JPS5834036B2 - 記録媒体のカ−トリツジ - Google Patents

記録媒体のカ−トリツジ

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JPS5834036B2
JPS5834036B2 JP55164439A JP16443980A JPS5834036B2 JP S5834036 B2 JPS5834036 B2 JP S5834036B2 JP 55164439 A JP55164439 A JP 55164439A JP 16443980 A JP16443980 A JP 16443980A JP S5834036 B2 JPS5834036 B2 JP S5834036B2
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JP
Japan
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cartridge
disk
disc
guide
lid
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修 田島
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5834036B2 publication Critical patent/JPS5834036B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0328Containers for flat record carriers the disc having to be extracted from the cartridge for recording reproducing, e.g. cooperating with an extractable tray

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録媒体のカートリッジに係り、特に作動状態
で記録媒体の外部への脱出を制限するロック手段を挿入
方向中心軸に関して軸対称となるように定めて、カート
リッジを上下反転させても再生装置本体内に挿入しつる
よう構成した記録媒体のカートリッジを提供することを
目的とする。
一般に、ビデオディスクの信号密度は普通のオーディオ
ディスク等に比較して例えば5,555本/インチと極
めて高く、その信号溝の深さも0.3μ程度と極めて精
密な顕微鏡的寸法精度で加工されているため、従来オー
ディオディスクでは問題とされなかったような信号面に
耐着した指紋、微少な塵埃もしくは信号面に生じた僅か
の擦き疵等が原因で信号再生時に大きなドロップアウト
もしくは針とび現象等が生じてしまうことがあり、従っ
てビデオディスクの取り扱いには細心の注意が必要とさ
れる。
又、ビデオディスクの再生方式は接触方式、非接触方式
に大別されるが、ピックアップ装置の針を信号溝に係合
させ針の先端部と該信号溝底部との間の容量変化を検出
し記録信号を再生する接触方式の再生装置にあっては、
信号面の凹凸上面に500λ程度の厚さの金属層とポリ
スチレン層を積層させた構造のビデオディスクを用いる
ため、これらの薄層を防護する上でもその信号面の取扱
いには細心の注意を必要とされる。
本発明は上記要求を満足するものであり、以下図面と共
に本発明になるカートリッジの一実施例について説明す
る。
第1図A、Bは夫々本発明になる記録媒体のカートリッ
ジの一実施例の斜視図及びカートリッジ半休の斜視図、
第2図A、Bは上記カートリッジの夫々閉蓋時及び開蓋
時の縦断面図、第3図A。
Bは夫々本発明カートリッジを適用しうる再生装置の一
実施例の縦断側面図、第4図A、Bは夫々上記再生装置
のプレーヤ本体の斜視図及び蓋体の斜視図、第5図は上
記プレーヤ本体の一部平面図を示す。
先ず第1図A、B及び第2図A、Bと共に本発明カー)
IJッジの一実施例につき説明する。
第1図A中、11はビデオディスクカー1− IJッジ
で、一対のカー1− IJッジ半体12 、12’を組
付けてなり、その内部に第2図Aに示す如くビデオディ
スク13を所定の状態で収納している。
ビデオディスク13は例えば直径302mmの円盤体の
信号面14に0.3μ程度の深さの信号溝で例えばキャ
リ了周波数5M’Hzの信号を記録されており、従って
中央段部のレーベル部15と円縁段部のグループガード
部16との間の信号面14の信号溝密度は例えば555
5本/インチである。
信号面14はビデオディスク13の上下両面に形成しで
ある。
15aはレーベル部15の中心に形成した孔で、再生時
後述するカラー72のテーパ付外固面に係合する。
カートリッジ半休12.12’は第1図Bに示す如くと
もに同一形状をなすため、説明の便宜上カートリッジ半
体12についてのみ説明し、カートリッジ半休12′に
ついては同−構成部分の符号にダッシュを付しその図示
及び説明を省略する。
カートリッジ半体12は、例えば弾力性に富みしかも適
度の剛性を有するプラスチック材よりなり、前記ビデオ
ディスク13よりも僅かに犬なる矩形状平板11上所定
位置に所定形状の凹凸部を形成しである。
18は上記平板17の中央部に突設された円形のレーベ
ル部保持部で、カートリッジ半休12′のレーベル部保
持部18′との間で前記ビデオディスク13のレーベル
部15を挟持する。
19は上記平板17上に上記保持部18と同軸的にリン
グ状に突設されたリブ(例えば直径300羽、巾4mv
t’)で、池のリブ19′との間でビデオディスク13
のグループが一部部16を挟持する。
19aはリブ19のうち後述する突設部21に対向する
部分を切欠いて形成した切欠部で、との切欠部19aを
介して後述する一対のフィンガ122,123がカート
リッジ11の内部に進入する。
20は上記レーベル部保持部18とリブ19との間を結
んで形成される傾斜リブで、その上面はテーパ状面20
aとされており、その傾斜角は後述する如くカートリッ
ジ半休12 、12’の開き角の略1/2とされている
21はリブ19の外周面に当接させて形成した突設部で
、その高さはリブ19より略ディスク13のグループガ
ード部16の厚み分程度大とされており、カートリッジ
半休12.12’間にディスク13を保持させた場合デ
ィスク13の外周部がこれに当接して係止される。
尚、カートリッジ半体12′にリブ20、突設部21と
同一構成をなすリブ20′、突設部21′が形成されて
いるが、両カートリッジ半休12.12’を組付けた場
合リブ20と20′、突設部21と21′は重なり合う
ことなく夫々互いにカートリッジ11の中央縦断面線に
関して左右に対称な位置関係となる。
22〜25は平板17の右側縁部にこれにそって突設し
た壁部でカートリッジ半対12′の壁部26′の凹部2
7′〜3σに夫々係合する形状とされている。
31.32,33,34,35は平板17の矢印■方向
前縁部にこれに沿い突設した壁部で、カートリッジ半休
12′の壁部31′の外側面が壁部34.35の内側面
に、又壁部32′の外側面が壁部33の内側面に係合す
る形状とされている。
壁部31はその外側面に開口する溝部31aを有してお
り、この溝部31aをはさんで前面壁部31bと後面壁
部31cが対向する形状をなしている。
31dは上記前面壁部31bに形成したラッチ係合部で
、カートリッジ半休12.12’を互いに組付けこれを
閉じる際、カートリッジ半休12′のラッチ係合部31
d′が壁部34の内側面に形成したラッチ34Hに係合
し、これにより両カートリッジ半休12.12’は所定
の操作による以外開蓋不能にロックされる。
ラッチ係合部31 d 、 31 d’及びラッチ34
a。
34a′はロック手段を構成する。
36は平板17の矢印■方向後縁部の左端に設けた段部
で、これに隣接してコ字状の切欠部37が形成されてい
る。
38は平板17の上記後縁部の右端に形成した切欠部で
、これに隣接して段部39が設けられている。
段部36は切欠部38′に係合し、又段部39は切欠部
37′に係合する形状をなしており、両カートリッジ半
休12.12’を互いに組付ける場合カートリッジ半体
12の切欠部37,38にカートリッジ半休12′の段
部3γ。
36′を夫々係合させ、それとともにカートリッジ半体
12の段部36,39をカートリッジ半休12′の切欠
部38’、37’に係合させ、この状態で段部36,3
9’及び段部39,36’を夫々挿通するピン40.4
1により両カートリッジ半体12゜12′がピン40.
41を中心に所定角度回動しうるよう組付ける。
この場合、カートリッジ11の開口角度は両カートリッ
ジ半体12 、12’を組付けた場合に第1図Aに示す
如く該両半体12.12’の後端縁部間で形成される隙
間tにより決るため、この隙間tが所定寸法となるよう
上記ピン40゜41の挿入位置は適宜位置とされる。
42はカートリッジ半体12の壁部26に形成した凹部
26aに収納したコイルバネで、その一端部42aは壁
部35に穿設した孔35a内に挿入されて係止され、そ
のコイル部42bは上記凹部26a内に保持され、その
他端部42cは壁部35と壁部26とで画成される空間
内に延在している。
このコイルバネ42は両カートリッジ半休12.12’
を前記の如く互いに組付はカートリッジ11の開き角を
せばめていくと、バネ42の他端部42cがカートリッ
ジ半休12′の平板17′に当接し平板1γに対しこれ
が平板17より離間する方向に附勢する。
従って、一度閉じたカー) IJツジ11のラッチ31
d’、34a及び31 d 、 34a’の係合を解除
すると、両カートリッジ半体12゜12′はバネ42.
42’の附勢力により第2図Bに示す如くピン40.4
1を中心に互いに離間する方向に所定角度間口して開蓋
する。
壁部31と32の間の隙間43及び壁部33と34との
間の隙間44は閉じたカートリッジ11を後述するプレ
ーヤ装置61内に挿入した際このプレーヤ装置61内に
設けたスライダ131’、131が夫々カートリッジ1
1内に進入する通路となる。
又、壁部34と35との間の隙間45.45’は閉じた
カートリッジ11をプレーヤ装置61内に挿入した際プ
レーヤ装置61内に設けたブラケット141.142が
夫々カートリッジ11内に進入する通路となる。
又、壁部32と33との間の隙間46.46’は前記リ
ブ19の切欠部19aに連通しており、フィンガ122
,123がカートリッジ11内に進入する通路となる。
47は上記隙間46に植設した可撓性部材よりなる遮蔽
板で、隙間46を閉塞するが、その可撓性ゆえ上記フィ
ンガ122,123の進入を妨げない。
48.49はカートリッジ半体12の壁部31゜35の
外側面に夫々突設したガイド用突起で、後述する如くカ
ートリッジ11をプレーヤ装置61内に挿入する際のガ
イドとなる。
50はカートリッジ半体12の壁部26の長手方向略中
間部の外側面に突設したガイド用突起で、上記ガイド用
突起43.44同様カートリツジ11をプレーヤ装置6
1内に挿入する際のガイドとなる。
カートリッジ11において、ディスク13はそのレーベ
ル部15をレーベル保持部18.18’間に、又グルー
プガード部16をリブ19 、19’間に挟持さへ又さ
らにその周縁部が壁部24,25及び壁部26に当接し
てカートリッジ11内に確実に保持されている。
ディスク13の信号面14はカートリッジ11の両平板
17と17′との間に隙間を有して対向しているのでこ
れが何かに当接して疵つくことはありえず、又カートリ
ッジ11を閉じると、ラッチ34aとラッチ係合部31
d′及びラッチ34a′とラッチ係合部31dとが夫々
係合し合うためドライバー等を用いて無理にこじあけな
い限り一度閉じたカー) IJッジ11が開くことはな
いので、このカートリッジ11を多少乱雑に取り扱って
もディスク13が外部に飛び出したりすることもない。
さらに、ディスク13はカートリッジ11の僅かな隙間
43〜45及び43′〜45′等を介してのみ外部と連
通しているだけで実質的に外部と遮断された状態にある
ので、信号面14が汚されることはない。
尚、壁部34と35との間の隙間45よりドライバ(図
示せず)を挿入し、片持ち梁の如く弾力性を有する前面
壁部31b′を押圧すればラッチ保合部31d′とラッ
チ34aの係合を解除しカートリッジ11を開蓋させる
ことはできるが、このようにドライバーを用いてカー)
IJツジ11を開蓋する必要性は殆どなく、カートリ
ッジ11内に収納したディスク13の保護の点からもカ
ートリッジ11を用もなく開蓋するのは好ましくない。
上記のカートリッジ11において、平板17゜17′の
外側面は夫々上下面部を構成し、壁部26゜26′が左
右側壁を構成する。
平板17 、17’、及び壁部26 、26’はカート
リッジ11の挿入方向中心軸線に関して軸対称に形成し
である。
次に第3図4.B乃至第5図とともに本発明カートリッ
ジを適用しうる再生装置の一実施例につき説明する。
第3図A中、61はプレーヤ装置で、プレーヤ本体62
とこれに所定範囲近接・離間自在に取付けた蓋体63と
よりなる。
プレーヤ本体62は第3図及び第4図に示す如く上面が
開口する箱体64に種々の部品を組付けてなり、前記ビ
デオディスク13を挿入されてこれを再生するための機
構を具備している。
65は箱体64の底面部64aに配設されたターンテー
ブル駆動機構で載置されたディスク13を所定速度で回
動せしめるターンテーブル66及びこのターンテーブル
66上に載置されたディスク13を上方に押上げターン
テーブル66より離間せしめる機構とより構成されてい
る。
ターンテーブル66は例えば径300mmの円板体より
なり、その外周縁部上と所定半径円周線上に夫々リング
状のリブ67.68を突設されており、リブ68の内側
に突設された有底中空短軸筒状体よりなる基部66aが
シャフト69に固着されている。
このシャフト69は箱体64の底面部64aの下面に固
着したブッシング7oに軸承されており、上記ターンテ
ーブル66以外にプ4す71、カラー72が嵌着されて
いる。
プーリ71は有底中空短軸筒状体よりなりシャフト69
に圧入固着されており、その中空部内にターンテーブル
66の基部66aが嵌合している。
73はターンテーブル66の基部66a上面にビス止め
固定した円板で、その周縁部例えば4個所よりL字型の
折曲部73aが上方に延出している。
カラー72は截頭円錐体状をなし、シャフト69に所定
間隔摺動自在にかつ極めて高精度に同軸的に嵌着してあ
り、上記円板73との間に圧縮して嵌装したバネ74に
附勢されて通常その上動限位置にあり、シャフト69の
先端部にビス止め固着したワッシャ75に当接して係止
されている。
76はリングで、その外周部はテーパ面となっており、
そのテーパ付外周面に例えば4箇所放射状にへ字状の金
具77が固着されている。
この金具77は矩形状孔77aを有しており、各矩形状
孔77aに前記円板73の折曲部73aが係合している
ため、円板73との間に圧縮して嵌装した板バネ78に
より上方に附勢されるも上記折曲部73aが金具77の
矩形状孔77aの下縁部に当接する位置でその上動を規
制される。
又、リング76をその上方より押圧するとリング76は
板バネ78を圧縮しつつ下動し、各金具77の下端部は
ターンテーブル66の有底部及びプーリ71の有底部に
夫々例えば4箇所ずつ形成した貫通孔66b及び貫通孔
71aを挿通して下方に変位するので、板バネ78が自
身の厚みによりそれ以上圧縮不能となる圧縮限位置まで
リング76を下動させることができる。
第4図A中、81は左側ガイドレールで、箱体64の底
面部64aに略垂直に固設したブラケット82,83に
固着され底面部64aより所定間隔上方に離間してこれ
と平行に支持されている。
この左側ガイドレール81は断面コ字状のガイド部材8
4の内部に断面り字状の一対のガイド部材85.86を
固着してなり、ガイド部材84の内壁と両ガイド部材8
5.86の外壁との間で夫々上下一対の外側案内路87
,88が、又両ガイド部材85.86の内壁間で内側案
内路89が画成される。
90は右側ガイドレールで、底面部64a上を第4図A
中矢印に、L方向に移動可能に保持された枠体91の左
端部に底面部64aより所定間隔上方に離間してこれと
平行に固着されている。
この右側ガイドレール9oも上記左側ガイドレール81
同様断面コ字状のガイド部材92の内部に断面り字状の
一対のガイド部材93,94を固着してなり、ガイド部
材92の内壁と面ガイド部材93.94の外壁との間で
夫々上下一対の外側案内路95.96が、又両ガイド部
材93,94の内壁間で内側案内路97が画成される。
98は枠体91に固設した平板で、箱体64の底面部6
4に穿設した矩形孔部99を挿通し、その下端部に配設
したキャリッジ100が底面部64aの下面に矩形孔部
99と略平行に配設した軸101に嵌合している。
このキャリッジ100は前記シャフト69の1駆動モー
タ(図示せず)よりの動力により第4図A中矢印に、L
方向に往復動するため、枠体91及び右側ガイドレール
9oはガイド部材92の後端部下面に軸支したローラ1
02とともに底面部64a上を矢印に、L方向に案内さ
れ移動する。
103は左側ガイドレール81のガイド部材84の左側
面に設けた進路変更機構で、第4図A及び第5図に示す
如くガイド部材82の左側面に固着したスライダガイド
104の相対向する一対の壁部105,106をスライ
ド107が所定区間摺動自在に挿通しており、壁部10
5との間に圧縮して嵌装したバネ108によりスライダ
107は同図中矢印■方向に附勢されている。
109は、スライダ107の先端部に回動自在に軸支し
たローラで、後述するレバー134の突設部134bに
当接して係止される。
110.111は進路変更用ブリッジで、例えばブリッ
ジ110は第4図Aに示す如く矩形板よりなるブリッジ
本体110aの端部側面に軸110bを植立してなり、
軸110bをガイド部材84の側壁を挿通させブリッジ
本体110aを外側案内路87内で所定範囲角回動自在
に保持することにより軸110bの所定方向の回動変位
とともにブリッジ本体110aがガイド部材85に形成
した切欠部85aに橋架される。
ブリッジ111についても上記ブリッジ110同様ブリ
ッジ本体111aと軸111bよりなり、第3図Aに示
す如く軸111bをガイド部材86の側壁を挿通させブ
リッジ本体111aを外側案内路88内で所定範囲角回
動自在に保持することにより軸111bの所定方向の回
動変位とともにブリッジ本体111aがガイド部材86
に形成した切欠部86aに橋架される。
103′は右側ガイドレール91のガイド部材92の右
側面に設けた進路変更機構で、上記進路変更機構103
と同一構成部分にはダッシュを附しである。
進路変更機構103′の進路変更用ブリッジ110’、
111’は夫々前記ブリッジ110゜111に対向す
る位置に設けられており、通常ブリッジ本体110a’
、 111a’は第4図Aに示す如く夫々外側案内路9
5.96を遮断しているが、進路変更機構103′の作
動とともに回動変位し夫夫レール部材93の切欠部93
a・及びレール部材94の切欠部94aに橋架され両案
内路95.96は夫々遮断解除される。
尚、両進路変更機構103゜103′は後述する如く閉
じたカートリッジ11をプレーヤ本体62内に挿入した
場合これを開蓋状態で引抜くことを許容する手段と、開
蓋された空のカートリッジ11を(プレーヤ)本体62
内に挿入した場合これを閉蓋させる手段とを兼用してい
る。
112はレバーで、第5図に示す如く矩形板体112a
にブッシング113をかしめて固着するとともに、矩形
板体112aに植立したピン114に溝付ローラ115
を回動自在に嵌着してあり、ブッシング113を前記ブ
リッジ110の軸110bに嵌合固定させるとともに矩
形板体112aの先端部に折曲した折曲部112bにね
じりバネ116の一端を係止せしめることにより軸11
0bを中心に第4図人中矢印り方向にみて時計方向の回
動力を附勢しである。
このねじりバネ116の他端はブリッジ111に対応す
る池のレバー(図示せず)の折曲部に係止してあり、該
池のレバーに対し反時計方向の回動力を附勢している。
又、溝付ローラ115はその周側面溝部に前記スライダ
107の上縁部が当接しており、この上縁部は傾斜カム
面107aを有しているためスライダ107が第4図A
中矢印J方向に摺動変位した際ローラ115は上記傾斜
カム面107aに案内されて上動し、その結果レバー1
12はねじりバネ116に抗して第4図人中反時計方向
に所定角度回動変位しブッシング113が軸110bを
中心にこれとともに反時計方向に所定角度回動変位する
ので、ブリッジ本体110aは軸110bを中心に上記
方向に回動変位し外側案内路87の閉塞を解除するとと
もにガイド部材85の切欠部85aはブリッジ本体11
0aにより橋架される。
第3図A、B及び第4図A中、121はディスク周縁部
クランプ機構で、固定フィンガ122゜可動フィンガ1
23、バネ124より構成される。
固定フィンガ122はL字型をなし箱体64の奥壁部6
4bに固着したーの腕部125より池の腕部126が略
直角に折曲されて延出してなり、腕部126の先端部は
半円弧状に屈曲されて爪部126aを形成している。
可動フィンガ123はへ字状をなし、その両腕部127
,128の付は根部をピン129を用いて奥壁部64b
に固着したブラケット130に所定範囲角回動自在に固
着してなる。
この可動フィンガ123の−の腕部127の先端部も固
定フィンガ122同様半円弧状に屈曲されて爪部127
aを形成しており、さらに可動フィンガ123の−の腕
部127の巾は固定フィンガ122の−の腕部126の
巾よりも所定寸法だけ犬とされている。
バネ124は一端を可動フィンガ123の−の腕部12
8に、又他端を箱体64の底面部64aに係止させてあ
り、このため可動フィンガ123は第3図A中時計方向
の回動力を附勢され腕部127の爪部127aは腕部1
26の爪部126aに所定の押圧力で当接係止している
第4図A中、スライダ131は箱体64の奥壁部64b
に固着したスライダガイド132に同図中矢印I、J方
向に所定区間摺動自在に保持されており、後述する如く
ディスク13を収納して閉じたカートリッジ11をプレ
ーヤ本体62内に挿入した際突設部131aの先端部が
カートリッジ11の隙間44を挿通してディスク13に
又突設部131aに直交する壁部131bがカートリッ
ジ11の先端部に夫々当接する。
133はスライダ131の両面に形成した矩形貫通孔で
、レバー134の先端部134aがこれを挿通して貫通
孔133の内壁に係合する。
レバー134はその略中央部を奥壁部64bに固着した
ブラケット135に植立したピン136に2箇所枢支さ
れており、その後端部に突設した突設部134bが前記
スライダ107のローラ109に当接係止している。
137はセルフロック機構で、奥壁部64bに固着した
箱型のブラケット138の内壁に植立したピン139に
ラッチ板140が所定範囲角回動自在に保持されてなる
ラッチ板140は係合溝140a 、140bを有して
おり、レバー134上に植立したピン134cがスライ
ダ131の位置に応じていずれか一方の保合溝に係合し
レバー134の回動位置を所定の2位置のうちいずれか
一方にロックする。
奥壁部64bの右半面にも上記レバー134と同様の構
成をなすレバー134′等が配設されており、これらの
同一構成部分にはダッシュを付しその説明を省略する。
スライダ131、レバー134、セルフロック機構13
7゜スライダ107及びバネ108はディスク押出し機
構148を、又スライダ131′、レバー134’。
セルフロック機構137′、スライダ107′及びバネ
108に対応するバネ(図示せず)はディスク押出し機
構148′を夫々構成する。
141は箱体64の底面部64aに固設したカートリッ
ジ開蓋用のブラケットで、その上端部に突設した突設部
141aはプレーヤ本体62内に閉じたカートリッジ1
1を挿入した際カートリッジ11の隙間45より相対的
にその内部に進入し、前面壁部31b′に当接してラッ
チ34aとラッチ係合部31d′との係合を解除する。
142は箱体64の底面部64aに固設したチャンネル
部材143内に所定方向(第4図人中矢印M、N方向)
に略90度回動可能に枢支されたカートリッジ開蓋用の
ブラケットで、バネ144により矢印M方向に附勢され
通常チャンネル部材143に形成した係止部143aに
当接して係止され底面部64aに対し直立状態にある。
142aは上記ブラケット142の上端部に突設した突
設部で、プレーヤ本体62内に閉じたカートリッジ11
を挿入した際カートリッジ11の隙間45′よりその内
部に進入し前面壁部31bに当接してラッチ34a′と
ラッチ係合部31dとの係合を解除する。
145は箱体64の両側壁部64c 、64dに夫々前
方部、後方部2箇所ずつ固着したブラケットで、ピン1
45aが植立されており、この一対のピン145aは後
述するブッシング182,186に嵌入される。
146は両側壁部64c 、64dに夫々上記各ブラケ
ット145の近傍でこれと所定の位置関係を有して固設
したストッパ部材であフ る。
147は両側壁部64c 、64dに夫々植立されたピ
ンで、後述するバネ184の一端が係止される。
151はブレーキ兼用蓋体ロック装置である。
161はカンチレバーで、枠体91に保持されテ るピ
ックアップ装置(図示せず)に配設され、枠体91とと
もに第4図人中矢印に、L方向に案内され、その先端部
に配設した針162がディスク13の信号溝に当接して
走行し針162の先端部と信号溝底部との間の容量変化
を検出して信号面)14に記録された信号を再生する。
蓋体63は第4図Bに示す如く、枠体171の中央部に
梁部材172を架設してなり、この梁部材172の下面
に、ディスク中央部クランプ機構173、及びディスク
周縁部クランプ解除機構174つ が配設されている。
ディスク中央部クランプ機構173は梁部材172の下
面に固着した小箱体175内に円板体176を収納して
なる。
こσ円板体176はその下面にリング状の突設部176
aを有しており、この突設部176aの径は上記小箱体
175の下面に穿設した円形の孔175aの径よりも僅
かに小とされているため、突設部176aは孔175a
の開口部より小箱体175の下方に延出する。
177は球体で、円板体176の上面中央部に半球体状
に穿設した凹部内に嵌入されており、1一端を箱体17
5の内壁に固着した板バネ178の他端部が球体177
の上面に当接してこれを下方に押圧するため、円板体1
76は箱体175の底面部に当接して係止されている。
第3図A、B中179はマイクロスイッチで、第3図A
に示す如く小箱体175の内壁適所に保持されており、
板バネ178の上下動に応じて閉成もしくは開成される
ディスク周縁部クランプ解除機構174は、対の脚部1
80a 、1 sobを互いに所定間隔対肉離間させ梁
部材172の下面適所に略垂直に固設したフォーク18
0よりなる。
フォーク180の両脚部180a 、180b間の間隔
は前記固定フィンガ122の巾よりも犬でかつ可動フィ
ンガ123の巾よりも小であるため、蓋体63を閉じる
際蓋体63とともに下動するフォーク180の先端部は
固定フィンガ122の両側部を通って可動フィンガ12
3の上面に当接し、この可動フィンガ123のみを下方
に押動する。
181はL字型のレバーで、腕部181a 、 181
bよりなり、両腕部181a、181bの付は根部に設
けたブッシング182に前記プレーヤ本体62の箱体6
4の側壁部64Cに植立したピン145aを挿通させる
とともに、−の腕部181aの先端部をピン183によ
り枠体171の側壁部171aに所定範囲角回動自在に
枢支し、さらに上記ピン183と前記プレーヤ本体62
の側壁部64cに植立したピン147との間にバネ18
4を張架しである。
185も上記り字型レバー181と全く同一構成をなす
L字型レバーで、その両腕部185a。
185bの付は根部に設けたブッシング186に上記側
壁部64cに植立した池のピン145aを挿通させると
ともに、−の腕部185aの先端部をピン187により
枠体171の側壁部171aに所定範囲角回動自在に枢
支し、さらに両り字型レバー181,185の他の腕部
181b、185bをロッド188で連結しである。
尚、枠体171の右側壁171bにも上記同様の構成を
なすレバー181’、185’等が組付けられているが
、同一構成部分にはダッシュを付してその説明を省略す
る。
蓋体63はプレーヤ本体62の箱体64にその上面開口
部を覆って所定範囲開閉蓋自在に組付けられ、閉蓋時蓋
体63の枠体171の側縁部下端が箱体64の側縁部上
端に当接して係止され、開蓋時レバー181.185,
181’、185’は各腕部181a、185a 、1
81a’、185a’がストッパ部材146に当接して
係止されるまで夫夫のピン145aを中心に回動し蓋体
63は箱体64より所定間隔上方に離間し、プレーヤ本
体62の両ガイドレール81と90との間にカートリッ
ジ11を挿入しうる空間が形成される。
次に、上記構成装置の操作及び動作につき説明する。
先ず、ビデオディスク13をプレーヤ装置61内にセッ
トしてこれに記録されている信号を再生する際の操作に
つき説明する。
先ず、プレーヤ装置61の蓋体63適所を把持し、これ
を上方に持上げプレーヤ装置61を開蓋する。
この開蓋操作とともに・L字型のレバー181゜185
.181’、185’は夫々ピン145aを中心に腕部
181b、185b及び腕部181b’。
185 b’が夫々ストッパ部材146,146’に当
接して係止されるまで第4図人中矢印り方向にみて反時
計方向に回動変位する。
この場合、閉蓋時に第4図Aに示す如くピン145aの
下方に張架された状態にあったバネ184は上記開蓋操
作とともにピン147を中心に上記反時計方向に回動変
位するため、バネ184がピン145aの側方を通過し
た時点を境にバネ184は各腕部181b。
185b 、 181 b’、 185b’が夫々スト
ッパ部材146に当接する向きに附勢するので、との開
蓋操作は所定の開蓋限位置まで確実になされるとともに
開蓋操作終了後も蓋体63をその開蓋状態に保たせるこ
とができる。
プレーヤ装置61を開蓋させたのち前記の如くディスク
13を収納し閉蓋したカートリッジ11の後端部を把持
しガイド用突起48’、49及び48 、49’を先端
にしてプレーヤ装置61の開口部に挿入し第4図人中矢
印■方向に押動する。
即ち、カートリッジ11のガイド用突起48’、49を
ガイド部材85.86間で画成される内側案内路89に
、又ガイド用突起48,49’をガイド部材93,94
間で画成される内側案内路97に挿入し、これら側内側
案内路89.97に沿わせつつカートリッジ11を第4
図人中矢印■方向に押し込む。
ガイド用突起50.50’が夫々両案内路89.97の
入口部にさしかかる位置までカートリッジ11を押し込
むと、カートリッジ11の先端部がリング76の金具7
7に当接しこれに乗り上げるのでリング76は板バネ7
8に抗して下動しカートリッジ11の下面に押し込まれ
る。
ガイド用突起50,50’が夫々案内路89 、97の
入口部にさじかSつた状態よりカートリッジ11をさら
に押し込むと、カートリッジ11の隙間44.43’及
び隙間43.44’に夫々スライダ131の突設部13
1a及びスライダ131′の突設部131a’が進入す
るとともに壁部131b。
13 l b’がカートリッジ11の両平板17 、1
7’の前縁部に夫々当接する。
壁部131b、131b’が両平板17 、17’の前
縁部に当接した状態に於いて、突設部131a及び13
1 a’の先端部はディスク13の周縁部には当接せず
僅かな距離を残して該周縁部に対向している。
従ってこの状態よりさらにカートリッジ11をプレーヤ
装置61内に押し込むと、スライダ13L131’はカ
ートリッジ11に押圧されて矢印■方向に摺動変位し始
めるとともに、ディスク間縁部クランプ機構121の両
フィンガ122,123が隙間46より遮蔽板4γを倒
してカートリッジ11の内部(切欠部19 a 、 1
9 a’内)に進入し、その爪部126a、127aが
ディスク13の周縁部即ちグループガード部16を挟持
し始め、さらにブラケット141の突設部141a及び
ブラケット142の突設部142aが夫々隙間45 、
45’を介してカートリッジ11の内部に進入する。
この結果、上記カー) IJツジ11の挿入操作に伴な
いフィンガ122,123の爪部126a 、 127
aがディスク13のグループが一部部16を完全に挟持
しデブスク13に対するクランプがなされる。
又、これとともに両ブラケット141,142の突設部
141a、142aがカートリッジ11の前面壁部31
b’、31bを夫々押圧してこれらをたわませ、ラッチ
34aとラッチ係合部31d′及びラッチ34a′とラ
ッチ係合部31dとの係合を解除させるので、両カート
リッジ本体12 、12’は左右のコイルバネ42,4
2’の附勢力により互いに離間する方向に回動変位し、
カートリッジ11は所定範囲角開口して開蓋する。
この場合、カートリッジ11の左右のガイド用突起48
’、 49及び49’、48はすでに夫々内側レール部
材85゜86及び内側レール部材93.94の終端部よ
り奥に入っているため、上記各レール部材85,86゜
93.94に邪魔されることなく夫々外側案内路87.
88,95,96内に移動する。
又、スライダ131,131’はカートリッジ11に押
圧されて後退(矢印■方向に摺動変位)するので、レバ
ー134,134’は夫々ピン136゜136′を中心
に第4図人中反時計方向及び時計方向に回動変位するた
め、両セルフロック[137゜137′がともに作動し
、ピン134a 、 134a’は夫々保合溝140a
、140a’の係合を解除されて夫々係合溝140b、
140b’に係合し、これにより両レバー134,13
4’はその回動限位置にロックされる。
この結果、スライダ134゜134’(7)突設部13
4 b 、 134 b’力io□−−>−109。
109′を介して進路変更機構103,103’のスラ
イダ107,107’を第4図人中矢印J方向にその摺
動限位置まで摺動変位させるため、ブリッジ110に関
してはローラ115はスライダ107の傾斜カム面10
7aに案内されて矢印り方向にみて反時計方向に回動変
位し、これにより軸110bもブッシング113ととも
に上記反時計方向に回動変位するので、ブリッジ本体1
10aは外側案内路87の閉塞を解除するとともに隙間
85a内に橋架される。
池のブリッジ111 、110’、111’もブリッジ
110同様に動作し、夫々案内路88゜95.96の閉
塞を解除するため、後述する如くプレーヤ装置61内よ
りカートリッジ11を引き抜く際カートリッジ11は開
蓋状態のまま外部に引出される。
尚、スライダ131,131’がその後退限位置に至っ
た状態に於いて、それまでスライダ131゜131′を
押動しつつプレーヤ本体62内に進入してきたカートリ
ッジ11内のディスク13の軸線はシャフト69の軸線
よりもカートリッジ挿入方向に僅か奥方に偏奇しており
、この偏奇した状態に於いてディスク13に対する周縁
部クランプがなされる結果、後述する如く再生演奏終了
後のディスク13がスライダ131,131’に邪魔さ
れることなく正規の状態で空のカートリッジ11内に収
納される。
次に、プレーヤ装置61内に挿入したカートリッジ11
の後端部を把持したままカートリッジ11をプレーヤ装
置61内より引き抜く。
この場合、ディスク13はそのグループが一部部16を
カートリッジ11のリブ19上及び両フィンガ126.
127間の2箇所で保持されており、従ってカートリッ
ジ11はガイド用突起48’、49’が夫々上側の外側
案内路87.95に夫々ブリッジ本体110a、、 1
10’a’に邪魔されることなく案内され、又ガイド用
突起48.49が夫々下側の外側案内路88..96に
夫々ブリッジ本体111a。
111 a’に邪魔されることなく案内されつつ、ディ
スク13をプレーヤ本体62の内部に残したまま空の開
蓋状態で外部に引き出される。
又、カートリッジ11が外部に引き出される間ディスク
13の両フィンガ126,127に挟持された箇所に対
向する位置のグループが一部部16がカートリッジ11
の傾斜リブ20のテーパ面20aに当接しつつこの上面
を滑動案内されるため、ディスク13の信号面14がプ
レーヤ本体62内の部品に当接して擦り疵を生じたりす
る不都合は全く生じない。
この場合、バネ124の引張力によりクランプ機構12
1がディスク13をクランプする力はカートリッジ11
の傾斜リブ20とディスク13との間で発生する摺動摩
擦力よりも十分大であるため、この摩擦力に負けてクラ
ンプ機構121が不用にクランプ解除してしまうことは
ない。
又、カートリッジ11のレーベル部保持部18の引き抜
き方向後尾の周縁部がディスク13の両フィンガ122
,123に挟持された箇所に対向する位置のグループガ
ード部16の下面を通過する状態までカートリッジ11
を引き抜くと、カートリッジ11の前縁部が中央部クラ
ンプ保持機構65のリング76の上面を通過し終えるの
で、リング76は板バネ78の附勢力により上動し、レ
ーベル部15に当接し、これを水平に支持するので、デ
ィスク11のグループが一部部16がカートリッジ11
の内壁に当接することはなく、従って空のカートリッジ
11のみをディスク13に疵をつけることなく引き抜く
ことができる。
次に、蓋体63を上方より押圧してこれを下動させる。
これにより、1字型レバー181.185゜181’、
185’は夫々ピン145aを中心に回動し蓋体63は
プレーヤ本体62に対して閉蓋される。
この閉蓋操作に伴ないディスク周縁部クランプ解除機構
174のフォーク180は弧をえかいて下動し、フォー
ク180の下端部が可動フィンガ123の−の腕部12
7の上面に当接するとともに、ディスク中央部クランプ
機構173の円板体176も弧をえかいて下動しそのリ
ング状突設部176aがディスク13のレーベル部15
に当接する。
フォーク180の下端部が可動フィンガ123の−の腕
部127の上面に当接するのと円板体176のリング状
突設部176aがレーベル部15に当接するのは略同時
になされるが、ディスク中央部クランプ機構173の円
板体176のリング状突設部176aがディスク13に
当接してリング76を下動させ始めると、フォーク18
0の下降速度は円板体176の下降速度を上回るので、
ディスク13の中央部クランプ動作より周縁部クランプ
解除動作の方が先になされる。
従ってディスク中央部クランプ機構173の円板体17
6は可動フィンガ123に妨げられることなくディスク
13をリング76上に押圧しつつリング76を下動させ
え、さらにリング76の上面がターンテーブル66のリ
ブ68の上面と略同一平面になるまで下動変位するとデ
ィスク13のレーベル部15の貫通孔15aの内壁がカ
ラー72の外周壁に当接し、バネ74に抗してカラー7
2を下動変位させる。
従って、蓋体63がプレーヤ本体62に対し完全に閉蓋
された時点に於いて、ディスク13は第3図Bに示す如
く円板体176とリング76及びターンテーブル66と
の間に挟持されるとともにその孔15aの内壁がカラー
72の外周壁に密に当接するので、蓋体63の閉蓋操作
前に於いて両フィンガ122,123の間にクランプさ
れた際シャフト69の軸線に対しプレーヤ本体63の奥
方に偏寄してクランプされていたディスク13はディス
ク中央部クランプ機構173の動作完了とともにシャフ
ト69に対しセンタリングされ、シャフト69の軸線と
ディスク13の軸線とが完全に一致する状態とされる。
又、ディスク中央部クランプ完了とともにレーベル部1
5の上面に当接している円板体176は小箱体175の
底面より略し−ベル部15の厚みの略半分程度上方に離
間しており、このため板バネ178は球体177により
押圧されて上動してマイクロスイッチ179を作動させ
るので、マイクロスイッチ179に接続された制御回路
(図示せず)が作動しディスク13の再生に関する電気
回路は作動可能な状態とされる。
このマイクロスイッチ179は、プレーヤ装置61内に
知らずに空のカートリッジ11を挿入してこれを抜いた
のち蓋体63を閉蓋した場合には作動しないため、ター
ンテーブル66上にディスク13がないにも拘らず再生
操作を開始してカンチレバー161の針162に損傷を
与えるのを未然に防止するために設けられている。
次に、ターンテーブル66上に載置されたディスク13
の再生操作につき説明する。
先ず、再生用押釦(図示せず)を押しシャフト69を所
定速度で回転1駆動しターンテーブル66を第4図A中
時計方向に回動せしめると、シャフト69の駆動モータ
(図示せず)よりの駆動力によりキャリッジ100がシ
ャフト69の回転速度に比例する所定め速度で軸101
上を矢印に方向に摺動案内される。
このとき、枠体91内に載置したピックアップ装置(図
示せず)のカンチレバー161の針162はディスク1
3の信号溝に沿いつつ矢印に方向に移動しディスク13
の信号面14に記録されている記録信号を再生し、再生
回路(図示せず)に供給する。
この場合、ディスク13はディスク中央部クランプ機構
173にその中央部をしっかりとクランプされた状態で
回転するので、ターンテーブル66より振り落されるこ
とはない。
枠体91が矢印に方向に移動するのに伴ない、外側レー
ル部材92がチャンネル部材143に保持されたブラケ
ットト42に当接するが、ブラケット142はレール部
材92に押されてバネ144に抗して矢印N方向に回動
変位するので枠体91の移動に対する障害とはならない
又、ローラ102は枠体91の移動に伴ないチャンネル
部材143と奥壁部64bとの間を通過するため、これ
がチャンネル部材143に当接して枠体91の移動に対
する障害となることはない。
再生終了とともに蓋体63を開蓋する。
この開蓋操作に伴ない円板体176及びフォーク180
はともに弧をえかいて上動し、前記閉蓋操作時に於ける
動作と略逆の動作により第3図人中一点鎖線で示す位置
までディスク13はリングγ6の上面に載置された状態
で上動し、そのグループが一部部16が両フィンガ12
2,123によりクランプされる。
この場合、後退位置にあるスライダ13L131’の突
設部131a、131a’とディスク13の外周縁部と
の間には僅かの隙間があるため、突設部131a、13
1a’がディスク13の上動の妨げとなることはない。
次に、前記の如く挿入方向に所定角度開口したままの空
のカートリッジ11を、前記ディスク13をプレーヤ装
置61内に挿入した後プレーヤ装置61より抜き出した
ときと同じ状態でプレーヤ装置61内に挿入する。
つまり、左右のガイド用突起48’、49及び49’、
48を夫々突起4 B’を案内路87に、突起49を案
内路88に、又突起49′を案内路95に、突起48を
案内路96に挿入し、空のカートリッジ11の後端部を
把持してこれをプレーヤ装置61内に挿入する。
ガイド用突起50.50’が夫々内側案内路89.97
内に進入すると、カートリッジ半体12の前縁部が金具
77に当接してリング76を押し下げ始め、前記空カー
トリッジ引き抜き時の動作と全く逆の動作により空のカ
ートリッジ13は第2図Bに示す位置までプレーヤ本体
62内に進入する。
上記の如く、左右のガイド用突起48’、49及び49
’、48を夫々レール部材85,86及び85’、86
’の終端部よりプレーヤ本体62の奥方まで進入させた
のち、さらにカートリッジ11を矢印■方向に押動する
と、カートリッジ11の前縁部がスライダ131.13
1’の壁部131b、131b’に当接してスライダ1
31,131’を矢印■方向に押動するので、ピン13
4c、134c’が夫々係合溝141a、141a’に
対する係合を解除され、両セルフロック機構137,1
37’のロックが解除される。
この結果、突設部134bがローラ109に当接してい
るレバー134は、スライダ107を第4図人中矢印■
方向に附勢するバネ108の附勢力に等しい回動力を附
勢されているため、上記セルフロック機構137のロッ
ク解除とともに、バネ108の附勢力によりピン136
を中心に時計方向に回動し、これによりピン134cが
係合溝140aに係合する第4図Aに示す池のロック状
態とされる。
レバー134′もレバ−134同様第4図Aに示す池の
ロック状態とされる。
この結果、スライダ131,131’は勢いよく矢印J
方向に摺動変位しその突設部131a、131a’がデ
ィスク13を又壁部131b、131b’がカートリッ
ジ半体12 、12’を矢印J方向に押動するのでディ
スク13は両フィンガ122,123によるクランプに
抗してそのグループガード部16がカートリッジ11の
突設部21 、21’に当接するまで開いたカートリッ
ジ11内に押し込まれると同時にカートリッジ11とと
もに矢印J方向に後退する。
又、上記の如くセルフロック機構137がレバー134
に対するロックを解除するのと同時に、スライダ107
はバネ108に附勢されて矢印■方向に摺動変位するの
で、ブッシング113は矢印り方向にみて時計方向に回
動変位し、これとともに進路変更用ブリッジ110が案
内路87を閉塞するとともに切欠部85aを開口する。
池の進路変更用ブリッジ111,110’。111′に
ついても上記ブリッジ110同様夫々案内路88,95
,96を閉塞する。
進路変更機構103,103’が作動したのちカートリ
ッジ11の後端部を把持したままカートリッジ11をプ
レーヤ本体62内より引き抜くと、外側案内路87.8
8に案内されたガイド用突起48’、48が夫々ブリッ
ジ本体110a及び111aに当接案内されその進路を
変更してともに内側案内路89内に進入する。
この結果、各突起48′。48の進路変更が完了した時
点で、それまで開口していた両カートリッジ半休12.
12’は互いに係合しあうのでそれまで開いていたカー
トリッジ11は閉蓋され、この状態からカートリッジ1
1の引き抜き操作にあわせてディスク13は閉じたカー
トリッジ11内に収納された状態で外部に取り出される
尚、右側ガイドレール90に対する進路変更機構103
′による進路変更も上記進路変更機構103同様になさ
れる。
上記の如くセルフロック機構137,137’により制
御される進路変更機構103,103’によりプレーヤ
本体62内にディスク13がありかつ空のカートリッジ
11を挿入した場合にのみ該空のカートリッジ11は閉
じて引き抜かれることになる。
こ\で、カートリッジ11は上下面部及び左右側面部を
カートリッジ挿入方向中心線に関して軸対称に配してな
る構成としであるため、空のカートリッジ11は、プレ
ーヤ装置61より抜き出したときとは上下反転した姿勢
でもプレーヤ装置61内に正常に挿入されてディスク1
3が正常にカートリッジ11内に回収される。
即ち、空のカートリッジ11を上下反転してプレーヤ装
置61内に挿入すると、ガイド用突起48 、49′及
び49.48’が夫々ブリッジ110,111及び11
0’、 111’に案内され、空のカートリッジ11内
にディスク13が収納される。
然して、ディスク回収は、カートリッジ11をその表裏
面を夫々ディスク13の上下面に対応させなくても、デ
ィスク1の回収が可能となり、ディスク回収に際してカ
ートリッジ11の表裏面をディスク13の上下面に対応
させるという煩られしさがない。
また、カートリッジ11は軸対称な形状であるため、表
裏面を反転させた姿勢でもプレーヤ装置61内に正常に
挿入され、ディスク13は下側信号面14を上向きにし
て装着され、該下側信号面14が再生される。
即ち、ディスク13は、カートリッジ11の上下面の向
きに応じて、上下の信号面14を選択的に再生される。
又、カートリッジ11内にはビデオディスク13に限ら
ず通常のオーディオディスクを収納させる構成としても
よい。
上述の如く、本発明になる記録媒体のカー) IJツジ
は、信号が記録された記録媒体を収納する空間を有し、
再生装置本体内に挿入し引き出すことにより、該記録媒
体を該再生装置本体内に残留させ又は該再生装置本体内
に残留している該記録媒体を上記空間内に収納するカー
) IJツジにおいて、該記録媒体が収納されているカ
ートリッジを該再生装置本体内に挿入したときに作動状
態を解除され、空のカートリッジを該再生装置本体内に
挿入したときに作動状態とされて上記空間内に収納され
た該記録媒体の外部への脱出を制限するロック手段を該
カートリッジの挿入方向中心線に関して軸対称となるよ
うに配設してなる構成としであるため、カートリッジの
表裏面を反転すると軸対称のロック手段はこれと協働す
る装置側のロック解除手段が交換された格好となり、各
ロック手段は正常に作動状態を解除されたり、逆に作動
状態とされることになり、記録媒体が収納されているカ
ートリッジ及び空のカートリッジは表面及び裏面のどち
らを上にしても再生装置本体内に正常に挿入することが
出来、然して記録媒体として上下両面を記録面とされた
記録媒体を有効使用出来、この記録媒体を使用すること
により記録媒体をその上面又は下面が再生面となるよう
に選択的に装着することが出来、また記録媒体をカート
リッジ内に収納するに際してはカートリッジの表面、裏
面をディスクの上面、下面のいずれかに対応させるとい
う煩雑さがなくディスクをカートリッジ内に回収出来、
またロック手段は左右に分散して少なくとも二個所に配
されるため、ロック手段が一側面だけの場合に比べて記
録媒体の外部への脱出をより確実に制限し得、記録媒体
を保護収納する点で高信頼性を有するものとなるという
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは夫々本発明になる記録媒体のカートリッ
ジの一実施例の斜視図及びカートリッジ半休の斜視図、
第2図A、Bは上記カートリッジの閉蓋時及び開蓋時の
縦断面図、第3図A、Bは夫々本発明カートリッジを適
用しうる再生装置の一実施例の縦断側面図、第4図A、
Bは夫々上記再生装置のプレーヤ本体の斜視図及び蓋体
の斜視図、第5図は上記プレーヤ本体の一部平面図であ
る。 11・・・・・・ビデオディスクカートリッジ、12゜
12′・・・・・・カートリッジ半休、13・・曲ビデ
オディスク、14・・・・・・信号面、17 、17’
・・開平板、26゜26′・・・・・・壁部、61・・
・・・・プレーヤ装置、62・・間プレーヤ本体、12
1・・・・・・ディスク周縁部クランプ機構、173・
・・・・・ディスク中央部クランプ機構、174・・・
・・・ディスク周縁部クランプ解除機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 信号が記録された記録媒体を収納する空間を有し、
    再生装置本体内に挿入し引き出すことにより、該記録媒
    体を該再生装置本体内に残留させ又は該再生装置本体内
    に残留している該記録媒体を上記空間内に収納するカー
    トリッジにおいて、該記録媒体が収納されているカー)
    IJッジを該再生装置本体内に挿入したときに作動状
    態を解除され、空のカートリッジを該再生装置本体内に
    挿入したときに作動状態とされて上記空間内に収納され
    た該記録媒体の外部への脱出を制限するロック手段を該
    カートリッジの挿入方向中心線に関して軸対称となるよ
    うに配設してなる構成としたことを特徴とする記録媒体
    のカートリッジ。
JP55164439A 1980-11-21 1980-11-21 記録媒体のカ−トリツジ Expired JPS5834036B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49106818A (ja) * 1973-02-09 1974-10-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS49106818A (ja) * 1973-02-09 1974-10-09

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