JPS5833665Y2 - 面ヒ−タ - Google Patents
面ヒ−タInfo
- Publication number
- JPS5833665Y2 JPS5833665Y2 JP1977049515U JP4951577U JPS5833665Y2 JP S5833665 Y2 JPS5833665 Y2 JP S5833665Y2 JP 1977049515 U JP1977049515 U JP 1977049515U JP 4951577 U JP4951577 U JP 4951577U JP S5833665 Y2 JPS5833665 Y2 JP S5833665Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface heater
- strip
- radius
- circular hole
- semicircle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、薄板の両側より互い違いに切溝を入れること
により形成される端部にて折返し連結せる多条片よりな
る面ヒータに関する。
により形成される端部にて折返し連結せる多条片よりな
る面ヒータに関する。
上記の形式の面ヒータは、第1図に示すように、薄板の
両側より互い違いに切溝1を入れることにより形式され
、端部2Aにて屈曲連結せる数個の条片2よりなってい
る。
両側より互い違いに切溝1を入れることにより形式され
、端部2Aにて屈曲連結せる数個の条片2よりなってい
る。
端部2Aの外径は図示のように半円形に形成されている
。
。
3は、面ヒータの両端子と電源4とを結ぶ導線である。
このような面ヒータでは、第2図に示すように、端部2
Aの切溝端に近い部分で電流密度が高くなってこ・に過
熱を生じ、これに対し外側部分は低温となる。
Aの切溝端に近い部分で電流密度が高くなってこ・に過
熱を生じ、これに対し外側部分は低温となる。
例えば、端部2Aの半円形の半径をRとし、切溝端の半
径を0.05Rとするときの温度分布は、第3図に示す
ように、条片2の直線部の温度が150℃のとき、切溝
端に近い端部1Aの内側部分で330℃そして外側部分
で70℃であった。
径を0.05Rとするときの温度分布は、第3図に示す
ように、条片2の直線部の温度が150℃のとき、切溝
端に近い端部1Aの内側部分で330℃そして外側部分
で70℃であった。
このような面ヒータを、例えば電子写真複写機の定着器
に用いる場合、端部2Aに相当する複写紙の画像部分に
定着ムラを生ずることになる。
に用いる場合、端部2Aに相当する複写紙の画像部分に
定着ムラを生ずることになる。
これに対し、第4図に示すように、端部2Aに条片2よ
りも電導塵の高い金属5をスポット溶接、溶射処理、メ
ッキ等で付着することが提案されている。
りも電導塵の高い金属5をスポット溶接、溶射処理、メ
ッキ等で付着することが提案されている。
一般に電導塵が高く、耐酸化性の大きい金属は高価であ
り、そして1つの面ヒータで屈曲端部2Aは10個所程
度あるので付着のための工程数も多くなる。
り、そして1つの面ヒータで屈曲端部2Aは10個所程
度あるので付着のための工程数も多くなる。
又各条片の端部で短絡が行われることになるので、端部
の温度低下が著しく、この場合も第3図について説明し
たと同じ欠点を有する。
の温度低下が著しく、この場合も第3図について説明し
たと同じ欠点を有する。
この欠点を除くには、各条片を長くする必要があり、面
ヒータの長大化を招く。
ヒータの長大化を招く。
更に、長いリボンを直角に折り曲げて面ヒータを形成す
ることも提案されているが、これは大量生産に不適であ
り、取扱いが難しい欠点がある。
ることも提案されているが、これは大量生産に不適であ
り、取扱いが難しい欠点がある。
本考案は、従来の面ヒータにおける上述の欠点を除去す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
つぎに、第5図以下にて本考案の実施例を説明する。
第5図に於て、切溝端に端部2Aの半円形と同心に円孔
6を設け、その半径rを半円形の半径Rに対し0.2な
いし0.4倍程度の大きさとする。
6を設け、その半径rを半円形の半径Rに対し0.2な
いし0.4倍程度の大きさとする。
この場合、端部2Aの形状は、破線7で示すように、上
記半円形に外接する角形とすることも可能である。
記半円形に外接する角形とすることも可能である。
上記の円孔6の半径rを半円形の半径Rの0.3倍とし
、条片直線部の温度を150℃としたときの端部におけ
る温度分布は、第6図に示すように、内側部分が260
℃そして外側部分が150℃であり、第3図の従来例に
比べかなり改善されている。
、条片直線部の温度を150℃としたときの端部におけ
る温度分布は、第6図に示すように、内側部分が260
℃そして外側部分が150℃であり、第3図の従来例に
比べかなり改善されている。
円孔6の半径rが半円形の半径Rの0.5倍とし、他の
条件を第6図の場合と同一とした例を第7図に示す。
条件を第6図の場合と同一とした例を第7図に示す。
端部2Aにおける温度分布は、内側部分が320℃そし
て外側部分が290℃であった。
て外側部分が290℃であった。
上述のように、本考案による面ヒータは切溝端部に円孔
を設けるだけなので製作が簡単であり、この円孔のため
端部亀裂を防止し、取付工作等が容易となる。
を設けるだけなので製作が簡単であり、この円孔のため
端部亀裂を防止し、取付工作等が容易となる。
更に、ヒータ条片の端部における温度分布が改善されて
過熱部と低温部がなくなるので、ヒータの安全性が向上
しかつその寿命が延びる特長を有する。
過熱部と低温部がなくなるので、ヒータの安全性が向上
しかつその寿命が延びる特長を有する。
第1図ないし第4図は従来の面ヒータの説明図、第5図
は本考案による面ヒータ端部の平面図、第6図および第
7図は本考案による面ヒータの2つの実施例の端部にお
ける温度分布を示す図である。 1・・・・・・切溝、2・・・・・・条片、2A・・・
・・・端部、6・・・・・・円孔、7・・・・・・角形
、R・・・・・・半円形の半径、r・・・・・・円孔の
半径。
は本考案による面ヒータ端部の平面図、第6図および第
7図は本考案による面ヒータの2つの実施例の端部にお
ける温度分布を示す図である。 1・・・・・・切溝、2・・・・・・条片、2A・・・
・・・端部、6・・・・・・円孔、7・・・・・・角形
、R・・・・・・半円形の半径、r・・・・・・円孔の
半径。
Claims (1)
- 薄板の両側よ、り互い違いに切溝を入れることにより形
成される端部にて折返し連結せる多条片よりなる面ヒー
タに於て、折返し部外形を半円形とし、上記折返し部の
条片幅が平行部の条片幅より小さくなるように、折返し
部に上記半円形と同心の円孔を上記切溝の端に設けたこ
とを特徴とする面ヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977049515U JPS5833665Y2 (ja) | 1977-04-21 | 1977-04-21 | 面ヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977049515U JPS5833665Y2 (ja) | 1977-04-21 | 1977-04-21 | 面ヒ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53144544U JPS53144544U (ja) | 1978-11-14 |
JPS5833665Y2 true JPS5833665Y2 (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=28935248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977049515U Expired JPS5833665Y2 (ja) | 1977-04-21 | 1977-04-21 | 面ヒ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833665Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001342071A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-11 | Shin Etsu Chem Co Ltd | セラミックスヒータ |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5544121B2 (ja) * | 2009-07-21 | 2014-07-09 | 株式会社日立国際電気 | 加熱装置、基板処理装置、及び半導体装置の製造方法 |
JP6108163B2 (ja) * | 2013-04-19 | 2017-04-05 | 株式会社クリエイティブテクノロジー | 面状発熱体 |
JP6571550B2 (ja) * | 2015-03-09 | 2019-09-04 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | ヒータおよびこれを用いた半導体製造装置 |
JP6980500B2 (ja) * | 2017-11-28 | 2021-12-15 | 京セラ株式会社 | ヒータ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229234Y2 (ja) * | 1972-08-05 | 1977-07-04 |
-
1977
- 1977-04-21 JP JP1977049515U patent/JPS5833665Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001342071A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-11 | Shin Etsu Chem Co Ltd | セラミックスヒータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53144544U (ja) | 1978-11-14 |
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