JPS5833462Y2 - 加湿器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吸水材をベルト状に形成したフィルタに水を供
給してこれに送風する加湿器の構造に関するものである
。

従来、この種の加湿器は駆動ローラと従動ローラ間に吸
水材のベルト状フィルタを無終端に形成し連係していた
。

したがってフィルタを掃除する場合には、駆動ローラと
従動ローラを両方とも分解して取外さなければフィルタ
を取出すことができず、取扱いが面倒である等の欠点を
有していた。

本考案は上記従来型の欠点を除去するもので、以下図に
示す一実施例について本考案を説明すると、１は加湿器
の筐体で、該筐体１は縦長に形成し、内部には上部と下
部に夫々軸受部を形成して駆動ローラ２と従動ローラ３
を配設し、これら駆動ローラ２と従動ローラ３間には吸
水材をベルト状に形成したフィルタ４な連係し、従動ロ
ーラ３の下部にはこのフィルタ４に水を供給するための
水容器５を配設し、筐体１の前後面に所要の通気口６，
７を形成して、これら通気口６からフィルタ４を通り通
気ロアに至る空気流路にフィルタ４にたいして強制的に
風を送るためのファン８を配設する。

か＼る加湿器の上記フィルタ４は帯状の吸水材をベルト
状に形成するため接合部９を設け、該接合部９には同部
を着脱自在に接合するためのファスナー１０、或いはフ
ック１１等の簡易接合部材を設ける。

以上の様な構成により、水容器５に水を入れ駆動ローラ
２によりフィルタ４を駆動し、ファン４により空気をこ
れにあてると、前面の通気ロアを通して室内に湿気を放
出することができる。

この間室内のごみ、はこりがフィルタ４に附着するが、
これが多量に附着するとフィルタ４の目づまりを起こし
、加湿能力が著しく低下するので定期的にフィルタ４を
取外して清掃を行う。

このフィルタ４の清掃にあたり、上記接合部９にファス
ナー１０或いはフック等の着脱の容易な簡易接合部材を
設けているので、従来型の様に駆動ローラ２、従動ロー
ラ３を分解する必要がなく、極めて簡単に取外すことが
でき、清掃後のフィルタ４も簡単に装着することができ
、取扱いを簡易化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す加湿器の要部切欠側面
図、第２図はフィルタの要部正面図、第３図は他の実施
例を示すフィルタの要部正面図、第４図は第３図の要部
側面図である。 同図中、１・・・筐体、２・・・駆動ローラ、３・・・
従動ローラ、４・・・フィルタ、５・・・水容器、８・
・・ファン、９・・・簡易接合部材。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上下に駆動ローラど従動ローラを配設し、同ローラ間に
   吸水材をベルト状に形成したフィルタを連係し、同フィ
   ルタの下部に水を供給する水容器、側方には送風機を具
   えてなる加湿器に釦いて、上記ベルト状のフィルタには
   帯状の吸水材をベルト状に形成するための接合部に、同
   部を着脱自在に接合するファスナー或いはフック等の簡
   易接合部材を設けてなることを特徴とする加湿器。