JPS5835452Y2 - ストランド状ポリマ−の冷却装置 - Google Patents

ストランド状ポリマ−の冷却装置

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Publication number
JPS5835452Y2
JPS5835452Y2 JP3643079U JP3643079U JPS5835452Y2 JP S5835452 Y2 JPS5835452 Y2 JP S5835452Y2 JP 3643079 U JP3643079 U JP 3643079U JP 3643079 U JP3643079 U JP 3643079U JP S5835452 Y2 JPS5835452 Y2 JP S5835452Y2
Authority
JP
Japan
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cooling water
strand
tank
cooling
polymer
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Expired
Application number
JP3643079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55136520U (ja
Inventor
隆司 丸山
Original Assignee
東レ・エンジニアリング株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東レ・エンジニアリング株式会社 filed Critical 東レ・エンジニアリング株式会社
Priority to JP3643079U priority Critical patent/JPS5835452Y2/ja
Publication of JPS55136520U publication Critical patent/JPS55136520U/ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶融押出し成形されたストランド状のポリマー
を冷却固化させる装置に関するものである。
一般に合成繊維、フィルム、成形品等を製造する場合は
中間体としてチップ状物に加工したものが使用される。
該チップ状物を得る方法としては口金より溶融ポリマー
をストランド状に押しだし縦切りするもの、あるいはシ
ード状に押しだし縦切り、横切りを1段又は2段で行な
う方法等が提案されているが、切断機構が簡単でかつ得
られるチップ状物は粉、 が少なく良好なチップ形状の
ものが得られる前者のストランド状ポリマーを縦切りす
る方法が広〈実施されている。
すなわち口金より押しだされた多数のストランド状のポ
リマーを弾性のある2本のベルトに挾み冷媒中を通して
固化し切断する装置が特公昭51−37937で提案さ
れている。
しかし該装置ではストランド状のポリマーをベルトで挾
み冷媒中を搬送しているため、ベルト内に於ける冷媒の
流動がほとんどないため冷却効果が小さくそのためベル
トにストランド状ポリマーが融着し操業性を著しく不安
定にする、この問題を解決するためにベルトで挾持した
ストランド状のポリマ一部に多量の冷媒を供給すること
を試みたが、ストランド状ポリマーが搬送方向と直角方
向に乱れを生じポリマー同志が融着を起す等の欠点があ
った。
本考案は前記のような従来提案されている装置の欠点を
解決することを目的に検討の結果得られたものである。
すなわち、本考案は冷却用外槽と上下端が開口し内側に
複数の仕切板によりストランド状ポリマーの通路を並設
した漏斗状冷却用内槽とから構成し、該内槽の上部にオ
ーバーフロー形冷却水供給部を内槽中央壁面に内槽内の
冷却水の一部を槽外に排出しストランド状ポリマーを下
方に送る搬送部を設けた構成が簡単で取扱いが容易なス
トランド状ポリマーの冷却装置を提供するものである。
第1図に本考案の冷却装置の1実施例の概略正面断面図
を、第2図に概略側面図を、第3図KZ−2矢視図を示
し図面に基いて説明する。
1はストランド状ポリマーの溶融押出機の口金であり、
該下方に冷却水供給管3を設けた冷却用外槽2が設置し
である。
4は下端が開口し口金1より吐出されるストランド状ポ
リマーYの配列と平行な壁面5が内方に傾斜した漏斗状
冷却用内槽であり、壁面5の内側にストランド状ポリマ
ーYの通路aを形成する複数の仕切板6が固着しである
Iは内槽4の上方に設けた冷却水供給管8を有するオー
バーフロ一槽であシ、9は内槽4の上方内側に設けたエ
ゼクタ−用の傾斜ガイドであって、該内槽4のガイド9
の近接位置に冷却水流入口すが設けである。
10は壁面5の垂直方向約中央に設けた冷却水排出管1
1を有する第1の冷却水排出用ヘッダーであり、壁面5
に第4図に示すようなストランド状ポリマーYの通路a
と連通する孔すを穿孔し、前記通路a内にある冷却水が
下方に流動するように配設しである。
12は前記ヘッダー10の下方に設けた冷却水排出管1
3を有する第2の冷却水排出用ヘッダーであり、壁面5
には第4図に示すような前記通路aと連通ずる孔Cを穿
孔し、該通路a内の冷却水が連続して下方に流動するよ
うに配設しである。
前記各ヘッダー10.12の冷却水排出管11.13は
冷却水循環系の絞り弁15,16,17,18、濾過器
19及び循環ポンプ20等を経て冷却水供給管3゜8に
接続しである。
14は冷却用外槽2と漏斗状冷却用内槽4の間の冷却水
上面位置に設けた波立防止用の金網である。
前記のように構成する冷却装置に於けるストランド状ポ
リマーの冷却操作について説明する。
寸ず冷却水循環系のポンプ20を始動して漏斗状冷却用
内槽4内の冷却水をストランド状ポリマーYの通路aと
連通する孔す、c及び第1,2冷却水排出用ヘッダー1
0.12を経て各々冷却水排出管11,13より槽外に
排出した濾過器19でごみ等の不純物を除去し冷却水供
給管3に供給量の70〜95悌を送り、残りを冷却水供
給管8に送る。
該供給管8に送られた冷却水はオーバーフロ一槽7より
漏斗状冷却用内槽4内に流れ込み冷却水は該内槽4内を
下方に向って流れる。
−力任切板6により形成した通路aに穿孔した孔す。
Cを通して多量の冷却水が排出されるため、該内槽4内
に於いては各通路aの層流となると共に、孔す、cより
冷却水が排出されることに伴って冷却用外槽2の冷却水
が前記内槽4の上方に設けた開口dより流入し傾斜ガイ
ド部9で下方に向っての吸引作用を生じる。
開口部dより冷却水が流入しても波立防止金網14によ
り液面に変動を生じない。
前記漏斗状冷却用内槽4内に流入した冷却水の1部は孔
す、cより排出し他は下端開口部より冷却用外槽2に流
出する。
絞孔す、cよりの冷却水排出量はストランド状ポリマー
Yの吐出量(太さ)及び吐出速度等により槽内を上部か
ら下部の搬送コンベヤー21に搬送するために必要な冷
却水の流速になるよう絞り弁17.18により排出量を
調節する。
次に冷却用外槽2に設けたベルトコンベヤー21を始動
すると共に、冷却固化されたストランド状ポリマーを所
定の長さに切断する装置(図示せず)を始動する。
前記状態に於いて溶融押出板を始動し口金1より溶融ポ
リマーをストランド状ポリマーYとして吐出する。
吐出されたストランド状ポリマーの先端部はシート状に
なっているため(冷却用水槽4内の仕切板6の上下は、
シート状のポリマーが通過出来るスキ間をもたし、切断
装置(図示せず)手前で切断除去し)正常なストランド
状ポリマーYのみ冷却される。
正常なストランド状ポリマーYはポリマーYと回連で流
動する冷却水と共に下方に送る。
冷却水と共に下降した前記ポリマーYは傾斜ガイド9部
で通路を挾められ下方に強制的に吸引される。
すなわちニップローラで挾持搬送されると同じストラン
ド状ポリマーYの横方向の乱れを防止して下方に送る。
前記傾斜ガイド9を通過したストランド状ポリマーYは
各々仕切板6により形成する通路a内の冷却水と共に下
降し、第1の冷却水排出用ヘッダー10及び第2の排出
用ヘッダー12からの冷却水の排出に基づき通路a内の
冷却水の流動を促進させ、冷却水と共にポリマーYを下
方に搬送し冷却固化させる。
固化したストランド状ポリマーYは漏斗状冷却用内槽4
の下部に設けたベルトコンベヤー21に挾持され切断装
置(図示せず)に送り所定の寸法に切断する。
本考案は前記のように実施することができるが実施例に
限定されるものではない。
○ 冷却用外槽には槽内の液面を一定にするためのオー
バーフローを設けることができる。
○ 漏斗状冷却用内槽は一体構成でもよく、ストランド
状ポリマーの配列に対応した分割構成でもよい。
分割構成で片側が移動しストランド状ポリマー吐出開始
時に開動しシート状物等の塊状のものが通過後正常な位
置に復帰し連続運転する機構にするとよい。
0 漏斗状冷却用内槽の冷却水を流動させるための冷却
水排出用ヘッダーは少なくとも一つあればよい。
0 壁酊4に設ける連通孔す又はCの形状、数量はスト
ランド状ポリマーの吐出量(太さ)吐出速度等の関係に
より決定する。
O波立防止には金網でもよく多孔板でもよい。
本考案は前記のように、冷却用外槽と上下端が開口し内
側に複数の仕切板によりストランド状ポリマーの通路を
並設した漏斗状冷却用内槽とから構成し、該内槽の上方
にオーバーフロー形冷却水供給部を内槽壁面にストラン
ド状ポリマーを下方に送る搬送部を設けることにより次
のような効果を奏する。
○ 口金より吐出されたストランド状ポリマーをベルト
等の搬送手段を使用しないため該ポリマーが搬送手段等
に付着することがなく確実に搬送することができる。
0 ストランド状ポリマーを直接冷却水により冷却する
ため冷却効果がよくなり、冷却長を短くすることができ
る。
O冷ガ装置に可動部がないため故障等を生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の冷装置の1実施例を示す概略正面図で
あり、第2図は概略側面図である。 第3図はZ−2矢視図であり、第4図はY−Y矢視図で
ある。 2:冷却用外槽、3,8:冷却水供給管、4:漏斗状冷
却用内槽、5:壁面、6:仕切板、7:オーバーノロ一
槽、9:傾斜ガイド、10:第1の冷却水排出用ヘッダ
ー、11,13:冷却水排出管、12:第2の冷却水排
出用ヘッダー 14二波立防止金網。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却用外槽と、上下端が開口し、内側に複数の仕切板に
    よりストランド状ポリマーの通路を並設した漏斗状冷却
    用内槽とから構成し、該内槽の上方にオーバーフロー形
    冷却水供給部を内槽中央壁面に内槽内の冷却水の一部を
    槽外に排出しストランド状ポリマーを下方に送る搬送部
    を設けたことを特徴とするストランド状ポリマーの冷却
    装置。
JP3643079U 1979-03-20 1979-03-20 ストランド状ポリマ−の冷却装置 Expired JPS5835452Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3643079U JPS5835452Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 ストランド状ポリマ−の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3643079U JPS5835452Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 ストランド状ポリマ−の冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55136520U JPS55136520U (ja) 1980-09-29
JPS5835452Y2 true JPS5835452Y2 (ja) 1983-08-10

Family

ID=28897578

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JP3643079U Expired JPS5835452Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 ストランド状ポリマ−の冷却装置

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JPS55136520U (ja) 1980-09-29

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