JPS5833368Y2 - 流動床燃焼装置 - Google Patents
流動床燃焼装置Info
- Publication number
- JPS5833368Y2 JPS5833368Y2 JP1978168576U JP16857678U JPS5833368Y2 JP S5833368 Y2 JPS5833368 Y2 JP S5833368Y2 JP 1978168576 U JP1978168576 U JP 1978168576U JP 16857678 U JP16857678 U JP 16857678U JP S5833368 Y2 JPS5833368 Y2 JP S5833368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluidized bed
- bed combustion
- incinerator
- combustion gas
- carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、石炭等からの固体粒子状の燃料と石灰石、ド
ロマイト等の数mm2の粒径の脱硫材とを流動床に供給
して燃焼させる流動床燃焼装置に関する。
ロマイト等の数mm2の粒径の脱硫材とを流動床に供給
して燃焼させる流動床燃焼装置に関する。
まず第1図に示す従来の流動床ボイラ装置について説明
する。
する。
流動床燃焼炉としての流動床ボイラ1からの燃焼ガスダ
クト10の途中には集塵器2,5が組み入れられ、後流
部は煙突9に接続されている。
クト10の途中には集塵器2,5が組み入れられ、後流
部は煙突9に接続されている。
集塵器2からの分離ダクト11はカーボン焼却炉3に接
続され、カーボン焼却炉3からの燃焼ガスダクト12の
途中には集塵器6が組み入れられ、後流部は煙突9に接
続されている。
続され、カーボン焼却炉3からの燃焼ガスダクト12の
途中には集塵器6が組み入れられ、後流部は煙突9に接
続されている。
流動床ボイラーでは第2図に脱硫材の脱硫特性例を示す
ように高い脱硫効率を得んが為に800〜900℃の燃
焼温度で作動させ、カーボン焼却炉3は燃え難いカーボ
ンを高効率で焼却する為に約1000℃の燃焼温度で作
動させる。
ように高い脱硫効率を得んが為に800〜900℃の燃
焼温度で作動させ、カーボン焼却炉3は燃え難いカーボ
ンを高効率で焼却する為に約1000℃の燃焼温度で作
動させる。
なおボイラー及びカーボン燃焼炉3からの燃焼ガスの容
積は大雑把に1 : 0.1である。
積は大雑把に1 : 0.1である。
流動床ボイラーから飛出すカーボンにはなお高率の硫黄
が多く含まれており、これをカーボン焼却炉3で100
0℃の高温で焼却すればSOXが多発し、煙突9出口の
ガス中のSOXは充分低く抑制しがたくなる。
が多く含まれており、これをカーボン焼却炉3で100
0℃の高温で焼却すればSOXが多発し、煙突9出口の
ガス中のSOXは充分低く抑制しがたくなる。
すなわち流動床ボイラー及びカーボン焼却炉3のガス中
のSOX濃度は、脱硫しない時を1とすれば、概ね0.
1 : 1であり、煙突9人口では となり、流動床ボイラ1出口の略2倍となり、SOX濃
度か゛高くなる欠点があった。
のSOX濃度は、脱硫しない時を1とすれば、概ね0.
1 : 1であり、煙突9人口では となり、流動床ボイラ1出口の略2倍となり、SOX濃
度か゛高くなる欠点があった。
そこで本考案は流動床燃焼炉から排出される燃焼ガス中
のSOx濃度を低下させることを目的としてなされたも
のであり、本考案は脱硫材を用いた流動床が燃焼炉、同
流動燃焼炉からの燃焼ガス中の未燃カーボンを集塵する
集塵器、同集塵器で集塵された前記未燃カーボンを燃焼
処理する焼却炉を有する流動床燃焼装置において、前記
焼却炉からの燃焼ガスを前記流動床燃焼炉の風箱に導く
管路を設けたことを特徴とする流動床燃焼装置を提供す
るものであ。
のSOx濃度を低下させることを目的としてなされたも
のであり、本考案は脱硫材を用いた流動床が燃焼炉、同
流動燃焼炉からの燃焼ガス中の未燃カーボンを集塵する
集塵器、同集塵器で集塵された前記未燃カーボンを燃焼
処理する焼却炉を有する流動床燃焼装置において、前記
焼却炉からの燃焼ガスを前記流動床燃焼炉の風箱に導く
管路を設けたことを特徴とする流動床燃焼装置を提供す
るものであ。
本考案の装置によれば、焼却炉からの燃焼ガスは流動床
燃焼炉の風箱に導入され、風箱から脱硫材が存在する流
動床に導入されるので燃焼ガス中のSOXが脱流材に吸
収され、燃焼ガス中のSOx濃度を低下させることがで
き、そのため、装置全体の燃焼ガス中のSOx濃度も低
く抑えられる。
燃焼炉の風箱に導入され、風箱から脱硫材が存在する流
動床に導入されるので燃焼ガス中のSOXが脱流材に吸
収され、燃焼ガス中のSOx濃度を低下させることがで
き、そのため、装置全体の燃焼ガス中のSOx濃度も低
く抑えられる。
次に本考案を第3図に示す1実施例に基づいて説明する
。
。
流動床燃焼炉では風箱101が下部に配置され、風箱1
01の上部に空気分配板102が配置され、さらに上部
に流動層103が形成されている。
01の上部に空気分配板102が配置され、さらに上部
に流動層103が形成されている。
流動床ボイラ1からの燃焼ガスダクト10の途中には集
塵器2と5とが組み入れられ後流部は煙突9に接続され
、集塵器2から分離ダクト11はカーボン焼却炉3に接
続されている。
塵器2と5とが組み入れられ後流部は煙突9に接続され
、集塵器2から分離ダクト11はカーボン焼却炉3に接
続されている。
カーボン焼却炉3からの燃焼ガスダクト12の途中には
集塵器6が組み入れられ、さらに後流部は流動床ボイラ
1の風箱101と連通している。
集塵器6が組み入れられ、さらに後流部は流動床ボイラ
1の風箱101と連通している。
流動床ボイラ1では800〜900℃の燃焼温度で作動
させ、カーボン焼却炉3は燃え難いカーボンを高効率で
焼却する為に約1000℃の燃焼温度で作動させる。
させ、カーボン焼却炉3は燃え難いカーボンを高効率で
焼却する為に約1000℃の燃焼温度で作動させる。
流動床ボイラ1からの未燃カーボンにはなお高率の硫黄
が多く含まれており、これをカーボン焼却炉3で、10
00℃付近の高温で焼却すればSOXが多発し、数10
0 ppmのSOxを含む燃焼ガスがカーボン焼却炉3
から排出され、燃焼ガスは集塵器6に導かれる。
が多く含まれており、これをカーボン焼却炉3で、10
00℃付近の高温で焼却すればSOXが多発し、数10
0 ppmのSOxを含む燃焼ガスがカーボン焼却炉3
から排出され、燃焼ガスは集塵器6に導かれる。
燃焼ガスは風箱101から空気とともに空気分配板10
2から流動層103に供給され、流動層103内で脱硫
材と接触し、含有SOXが脱硫材に吸収されて、燃焼ガ
スが浄化される。
2から流動層103に供給され、流動層103内で脱硫
材と接触し、含有SOXが脱硫材に吸収されて、燃焼ガ
スが浄化される。
浄化された燃焼ガスは再び集塵器2,5により除塵され
た後、煙突9に運ばれ、煙突9から大気へ放出される。
た後、煙突9に運ばれ、煙突9から大気へ放出される。
カーボン焼却炉3の排ガスを風箱101に導き、流動層
103内を通し、脱硫材にSOXを吸収させることによ
り、全ガス量を脱硫することとなり、煙突9から排出さ
れる燃焼ガス中のSOx濃度を低下させることもできる
。
103内を通し、脱硫材にSOXを吸収させることによ
り、全ガス量を脱硫することとなり、煙突9から排出さ
れる燃焼ガス中のSOx濃度を低下させることもできる
。
以上、本考案を一実施例に基づいて具体的に説明したが
、本考案はこの実施例だけに限定されるものではなく、
例えば流動床をもつ加熱炉、焼却炉等の流動床燃焼装置
であれば全てに適用できるものである。
、本考案はこの実施例だけに限定されるものではなく、
例えば流動床をもつ加熱炉、焼却炉等の流動床燃焼装置
であれば全てに適用できるものである。
第1図は従来の流動床燃焼装置を示す図、第2図は脱硫
材の脱硫特性を示すグラフ、第3図は本考案の一実施例
を示す図である。 1・・・・・・流動床ボイラ、2,5.6・・・・・・
集塵器、3・・・・・・カーボン焼却炉、9・・・・・
・煙突、10.12・・・・・・燃焼ガスダクト、11
・・・・・・分離ダストダクト、101・・・・・・風
箱、102・・・、・・空気分配板、103・・・・・
・流動層。
材の脱硫特性を示すグラフ、第3図は本考案の一実施例
を示す図である。 1・・・・・・流動床ボイラ、2,5.6・・・・・・
集塵器、3・・・・・・カーボン焼却炉、9・・・・・
・煙突、10.12・・・・・・燃焼ガスダクト、11
・・・・・・分離ダストダクト、101・・・・・・風
箱、102・・・、・・空気分配板、103・・・・・
・流動層。
Claims (1)
- 脱硫材を用いた流動床燃焼炉、同流動床燃焼炉から燃焼
ガス中の未燃カーボンを集塵する集塵器、同集塵器で集
塵された前記未燃カーボンを燃焼処理する焼却炉を有す
る流動床燃焼装置において、前記焼却炉からの燃焼ガス
を前記流動床燃焼炉の風箱に導く管路を設けたことを特
徴とする流動床燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978168576U JPS5833368Y2 (ja) | 1978-12-08 | 1978-12-08 | 流動床燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978168576U JPS5833368Y2 (ja) | 1978-12-08 | 1978-12-08 | 流動床燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5584403U JPS5584403U (ja) | 1980-06-11 |
JPS5833368Y2 true JPS5833368Y2 (ja) | 1983-07-26 |
Family
ID=29169846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978168576U Expired JPS5833368Y2 (ja) | 1978-12-08 | 1978-12-08 | 流動床燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833368Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58163421A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 流動燃焼ボイラの排ガス処理方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5077268A (ja) * | 1973-09-28 | 1975-06-24 |
-
1978
- 1978-12-08 JP JP1978168576U patent/JPS5833368Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5077268A (ja) * | 1973-09-28 | 1975-06-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5584403U (ja) | 1980-06-11 |
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