JPS5834648Y2 - 回転灯の駆動機構 - Google Patents

回転灯の駆動機構

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Publication number
JPS5834648Y2
JPS5834648Y2 JP14330579U JP14330579U JPS5834648Y2 JP S5834648 Y2 JPS5834648 Y2 JP S5834648Y2 JP 14330579 U JP14330579 U JP 14330579U JP 14330579 U JP14330579 U JP 14330579U JP S5834648 Y2 JPS5834648 Y2 JP S5834648Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
transmission member
friction transmission
motor
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP14330579U
Other languages
English (en)
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JPS5661903U (ja
Inventor
寅之助 佐久間
雄之 藤野
Original Assignee
株式会社小糸製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小糸製作所 filed Critical 株式会社小糸製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パトロールカー等の緊急車輛に設置される回
転灯に係り、更に詳しくは電源電圧の相違にかかわらず
同一モーターで反射鏡を常に一定の回転速度で回転させ
得るようにした回転灯の駆動機構に関するものである。
従来からパトロールカー、救急車等の救急車輛まそのル
ーフ上に回転灯を設置しておりこれを緊急事態発生時に
点灯回転させることにより周囲の車輌、歩行者等に対し
て自軍の存在および注意を促すようにしている。
第1図は従来のこの種の回転灯の一例を示すもので、1
は合成樹脂、ガラス等で杉皮され、赤あるいは黄色に着
色された灯具ハウジング、2は前記灯具ハウジング1に
その下端開口部を閉塞するように取付けられたベース、
3はその上部にソケット4が固設され下端のねし部3a
にナツト5を螺合させることにより前記ベース3上に立
設された支柱で、この支柱3の円筒部3bに回転体6が
回転自在に嵌装されている。
この回転体6上には放物面状の反射鏡8がビーコンラン
プ7を囲むごとく止めねじ9によって固定されている。
また、前記回転体6はテ゛イスク10を一体に有し、こ
のテ゛イスク10の外周縁にはゴム等の弾性体からなる
摩擦伝達部材11が被冠されており、この摩擦伝達部材
11の下面がモータ12の出力軸12 aと常時接触す
ることにより、前記モータ12によって回転されるよう
に構成されている。
すなわち、前記モータ12の駆動に伴い、出力軸12
aが回転すると、摩擦により摩擦伝達部材11を回転さ
せ、この回転に伴い回転体6および反射鏡8が一体に前
記支柱3を回転軸としてビーコンランプ7の周囲を回り
始め、もって反射鏡8がビーコンランプ7の光を360
°方向に反射させるようにしている。
ところで、上記構成による回転灯においては、通常モー
タ12の電源として車輌に塔載されたバツテリヲ使用し
ているが、このバッテリはその車輌によって容量が異な
るので、回転体6、すなわち反射鏡8の回転数が異なる
という欠点があった。
すなわち、モータ12に印加される電圧が高い場合には
出力軸12 aの回転数が増大するため、反射鏡8を速
く回転させ、低い場合には出力軸12の回転数が減少し
て反射鏡8をゆっくり回転させる。
このため、従来は電源の仕様に応じてモータ12を変え
ているが、このようにすると製造が面倒で、部品数が増
加するばかりか、機種の増加に伴い製品管理も面倒であ
るなど多くの欠点か゛あった。
本考案は上述したような従来の欠点を解消すべくなされ
たもので、ディスクに被冠される第1の摩擦伝達部材を
、上部環状部と下部環状部との厚さを異にして形成する
と共にモータの出力軸には弾性体によって円筒状に形成
された第2の摩擦伝達部材を選択的に被冠するという極
めて簡単な構成により、電源電圧の相違にかかわらず同
一モータで反射鏡を常に定速回転させ得るようにした回
転灯の駆動機構を提供するものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第2図は本考案の一実施例を示す要部の側断面図である
なお、図中、第1図と同一構成部材のものに対しては同
一符号を以って示し、その説明を省略する。
同図において、回転体6のディスク10の外周縁にはそ
の内周面に環状溝20を形成してなる第1の摩擦伝達部
材18が被冠されている。
この環状溝20は第1の摩擦伝達部材18の中心りから
△dだけ上方にずれた位置を中心として矩形に形成され
ることにより、上部環状部19 aの肉厚aの下部環状
部19 bの肉厚すとを異ならしている(a<b)。
そして、前記第1の摩擦伝達部材18は、通常、すなわ
ち回転灯をモータ12の電源電圧が高い(例えば24■
)車輌に装着する場合、前記下部環状部19bの外側面
においてモータ12の出力軸12aと直接接触し、電源
電圧が低い(例えば12■)車輌に装着する場合、上下
反転されて第3図に示すように上部環状部19 aを下
にして使用されるものである。
しかし、第1の摩擦伝達部材18を反転使用すると、出
力軸12 aとの間に間隙が生じて出力軸12 aの回
転を回転体6に伝達させることができなくなるので、こ
の場合には前記出力軸12aにゴム等の弾性体により円
筒状に形成された第2の摩擦伝達部材23が被冠される
なお、前記モーター12は一端がベース2に設けた図示
しない係合部に係止され、他端が止めねじ24によって
わじ止めされたモータブラケット25により、前記ベー
ス2上に固定されるが、この固定構造としては直接止め
ねじで固定したり、線ばねで押圧固定したりあるいはベ
ース2の一部を切起して形成したブラケットに止めねじ
で個定したり種々の手段が可能である。
また、本実施例ではビーコンランプ7のソケットと支柱
3とを一体に形成し、回転体6と反射鏡8とを一体に形
成している。
以上のように構成された回転灯はモータ12への印加電
圧が24Vの場合、上述した通り第2図に示す状態、す
なわち第1の摩擦伝達部材18の下部環状部19 b側
が出力軸12 aと直接接触した状態で使用されること
により、出力軸12aの回転が前記第1の摩擦伝達部材
18を介して回転体6に伝達され、これによって反射鏡
8を所定の回転数でビーコンランプ7の周囲を回転させ
る。
一方、印加電圧が12Vの場合には、第3図に示す状態
、すなわち、第1の摩擦伝達部材18を反転させて上部
環状部19 aと出力軸12 aに被冠された第2の摩
擦伝達部材23とを接触させた状態で使用される。
この場合、モータ12の回転数は電源電圧の低下に伴っ
て減少するが、第2の摩擦伝達部材23の周速度が24
V時における出力軸12 aの周速度と等しくなるよう
に該摩擦伝達部材23の外径を設定することにより、モ
ータ12の回転数の減少をカバーする。
この結果、第1の摩擦伝達部材18は電源電圧が24V
の場合と同一の回転速度で回転し、回転体6および反射
鏡8を所定の回転数で回転させる。
かくして、本考案によればモータ12の回転数が電源の
仕様によって変動したとしても、回転体6および反射鏡
8には何ら影響を及さず、同一モータで所定の回転数を
得ることができる。
第4図a、l)は本考案の他の実施例を示す要部断面図
である。
すなわち、開園aは第1の摩擦伝達部材18の上下環状
部19 a 、19 bを同一の肉厚(C1−02)と
し、下部環状部19 bに弾性を有するヒレ部30を一
体に設けることにより、前記上下環状部19a、19b
の肉厚を実質的に異ならしたものである。
前記ヒレ部30は出力軸に圧接して弾性変形するため、
振動等により出力軸との接触が一時的に断たれるのを防
止し、より確実な動力伝達を行なうという利点を有して
いる。
勿論、このヒレ部30は下部環状部19bに限らず、第
5図に示すように上部環状部19aにも設けてもよい。
この場合、ヒレ部30を含む上下環状部19 a 、1
9 bの肉厚が異なるように設計すればよい。
一方、同図すは第1の摩擦伝達部材18の上下面に同心
状の環状溝31を複数個形成したものである。
なお、第2の摩擦伝達部材23についても形状を種々変
更し得ることは明らかであろう。
以上説明したように、本考案に係る回転灯の駆動機構に
よれば、上下環状部の厚さを異にした第1の摩擦伝達部
材を回転体のテ゛イスクの外周縁に被冠し、円筒状に形
成された第2の摩擦伝達部材を出力軸に被冠して構成し
たので、モータの回転数が変っても、常に一定の回転速
度で回転体、換言すれば、反射鏡を回転させることがで
き、そのため従来のように電源仕様に応じてモータを交
換する必要がない。
また、第1および第2の摩擦伝達部材は構造簡易にして
安価に製造でき、しかも回転体および出力軸への取付け
、取外しが容易であるなど、その実用的効果は非常に大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のこの種回転灯の一例を示す断面図、第2
図は本考案の一実施例を示す断面図、第3図は電源電圧
が低い場合の使用状態を示す要部断面図、第4図および
第5図は本考案の他の実施例を示す要部断面図である。 3・・・・・・支柱、4・・・・・・ソケット、6・・
・・・・回転体、7・・・・・・ビーコンランプ、8・
・・・・・反射鏡、10・・・・・・ディスク、12・
・・・・・モータ、12a・・・・・・出力軸、18・
・・・・・第1の摩擦伝達部材、19a・・・・・・上
部環状部、19b・・・・・・下部環状部、23・・・
・・・第2の摩擦伝達部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反射鏡およびディスクを有し、かつビーコンランプを保
    持する支柱を回転軸として回転する回転体と、前記ディ
    スクの周縁下面に添接する出力軸を有するモータとを備
    えた回転灯において、前記テ゛イスクの外周縁には弾性
    体からなり厚さが異なる上部環状部と下部環状部を有す
    る第1の摩擦伝達部材が着脱自在に被冠され、前記出力
    軸には弾性体によって円筒状に杉皮された第2の摩擦伝
    達部材が着脱自在に被冠され、前記第1の摩擦伝達部材
    は前記第2の摩擦伝達部材を出力軸に被冠しない時、該
    出力軸に肉厚の厚い下部環状部が直接接触し、第2の摩
    擦伝達部材を出力軸に被冠した時、出力軸に肉厚の薄い
    上部環状部が該第2の摩擦伝達部材と接触することを特
    徴とする回転灯の駆動機構。
JP14330579U 1979-10-18 1979-10-18 回転灯の駆動機構 Expired JPS5834648Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14330579U JPS5834648Y2 (ja) 1979-10-18 1979-10-18 回転灯の駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14330579U JPS5834648Y2 (ja) 1979-10-18 1979-10-18 回転灯の駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5661903U JPS5661903U (ja) 1981-05-26
JPS5834648Y2 true JPS5834648Y2 (ja) 1983-08-04

Family

ID=29374546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14330579U Expired JPS5834648Y2 (ja) 1979-10-18 1979-10-18 回転灯の駆動機構

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JP (1) JPS5834648Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5661903U (ja) 1981-05-26

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