JPS5833994B2 - 多重価格自動販売機 - Google Patents
多重価格自動販売機Info
- Publication number
- JPS5833994B2 JPS5833994B2 JP53130260A JP13026078A JPS5833994B2 JP S5833994 B2 JPS5833994 B2 JP S5833994B2 JP 53130260 A JP53130260 A JP 53130260A JP 13026078 A JP13026078 A JP 13026078A JP S5833994 B2 JPS5833994 B2 JP S5833994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- slide plate
- slide
- vending machine
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多重価格自動販売機の改良に関するものである
。
。
いわゆるスラントシェルフ式自動販売機の従来の構造は
、第１図にその一例を示すように、商品貯蔵室１内に販
売する商品の品種の数だけの傾斜した商品棚２を設け、
貯蔵室１の一側に各商品棚に対応する商品取出口３の列
を配置し、貨幣投入口に規定の額の貨弊を投入すること
によって商品のロック機構が外され、顧客は特に押釦を
操作することなく商品出口３のいずれかより任意の商品
を引き抜くことができるようになっている。
、第１図にその一例を示すように、商品貯蔵室１内に販
売する商品の品種の数だけの傾斜した商品棚２を設け、
貯蔵室１の一側に各商品棚に対応する商品取出口３の列
を配置し、貨幣投入口に規定の額の貨弊を投入すること
によって商品のロック機構が外され、顧客は特に押釦を
操作することなく商品出口３のいずれかより任意の商品
を引き抜くことができるようになっている。
しかしその商品販売機構は、第２図に示すように、複数
の商品取出口３から成る列に並置したスライド板４と、
このスライド板４の商品取出口３に対応する位置にそれ
ぞれ一つずつ設けたスリット５と、スライド板４の一個
所に形成した切欠き６に係合するロック機構７と、各ス
リット５に対向するように設けたスライドローラ８とを
備えている。
の商品取出口３から成る列に並置したスライド板４と、
このスライド板４の商品取出口３に対応する位置にそれ
ぞれ一つずつ設けたスリット５と、スライド板４の一個
所に形成した切欠き６に係合するロック機構７と、各ス
リット５に対向するように設けたスライドローラ８とを
備えている。
ロック機構７としては例えばスライド板４の切欠き６に
係合する爪片９と、爪片９に連結したソレノイド１０と
を組み合せたものが用いられ、販売が行われていない状
態では爪片９は破線で示す位置にあってスライド板４を
ロックしている。
係合する爪片９と、爪片９に連結したソレノイド１０と
を組み合せたものが用いられ、販売が行われていない状
態では爪片９は破線で示す位置にあってスライド板４を
ロックしている。
スライドローラ８は回転軸１１の両側にそれぞれ突出す
るアーム１２．１３を有し、一方のアーム１２はほぼス
リット５に対向する位置にあってばね１４によりスリッ
ト５と反対方向へ引張られており、アーム１３は噺品１
５（例えば瓶）の表面と接触する位置にある。
るアーム１２．１３を有し、一方のアーム１２はほぼス
リット５に対向する位置にあってばね１４によりスリッ
ト５と反対方向へ引張られており、アーム１３は噺品１
５（例えば瓶）の表面と接触する位置にある。
自動販売機の貨幣投入口に貨幣が投入されない状態では
、仮りに商品１５を二重矢印１６で示す方向に引き抜こ
うとすると、商品１５の動きに応じてアーム１３が矢印
１７で示すように外方へ動き、スライドローラ８は回転
軸１１を中心として回転しようとするが、スライド板４
はロック機構７によりロックされているから、スライド
板４は下降することができない。
、仮りに商品１５を二重矢印１６で示す方向に引き抜こ
うとすると、商品１５の動きに応じてアーム１３が矢印
１７で示すように外方へ動き、スライドローラ８は回転
軸１１を中心として回転しようとするが、スライド板４
はロック機構７によりロックされているから、スライド
板４は下降することができない。
従ってスライドローラ８はそれ以上回転することができ
ず、商品１５はロックされ取り出すことができない。
ず、商品１５はロックされ取り出すことができない。
今貨弊投入口へ貨弊が投入されると、図示していないコ
インノックよりロック機構７の解除指令が発せられ、ソ
レノイド１０は励磁され、爪片９はスライド板４の切欠
き６より外れて実線で示す位置に動き、商品１５を引き
抜くことによりスライドローラ８のアーム１２はスロッ
ト５内に進入することができ、スライドローラ８は矢印
１９の方向に回転し、スライド板４は矢印１８で示すよ
うに下降する。
インノックよりロック機構７の解除指令が発せられ、ソ
レノイド１０は励磁され、爪片９はスライド板４の切欠
き６より外れて実線で示す位置に動き、商品１５を引き
抜くことによりスライドローラ８のアーム１２はスロッ
ト５内に進入することができ、スライドローラ８は矢印
１９の方向に回転し、スライド板４は矢印１８で示すよ
うに下降する。
このため商品１５のロック作用は解除され、商品を取出
口３より取り出すことができる。
口３より取り出すことができる。
このような従来の自動販売機では、一定額の貨幣投入に
よって直ちにロック解除が働き、任意の商品を取り出し
得るようになっているから、同一の自動販売機で販売価
格の異なる商品を販売しようとすると、販売価格の数だ
けの別々のスライド板とロック機構とを設けなければな
らず、機構が複雑となる上、所要容積も極めて犬となり
、実用上不可能である。
よって直ちにロック解除が働き、任意の商品を取り出し
得るようになっているから、同一の自動販売機で販売価
格の異なる商品を販売しようとすると、販売価格の数だ
けの別々のスライド板とロック機構とを設けなければな
らず、機構が複雑となる上、所要容積も極めて犬となり
、実用上不可能である。
しかるに一方では顧客の購入商品に対する要求も多様化
し、同一の自動販売機で多品種の、従って複数の販売価
格の商品を扱う必要性がますます増大している。
し、同一の自動販売機で多品種の、従って複数の販売価
格の商品を扱う必要性がますます増大している。
更に上述のような従来の自動販売機では、販売額まで貨
幣を投入してしまうと、商品の購入を中止して返金を求
めようとしても、機構上不可能であるという欠点をも有
している。
幣を投入してしまうと、商品の購入を中止して返金を求
めようとしても、機構上不可能であるという欠点をも有
している。
本発明は販売価格の異なる多品種の商品を同一の機械で
販売することができると共に、貨幣を投入した後でも、
商品の購入を中止したい場合には返金も可能な自動販売
機を得ることを目的とするものである。
販売することができると共に、貨幣を投入した後でも、
商品の購入を中止したい場合には返金も可能な自動販売
機を得ることを目的とするものである。
この目的は本発明によれば、複数の商品取出口の列に並
置したスライド板と、スライド板のロック機構と、各商
品取出口に対応してスライド板に設けたスリットと、ス
リット及び各商品取出口内の商品（こ対向するように配
置したスライドローラと、スライドローラの動きを検知
する検知装置とを備え、商品取出口よりの商品の引抜き
操作をスライドローラを介して検知装置により検知せし
め、この検知装置の検知信号により、そのとき当該０抜
き操作した商品の販売価格以上の貨幣の投入があったこ
とを条件に、スライド板のロック機構を外し、商品を商
品取出口より取り出し得るようにすることによって達成
することができる。
置したスライド板と、スライド板のロック機構と、各商
品取出口に対応してスライド板に設けたスリットと、ス
リット及び各商品取出口内の商品（こ対向するように配
置したスライドローラと、スライドローラの動きを検知
する検知装置とを備え、商品取出口よりの商品の引抜き
操作をスライドローラを介して検知装置により検知せし
め、この検知装置の検知信号により、そのとき当該０抜
き操作した商品の販売価格以上の貨幣の投入があったこ
とを条件に、スライド板のロック機構を外し、商品を商
品取出口より取り出し得るようにすることによって達成
することができる。
検知装置としては商品の引抜き操作に伴うスライドロー
ラの動きを検出しうるものであれば任意のものでよいが
、例えばマイクロスイッチのような、スライドローラの
動きで接点を動作させるもの、或はフォトダイオードの
ような光電変換素子などを使用することができる。
ラの動きを検出しうるものであれば任意のものでよいが
、例えばマイクロスイッチのような、スライドローラの
動きで接点を動作させるもの、或はフォトダイオードの
ような光電変換素子などを使用することができる。
次に本発明を図面に示す実施例について説明する。
第３図、第４図は第２図に示す従来のものに対応する本
発明による自動販売機の要部のそれぞれ非販売時、販売
動作時の状態を示し、第２図と同等部分には同符号を付
しである。
発明による自動販売機の要部のそれぞれ非販売時、販売
動作時の状態を示し、第２図と同等部分には同符号を付
しである。
第３図において商品取出口３、スライド板４、スリット
５、スライド板４の切欠き６、ロック機構７、スライド
ローラ８の構成については第２図のものと同様であるが
、本発明によれば更にスライドローラ８の一方のアーム
１２に対向してマイクロスイッチ２０が設けられている
。
５、スライド板４の切欠き６、ロック機構７、スライド
ローラ８の構成については第２図のものと同様であるが
、本発明によれば更にスライドローラ８の一方のアーム
１２に対向してマイクロスイッチ２０が設けられている
。
自動販売機の貨幣投入口に貨幣が投入されない状態では
、第２図のものと同様に、商品１５を弓き抜こうとして
もロックされ取り出すことはできない。
、第２図のものと同様に、商品１５を弓き抜こうとして
もロックされ取り出すことはできない。
今貨幣投入口へ貨幣を投入し、商品１５を二重矢印１６
で示す方向に引き抜くと、商品１５の動きに応じてスラ
イドローラ８のアーム１３は矢印１７で示すように外方
へ動かされ、アーム１２は矢印２１で示すように内方へ
動かさえ、アーム１２に対向配置したマイクロスイッチ
２０を作動させ、商品１５が引き抜かれたことを示す検
知信号を発する。
で示す方向に引き抜くと、商品１５の動きに応じてスラ
イドローラ８のアーム１３は矢印１７で示すように外方
へ動かされ、アーム１２は矢印２１で示すように内方へ
動かさえ、アーム１２に対向配置したマイクロスイッチ
２０を作動させ、商品１５が引き抜かれたことを示す検
知信号を発する。
この検知信号により、図示していないコインノックによ
り投入額と引き抜こうとした商品の価格が一致している
かどうか判断され、一致していれば、すなわち引抜き操
作した商品の販売価格以上の貨幣の投入があったことを
条件に、コインノックよりロック機構７の解除指令が発
せられ、ソレノイド１０は励磁され、第４図に示すよう
に爪片９はスライド板４の切欠き６より外れ、商品１５
を引き抜くことによりスライドローラ８のアーム１２は
スロット５内へ進入することができ、スライドローラ８
は回転軸１１の周りに矢印１９の方向に回転し、スライ
ド板４は矢印１８で示すように下降する。
り投入額と引き抜こうとした商品の価格が一致している
かどうか判断され、一致していれば、すなわち引抜き操
作した商品の販売価格以上の貨幣の投入があったことを
条件に、コインノックよりロック機構７の解除指令が発
せられ、ソレノイド１０は励磁され、第４図に示すよう
に爪片９はスライド板４の切欠き６より外れ、商品１５
を引き抜くことによりスライドローラ８のアーム１２は
スロット５内へ進入することができ、スライドローラ８
は回転軸１１の周りに矢印１９の方向に回転し、スライ
ド板４は矢印１８で示すように下降する。
その結果商品１５のロック作用は解除され、商品１５を
商品取出口３より取り出すことができる。
商品取出口３より取り出すことができる。
第５図は第３図、第４図に示す機構を動作させる電気回
路の一例で、販売価格が三種類の場合について示してあ
り、ｆｌ工ばマイクロスイッチＭｓｗ１は５０円商品用
、マイクロスイッチＭｓｗ２は７゜円高品用、マイクロ
スイッチＭ Ｓ Ｗｓは１００円商品用である。
路の一例で、販売価格が三種類の場合について示してあ
り、ｆｌ工ばマイクロスイッチＭｓｗ１は５０円商品用
、マイクロスイッチＭｓｗ２は７゜円高品用、マイクロ
スイッチＭ Ｓ Ｗｓは１００円商品用である。
今例えば５０円商品を購入しようとする顧客が現金５０
円を投入し、商品取出口にある５０円の商品を引くと、
マイクロスイッチＭＳＷ１が動作してコインノックＣＭ
に接続された制御線１１を介して信号が送られ、投入貨
弊の額と選択商品の価格とが一致しているかどうかの判
断がコインノックＣＭにより行われる。
円を投入し、商品取出口にある５０円の商品を引くと、
マイクロスイッチＭＳＷ１が動作してコインノックＣＭ
に接続された制御線１１を介して信号が送られ、投入貨
弊の額と選択商品の価格とが一致しているかどうかの判
断がコインノックＣＭにより行われる。
そして一致しているときコインノックＣＭは制御線１１
を介して販売信号を発し、リレーＸ１を動作させ、その
自己保持接点ｘ１３及びソレノイドＳの回路に挿入され
た接点Ｘ１□を閉じ、ソレノイドＳは電源端子Ｐ、 Ｑ
より励磁され、上述のロック解除動作を行う。
を介して販売信号を発し、リレーＸ１を動作させ、その
自己保持接点ｘ１３及びソレノイドＳの回路に挿入され
た接点Ｘ１□を閉じ、ソレノイドＳは電源端子Ｐ、 Ｑ
より励磁され、上述のロック解除動作を行う。
スイッチＳＷＩはリセット導線ｌｒを介してコインノッ
クＣＭをリセットさせるリセットスイッチ、接点Ｘ１１
、Ｘ２１、Ｘ３１は釣銭機構用のもの、スイッチＳＷ２
はソレノイドＳの保持スイッチである。
クＣＭをリセットさせるリセットスイッチ、接点Ｘ１１
、Ｘ２１、Ｘ３１は釣銭機構用のもの、スイッチＳＷ２
はソレノイドＳの保持スイッチである。
以上のように本発明によれば、現金の投入と希望商品の
引抜き操作との両条件で始めてロック機構が解除される
ようになっているから、押釦を持たない自動販売機にお
いても、極めて簡単な構造で多重価格販売を可能とし、
又現金を投入しただけではロック機構は解除されないか
ら、その時点で返却レバーを押せば投入貨幣が返却され
る構造とすることも極めて容易である。
引抜き操作との両条件で始めてロック機構が解除される
ようになっているから、押釦を持たない自動販売機にお
いても、極めて簡単な構造で多重価格販売を可能とし、
又現金を投入しただけではロック機構は解除されないか
ら、その時点で返却レバーを押せば投入貨幣が返却され
る構造とすることも極めて容易である。
第１図は本発明を適用する自動販売機の一例の正面図、
第２図は従来の自動販売機の販売機構の要部の構成配置
図、第３図及び第４図は本発明による自動販売機の販売
機構の要部のそれぞれ非販売時及び販売動作時の状態を
示す構成配置図、第５図は第３図及び第４図に示すもの
を動作させるための電気回路の一例の接続図である。 １・・・商品貯蔵室、３・・・商品取出口、４・・・ス
ライド板、５・・・スリット、７・・・ロック機構、８
・・・スライドローラ、１５・・・商品、２０・・・マ
イクロスイッチ。
第２図は従来の自動販売機の販売機構の要部の構成配置
図、第３図及び第４図は本発明による自動販売機の販売
機構の要部のそれぞれ非販売時及び販売動作時の状態を
示す構成配置図、第５図は第３図及び第４図に示すもの
を動作させるための電気回路の一例の接続図である。 １・・・商品貯蔵室、３・・・商品取出口、４・・・ス
ライド板、５・・・スリット、７・・・ロック機構、８
・・・スライドローラ、１５・・・商品、２０・・・マ
イクロスイッチ。
Claims (1)
- １ 複数の商品取出口の列に並置したスライド板と、ス
ライド板のロック機構と、各商品取出口に対応してスラ
イド板に設けたスリットと、スリット及び各商品取出口
内の商品に対向するように配置したスライドローラと、
スライドローラの動きを検知する検知装置とを備え、商
品取出口よりの商品の引抜き操作をスライドローラを介
して検知装置により検知せしめ、この検知装置の検知信
号により、そのとき当該引抜き操作した商品の販売価格
以上の貨幣の投入があったことを条件に、スライド板の
ロック機構を外し、商品を商品取出口より取り出し得る
ようにしたことを特徴とする多重価格自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53130260A JPS5833994B2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | 多重価格自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53130260A JPS5833994B2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | 多重価格自動販売機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5556290A JPS5556290A (en) | 1980-04-24 |
| JPS5833994B2 true JPS5833994B2 (ja) | 1983-07-23 |
Family
ID=15030002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53130260A Expired JPS5833994B2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | 多重価格自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833994B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52110096A (en) * | 1976-03-12 | 1977-09-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic vending machine |
-
1978
- 1978-10-23 JP JP53130260A patent/JPS5833994B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52110096A (en) * | 1976-03-12 | 1977-09-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic vending machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5556290A (en) | 1980-04-24 |
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