JPS5833951B2 - ポペット弁 - Google Patents
ポペット弁Info
- Publication number
- JPS5833951B2 JPS5833951B2 JP8136178A JP8136178A JPS5833951B2 JP S5833951 B2 JPS5833951 B2 JP S5833951B2 JP 8136178 A JP8136178 A JP 8136178A JP 8136178 A JP8136178 A JP 8136178A JP S5833951 B2 JPS5833951 B2 JP S5833951B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- poppet valve
- valve body
- guide member
- poppet
- sliding hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lift Valve (AREA)
- Check Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、流体の流れを制御するポペット弁に関するも
のである。
のである。
従来、この種ポペット弁は、実開昭51−67420号
公報に示されるように、弁本体内へ摺動自在に嵌挿した
剛体から戒るポペット弁体を流体の流通路間に形成した
弁座に着座して該流通路間の流体の流れを制御せしめて
おり、弁座に着座するポペット弁体の着座面には弾性体
から戒るシール部材を溝に装着して設は流体の流れを良
好に閉止できるようにしている。
公報に示されるように、弁本体内へ摺動自在に嵌挿した
剛体から戒るポペット弁体を流体の流通路間に形成した
弁座に着座して該流通路間の流体の流れを制御せしめて
おり、弁座に着座するポペット弁体の着座面には弾性体
から戒るシール部材を溝に装着して設は流体の流れを良
好に閉止できるようにしている。
このため、ポペット弁体の作動による流通路間の開き始
めや閉じ終りで弁座と着座面間が小開度になり流体を絞
り制御する際、絞り前後に生ずる圧力差や絞りを流れる
流体の流動力の影響を受けてシール部材が弾性変形し溝
から離脱して損傷されやすく、良好な閉止作用が得られ
なかった。
めや閉じ終りで弁座と着座面間が小開度になり流体を絞
り制御する際、絞り前後に生ずる圧力差や絞りを流れる
流体の流動力の影響を受けてシール部材が弾性変形し溝
から離脱して損傷されやすく、良好な閉止作用が得られ
なかった。
そこで、シール部材が離脱しないようにポペット弁体を
弾性体から形成し、流通路間の良好な閉止作用が得られ
るようなポペット弁を先に考えたが、弾は体の摩擦係数
が大きく弁本体との摺動抵抗の増大でポペット弁体の作
動が開閉時に作動遅れを生ずる欠点があった。
弾性体から形成し、流通路間の良好な閉止作用が得られ
るようなポペット弁を先に考えたが、弾は体の摩擦係数
が大きく弁本体との摺動抵抗の増大でポペット弁体の作
動が開閉時に作動遅れを生ずる欠点があった。
本発明は、ポペット弁体を弾性体から形成したポペット
弁の上記欠点を解消するもので、ポペット弁体を弾性体
から形成したポペット弁のポペツ弁体と弁本体間の摩擦
係数を小さくすることを技術課題とする。
弁の上記欠点を解消するもので、ポペット弁体を弾性体
から形成したポペット弁のポペツ弁体と弁本体間の摩擦
係数を小さくすることを技術課題とする。
このため本発明は、弁本体の摺動孔へ摺動自在に嵌挿し
、流体の流通路間に形成した弁座に着座する着座面を設
は内部に中穴を設けた弾性体から形成のポペット弁体を
有し、ポペット弁体の摺動孔へ嵌挿する外周部に筒状に
形成した剛体の案内部材を設けたことを技術手段とする
。
、流体の流通路間に形成した弁座に着座する着座面を設
は内部に中穴を設けた弾性体から形成のポペット弁体を
有し、ポペット弁体の摺動孔へ嵌挿する外周部に筒状に
形成した剛体の案内部材を設けたことを技術手段とする
。
このため、弾性体から形成したポペット弁体の摺動孔へ
嵌挿する外周部に剛体の案内部材を設けているので、ポ
ペット弁体と弁本体間が剛体と剛体との接触であるから
摩擦係数を小さくすることができる。
嵌挿する外周部に剛体の案内部材を設けているので、ポ
ペット弁体と弁本体間が剛体と剛体との接触であるから
摩擦係数を小さくすることができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明のポペット弁を逆止め弁に実施した縦
断面図で、1は流通路A、B間を連通して設けた逆止め
弁の弁本体、2は該流通路間に形成した弁座、3は流通
路A、Bと連通して設けた摺動孔である。
断面図で、1は流通路A、B間を連通して設けた逆止め
弁の弁本体、2は該流通路間に形成した弁座、3は流通
路A、Bと連通して設けた摺動孔である。
4は摺動孔3へ摺動可能に嵌挿されたポペット弁で、摺
動孔の開口部に螺着された閉止蓋5との間に係装された
ばね6の弾性力を受けてその着座面7が前記弁座2に着
座し流通路A。
動孔の開口部に螺着された閉止蓋5との間に係装された
ばね6の弾性力を受けてその着座面7が前記弁座2に着
座し流通路A。
B間を閉止作用するようにしている。
8は前記ポペット弁4を構成する金属あるいはプラスチ
ック等の剛体から成る案内部材で、前記弁本体1の摺動
孔3内へ摺動自在に嵌挿されるよう筒状に設けており、
さらに第2図に示す如く貫通する嵌合孔9の開口端に漸
次縮径するテーパ部10が形成されている。
ック等の剛体から成る案内部材で、前記弁本体1の摺動
孔3内へ摺動自在に嵌挿されるよう筒状に設けており、
さらに第2図に示す如く貫通する嵌合孔9の開口端に漸
次縮径するテーパ部10が形成されている。
11はポリウレタンゴム等硬質の弾は体から成るポペッ
ト弁体で、弁本体1の摺動孔3へ嵌挿する外周部に前記
案内部材8を抜止め外嵌させてポペット弁4を形成して
いる。
ト弁体で、弁本体1の摺動孔3へ嵌挿する外周部に前記
案内部材8を抜止め外嵌させてポペット弁4を形成して
いる。
該ポペット弁体は、第3図に示す如く、外周部の両端に
大径の抜止部12,13を形成すると共に一側所に前記
弁座2に当接する円錐状の着座面7を設けており、さら
に前記案内部材8の嵌入を容易にするためテーパ面14
と、内部に着座面7を有する一側向と対向他側面を窪み
形成して中穴15とを設けている。
大径の抜止部12,13を形成すると共に一側所に前記
弁座2に当接する円錐状の着座面7を設けており、さら
に前記案内部材8の嵌入を容易にするためテーパ面14
と、内部に着座面7を有する一側向と対向他側面を窪み
形成して中穴15とを設けている。
案内部材8のポペット弁体11への外嵌は、案内部材8
のテーパ部10をポペット弁体11のテーパ向14に合
致させプレス等で例えば該案内部材8を押圧して嵌入す
ることにより、ポペット弁体11のテーパ面14に案内
されて案内部材8はなめらかに嵌入され、ポペット弁体
11の中穴15による縮径弾性変形が容易に外嵌できる
。
のテーパ部10をポペット弁体11のテーパ向14に合
致させプレス等で例えば該案内部材8を押圧して嵌入す
ることにより、ポペット弁体11のテーパ面14に案内
されて案内部材8はなめらかに嵌入され、ポペット弁体
11の中穴15による縮径弾性変形が容易に外嵌できる
。
そして、外嵌が完了するとポペット弁体11は弾性変形
力により抜止部13が案内部材8の嵌合孔9から抜は出
て復帰し、各抜止部12,13で案内部材8の両端面を
係合して一体的に設ける。
力により抜止部13が案内部材8の嵌合孔9から抜は出
て復帰し、各抜止部12,13で案内部材8の両端面を
係合して一体的に設ける。
次に上記構成の作動について説明する。
流通路Aに圧力流体が流入すると、該圧力流体はポペッ
ト弁体11に作用しはね6の弾性力に抗して該ポペット
弁体を移動し着座面7を弁座2から離し流通路Bへ流出
する。
ト弁体11に作用しはね6の弾性力に抗して該ポペット
弁体を移動し着座面7を弁座2から離し流通路Bへ流出
する。
また、流通路Bから圧力流体が流入すると、ポペット弁
体11はばね6の弾性力を受けさらに背部に圧力流体が
作用するため、着座面7が弁座2へ着座して流通路Bか
ら流通路Aへの流れを阻止する。
体11はばね6の弾性力を受けさらに背部に圧力流体が
作用するため、着座面7が弁座2へ着座して流通路Bか
ら流通路Aへの流れを阻止する。
上記の如きポペット弁体11の作動で、ポペット弁体1
1は案内部材8を介し弁本体1の摺動孔3へ摺動自在に
嵌挿して剛体と剛体との接触であるから摩擦係数を小さ
くでき弁座2の開閉時における作動遅れがなくなり良好
に作動することができる。
1は案内部材8を介し弁本体1の摺動孔3へ摺動自在に
嵌挿して剛体と剛体との接触であるから摩擦係数を小さ
くでき弁座2の開閉時における作動遅れがなくなり良好
に作動することができる。
なお、本発明によるポペット弁は実施例の如き逆止め弁
に限定されるものではなく、シャトル弁、パイロット操
作逆止め弁等にも適用し得ることは明らかである。
に限定されるものではなく、シャトル弁、パイロット操
作逆止め弁等にも適用し得ることは明らかである。
このように本発明は、以下に説明するよう特有の効果を
有する。
有する。
すなわち、ポペット弁体を形成する弾性体の組成材料の
配合比率を変えたり減摩剤を添加したりして特注の変更
を行ない弾性体の摩擦係数を小さくするようにしても技
術課題の達成を考えられるが、これらに比らべ、本発明
のポペット弁では弾性体から形成したポペット弁体の外
周部に筒状に形成した剛体の案内部材を設けているため
、低価な汎用性の高い弾性体を使用できる特有の効果を
有する。
配合比率を変えたり減摩剤を添加したりして特注の変更
を行ない弾性体の摩擦係数を小さくするようにしても技
術課題の達成を考えられるが、これらに比らべ、本発明
のポペット弁では弾性体から形成したポペット弁体の外
周部に筒状に形成した剛体の案内部材を設けているため
、低価な汎用性の高い弾性体を使用できる特有の効果を
有する。
図面は本発明のポペット弁の一実施例を示し、第1図は
逆止め弁の縦断面図、第2図は案内部材の縦断面図、第
3図はポペット弁体の縦断面図である。 1・・・・・・弁本体、A、B・・・・・・流通路、2
・・・・・・弁座、3・・・・・・摺動孔、7・・・・
・・着座面、8・・・・・・案内部材、11・・・・・
・ポペット弁体、15・・・・・・中穴。
逆止め弁の縦断面図、第2図は案内部材の縦断面図、第
3図はポペット弁体の縦断面図である。 1・・・・・・弁本体、A、B・・・・・・流通路、2
・・・・・・弁座、3・・・・・・摺動孔、7・・・・
・・着座面、8・・・・・・案内部材、11・・・・・
・ポペット弁体、15・・・・・・中穴。
Claims (1)
- 1 弁本体の摺動孔へ摺動自在に嵌挿し、流体の流通路
間に形成した弁座に着座する着座面を設は内部に中穴を
設けた弾性体から形成のポペット弁体を有し、前記ポペ
ット弁体の摺動孔へ嵌挿する外周部に筒状に形成した剛
体の案内部材を設けたことを特徴とするポペット弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8136178A JPS5833951B2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | ポペット弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8136178A JPS5833951B2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | ポペット弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5510128A JPS5510128A (en) | 1980-01-24 |
JPS5833951B2 true JPS5833951B2 (ja) | 1983-07-23 |
Family
ID=13744190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8136178A Expired JPS5833951B2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | ポペット弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833951B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5765272U (ja) * | 1980-10-06 | 1982-04-19 | ||
JPS59116894A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-05 | グローリー工業株式会社 | 料金精算装置 |
JPH0545829Y2 (ja) * | 1988-01-06 | 1993-11-26 |
-
1978
- 1978-07-04 JP JP8136178A patent/JPS5833951B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5510128A (en) | 1980-01-24 |
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