JPS5835461B2 - ゴム成形品の離型方法及びその装置 - Google Patents
ゴム成形品の離型方法及びその装置Info
- Publication number
- JPS5835461B2 JPS5835461B2 JP6786579A JP6786579A JPS5835461B2 JP S5835461 B2 JPS5835461 B2 JP S5835461B2 JP 6786579 A JP6786579 A JP 6786579A JP 6786579 A JP6786579 A JP 6786579A JP S5835461 B2 JPS5835461 B2 JP S5835461B2
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- JP
- Japan
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- molded product
- rubber molded
- mold
- mold release
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ゴム成形品の離型方法及びその装置に関し
、特に、アンダーカットの大きなゴム成形品を型より突
き出された中子ピンから離型するのに適した方法及びそ
の装置に関する。
、特に、アンダーカットの大きなゴム成形品を型より突
き出された中子ピンから離型するのに適した方法及びそ
の装置に関する。
従来、アンダーカットを有するゴム成形品は、突き出し
た中子ピンから離型する場合、手で行なっていた。
た中子ピンから離型する場合、手で行なっていた。
しかし、この方法は、ゴム成形品が冷えてから、しかも
、手でゴム成形品の開口部を拡開しながら行なうため、
取り出し時間、工数とも多くを要し、また、ゴム成形品
拡開時に成形品に傷や破れが発生する釦それがあった。
、手でゴム成形品の開口部を拡開しながら行なうため、
取り出し時間、工数とも多くを要し、また、ゴム成形品
拡開時に成形品に傷や破れが発生する釦それがあった。
また、大きなアンダーカットを有するゴム成形品の場合
は、割り中子によらなければ離型が不可能とされ、アン
ダーカットの大きなゴム成形品はほとんど設計されなか
った。
は、割り中子によらなければ離型が不可能とされ、アン
ダーカットの大きなゴム成形品はほとんど設計されなか
った。
この発明は、上記にかんがみて、アンダーカットを有す
るゴム成形品の中子ピンからの離型が機械的にでき、ゴ
ム成形品の離型時間、工数ともに大幅に削減できるゴム
成形品の離型方法及びその装置を提供することを目的と
する。
るゴム成形品の中子ピンからの離型が機械的にでき、ゴ
ム成形品の離型時間、工数ともに大幅に削減できるゴム
成形品の離型方法及びその装置を提供することを目的と
する。
この発明の他の目的は、アンダーカットの大きなゴム成
形品でも中子ピンからの離型ができ、アンダーカットの
大きなゴム成形品の設計が可能となるゴム成形品の取り
出し方法及びその装置を提供することにある。
形品でも中子ピンからの離型ができ、アンダーカットの
大きなゴム成形品の設計が可能となるゴム成形品の取り
出し方法及びその装置を提供することにある。
この発明の要旨は、アンダーカットを有するゴム成形品
を、型開き後型より突き出された中子ピンから離型する
に際し、前記ゴム成形品を真空吸着した状態で、圧縮空
気を前記中子ピンの中子部とゴム成形品との間に流入さ
せて圧縮空気の反発力で行なうゴム成形品の離型方法、
及び、中子ピンが突き出される直上位置に、離型治具を
設け、離型治具の下面にゴム成形品が嵌合可能な嵌合孔
が形成され、嵌合孔の底部中心には圧縮空気をゴム成形
品と中子部との間に供給可能な給気孔が形成され、嵌合
孔の底部外周部にはゴム成形品を真空吸着可能な吸着溝
が形成されたゴム成形品の離型装置にある。
を、型開き後型より突き出された中子ピンから離型する
に際し、前記ゴム成形品を真空吸着した状態で、圧縮空
気を前記中子ピンの中子部とゴム成形品との間に流入さ
せて圧縮空気の反発力で行なうゴム成形品の離型方法、
及び、中子ピンが突き出される直上位置に、離型治具を
設け、離型治具の下面にゴム成形品が嵌合可能な嵌合孔
が形成され、嵌合孔の底部中心には圧縮空気をゴム成形
品と中子部との間に供給可能な給気孔が形成され、嵌合
孔の底部外周部にはゴム成形品を真空吸着可能な吸着溝
が形成されたゴム成形品の離型装置にある。
以下、この発明の一実施例を図例に基づいて説明する。
この発明に使用する装置の全体図を第1図に示し、要部
断面図を第2〜5図に示す。
断面図を第2〜5図に示す。
型開き後の下型が搬送されてくる位置のフレーム1の直
下に、突き出しピン2,2、・・・が複数個配列された
ピンプレート3が設けられている。
下に、突き出しピン2,2、・・・が複数個配列された
ピンプレート3が設けられている。
ピンプレート3は下方に設けられたシリンダ4のピスト
ンロッド5と連結され昇降自在となっている。
ンロッド5と連結され昇降自在となっている。
また、ピンプレート3はストッパ部6を下方にもつガイ
ドバー7.7により案内され突き出しピン2.2、・・
・が芯振れしないようになっている。
ドバー7.7により案内され突き出しピン2.2、・・
・が芯振れしないようになっている。
フレーム1の上方には複数個の離型治具8,8、・・・
が配列された治具プレート9がピンプレート3に対応し
て設けられている。
が配列された治具プレート9がピンプレート3に対応し
て設けられている。
治具プレート9は給気プレート10と支柱11.11を
介して連結され、さらに、給気プレート10はシリンダ
12のピストンロッド13と連結され治具プレート9と
ともに昇降自在となっている。
介して連結され、さらに、給気プレート10はシリンダ
12のピストンロッド13と連結され治具プレート9と
ともに昇降自在となっている。
捷た、シリンダ12は、レール14,14により案内さ
れ送りシリンダ15により移動する移動プレート16に
ブラケットを介して固定されている。
れ送りシリンダ15により移動する移動プレート16に
ブラケットを介して固定されている。
離型治具8は治具プレート9に明けられた保持孔17に
摺動可能にコイルばね32を介して嵌合され、その上端
部で給気プレート10にシリンダ室18を摺動する頭部
19をもつスライドパイプ20と連結されている。
摺動可能にコイルばね32を介して嵌合され、その上端
部で給気プレート10にシリンダ室18を摺動する頭部
19をもつスライドパイプ20と連結されている。
また、離型治具8の下端部には成形品の嵌合孔21が明
けられ、該嵌合孔21の底部中心には給気孔22がスラ
イドパイプ20と連通ずるように形成され、底部外周部
には環状の吸着溝23か形成され、吸着溝23に連通し
て吸気孔24が形成されている。
けられ、該嵌合孔21の底部中心には給気孔22がスラ
イドパイプ20と連通ずるように形成され、底部外周部
には環状の吸着溝23か形成され、吸着溝23に連通し
て吸気孔24が形成されている。
この吸着孔24には真空ホース(図示せず)を介して真
空ポンプと連通している。
空ポンプと連通している。
また、給気プレート10のシリンダ室18の底部にはガ
スケット25が取り付けられ、各シリンダ室18にはエ
ア供給孔26、高圧ホース(図示せず)を介してコンプ
レッサ等がら圧縮空気を送給可能となっている。
スケット25が取り付けられ、各シリンダ室18にはエ
ア供給孔26、高圧ホース(図示せず)を介してコンプ
レッサ等がら圧縮空気を送給可能となっている。
次に、上記装置の使用態様を説明する。
成形後型開きした下型27(中型28も含む)をピンプ
レート3の直上位置1で移動する(第2図)。
レート3の直上位置1で移動する(第2図)。
次に、突き出しピン2で中子ピン29を突き上げ、アン
ダーカットを有するゴム成形品(図例ではダストブーツ
ブツシュ)30を離型治具8の嵌合孔21に嵌合後、真
空ポンプを稼動して吸着溝23により、成形品30を嵌
合孔21の底部に真空吸着する(第3図)。
ダーカットを有するゴム成形品(図例ではダストブーツ
ブツシュ)30を離型治具8の嵌合孔21に嵌合後、真
空ポンプを稼動して吸着溝23により、成形品30を嵌
合孔21の底部に真空吸着する(第3図)。
上記吸着状態を維持した11、コンプレッサを稼動して
圧縮空気をシリンダ室18に送り込むと、圧縮空気はス
ライドパイプ20、給気孔22を経て成形品30と中子
ピン29、中子部31との間に流入しく第4図)、成形
品30がふくらみ、さらに、圧縮空気の供給を続けると
、成形品30の下方部より圧縮空気は噴出し、成形品3
0と中子部31との間に反発力が生じ、離脱可能な大き
さに拡開するとともに、成形品30が上方に浮上し、離
型治具8及びスライドパイプ20がコイルばね32の力
に抗して上方へ押し上げられ、成形品30が中子部31
から勢いよく離型する。
圧縮空気をシリンダ室18に送り込むと、圧縮空気はス
ライドパイプ20、給気孔22を経て成形品30と中子
ピン29、中子部31との間に流入しく第4図)、成形
品30がふくらみ、さらに、圧縮空気の供給を続けると
、成形品30の下方部より圧縮空気は噴出し、成形品3
0と中子部31との間に反発力が生じ、離脱可能な大き
さに拡開するとともに、成形品30が上方に浮上し、離
型治具8及びスライドパイプ20がコイルばね32の力
に抗して上方へ押し上げられ、成形品30が中子部31
から勢いよく離型する。
このとき、スライドパイプ20の頭部19は圧縮空気で
押し上げられる形となり、離型治具8、スライドパイプ
20は下降することはない。
押し上げられる形となり、離型治具8、スライドパイプ
20は下降することはない。
当然、成形品30は離型治具8の嵌合孔21に真空吸着
された捷1である。
された捷1である。
次に、シリンダ12を作動して、治具プレート9、給気
プレート10を上方に上げ、複数の成形品30の全てが
離型しているのを確認した後、送りシリンダ15を作動
して、成形品集合位置1で搬送するとともに、シリンダ
4を作動してピンプレート3を下げ、下型27を成形位
置迄戻す。
プレート10を上方に上げ、複数の成形品30の全てが
離型しているのを確認した後、送りシリンダ15を作動
して、成形品集合位置1で搬送するとともに、シリンダ
4を作動してピンプレート3を下げ、下型27を成形位
置迄戻す。
成形品集合位置壕で治具プレート9等と共に搬送された
成形品30は、真空吸着を解除すれば自重により嵌合孔
21から離れ落下する。
成形品30は、真空吸着を解除すれば自重により嵌合孔
21から離れ落下する。
このとき、圧縮空気の供給を止めれば、離型治具8、ス
ライドパイプ20は自重及びコイルばね32の力で下降
して元の位置に戻る。
ライドパイプ20は自重及びコイルばね32の力で下降
して元の位置に戻る。
この状態で再び治具プレート9等をピンプレート3の直
上位置迄送りシリンダ15で戻せば、再び成形品の中子
ピンから離型が可能となる。
上位置迄送りシリンダ15で戻せば、再び成形品の中子
ピンから離型が可能となる。
この発明のゴム成形品の離型方法及びその装置は、上記
のような方法及び構成なので、中子ピンからのアンダー
カットを有する成形品の離型が機械的にでき、しかも複
数個同時にできるので、ゴム成形品の離型時間、工数と
も大幅に削減できる。
のような方法及び構成なので、中子ピンからのアンダー
カットを有する成形品の離型が機械的にでき、しかも複
数個同時にできるので、ゴム成形品の離型時間、工数と
も大幅に削減できる。
また、アンダーカットの大きなゴム成形品でも、圧縮空
気により拡開して行なうので、傷や破れを生じずに中子
ピンから離型でき、アンダーカットの大きなゴム成形品
の設計が可能となる等の効果を奏する。
気により拡開して行なうので、傷や破れを生じずに中子
ピンから離型でき、アンダーカットの大きなゴム成形品
の設計が可能となる等の効果を奏する。
第1図はこの発明の装置の概略全体図、第2図はこの発
明の装置の離型前の要部断面図、第3図は同じく離型時
の要部断面図、第4図は第3図の■部拡犬図、第5図は
この発明の装置の離型後の要部断面図である。 2・・・突き出しピン、8・・・離型治具、9・・・治
具プレート、18・・・シリンダ室、20・・・スライ
ドパイプ、21・・・嵌合孔、22・・・給気孔、23
・・・吸着溝、24・・・吸気孔、2γ・・・下型、2
9・・・中子ピン、30・・・ゴム成形品。
明の装置の離型前の要部断面図、第3図は同じく離型時
の要部断面図、第4図は第3図の■部拡犬図、第5図は
この発明の装置の離型後の要部断面図である。 2・・・突き出しピン、8・・・離型治具、9・・・治
具プレート、18・・・シリンダ室、20・・・スライ
ドパイプ、21・・・嵌合孔、22・・・給気孔、23
・・・吸着溝、24・・・吸気孔、2γ・・・下型、2
9・・・中子ピン、30・・・ゴム成形品。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アンダーカットを有するゴム成形品を、型開き後型
より突き出された中子ピンから離型するに際し、前記ゴ
ム成形品を真空吸着した状態で圧縮空気を前記中子ピン
の中子部とゴム成形品との間に流入させて前記ゴム成形
品と前記中子部の間に反発力を生じさせて離型すること
を特徴とするゴム成形品の離型方法。 2 型開き後中子ピンが型より突き出される直上位置に
、離型治具が設けられ、該離型治具の下面にゴム成形品
が嵌合可能な嵌合孔が形成され、該嵌合孔の底部中心に
は圧縮空気を前記ゴム成形品と前記中子ピンの中子部と
の間に供給可能な給気孔が形成され、前記嵌合孔の底部
外周部には前記ゴム成形品を真空吸着可能な吸着溝が形
成されたことを特徴とするゴム成形品の離型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6786579A JPS5835461B2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | ゴム成形品の離型方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6786579A JPS5835461B2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | ゴム成形品の離型方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55159959A JPS55159959A (en) | 1980-12-12 |
JPS5835461B2 true JPS5835461B2 (ja) | 1983-08-02 |
Family
ID=13357239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6786579A Expired JPS5835461B2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | ゴム成形品の離型方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835461B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6381008A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-11 | Nok Corp | 型開き時における成形品の保持方法 |
JPH01133705A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-25 | Teito Rubber Kk | 管状体の引き抜き装置 |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP6786579A patent/JPS5835461B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55159959A (en) | 1980-12-12 |
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