JPS5833576B2 - 計算機システムの故障診断装置 - Google Patents

計算機システムの故障診断装置

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JPS5833576B2
JPS5833576B2 JP52027109A JP2710977A JPS5833576B2 JP S5833576 B2 JPS5833576 B2 JP S5833576B2 JP 52027109 A JP52027109 A JP 52027109A JP 2710977 A JP2710977 A JP 2710977A JP S5833576 B2 JPS5833576 B2 JP S5833576B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子計算機システムの故障診断装置、特に故障
診断用の専用バスを備えた改良された故障診断装置に関
する。
従来の故障診断装置は、電子計算機本来の機能を果たす
ために設けられているデータバスを利用して計算機シス
テム各部の状態を故障診断部に連絡するのが一般的であ
った。
第1図に例示したものは、上記データバスを利用した故
障診断装置を含む電子計算機の概要を示した一例である
第1図の具体的な構成を述べると、スクラッチパッドメ
モリ1は直接に主データバス6に接続されている。
またレジスタ群2,3はシフタ4および論理演算ユニッ
ト5を通じて間接的に主データバス6に接続されている
この主データバス6には、主メモリ7が書き込みデータ
レジスタ8を介して接続されている。
また主データバス6には故障診断部9が接続されている
ところで、第1図に示した主データバス6を利用した従
来の故障診断方式によれば、データを扱っている部分の
故障診断に対しては効率がよく十分に能力を発揮できる
しかし、制御用の順序回路などのように記憶素子と論理
素子とが複雑に組み合わされて1つの大きな機能を果た
している部分とか、成る大きなまとまった機能を果して
いる部分が極く僅かな出力信号しか持たない場合では、
計算機本来の機能を果たすための信号線だけを用いて効
率よく故障診断を行なうことは非常に困難なことであっ
た。
この問題点を解決すべく改良されたシステムが考えられ
る。
その−例として、電子計算機の制御回路の故障診断を効
率よく行なうために、診断の対象となる制御回路内の主
要フリップフロップと故障診断部との間に故障診断用の
信号線を設けるシステムがある。
また他の例として診断の対象である制御回路内の記憶素
子を故障診断モードのときにループ状に接続されるよう
に構成しておき、故障診断を容易に行なえるようにした
システム等がある。
第2図は上記の診断対象の制御回路内の主要フリップフ
ロップと故障診断部との間に故障診断用の信号線を設け
たシステムの具体例である。
第2図に示した故障診断システムでは、故障診断の対象
である回路20は複数のパッケージ2l−L21−2.
・・・21−nからなる。
そして例えばパツケ・−ジ21−1内の回路は、複数個
のフリップフロップ23と、この複数個のフリップフロ
ップ23に入力信号を供給する組合せ回路22として表
わすことができる。
パッケージ21−2.・・・21nも同様に複数のフリ
ップフロップと組合せ回路とよりなっているが図示して
いない。
そして、パッケージ21−1.・・・21−nの各々に
故障診断のための専用回路(以下、実施例にあわせてセ
レクタと記す)24−1.・・・24−nが設けられ、
夫々の入力端はフリップフロップ23と接続されている
セレクタ24−L・・・24−nは、故障診断部25か
ら与えられる選択制御線26から供給された信号に応じ
てフリップフロップ23の1個(又は出力線27−1.
・・・27−nが複数本の場合は1群)を選択する。
選択されたフリップフロップ23の状態は、出力信号線
27−L・・・27−nを介して故障診断部25に転送
される。
第3図は、上記した診断対象の制御回路20内の記憶素
子23が故障診断モードのときにループ状に接続される
ように構成したシステムの具体例である。
第2図の構成と異なる点を述べると、パッケージ21−
1.・・・21−n内のすべてのフリップフロップ23
の出力がループ状に接続されていること、およびこのル
ープは、故障診断部25からクロックパルスが与えられ
る毎に1ビツトずつ内容がシフトされて故障診断部25
に各フリップフロップ23の状態が読み込まれるように
なっていること、である。
なお、第2図、第3図および後述する第4図で例示した
各々のパッケージ21−1.・・・21−n内のフリッ
プフロップ23および組合せ回路22は説明の便宜上、
第2図、第3図および第4図のように表示した。
しかしながら、実際の回路は計算機の制御回路内などに
設けられる複数個のレジスタおよび前記レジスタに入力
信号を供給する組合せ回路を意味する。
その一般的に言って順序回路は第7図の如く表すことが
できる。
この順序回路は周知の回路でありレジスタ100および
組合せ回路200とによって構成されていて、レジスタ
100の出力が再び組合せ回路200の入力となるよう
に接続されている。
そして、第2図、第3図および第4図で示すフリップフ
ロップ23はレジスタ100の1ビツト、1ビット即ち
R1,R2゜・・・Rnを意味する。
一方、組合せ回路22は組合せ回路200内に存在する
各種のゲート回路を意味する。
一般に、計算機の制御回路内などには第7図の順序回路
が複数個のパッケージ内に多数(少なくとも1個以上)
存在する。
実施例では第2図、第3図および第4図のように順序回
路に含まれるフリップフロップを中心に図示した。
その理由は、本発明の主目的が順序回路の内部状態を故
障診断用に表示する手段に関しているからである。
なお、第2図、第3図で例示した各々のパッケージ21
−1.・・・21−n内のフリップフロップ23の数は
図面上では4個であるが、通常は1個のパッケージ当り
十数側のフリップフロップが用いられていることが多く
、パッケージからの診断用出力線も数ビット乃至10ビ
ット程度となることが多い。
しかしながら、第2図、第3図で例示した故障診断シス
テムは次のような欠点がある。
まず、第2図のシステムでは、故障診断部25への入力
信号線27−1.27−2 、・・・27−nの数が多
くなることである。
最近の半導体技術の進歩により論理回路はどんどん高密
度化する傾向があるが、これに対してパッケージの入出
力ピン数は容易に増加し得ない。
現実の計算機の設計ではピン数により制限を受けること
が多い。
従って計算機全体をなるべく小さく効率よいものに設計
しようとする際に、入出力ピン数をなるべく減らすこと
は極めて重要な問題である。
又、故障診断部の中に、出力信号を選択するためのなん
らかの選択手段が必要となる。
第3図に示したシステムにおいては、故障診断部25へ
の入力信号数は少ないが、通常モードでの動作とは別に
、故障診断モードでシフトレジスタとして働くような特
別なフリップフロップ23を用いねばならない欠点があ
る。
又、各フリップフロップ23の状態は1度に1ビツトず
つ定まった順序でしか読みとれないために、診断手段が
複雑になる欠点もある。
一方、市販されているICには、セレクタの機能を持ち
、出力にオープンコレクタ回路又はトライステート回路
を持ってワイヤードオア構成又はバス構成を取り得るよ
うにしたものがある。
バス構成の欠点としてはその構成要素の1つの出力が短
絡した場合に、どの構成要素が故障しているのかを診断
する有効な方法がないことが指摘されている。
又、ワイヤードオア構成およびバス構成は、その構成要
素が多くなると配線等の浮遊容量が大きくなり、信号伝
播の遅延時間が大きくなるという欠点をも有していた。
前記欠点を具体的に説明すると第8図に示した如く、通
常の回路であれば点線の如く信号波形が立上り又は立下
る。
ところが、多数のパッケージを共通に接続するバス構成
またはワイヤードオア構成の場合は同図実線の如く信号
波形の立上り、立下りが非常に緩やかになってしまう欠
点が生じる。
従って本発明は、入出力ピン数が少なく、特別なフリッ
プフロップを必要としない改良された故障診断のための
専用バスを有し、安価、且つ動作が確実、迅速な計算機
システムの故障診断装置を提供することを目的とする。
この発明によれば、各パッケージに故障診断のための専
用回路(例えばセレクタ)を設け、各専用回路は各々の
パッケージ内の回路の内部状態を専用の診断用バスを介
して故障診断部に送ることにより、故障診断部は受入し
た内部信号によりパッケージ内の回路の故障診断を行な
うように構成した電子計算機システムの故障診断装置が
得られる。
第4図は本発明の故障診断方法に用いられる装置の実施
例を示したブロック図である。
第4図において、診断の対象となる制御回路20は、第
2図に示した制御回路20と同じものであり、各パッケ
ージ21−1.21−2.・・・21−n内に含まれる
故障診断用のセレクタ411.・・・41nとの接続関
係も略同−であり、従って同一番号を付してその接続に
付いては省略する。
以下、図中において、セレクタ 1−1.・・・41−
nは夫々のパッケージ21−1.・・・21−n内のフ
リップフロップ23の出力を入力するように接続され、
更に、セレクタ41−1.・・・41−nは故障診断の
ため専用バス43(以下診断バス43と記す)を介して
故障診断部42に接続されている。
このセレクタ411.・・・41−nは、オープンコレ
クタ又はトライステート出力を持つもので、パッケージ
21−1.・・・21−nの診断用セレクタとして働き
、その出力は共通に接続される。
一方、故障診断部42には、セレクタ41−1゜・・・
41−nを制御するための共通のセレクタ選択制御信号
線(複数)44と、前記セレクタ41−1゜・・・41
−n毎のイネイブル信号線(単数)45−1゜・・・4
5−nがセレクタ41−1.・・・41−nに接続され
る。
したがって、故障診断部42からセレフタ選択制御信号
並びにイネイブル信号が前記両信号線44および45−
L・・・45−nに与えられることによって、所望のセ
レクタが選択的にイネイブルされて、そのセレクタの出
力が診断バス43を通じて故障診断部42にその状態が
送られる。
第4図に示した本発明の実施例において、セレクタ選択
制御線44をセレクタ41−1.・・・41−nに対し
共通に接続していることは故障診断部42の出力ピン数
を減らす効果がある。
また、イネイブル信号線45−L・・・45−nを各パ
ッケージ内のセレクタ411.・・・41−n毎に1本
だけ(コード化しないで)接続していることは、各パッ
ケージの診断のために要する入力ピン数を最小にする効
果がある。
セレクタ41−1.・・・41−nの共通出力線である
診断バス43は、計算機システムの通常動作においては
全熱利用されないように設計され、また故障診断部42
のクロックは、計算機システムの稼動中に用いられるク
ロックよりも格段に遅いものを採用する。
このように設計することにより、診断用バス43がワイ
ヤードオア構成又はバス構成により数十枚程度の量のパ
ッケージ21−1.・・・21−nを共通に接続したと
しても、通常の計算機システムの動作の速度を制限する
要素とならないで済む。
故障診断部42のクロックについて第9図および第10
図を用いて記述する。
第9図aは通常稼動時に用いられる電子計算機のクロッ
クパルスのタイミング図であり、第9図すはこの実施例
の故障診断部42で用いるクロックパルスのタイミング
図である。
即ち、第9図から明らかなように、故障診断部42は、
この例では通常のクロックの4分の1の速度で動作する
この様にして診断バス43の信号伝播速度が第8図の実
線で示した如く通常の回路に比して格段に遅くても、被
診断回路の状態を正常に故障診断部42へ読み取ること
ができる。
また、後述するように、故障診断時には第5図に示すよ
うに中央処理装置53内の故障診断部42の制御下にお
かれるので、被診断回路の状態も診断時には故障診断部
42のクロック速度又はそれ以下の速度でしか変化しな
いので、故障診断用のバス43を用いて被診断部の状態
を正しく読み取ることができる。
第9図のbに示すクロックを得るために故障診断部42
の中に第10図に示したようなりロック発生回路が置か
れている。
このクロック発生回路は中央処理装置53内で使われて
いるクロックaを受ける2個のJ−にフリップフロップ
71.72を縦続接続し、J−にフリップフロップ71
.72のQ出力およびクロックaの3個の論理積出力を
ANDゲート73を介して得ることにより、故障診断部
42で用いるクロックbが作られる。
この第10図の回路そのものは極く一般的な周知のJ−
にフリップフロップを用いたカウントダウン回路であり
、これ以上の説明は省略する。
次に、第4図に示した本発明の故障診断装置の動作を説
明すると、複数個のパッケージ内の故障診断を行なう際
、まず故障診断部42からのイネイブル信号によって診
断を行なうパッケージを選択し、そのパッケージ内のセ
レクタをイネイブルする。
更に故障診断部42からのセレクタ選択制御信号によっ
てイネイブルしたセレクタを制御し、1つの内部信号を
診断バス43を介して前記故障診断部42に送る。
この結果、故障診断部42においては容易に故障診断を
行なうことができる。
この故障診断部42としては公知のものが利用できる。
このように、診断バス43を故障診断専用バスとするこ
とによって、このバス43自身ならびにセレクタ41−
1.・・・41−nが故障したとしても計算機システム
の通常の動作はなんらの影響を受けない効果が得られる
診断バス43が正しく働かなければならないのは故障診
断時であるが、セレクタ41−1.・・・41−n又は
バス43という系と診断対象となる計算機システムとに
互いに独立した2つの故障が同時に発生する確率は極め
て小さいので、このケースは除外して考えることができ
る。
しかしこの診断バス43の故障が検知されずに放置され
たならば、やがていつか計算機システムの通常の動作に
使用している部分の故障が発生することになり、その故
障診断を行なうとした際に、診断バス43およびセレク
タ41−1゜・・・41−nの故障のために故障診断が
まったくできないことになる。
この問題に対しては、診断バス43の定期的検査を行な
うことによって解決できる。
即ち、例えば電源投入時に、イニシャライズ又はマイク
ロプログラムのローディングを行なう際に、併せて診所
用バス43の動作を確認することにより、この問題が解
決できる。
第5図は診断用バス43の動作確認を実施するもので、
具体的には本発明を実施した計算機システムのブロック
図である。
この計算機システムは、コンソール51およびその内部
制御用のマイクロプロセッサ52と、第4図で示した本
発明を実施した中央処理装置53と、周辺装置54と接
続されるチャンネル装置55と、メインメモリ56と、
システム制御装置57とから構成される。
中央処理装置53はマイクロプログラムを格納するコン
トロールストレージ(C8)および第4図で示した故障
診断部42を持っており、前記故障診断部42およびこ
れと専用インターフェース58で結ばれたコンソール5
1の指定によりC8内にコンソール51から読み出した
マイクロプログラムをロードできるようになっている。
コンソール51はマイクロプロセッサ52で制御されて
いるので、コンソールとしての働きの他に、故障診断時
の主制御機能とかマイクロプログラムのローディングを
併せて行なうことができる。
前記故障診断バス43の動作確認も、こうした仕事の1
つとして容易に追加できる。
そのフローチャートを第6図に示す。
この第6図のフローチャートを参照して上記のマイクロ
プログラムのローディングと本発明の故障診断バス43
の動作確認に付いて次子に述べる。
まず、電源投入後、ステップ1(61)によりマイクロ
プロセッサ52の自己チェックを行なう。
次に、ステップ2 (62)により故障診断部42のチ
ェックを行なう。
次にステップ3 (63)により診断バス43の動作確
認を行なう処理が実行される。
そして、ステップ3 (63)の診断バス43の動作確
認の結果により診断バス43に異常が見付かった場合と
、異常がなかった場合とが判断される。
もし、診断バス43に異常があった場合には、ステップ
4 (64)により診断バス43の異常につき、その事
実をコンソール51に表示すると共に、計算機システム
は故障ではないので次の業務を続行するように移る。
次にステップ5 (65)により中央処理装置53のマ
イクロプログラムのローディング処理が行なわれる。
なお、診断バス43に異常がなければステップ3から前
記ステップ5を実行する。
次にステップ6 (66)により通常計算機システムの
稼動時のコンソール51のマイクロプログラムのローデ
ィングを行なわれる。
最後に、ステップ7(67)により第5図に示した計算
機システム全体をスタートさせるための処理が行なわれ
る。
ここで、ステップ3およびステップ4が本発明に係る診
断バス43のテストのために新たに追加された機能であ
る。
これにより電源投入の度毎に診断バス43の動作確認が
行なわれることになる。
よって、ある時点でバス43の故障が検出されたとする
と、オペレータに対し「故障診断のバスに故障が検出さ
れたので保守担当員に知らせよ。
但し計算機システムは正常に稼動できるので、このま\
業務を実行せよ。
」という主旨のメツセージがコンソール51上に表示さ
れる。
診断バス43に故障が生じた場合は、こうして業務を引
き続き実行する一方、保守担当員は計算機システムの稼
動スケジュールの空き時間を見つけて予定を立てて診断
バス43の故障修理を行なう。
従ってこの発明によれば、不意に起った故障のため計算
機システムが処理すべき業務が止まってしまっている状
態での故障修理ではなく、予定された行動としての故障
修理として予め準備できるので、時間的にも余裕を持っ
て故障修理を行なうことができる。
以上述べた実施例は、制御回路に適用した電子計算機シ
ステムの故障診断装置を対象としたが、データバスの中
でも故障診断部42から論理的に遠い位置にあるレジス
タ、データバス等も対象にし得ることは言うまでもない
又、複数のフリップフロップを使用した制御回路を例示
したが、入力信号数に比較して出力信号数が極端に少な
い組合せ回路の故障診断は通常よりさらに困難になるの
で、この場合は中間の組合せ回路出力を診断バスに接続
すると良い結果が得られる。
以上のようにこの発明による電子計算機システムの故障
診断装置は、改良された新しい故障診断のための専用バ
スを採用したもので、まず故障診断部のパッケージの入
出力ピンの数が従来より減少できるとともに特別なタイ
プのフリップフロップを用いて電子計算機を設計する必
要がなくなる。
又、複数のセレクタと故障診断部とが共通した一本の診
断バスで接続されるので安価である。
又、故障診断バスはワイヤードオア構成又はバス構成を
使用して接続されているにもか\わらず、マイクロプロ
セッサを使用して診断バスの動作確認を行ない、たとえ
異常が発生したとしても計算機システム全体は停止する
ことなく次の処理に進むことができる。
従って計算機システムの処理速度は低下せず、しかもワ
イヤードオア構成等における問題点を間接的ではあるが
克服することが可能となる。
また、本発明の故障診断においては、故障診断の目的で
計算機に追加されるハードウェアの配置の規則性が高く
なり、従って、設計担当にとってもそのハードウェアを
容易に設計できるようになり、信頼性の高い計算機の故
障診断装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の計算機システムのデータバス部を利用し
た故障診断システムの構成を示すブロック図、第2図お
よび第3図は故障診断の対象となる複数個のパッケージ
より構成する回路の従来の故障診断装置を示すブロック
図、第4図は本発明に係る故障診断装置を示すブロック
図、第5図は本発明の故障診断バスの異常を検出するの
に適した計算機システムのブロック図、第6図は本発明
のマイクロプログラムのローディングおよび故障診断バ
スの動作確認のための手順を示したフローチャート図、
第7図は組合せ回路およびフリップフロップについて示
した周知の順序回路のブロック図、第8図は従来の信号
伝播の遅延時間が大きくなる欠点を具体的に説明した波
形図、第9図は故障診断部のクロックが計算機システム
の稼動中に用いられるクロックよりも格段に遅いクロッ
クであることを示すタイミング図、第10図は遅いクロ
ック信号を得るために一般的に用いられているカウント
ダウン回路を示すブ爾ツク図である。 41−1〜41−n・・・・・・セレクタ、42・−・
・・・故障診断部、43・・・・・・診断バス、44・
・・・・・選択制御信号線、45−1〜45−n・・・
・・イネイブル信号線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個のパッケージにより構成された回路を故樟診
    断の対象とし、前記回路の内部状態を示す状態信号に基
    づいて、故樟診断を行なう故障診断装置を含み、且つ前
    記複数個のパッケージを含む電子計算機において、前記
    複数個のパッケージ内の各々に設けられている故障診断
    のための専用回路と、この複数個の専用回路からの出力
    が共通に接続されている故障診断専用のバスと、前記故
    障診断装置の制御により選択したパッケージ内の専用回
    路から特定の内部信号を前記診断バスに出力する手段と
    を有し、前記診断バスを介して内部状態を読み取り、前
    記回路の故障診断を行なうことを特徴とする計算機シス
    テムの故障診断装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の故障診断装置において
    、複数個のパッケージ内の各々に設けられている故障診
    断のための専用回路は複数のセレクタによって構成され
    、この複数個のセレクタにはセレクタの1つをイネーブ
    ルするための複数のイネーブル信号と、イネーブルした
    セレクタから特定の内部信号を診断バスへ出力するため
    の共通の選択制御信号とが、故障診断部から供給するこ
    とを特徴とする計算機システムの故障診断装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の故障診断装置において
    、前記バスは、計算機システムの正常な稼動時に使用さ
    れないように構成された故障診断のための専用バスであ
    ることを特徴とする計算機システムの故障診断装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の故障診断装置において
    、故障診断部のクロックは計算機システム内のクロック
    より遅く設定されていることを特徴とする計算機システ
    ムの故障診断装置。 5 特許請求の範囲第1項記載の故障診断装置において
    、前記バスの動作確認が計算機システムの電源投入毎あ
    るいはシステムのイニシャライズ処理毎あるいは計算機
    システム内のコントロールストレージにマイクロプログ
    ラムをローディングする毎に行なわれることを特徴とす
    る計算機システムの故障診断装置。 6 特許請求の範囲第5項記載の故障診断装置において
    、前記バスの動作確認を行なった結果、故障が検出され
    たならば故障診断専用部分における異常発生の表示を行
    なうと共に、計算機システムは異常が検出されたことに
    かかわりなく処理を続けることを特徴とする計算機シス
    テムの故障診断装置。 7 特許請求の範囲第6項記載の故障診断装置において
    、計算機システム内の故障診断を含む中央処理装置とコ
    ンソールとが専用のインタフェースによって接続されて
    おり、前記バスの動作確認の結果、異常が検出されると
    、前記インタフェースを介して前記コンソールに異常の
    表示を行なうことを特徴とする計算機システムの故障診
    断装置。
JP52027109A 1977-03-14 1977-03-14 計算機システムの故障診断装置 Expired JPS5833576B2 (ja)

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US05/886,901 US4183461A (en) 1977-03-14 1978-03-14 Fault-diagnosing method for an electronic computer

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