JPS5833296Y2 - 組立部材の結合構造 - Google Patents

組立部材の結合構造

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JPS5833296Y2
JPS5833296Y2 JP1977147996U JP14799677U JPS5833296Y2 JP S5833296 Y2 JPS5833296 Y2 JP S5833296Y2 JP 1977147996 U JP1977147996 U JP 1977147996U JP 14799677 U JP14799677 U JP 14799677U JP S5833296 Y2 JPS5833296 Y2 JP S5833296Y2
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JP
Japan
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assembly
screw
hole
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assembly member
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JP1977147996U
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JPS5473470U (ja
Inventor
力 山中
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は組立部材の結合構造に係り、特に、組立部材の
材質が柔かい等の理由に依り、直接ねじやくぎを打ち込
むことが適当でない場合等に利用して好適な新規な技術
に関する。
従来から、スピーカボックスやその他の電子機器の筐体
などを組み付ける場合には、ねじやくぎが広く用いられ
ている。
第1図は斯かる従来の組立構造を具体的に示す要部の断
面図で、1,2はスピーカボックスを構成する2枚のベ
ニヤ板であり、これらが端部に於いて図示の如く木ねじ
3にて結合されている。
ところがベニヤ板1,2はそれぞれ複数の薄板を接合し
て形成されているものであるため、上記ねじ3のねじ込
み方向に接合面を有するベニヤ板2は、その接合面が上
記ねじ3の幹部にて押し広げられる如くなり、図示の如
く外部に拡開されて、両ベニヤ板1,2の接合が堅固に
行えなくなる等の欠点があった。
同様に、上記ベニヤ板1,2の代わりに、内部に木くず
を押し固めて2枚の板体で挾んだいわゆるパーティクル
ボードでも、ねじ3のねじ込みに依り上記水くずがぼろ
ぼろに分離し、上記ねじ3に対する保持力が激減するこ
ととなって、結局側ペーテイクルボードの結合が不安定
になる欠点があった。
これに対し、上記両ベニヤ板1,2やパーティクルボー
ドの各接合面に接着剤を介在させることなども行われた
が、それの乾燥時間が長く、組立作業性が良くない等の
欠点があった。
一方、上記欠点を改善するため、第2図に示す如き板体
4,5の結合構造が実用化されるに至っている。
これは板体4,5の内側隅部に、L字状に屈曲せる隅金
具6を当接し、複数のねじ7に依り板体4,5の面に向
ってこれを結着する如くしたものである。
これに依れば、上記板体4,5がベニヤ板またはパーテ
ィクルボードであっても、上記ねじ7は板体4,5内に
喰い込むこととなり、上記結合は比較的良好に行われる
ものの、取り付は作業に時間が掛かり、内部に隅金具6
等が突出して美感上好ましくない等の欠点があった。
また、板体4,5自身に荷重等に依るモーメントを受け
た場合に、隅金具−6付近の締結力が比較的弱いため、
容易に破壊され易く、且つ、上記画板体4゜5の接合部
で振動音を発生するという欠点があった。
第3図は従来の他の結合構造を示すものであり、2つの
角材8,9の結合を行う場合について示しである。
これに依れば、両角材8,9を端部にて図示の如く接合
し、羽根ボルト10のねじ部11を、上記角材8に設け
られた透孔12に挿通して外部に突出させ、取付板部1
3は角材9の内面に当接してねじ14に依り固定すると
ともに、上記外部に臨むねじ部11にワッシャ15を介
してナツト16をねじ込む如くなっている。
斯くして、上記両角材8,9は一体結合される。
しかし、斯かる結合構造にあっても、角材8,9自身が
モーメントを受けるため締結力が弱くなり、且つ結合部
材の使用に依る商品としてのコストアップが避けられな
い。
また、締結作業に時間が掛かり、作業性経済性の点で好
ましくない。
本考案は斯かる従来の諸欠点を改善すべくなしたもので
あり、従って本考案の目的とするところは、複数の組立
部材の材質や大きさ等に影響されることなく、上記組立
部材の締結を簡単且つ確実に行える様にした、新規な組
立部材の結合構造を提供するにある。
以下に、本考案の具体的な実施例の説明に先立って、本
考案の前提となるものについて説明する。
第4図は2枚の板体17,18をその端部にて接合し、
後述する締結部材にて結合するものを示し、上記板体1
7の角部付近にはこれを貫通する取付孔19が穿設され
ている。
また、この取付孔19に臨む上記板体18の所定位置に
は、この板体18を貫通する取付孔20と、この取付孔
20に連通し、板体17方向の板体18の端面に及ぶ透
孔21とが設けられている。
22は上記取付孔20より幾分径の大きいボスであり、
適当な弾性を有するプラスチック例えばポリエチレン等
で形成され、その局面にはセレーションが施こされてい
る。
そしてその中央部位にこれを横方向に貫通する透孔23
が穿設されている。
そして斯かるボス22を第5図に示す如く上記板体18
の上記取付孔20に圧入し、ポリプロピレン、塩化ビニ
ル或いはナイロンなどで形成したタッピングねじ24を
、上記取付孔19透孔21を通して、上記ボス22の透
孔23にねじ込む。
これに依り、上記画板体17.18は締結される。
斯くして上記画板体17.18がベニヤ板やパーティク
ルボードであっても、その締結は堅固に行われる。
第6図は上記ボス22の他の実施例を示す斜視図で、2
5はそのボスであり、その中心軸方向には透孔26が穿
設され、且つ上端部にフランジ27が形成されている。
また、このボス25のフランジ27、を除く外周面の上
下部に分かれてセレーションが施され、且つそのボス2
7の中央部には上記と同様の透孔28が設けられている
斯かる構成になるボス25に依れば、上記透孔26が適
当に撓んで、上記板体18の取付孔20に対する嵌合が
容易となり、且つフランジ27が上記板体18に係止さ
れて板体18から容易に抜は落ちることが防止される。
上述の場合は、2つの部材を結合するものであるが、本
考案は3つの組立部材の結合を可能となしたものであり
、これら3つの組立部材をその材質や大きさ等を問うこ
となく簡単且つ確実に組付は結合を可能となしたもので
ある。
以下その具体的な実施例を図面を参照して説明する。
第7図は本考案に係かる取付構造の一実施例を示す要部
の斜視図である。
本考案は、第1の組立部材30の互いに交わる2面にそ
れぞれ一端が突合わされて上記第1の組立部材30に結
合される第2及び第3の組立部材29.31とから構成
される。
これら第1、第2及び第3の組立部材29,30,31
は、例えば角柱の如きものが用いられ、角材第2の組立
部材29には垂直方向に設けられた取付孔32およびこ
の取付孔32に対して水平方向に連通ずる透孔33が設
けられている。
また、第1の組立部材30の端部であって上記透孔33
に臨む部位には、水平方向に結合用のネジ40が挿入配
設される取付孔34が穿設されている。
更に、この第1の組立部材30には上記透孔33に交差
することのない様な位置に、垂直方向の同じく結合用の
ネジ40が挿入配設される取付孔35が穿設されている
第3の組立部材31には、上記透孔35に臨む部位に垂
直方向に透孔36が穿設され、この透孔36に直交する
方向に、第3の組立部材31を貫通する如き取付孔37
が設けられている。
第8図は上記取付孔32および37に圧入される適当な
弾性を有するネジ受体38の斜視図で、等間隔の位置に
ネジの螺合する複数の透孔39が穿設されている。
また、その周面にはセレーションが施こされている。
第9図は上記透孔34,35に挿入されるコーチスクリ
ュウの如きネジ40およびその頭部41が組立部材に喰
い込むのを防止する座金42の関係を示す斜視図である
そこで図に示す如く、上記3本の第1、第2及び第3の
組立部材29,30.31の端部を接合し、上記第2及
び第3の組立部材29,31の上記取付孔32.37に
上記ネジ受体38を圧入し、上記取付孔34、透孔33
を通じて座金42を遊嵌したネジ40を差し込み、更に
その先端部を上記ネジ受体38の中央部の透孔39にね
じ込む。
斯くして、上記第1及び第2の組立部材29.30の締
結が行われる。
一方、上記第3の組立部材31の取付孔37にネジ受体
38を圧入した後、上記第1の組立部材30の取付孔3
5、第3の組立部材31の透孔36を通して、座金42
を遊嵌したネジ40を差し込み、上記圧入したネジ受体
38の3番目の透孔(一番目の透孔でも良い)39にそ
の先端部をねじ込むことに依り、第1及び第3の組立部
材30.31が締結される。
斯くして、3本の第1、第2及び第3の組立部材29.
30.31は共に連結される。
以上の様に、本考案は、第1の組立部材の互いに交わる
2面にそれぞれ一端が突合わされて上記第1の組立部材
に結合される第2及び第3の組立部材とからなり、上記
第2及び第3の組立部材には、ネジの螺合する複数の透
孔を有するネジ受体が埋設され、上記第1の組立部材に
おいて、第2及び第3の組立部材の突合わせとそれぞれ
対向する面側から互いに交わらないように挿入配設され
るネジを上記各ネジ受体中のいずれか1つの透孔に螺合
させて第2、第2及び第3の組立部材を一体結合するよ
うにしてなるので、組立部材の材質や大きさ或いは数量
等に関係なく、3本の組立部材の締結を安全且つ確実に
実施できる。
また、このために供される部品はプラスチック製などで
形成された安価なネジやネジ受体であり、商品のコスト
アップとはならず、極めて実用性に富む等の諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の説明に供するものであり、第1図は従来
の結合構造を示す要部の断面図、第2図および第3図は
同じ〈従来の結合構造を示す要部の斜視図である。 第4図は本考案の前提となる取付部材の結合構造を示す
要部の斜視図、第5図は同じく要部の断面図である。 更にまた第6図は本考案に用いられるボスの斜視図、第
7図は本考案の取付部材の結合構造を示す要部の斜視図
、第8図は本考案に用いられるネジ受体の斜視図、第9
図は同じくネジとワッシャとの関係を示す斜視図である
。 29.30,31・・・・・・組立部材、33・・・・
・・透孔、38・・・・・・ネジ受体、39・・・・・
・ネジ受体の透孔、40・・・・・・ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の組立部材の互いに交わる2面にそれぞれ一端が突
    合わされて上記第1の組立部材に結合される第2及び第
    3の組立部材とからなり、上記第2及び第3の組立部材
    には、ネジの螺合する複数の透孔を有するネジ受体が埋
    設され、上記第1の組立部材において、第2及び第3の
    組立部材の突合わせ面とそれぞれ対向する面側から互い
    に交わらないように挿入配設されるネジを上記各ネジ受
    体中のいずれか1つの透孔に螺合せしめることにより上
    記第1、第2及び第3の組立部材を一体結合してなる組
    立部材の結合構造。
JP1977147996U 1977-11-04 1977-11-04 組立部材の結合構造 Expired JPS5833296Y2 (ja)

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JP1977147996U JPS5833296Y2 (ja) 1977-11-04 1977-11-04 組立部材の結合構造

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JP1977147996U JPS5833296Y2 (ja) 1977-11-04 1977-11-04 組立部材の結合構造

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Publication Number Publication Date
JPS5473470U JPS5473470U (ja) 1979-05-25
JPS5833296Y2 true JPS5833296Y2 (ja) 1983-07-25

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ID=29129978

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4425373Y1 (ja) * 1964-01-17 1969-10-24

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JPS5421506Y2 (ja) * 1975-05-26 1979-07-30

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JPS4425373Y1 (ja) * 1964-01-17 1969-10-24

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