JPS5834072Y2 - マ−ガリン入れ等の容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案はマーガリン、バター等を入れる容器に係る。

本案はバターナイフ等のための用具収容部を有して使用
に便利なものを提供しようとするものである。

以下、図示の実施例について説明する。

図において、Ａは身であり、Ｂは該部Ａに着脱自在に被
せた蓋である。

上記身Ａには、マーガリン又はバターを収容する平面視
長方形の主容部１を設けるばかりでなく、該主容部１の
長辺側の一側に、これに沿って細長く、バターナイフＣ
を入れる用具収容部２を一体に付設し、また、該用具収
容部２内において、その長手方向の一方に片寄った適所
に、用具収容部を長手方向に２分する如く壁体３を一体
に設けると共に、該壁体３に上方からバターナイフＣの
柄を挿入し支持する適宜深さの切込み４を入れており、
以上を適宜合成樹脂で一体成形している。

上記用具収容部Ｃには、バターナイフＣをその柄を上記
切込み４内に挿入して収容し、バターナイフＣは、柄の
端部を動物の顔や花等の形状にしている。

上記蓋Ｂには、上記切込み４の上部に挿入の突片５を裏
面適所から一体突設しており、適宜合成樹脂により成形
している。

以上のように構成しているので、バターナイフＣが常備
され、該バターナイフＣが柄において切込み４で支持さ
れて持ち運びに踊ることが少なく、カタカタ音を発する
ことが少なく、また、バターナイフＣの取出しには、柄
の端部に指を掛けて直接引上げてもよいし、逆に鉄部を
押込んで切込み４を支点に刃側を上昇させて取出しても
よいが、いずれにせよ容易に取出せる。

本案によれば、マーガリン等を入れる主容部１の脇に細
長く用具収容部２を一体に付設しているので、バターナ
イフＣ等を常備でき、該バターナイフ等は用具収容部内
に全体的に収納でき、しかも、その用具収容部内には長
手方向の一方へ片寄せて内部を長手方向に２分する仕切
壁体３を設け、該壁体の中央部に適宜深さの切込み４を
入れ、且つ、蓋Ｂの内面にその切込み４の上部へ差込む
突片５を突設しているので、バターナイフＣ等の柄が切
込み４で支持されて持ち運びに踊ることも騒音を生じる
ことも少なく、取出しの際には、柄の端部を指で押込め
ば、切込み４の筒所を支点にてこ作用により刃側を上昇
させることができ、そして、その上昇は壁体３が一方へ
片寄っていることから大きく上昇させることができて、
用具収容部から十分に突出させることができ、容易に取
出すことができ、使用に頗る便利重宝である。

また、バターナイフＣ等を一緒に収容しても蓋がバター
ナイフ等により邪魔されて十分閉じないようなこともな
い。

【図面の簡単な説明】

図面は本案実施例で、第１図は蓋を除いた平面図、第２
図は第１図ＩＩ −ＩＩ線断面図である。 Ａ・・・・・・身、Ｂ・・・・・・蓋、１・・・・・・
主容部、２・・・・・・用具収容部、３・・・・・・壁
体、４・・・・・・切込み、５・・・・・・突片。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 身Ａに蓋Ｂを着脱自在に嵌合して成るマーガリン入れ等
   の容器の身Ａにおいて、マーガリン等を入れる主要部１
   の脇に、該主要部に沿わせてバターナイフ等を全体的に
   収納する細長い用具収容部２を一体に付設し、該用具収
   容部内に長手方向の一方へ片寄せて内部を長手方向に２
   分する仕切壁体３を一体に設けると共に、該壁体の中央
   部に適宜深さの切込み４を入れ、また、蓋Ｂにおいて、
   内面の上記壁体３との対応部分に、上記切込み４の上部
   へ差込む突片５を一体に突設したことを特徴とするマー
   ガリン入れ等の容器。