JPS5832877A - 新規なピペリジン誘導体 - Google Patents

新規なピペリジン誘導体

Info

Publication number
JPS5832877A
JPS5832877A JP12874181A JP12874181A JPS5832877A JP S5832877 A JPS5832877 A JP S5832877A JP 12874181 A JP12874181 A JP 12874181A JP 12874181 A JP12874181 A JP 12874181A JP S5832877 A JPS5832877 A JP S5832877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
hydrogen
compound according
atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12874181A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Teranishi
寺西 正行
Hiroyuki Obase
小場瀬 宏之
Haruki Takai
春樹 高井
Katsuichi Shudo
周藤 勝一
Hiroshi Karasawa
啓 唐沢
Yutaka Kasuya
豊 粕谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority to JP12874181A priority Critical patent/JPS5832877A/ja
Publication of JPS5832877A publication Critical patent/JPS5832877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なピペリジン誘導体およびその酸付加塩に
関する。さらに詳しくは 本発明は一般式CI) (式中、Aはヒドロキシ基、ハロゲン原子、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低
級アルキニルオキシ基、低級アルキルチオ基、カルボキ
シル基、低級アルコキシカルボニル基、ニトロ基、アミ
ン基、低級アルキルアミノ基、−級アシルアミノ基、ス
ルファモイル基、モノもしくはジ(低級アルキル)アミ
ンスルホニル基、低級アルキルスルホニル基、カルバモ
イル基、シアノ基またはトリフルオロメチル基である。
mは0または1−5の整数である。mが2以上の場合、
Aは同一もしくは異なった基であり、また2個のAが一
体となって低級アルキレンジオキシ基を形成してもよい
。Xは酸素原子、イオウ原子、カルボニル基、ヒドロキ
シメチレン基またはメチレン基である。
Rは炭素原子1−4個の直鎖アルキレン基または低級ア
ルキル置換基を有する炭素原子1−4個の直鎖アルキレ
ン基である。R1は水素原子または低級アルキル基であ
る。Yはカルボニル基またはメチレン基である。R3は
ヒドロキシル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ト
リフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、トリフ
ルオロメチルチオ基、ニトロ基またはアミン基である。
nは0または1−4の整数である。nが2以上の場合、
R1は同一もしくは異なった基であシ、また2個のR2
が一体となって低級アルキレンジオキシ基を形成しても
よい。)で示されるピペ(5) リジン訪導体(以下、化合物(1’lという。他の大番
号の化合物についても同様)およびその薬理的に許容さ
れる酸付加塩に関する。
一般式CI)のAおよびR2の定義においてハロゲン原
子はフッ素、塩素、臭素等を含む。また一般式〔I〕の
種々の基の定義中1低級」は1−5、特に1−3の炭素
原子を有することを意味する。
化合物[T)はすべての光学異性体を含むものとする。
化合物〔I〕の薬理的に許容される酸付加塩としては種
々の無機酸との塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ
化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩など、種々の有
機酸との塩、例えばギ酸塩、酢酸塩、安息香酸塩、マレ
イン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン
酸塩、シュウ酸塩、グリオキシル酸塩、アスパラギン酸
塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、プロパ
ンスルホ/酸塩、メタンジスルホン酸塩、α、β−エタ
ンジスルホン酸塩、べ(6) ンゼンスルホン酸塩などがあげられる。
本発明の目的化合物は薬理活性、特に降圧作用を有する
。オた本発明の目的化合物中には抗潰瘍、抗血小板凝集
作用を有するものもある。
化合物〔I〕中、特に好適なものは次の一般式〔11〕
で示される。
3 (式中、A、%A、およびA、は同一もしくは異なった
基であって、水素原子またはAと同義であり、X、Rお
よびYは前記と同義である。)化合物(T)の代表例を
第1表に示す。また、それらの化合物の物性値を第2お
よび第3表に示す。
なお、第1表中缶化合物番号の化合物の名称は次の通シ
である。(フリーとして表示)。
化合物番号t : t −(2−フェニル−2−ヒドロ
キシエチル)−4−(亀4−ジヒドロ−1,2゜3−ベ
ンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン化合物番号2:
1−(2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
チル)−4−(3,4−ジヒドロ−1,2,3−ベンゾ
トリアジン−3−イル)ピペリジン 化合物番号3:1−(3,4−ジメトキシベンゾイルメ
チル) −4−(3,4−ジヒド0−4−オキソ−1,
2,3−ベンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン 化合物番号4:1−(2−(3,4−ジメトキシフコニ
ニル)−2−ヒドロキシエチル)−4−(3,4−ジヒ
ドロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3
−イル)ピペリジン 化合物番号5:1−(3,4−メチレンジオキシペンツ
イルメチル)−4−(3,4−ジヒドロ−4−オキソ−
1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン 化合物番号6:1−(2−(3,4−メチレンジオキシ
フェニル)−2−ヒドロキシエチル)−4−(a、 、
i−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリア
ジン−3−イル)ビベリジン第   2   @ 柁3表 次に化合物CI)の血圧降下作用を実験例によシ説明す
る。
実験例 本実験はBpontaneousl、y Hypert
ensive(8HR)rate (Iuidelin
es for Breeding、 Oa、re an
d Use(SHRsm会発行)(1976)11XK
記載の方法に準じて行った。
実験動物は自然発症高血圧ラツl−(日HR)(15週
令、血圧180111111H#以上のもの)を各1群
5匹として用いた。薬物は0.3%(W/V)OMO水
溶液に3mg/mになるように懸濁し、ラットに141
/100Ji’体重の量で経口投与した。
血圧変化を尾動脈ブレチスモグラフイ法(上記文献参照
)で測定した。投与前値に対する投与後の蝦大血圧降下
度(III*Hg)を第4表に示す。
(13) 第4表 次に化合物(1)の製造法について説明する。
化合物CI)は一般式(II) R。
(式中、Y、n、R,およびR2は前記と同義である)
で示されるピペリジン防導体と一般式(1)(式中、A
、m及びRは前記と同義であり、X。
は酸素、イオウ、カルボニルまたはメチレンであり、2
はハロゲンまたは脱離性基である。)で示される化合物
とを不活性溶媒中で反応させ、(14) ついで必要に応じ反応生成物をさらに還元し、また必要
に応じ保護基を脱離することにより得ることかできる。
化合物(1)の2の定義において、・・ロゲンとしては
塩素、臭素またはヨウ素が、脱離性基トシてはアルキル
スルホニルオキシ基(例えばメタンスルホニルオキシな
ど)、アリールスルホニルオキシ基(例工ば、ベンゼン
スルホニルオキシ、パラトルエンスルホニルオキシなト
)などがあげられる。不活性溶媒としてはケトン(例え
ばアセトンなど)、ハロゲン化炭化水素(例えばクロロ
ホルム、メチレンクロライドなど)、アミド(例えばジ
メチルホルムアミドな  。
ど)、スルホキシド(例えばジメチルスルホキシドなど
)、置換もしくは非置換芳香族炭化水素(例、tばベン
ゼン、トルエン、クロロベンゼンなど)、低級アルコー
ル(例え、ばメタノール、1゜ エタノール、イソプロパツールなど)などが単独もしく
は組合せて用いられる。
反応は交換される基2の反応性に応じて、0〜150℃
の範囲で好ましくは室温ないし使用する溶媒の沸点の間
で実施される。
上記反応を塩基の存在下に実施すれば一般に反応をより
円滑にすすめることができる。
使用される塩基としては、低級アルコラード(例えばナ
トリウムメチラート、ナトリウムエチラートなど)、水
酸化アルカリ(例えば水酸化ナトリウムなど)、炭酸ア
ルカリ(例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)、
第3級アミン(例えばl・リエチルアミン、ピリジンな
ど)などがあげられる。使用する塩基の量は化合物CI
I)に対して1.0−1.2倍当量〔化合物[II)の
塩酸塩等の酸付加塩を用いる場合は酸を中和するのに必
要な塩基を余分に要することはもちろんである)である
またヨウ化カリウム等の反応促進剤の使用も反応の円滑
な進行のた込好適である。
上記反応は通常30分〜48時間で終了する。
特に加熱還流下では30分〜3時間で終了する。
R2およびAのいずれかがヒドロキシル、アミノまたは
低級アルキルアミノである場合には、これらの置換基を
予め公知の方法で保護した後に反応させる。反応後、常
法によシ保饅基を除去し目的化合物を得ることができる
xlがカルボニルである場合には得られた生成物を更に
還元してXがヒドロヤシメチレンである化合物[T)に
導くことができる。この反応はメタノール、エタノール
、イソプロパツールなどの低級アルコール中、Xがカル
ボニルである化合物〔I〕とソジウムボロハイドライド
などの金属水素錯化合物とを一10〜50℃、好ましく
は0℃ないし25℃の範囲で反応させることによシ行な
われる。
化合物〔I〕に含まれる化合物はまた一般式(17) (式中A%m%n、−R,R1およびR8は前記と同意
義であり、X“は前記Xのうちカルボニルを除く官能基
である。)で示される化合物を水または水と低級アルコ
ール(例えばメタノール、エタノールなど)との混合溶
媒中、塩酸、ml硝酸ソーダで処理することによシ得ら
れる。この反応の際使用する塩酸の量は化合物[IV)
に対し4〜10モル、好ましくは4〜5モルが適当であ
る。また使用する亜硝酸ソーダの量は化合物CIV]に
対し1〜1.2倍モルが適当である。
反応温度は0℃〜25℃、好ましくは0〜5℃が適当で
ある。反応時間は1〜3時間が適当である。
化合物CI)の合成原料である化合物[1)も新規化合
物である。この化合物(II)は次のごとくして製造さ
れる。
すなわち、まず一般式〔v〕 (18) (式中、R1、R2、nおよびYは前記と同意義であり
、R3はアミノ基の保護基である。)で示される化合物
を水中、塩酸、亜硝酸ナトリウムで処理することによシ
一般式[VI :)(式中、R1、R2、Rいnおよび
Yは前記と同義である。)で示される化合物を製造する
R4(アミノ基の保護基)の例としては、アシル基(例
工ばアセチル、ベンゾイルなど)、アルキルオキシカル
ボニル基(例えばt−ブトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニルなど)、ベンジル基、トシル基などがあげられ
る。
上記反応は化合物(IV)から化合物(1)を合成する
際と同じ反応条件下で行なわれる。
′:′・ 最後に化合物〔v1〕をアミノ基の保護基を脱離するた
めに通常用いられる反応に服せしめて化合物〔■〕に変
換する。保護基R,がベンジル脱ベンジル化は化合物(
VDを低級アルコール(例えばメタノール、エタノール
、イソプロパツールなど)、水もしくはこれらの混合溶
媒中、パラジウム触媒(例えばパラジウム・カーボンな
ど)などの接触還元用触媒の存在下接触還元することに
より行なわれる。該反応は好ましくは鉱酸(例えば、塩
酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、過塩素酸なと)あるい
は低級脂肪酸(酢酸、プロピオン酸など)の共存下(使
用量は1〜2当量が適当)に行なう。特に1当量の酢酸
を使用することが好ましい。反応温度は室温ないし50
℃が適当である。
また化合物(1)の合成原料である一般式[IV)で示
される化合物は次のようにして合成される。 一般式〔
■〕 0 (式中、R3は前記と同意義である。)で示される化合
物と一般式[Vl) (式中、R3およびnは前記と同意義である。)で示さ
れる化合物とを不活性溶媒中で反応させ、一般式(IX
) (式中、R1、R3およびnは前記と同意義である。)
で示される化合物を得る。不活性溶媒としてはハロゲン
化炭化水素(例えばクロロホルム、メチレンクロライド
など)、アミド(例えばジメチルホルムアミドなど)、
スルホキシド(例えばジメチルスルホキシドなど)、置
換もしくは非置換芳香族炭化水素(例えばベンゼン、ト
ルエン、クロロベンゼンなど)、低級アルコール(例え
ばメタノール、エタノール、イソプロパツール、など)
などが単独もしくは組合わせ(21) て用いられる。反応は通常−10℃〜100℃の範囲で
好ましくは0ないし室温で行なわれる。
反応時間は通常工ないし10時間で終了する。
次に得られた化合物(IX)と一般式〔X〕(式中、A
、 m、 X’、Rおよび2は前記と同意義である。)
とを反応させることにより一般式〔XI〕 ( (式中、A、m、X’、R,R1、R2およびnは前記
と同意義である。)を得る。
反応は化合物〔■〕と(1)とを反応させて〔I〕を得
る場合と同様に行なえば良い。得られた化合物(XI)
を低級アルコール(例えば、メタノール、エタノール、
イソプロパツールなと)中で金属水素錯化合物(ソジウ
ムボロハイドライド、ソジウムシアノボロハイドライド
な(22) ど)で還元することによシ一般式〔X■〕(式中、A、
 m、 X’s R,R,、R2およびnは前記と同意
義である。)で示される化合物を得る。
反応は一5℃から溶媒の沸点の範囲、好ましくは00〜
室温において行なわれる。金属水素錯化合物の量は化合
物[XI )に対して大過剰、通常1〜20当量が適当
である。化合物(Xll)を水、有機酸(酢酸、プロピ
オン酸など)、アルコール(メタノール、エタノール、
グロパノールなど)またはそれらの混合溶媒中でパラジ
ウムカーボンあるいはラネーニッケルなどを触媒として
接触還元するか、もしくはスズ−塩酸、三塩化チタンな
どを用いてニトロ基をアミノ基に還元することにより目
的の化合物[IV)を得ることができる。〔1■〕はま
た( 父i’+を直接パラジウムカーボン、ラネーニッ
ケル等で接触還元することによっても得られる。
tQ−1) 化合物〔I〕および上記各中間体の単離精製は有機合成
化学の分野で一般に使用されている方法、例えは濃縮、
抽出、再結晶、クロマトグラフィーにより行なうことが
できる。例えば化合物[1)は一般に結晶性が良好であ
るので反応終了液から溶媒を留去し、残渣を適当な溶媒
(例えばエタノールなど)から再結晶すればよい。
化合物〔I〕の薬理的に許容できる酸付加塩は、化合物
[I)と適当々酸とを適当な溶媒(例えばエタノールな
ど)中で反応させることにより得ることができる。
次に化合物(1)の製造例を実施例に、各中間体の製造
例を参考例に示す。
実施例1.:1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチ
ル)−4−(亀4−ジヒドロ−1,2,3−ベンゾトリ
アジン−3−イル)ピペリジン(化ト 合物査号1) 1 + (2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)−4
−(2−アミノベンジル)アミノ−ピペリジン・2塩酸
塩1.975r、12規定塩酸25−及び水25mJを
混合し、0℃でかきまぜつつ亜硝酸ナトリウム水溶液(
亜硝酸ナトリウム34579、水25ゴ)を加えた。3
.5時間、0℃でかきまぜた後、濃水酸化す) IJウ
ム水溶液で反応液をI)HIOにした後、クロロホルム
(501LIX3)抽出した。抽出液を飽和食塩水(5
0IILIX2)で洗浄した後、無水硫酸す) IJウ
ムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた結晶残漬をn−ヘ
キサン20xtlでトリチュレートした後、戸数した。
これをn−ヘキサン50*lで洗浄後、乾燥して目的物
の粗結晶1.375fを得た。これを酢酸エチルから再
結晶して979キを得た。このものの物性値は第2およ
び第3表に示すとおりであシ、該物性よシ表記化合物と
同定した(以下の実施例について同様)。
(25) 実施例2.:1−(2−(4−クロロフェニル)−2−
ヒドロキシエチルl−4−(3,4−ジヒドロ−1,2
,3−ベンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン(化合
物査号2) 1−12−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
チルl−4−(2−アミノベンジル)アミノ−ピペリジ
ン1.43of!、12規定塩酸3m1s水40tdl
を混合し、0℃でかきまぜつつ亜硝酸ナトリウム水溶液
(亜硝酸ナトリウム276〜、水2 d )を加えた。
0℃で5時間がきまぜた後、濃水酸化ナトリウム水溶液
で反応液をpHl0に調整し、クロロホルム(50m×
3)で抽出した。この抽出液を水洗(5oIILlX2
)した後、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、(26) 減圧濃縮した。得られた結晶残渣を酢酸エチル2.5d
でトリチュレートした後、戸数した。
これを酢酸エチル5ゴで洗浄後、乾燥して目的物の粗結
晶1.165 rを得た。これを酢酸エチルから再結晶
して927■を得た。
「実施例3.:1−(4−クロロベンゾイルメチル)−
4−(3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−ベ
ンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン(化合物資号7
) ○ トリアジン−3−イル)ピペリジンλ29v1α−ブロ
モ−4−クロロ−アセトフェノン2,331、メタノー
ル400d、トリエチルアミン1.4コを混合し、室温
で一晩かきまぜた。析出した結晶をν取し、メタノール
(10ie)、水(40m)、メタノール(10++L
/)で洗浄した後、乾燥して目的物の粗結晶3.42 
r (粗状率89.5%)を得た。これをDMF、エタ
ノールの混合溶媒から再結晶して2.941 (再結回
収率86.0%)を得た。
実施例4.:1−(2−(4−クロロフェニル)−2−
ヒドロキシエチル]−4−(3,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イル)ピペ
リジン(化合物食号8)1−(4−クロロベンゾイルメ
チル)−4−(攬4−ジヒドロー4−オキソ−1,2,
3−ベンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン1.61
、エタノール400m、ソジウムポロハイドライド4v
を混合し、室温で約17時間かきまぜた。
これを水冷後、アセトン50m1を加え2時間かきまぜ
た。
次にこの反応液を減圧下濃縮し残漬に水100dを加え
た。析出した結晶を戸数し、水(50wtt)、メタノ
ール(10ieり、エーテル(20耐)で洗浄後、乾燥
して粗結晶1.49f(粗状率92.8チ)を得た。こ
れをDMF、エタノールの混合溶媒から再結晶して1.
aB+(再結回収率88.0チ)を得た。
実施例5.:1−(3,4−ジメトキシベンゾイルメチ
ル)−4−(3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,
3−ペンツトリアジン−3−イル)ピペリジン(化合物
査号3) 実施例3と同様に、第5表に示す条件下で反応を行ない
目的物を得た。
実施例a、:1−[2−(へ4−ジメトキシフェニル)
−2−ヒドロキシエチルl−4−(3,4−ジヒドロ−
4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリ聾 (29) アジン−3−イル)ピペリジン(化合物査号4)実施例
4と同様に第6表に示す条件下で反応を行ない目的物を
得た。
実施例7.:1−(3,4−メチレンジオキシベンゾイ
ルメチル) −4−(3,4−ジヒドロ−4−オキソ−
1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン
(化合物査号5) 実施例3と同様に第5表に示す条件下で反応を行ない目
的物を得た。
実施例8. : 1− (2−(3,4−メチレンジオ
キシフェニル)−2−ヒドロキシエチルl−4−(3,
4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリア
ジン−3−イル)ピペリジン(化合物番号6) 実施例4と同様に第6表に示す条件下で反応を行ない目
的物を得た。
(30) (32) 参考例1゜ 1−ベンジル−4−(3,4−ジヒドロ−4−オキソ−
1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン 1−ベンジル−4−(2−アミノベンソイル)アミノ−
ピペリジン44.41と12規定塩酸48mA’及び水
600mJを混合し、0℃でかきまぜつつ、水60dに
亜硝酸す+リウム10.Ofを溶解した溶液を30分か
けて加えた。更に0℃で2時間30分かきまぜた後、濃
水酸化ナトム抽出(200iJX2.1ooml!xt
)l、、抽出液を飽和食塩水(100j!/X2)で洗
浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。これを減圧濃縮
して得られた結晶残渣をエーテル50rxlでトリチェ
レート後、戸数し、更にエーテル100dで洗浄した。
これを乾燥して目的物の粗結晶(33) 36、2 tを得た。これをエタノールから再結晶して
33.5 fを得た。
融点 138.2〜139.0℃ 元素分析値(イ) CHN 実測値  71.46  6.28  17.40計算
値  71.23  6.29  17.49参考例2 4−(3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−ベ
ンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン1−ベンジル−
4−(a、 4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−
ベンゾトリアジン−3−イル)ピペリジン12.76#
と酢酸2.4L水160d1メタノール24〇−及び1
0チpd−c4.QJを混合し水素気流下、40℃で3
時間かきまぜた。ついで、pd−cを炉去したのち減圧
下でメタノールを留去し、残った水溶液を濃カセ(34
) イソーダ水溶液で1)HI Oに調整した。析出した結
晶を戸数し、水(100N/)、メタ、ノール(20m
)で洗浄後、乾燥して目的物の結晶4、、56.9を得
た。他方水層をクロロホルム抽出して濃縮残渣をメタノ
ールでトリチュレートした後戸数することによυ更に0
.432gを得た。
これらは次の反応の原料として使用できる純度であった
。このうち100qを分析用にエタノールから再結晶し
て64mgを得た。
m、p、  235.0〜236.8℃元素分析値((
イ) OHN 実測値  62,68  6.20  24.16計算
値  62.59  6.13  24.33参考例3
゜ 1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)−4−(
2−ニトロベンジル)アミノ−ピペリジン 4−アミノ−ピペリジン・2塩酸! 16.339と2
−二トロベンズアルデヒ)’15.111I。
メタノール100d及びトリエチルアミン42dを混合
し、室温で1時間がきまぜた。次にα−ブロモアセトフ
ェノン19.9.9をこの反応液に加え、更に17時間
室温でかきまぜた。次にこの反応液を10℃前後に冷却
し、かきまぜつつ1./、)つ4.7゜2、イ′1..
イ1.17□6よ30分かけて加えた。更に約17時間
室温でかきまぜた後、反応液を減圧濃縮した。この残渣
に水100dを加え酢酸エチル(XOOIIj。
50mX2)抽出し、抽出液を飽和食塩水(50mx2
)で洗浄した。この抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧濃縮して油状残渣を得た。これにメタノール5
0mを加え溶解した後、塩化水素ガスを吹き込んだ。こ
れを減圧濃縮し、得られた結晶残渣をメタノール50d
でトリチェレート後、戸数し酢酸エチル100−で洗浄
した。これを乾燥して目的物の粗結晶18.84gを得
た。他方、ろ液及び洗液を集め、濃縮後、残渣を同様に
処理することにより更に6.ooyを得た。これらを合
わせ次の反応に使用した。
参考例4゜ 1− (2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)−4−
(2−アミノベンジル)アミノ−ピペリジン HOJ (37) 1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)−4−(
2−二トロベンジル)アミノーヒヘリジン・2塩酸塩1
8#、10%パラジウムカーボン1.7.9及びメタノ
ール5001dを混合し、室温でかきまぜつつ、水素ガ
ス3.21!を吸収させた。この反応液を濾過してパラ
ジウムカーボンを除き、ν液を減圧濃縮した。得られた
結晶残渣をメタノール10−でトリチュレートしF取し
た。これをメタノール20−で洗浄後、乾燥して目的物
の2塩酸塩9.29gを得た。
これを次の反応に使用した。またこのうちIIをメタノ
ールから再結晶して純品648qを得た。
融点 200.5〜202.0℃ 元素分析値(@ OHN 実測値  60.23  7.50  10.48計算
値  60.30  7.34  10.55参考例5
゜ 1−(2−(4−クロロフェニル)−2−ヒ(38) ドロキシエチル)−4−(2−二トロベンジル)アミノ
−ピペリジン 4−アミノ−ピペリジン・2塩酸塩16.339と2−
二トロベンズアルデヒ)’ 15−11.9、メタノー
ルlQQ+wj及びトリエチルアミン42dを混合し室
温で1時間かへまぜた。次に4−クロロ−α−ブロモア
セトフェノン23.39をこの反応液に加え、更に3.
5時間室温でかきまぜた。
次にこの反応液を10℃前後に冷却し、かきまぜつつソ
ジウムボロハイドライド15gを1.5時間かけて加え
た。更に約17時間室温でかきまぜた後、反応液を減圧
濃縮しfco残渣に水100−を加え酢酸エチル(XO
O*、50tj×2)抽出し、抽出液を飽和食塩水(5
o*x2)で洗浄した。この抽出液を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧濃縮して油状残渣を得た。
これにメタノール50mを加え溶解した後、塩化水素ガ
スを吹き込んだ。これに酢酸エチル100−を加えた後
、析出した結晶を戸数した。
これを酢酸エチル100jで洗浄した後、乾燥して目的
物の301gを得た。これを次の反応に使用した。また
とのうち20QQをエタノール、水、酢酸エチルの混合
溶媒から再結晶して1111Igの純品を得た。
融点 247.5〜24&8℃ 元素分析値(4) OHN 実測値   51.72  5.63  9.16計算
値   51.90  5.66  9.08参考例6
゜ 1−(2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
チル)−4−(2−アミノベンジル)アミノ−ピペリジ
ン 1−(2−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
チル)−4−(2−ニトロベンジル)アミノ−ピペリジ
ン・2塩酸塩9.201i 、ラネーニッケル3.3,
9.水45m及びメタノール150−を混合し、室温で
かきまぜつつ水素ガス1,41を吸収させた。この反応
液を濾過してラネーニッケルを除去しF液を減圧濃縮し
九〇得られた結晶残渣にメタノール201Iljを加エ
トリチュレートした後、戸数した。これを酢酸エチル5
0wJで洗浄後、乾燥して目的物の2塩酸塩2.86I
Iを得た。
とれを次の反応に使用した。
(41) またこのうち200i+9をエタノール、水、酢酸エチ
ルの混合溶媒から再結晶して純品25IIgを得た。
融点 214.0〜215.5℃ 元素分析値(イ) OHN 実測値   55.21  6.53  9.74計算
値   55.・50  6.52  9.71(42
) 第1頁の続き 0発 明 者 唐沢啓 静岡県駿東郡長泉町下長窪411 3 0発 明 者 粕谷豊 川崎市幸区小向西町lの61

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式(1) (式中、Aはヒドロキシル基、ハロゲン原子、低級アル
    キル基、低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、
    低級アルキニルオキシ基、低級アルキルチオ基、カルボ
    キシル基、低級アルコキシカルボニル基、ニトロ基、ア
    ミン基、低級アルキルアミノ基、低級アシルアミノ基、
    スルファモイル基、モノもしくはジ(低級アルキル)ア
    ミノスルホニル基、低級アルキルスルホニル基、カルバ
    モイル基、シアン基またはトリフルオロメチル基である
    。 mは0または1−5の整数である。mが2以上の場合、
    人は同一もしくは異なった基であり、また2個のAが一
    体となって低級アルキレンジオキシ基を形成してもよい
    。Xは酸素原子、イオウ原子、カルボニル基、ヒドロキ
    シメチレン基またはメチレン基である。Rは炭素原子1
    −4個の直鎖アルキレン基または低級アルキル置換基を
    有する炭素原子1−4個の直鎖アルキレン基である。R
    1は水素原子または低級アルキル基である。Yはカルボ
    ニル基またはメチレン基である。R2はヒドロキシル基
    、低級アルコキシ基、ハロゲンW子、トリフルオロメチ
    ル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチ
    オ基、ニトロ基またはアミノ基である。nは0または1
    −4の整数である。nが2以上の場合、R2は同一もし
    くは異なった基であり、また2個の鳥が一体となって低
    級アルキレンジオキシ基を形成してもよい。)で示され
    るピペリジン誘導体およびその薬理的に許容される酸付
    加塩。 (2)一般式〔11〕 A3 (式中、A、、A2およびA3は同一もしくは異なった
    基であって、水素原子まだはAと同義である。X1Rお
    よびYは前記と同義である。)で示される特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。 (3)  At、A2およびA3のうち少なくと本1つ
    が塩素で残りがある場合は水素である特許請求の範囲第
    2項記載の化合物。 (4)At、AtおよびA3のうち2つの基が一体とな
    って低級アルキレンジオシを形成し、他の基が水素であ
    る特許請求の範囲第2項記載の化合物。 (5)A1、AxおよびA、のうち少なくとも1つが低
    級アルコキシで残りかあ:′る場合は水素である特許請
    求の範囲第2項記載の化合物。 (6)jkl、AtおよびA3がすべて水素である特許
    請求の範囲第2項記載の化合物。 (71Xカルボニル基たはヒドロキシメチレンである特
    許請求の範囲第2項記載の化合物。 (8)Rがメチレンである特許請求の範囲第2項記載の
    化合物。
JP12874181A 1981-08-19 1981-08-19 新規なピペリジン誘導体 Pending JPS5832877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12874181A JPS5832877A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 新規なピペリジン誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12874181A JPS5832877A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 新規なピペリジン誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5832877A true JPS5832877A (ja) 1983-02-25

Family

ID=14992303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12874181A Pending JPS5832877A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 新規なピペリジン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5832877A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU595602B2 (en) Pyrazole derivatives
FI88504B (fi) Foerfarande foer framstaellning av terapeutiskt anvaendbara 4-benzyl-1-(2h)-ftalazinonderivat
JP2810236B2 (ja) ナフタレン誘導体
US4490374A (en) 5,6-Dialkoxy-3,4-optionally substituted-2(1H)quinazolinones, composition and method of use
FR2477542A1 (fr) Derives de carbostyrile, leurs procedes de preparation et leur application en therapeutique
TW200403224A (en) Novel compounds
EP0433149B1 (fr) Antagonistes de la sérotonine, leur préparation et les médicaments les contenant
FR2581993A1 (fr) Derives de (benzoyl-4 piperidino)-2 phenyl-1 alcanols, leur preparation et leur application en therapeutique
EP3348547B1 (en) Benzimidazole derivatives as nav 1.7 (sodium channel, voltage-gated, type ix, alpha subunit (scn9a)) inhibitors for treating pain, dysuria and multiple sclerosis
JPS58180481A (ja) 新規なピペリジン誘導体
JPS61155358A (ja) ジアリール酪酸誘導体
EP0350403A1 (fr) Dérivés de (aza)naphtalènesultame, leurs procédés de préparation et les médicaments les contenant
JPH0641095A (ja) 置換トリアゾロンおよびトリアゾールジオンの抗うつ性3−ハロフェニルピペラジニル−プロピル誘導体
AU2004215523B2 (en) Method for Preparing Acid Addition Salts of Polyacidic Basic Compounds
JPH0633254B2 (ja) N−置換ジフエニルピペリジン類
HU214584B (hu) Eljárás dibenz[b,f][1,4]oxazepin-11(10H)-onok és az ezeket tartalmazó gyógyszerkészítmények előállítására
US4529730A (en) Piperidine derivatives, their preparation and pharmaceutical compositions containing them
JPS5924990B2 (ja) 新規なピペリジン誘導体
JPH0337554B2 (ja)
WO1984000546A1 (fr) Nouveaux derives substitues du 2,5-diamino 1,4-diazole, leurs procedes de preparation et les compositions pharmaceutiques en renfermant
FR2671551A1 (fr) Nouveaux composes de structure aryl triazinique, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent.
MXPA05000024A (es) Derivados novedosos de aril-{4- halo-4- [(heteroarilmetilamino) metil]-piperidin -1-il} metanona, metodos de produccion y uso de los mismos como medicamentos.
JPS5832877A (ja) 新規なピペリジン誘導体
JPH0131502B2 (ja)
JP7165501B2 (ja) 新規ベンズイミダゾール化合物からなる医薬