JPS58349Y2 - ジヤンパ線の接触損傷防止具 - Google Patents

ジヤンパ線の接触損傷防止具

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JPS58349Y2
JPS58349Y2 JP1977111330U JP11133077U JPS58349Y2 JP S58349 Y2 JPS58349 Y2 JP S58349Y2 JP 1977111330 U JP1977111330 U JP 1977111330U JP 11133077 U JP11133077 U JP 11133077U JP S58349 Y2 JPS58349 Y2 JP S58349Y2
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JP
Japan
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jumper
jumper wire
wire
clamp
wires
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Expired
Application number
JP1977111330U
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English (en)
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JPS5437894U (ja
Inventor
修 石山
Original Assignee
旭可鍛鉄株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多導体架空送電線のジャンパ線と、それに接近
して交叉する部材との接触を防止して、ジャンパ線の損
傷を防止する防止具に関するものである。
第1図に示すような4導体耐張装置では、水平角が強い
とき以外は、上2条の電線1から垂下しているジャンパ
線2がジャンパ線補強金具3や、下2条の電線4を引留
めているロッド金具5に接近または接触しているため、
これが風などの振動により揺れると、接近または接触個
所A、Bかすれる結果ジャンパ線の素線が切断すること
があった。
またその切断を早期に発見するためには点検を頻繁に行
なわなければならず、さらに最悪のときにはジャンパ線
を取替えなければならなかった。
本考案は以上のような欠点を解決するために考案したも
ので、ジャンパ線とロッド金具やジャンパ線補強金具と
をそれぞれクランプで挾持し、これらのクランプを屈曲
連結具により互にほぼ直交方向へ回転自在に連結するこ
とによりジャンパ線と他の部材との接触によるジャンパ
線の損傷を防止することを目的とするものである。
本考案の実施例を第2,3図に基いて説明すると、本考
案はロッドクランプ6とジャンパクランプ7とをL形の
連結具8によりそれぞれほぼ直交方向へ回転自在に連結
して構成する。
すなわちロッドクランプ6はロッド溝9をそれぞれ有す
るクランプ本体10と押え11をコツターボルト12に
より連結するとともにポル1へ13でロンド溝9内に挿
入されたロッド金具5(第1図参照)を挾持する構造に
加えてクランプ本体10にロッド溝9と直角方向の連結
孔14を有するリンク部15を突設して形成されており
、この連結孔14にL形の連結具8の一端部を挿入して
連結されている。
またジャンパクランプ7は線溝16と、この線溝16と
平行に連結孔17があけられたクレビス部18を有する
ジャンパクランプ本体19と、このジャンパクランプ本
体19の線溝16に対向する位置に線溝20を有すると
ともに、線溝20と平行に連結孔21があけられたリン
ク部22を有するジャンパ押え23とで構成され、この
ジャンパクランプ本体19と押え23をそれぞれの連結
孔1γ、21にL形の連結具8の他端部を挿通して連結
するとともに、線溝16,20内に挿入されたジャンパ
線2(第1図参照)を挾持するためのボルト24が前記
ジャンパクランプ本体19と押え23に係合されている
上述のように構成した本考案装置は、ロッド金具5をロ
ッドクランプ6で挾持し、かつロッド金具5と接近また
は接触しているジャンパ線2をジャンパクランプ7で挾
持するように取り付けて使用する。
次に本考案防止具の作用を説明すると、クランプロ、7
はL形の連結具8で回転自在に連結されている。
そのためジャンパ線2が揺動するときには、その揺動に
ともなった動きをする。
また風などによりジャンパ線2が大きくゆれるときには
、ジャンパクランプ7が連結孔17.21を中心に回転
してジャンパ線2がロッド金具5と接触することが心配
されるが、ジャンパ線2はジャンパクランプ7により挾
持されているのでジャンパ線2が上記のように回転する
には、ジャンパ線2がねじられながら曲がらなくてはな
らない。
通常電線は可撓性が有るとは言うものの架空送電線に使
用される位の電線になると曲げやねじりの剛性が大きい
ため、多少変形しても常に元の位置に戻ろうとする力が
働くから、風などによってジャンパ線2が他の部材に接
触するまで回転することはない。
このことは実験によっても確かめられている。
なおジャンパ線2とジャンパ線補強金具3との間の接触
個所Bにも本考案の防止具は使用できる。
この場合はロッドクランプ6でジャンパ線2を挾持し、
かつジャンパクランプ7でロッド金具5を挾持すればよ
い。
このときにも本考案の防止具の作用は上記作用と同じで
ある。
本考案装置は上記のように構成されているため接近また
は接触して交叉するジャンパ線と他の部材とを確実に保
持して両者の摺触を有効に防止できる。
したがってジャンパ線の素線が切断することがなく、ま
たそれにともなう点検を頻繁に行う必要もない。
さらに最悪時におけるジャンパ線の取替えも必要がなく
なる。
加えてジャンパクランプは回転自在に連結されているた
め、ジャンパ線が揺動したときにジャンパクランプの線
溝の両端部でその部分のジャンパ線が損傷を受けること
もなくなるなど、本考案は実用上人なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は4導体耐張装置の斜視図、第2図は本考案の防
止具の平面図、第3図は第2図の底面図である。 1・・・・・・上2条の電線、2・・・・・・ジャンパ
線、3・・・・・・ジャンパ線補強金具、4・・・・・
・下2条の電線、5・・・・・・ロッド金具、6・・−
・・クランプ、7・・・・・・クランプ、8・・・・・
・L形の連結具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多導体架空送電線のジャンパ線と、それに接近して交叉
    する部材とを、それぞれクランプで挾持し、それらのク
    ランプを屈曲連結具により互いにほぼ直交方向へ回転自
    在に連結することを特徴とするジャンパ線の接触損傷防
    止具。
JP1977111330U 1977-08-19 1977-08-19 ジヤンパ線の接触損傷防止具 Expired JPS58349Y2 (ja)

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JP1977111330U JPS58349Y2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 ジヤンパ線の接触損傷防止具

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JP1977111330U JPS58349Y2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 ジヤンパ線の接触損傷防止具

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JPS5437894U JPS5437894U (ja) 1979-03-12
JPS58349Y2 true JPS58349Y2 (ja) 1983-01-06

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ID=29059059

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019191A (ja) * 1973-06-25 1975-02-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019191A (ja) * 1973-06-25 1975-02-28

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JPS5437894U (ja) 1979-03-12

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