の左右の側枠部１２．１２に設
けておけば、上部枠３の下降作動に際して調整用カム９
と接合転子１１との接合により上部枠３と下部枠１３が
自動的に規制され、接合誤差を確実に排除することがで
き一層有効である。

また上記上鏝２並びに下鏡２０から上記プリーツ折目形
成器の上部枠３と下部枠１３を取外して、下鏡２０の鏝
面部５４上に所望のステッチ模様型板２４をそなえたス
テッチ型枠２１を取付け、ステッチ型枠２１上に被加圧
布１８を載せて上鏝２の直下に移動させ、上鏝２の鏝面
部４８並びに下鏡２０の鏝面部５４から蒸気を噴射させ
つつ上鏝２をステッチ型枠２１上の被加圧布１８に接し
させて被加圧布１８をステッチ型枠２１のステッチ模様
型板２４に一定の時間加熱圧接させ、次いで上鏝２、下
鏡２０への蒸気の供給を停止し、上鏝２を被加圧布１８
から離間し、同時に下鏡２０の鏝面部５４から真空吸気
を行ない湿気を被加圧布１８から除去し、ステッチ型枠
２１に設けたステッチ模様型枠２４の形状に従って、例
えば第１５図、或いは第１６図に示す如き緯線を示すス
テッチ模様を被加圧布１８上に表出し得るのである。

要するに本考案は上下面を開放せる内部空間４内に、複
数の上部分割板７を位置調節可能に配設せる上部枠３と
上下面を開放せる内部空間１４内に複数の下部分割板１
６を位置調節可能に配設せる下部枠１３とを構成して、
上記上部枠３の上部分割板７相互間と下部枠１３の下部
分割板１６相互間に上部分割板７と下部分割板１６とを
交互に入り込ませるようにしたプリーツ折目形成器並び
に適宜な縁線形状を表わしたステッチ模様型板２４を内
部に設けたステッチ型枠２１を構成して、上記プリーツ
折目形成器の上部枠３と下部枠１３並びにステッチ型枠
２１を蒸気の吸排及び真空吸気装置をそなえた衣類プレ
ス装置１の上鏝２と下鏡２０とに交換装着自由になした
から、布地にプリーツ折目を形成しようとするときには
、所望のひだ間隔に上部枠３の上部分割板７と下部枠１
３の下部分割板１６の相互間の位置を調整して、衣類プ
レス装置１の上鏝２に上部枠３を装着し、下鏡２０に下
部枠１３を装着して下部枠１３上に被加圧布１８を載置
し、衣類プレス装置１を作動させ、上鏝２を下降させ上
鏝２に装着した上部枠３の上部分割板７と下鏡２０上に
装着した下部枠１３の下部分割板１６を被加圧布１８に
交互に喰い込ませて加熱加圧し、プリーツ折目を形成す
ることができ、また布地に縫い線を表わしたいと望むと
きには、所望のステッチ模様型板２４を内部に設けたス
テッチ型枠２１を下鏡２０上に装着して、ステッチ型枠
２１上に被加圧布１８を載置し衣類プレス装置１を作動
して上鏝２を下降させ、上鏝２を被加圧布１８上に圧接
して加熱加圧することにより、被加圧布１８にステッチ
模様を表出させることができ、斯くして、従来の記入具
を用いて布地上に罫書線を施すという煩わしい目打作業
を排除し、且つ布地を汚し罫書線を消すための薬品等に
よって布地を損傷する等の虞を無くして、安全に迅速に
的確に布地に希望するところの大小様様なひだ間隔のプ
リーツ折目を形成することができ、或いは所望のステッ
チ模様等の筋目性を任意に行ない得るのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施の一例を示すもので第１図は一部を
切欠いた正面図、第２図は同上のＡ−Ａ縦断側面図、第
３図は平面図、第４図はプリーツ折目形成器の上部枠の
平面図、第５図は同上のＢＢ縦断正面図、第６図はプリ
ーツ折目形成器の下部枠の平面図、第７図は同上のＣ−
Ｃ縦断正面図、第８図はステッチ型枠の平面図、第９図
は同上のＤ−Ｄ縦断正面図、第１０図は第８図とは異な
るステッチ模様型板を設けたステッチ型枠の平面図、第
１１図はプリーツ折目形成器の上部枠と下部枠とをそれ
ぞれ取付けた上鏝と下鏡の部分の一部を切欠いた拡大正
面図、第１２図はステッチ型枠を取付けた下鏡とステッ
チ型枠上に接した上鏝の部分の一部を切欠いた拡大正面
図、第１３図並びに第１４図は本考案装置を用いて形成
したプリーツの形状の一例を示す斜視図、第１５図並び
に第１６図は本考案装置により形成したステッチ模様の
一例を示す平面図である。 １・・・・・・衣類プレス装置、２・・・・・・上鏝、
３・・・・・・上部枠、４・・・・・・内部空間、５・
・・・・・側部、７・・・・・・上部分割板、９・・・
・・・調整用カム、１０・・・・・・下傾案内斜面、１
１・・・・・・接合転子、１２・・・・・・側枠部、１
３・・・・・・下部枠、１４・・・・・・内部空間、１
６・・・・・・下部分割板、１９・・・・・・有弾性マ
ット、２０・・・・・・下鏡、２１・・・・・・ステッ
チ型枠、２４・・・・・・ステッチ模様型板、２６・・
・・・・上縁、４８・・・・・・鏝面部、５４・・・・
・・鏝面部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 方形状の上下面を開放せる上部枠３を形成し、該上部枠
   ３の内部空間４内に、上部枠３の下面より下縁を突出さ
   せた複数の上部分割板７を位置調整可能に配設し、且つ
   上部枠３の左右の側部５，５の外面に、下傾案内斜面１
   ０を下部内側に形成せる調整用カム９，９の上部を固定
   する一方、上記上部枠３の左右の調整用カム９，９の内
   側に接離する接合転子１１．１１を左右の側枠部１２．
   １２の外面に装着した上下面を開放せる方形状の下部枠
   １３を形成して、該下部枠１３の内部空間１４内に下部
   枠１３の上面より上縁を突出させた複数の下部分割板１
   ６を位置調整可能に配設し、該複数の下部分割板１６相
   互間に下部分割板１６の上縁と上面を同位にした耐熱通
   気性の有弾性マット１９を嵌脱可能に配置して、該下部
   枠１３と上記上部枠３とになるプリーツ折目形成器を構
   成し、更に上下面を開放せるステッチ型枠２１を形成し
   、該ステッチ型枠２１の内部に、ステッチ型枠２１の上
   面より上縁２６を突出せるステッチ模様型板２４をは配
   置し、且つステッチ型枠２１の内部にステッチ模様型板
   ２４の上縁２６と上面を同位となせる耐熱通気性の有弾
   性マット１９を配設したステッチ筋目付具を構成して、
   上記プリーツ折目形成器の上部枠３を蒸気の噴射停止自
   由とせなる鏝面部４８をそなえた衣類プレス装置１の上
   鏝２に着脱可能にすると共に、衣類プレス装置１の蒸気
   の噴射停止並びに真空吸気を行なう鏝面部５４をそなえ
   下部２０に、上記プリーツ折目形成器の下部枠１３と、
   上記ステッチ筋目付具のステッチ型枠２１とを着脱自由
   に交換装着するようにしてなる布地筋目付は装置。