JPS5832830Y2 - 移動側金型が90・反転するシエル鋳型造型機 - Google Patents

移動側金型が90・反転するシエル鋳型造型機

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JPS5832830Y2
JPS5832830Y2 JP1979032066U JP3206679U JPS5832830Y2 JP S5832830 Y2 JPS5832830 Y2 JP S5832830Y2 JP 1979032066 U JP1979032066 U JP 1979032066U JP 3206679 U JP3206679 U JP 3206679U JP S5832830 Y2 JPS5832830 Y2 JP S5832830Y2
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JP
Japan
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mold
making machine
cylinder
molds
reversing
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JP1979032066U
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JPS55134045U (ja
Inventor
清光 河合
Original Assignee
株式会社浪速製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は反転排砂式鋳型造型機、特に鋳型(中子)の内
部を中空にさせるためにバイス装置を180°回転する
鋳型造型機の改良に関する。
この種鋳型造型機としては、従来バイス装置内の水平移
動しない側の金型(一般に可動側に対して固定側金型と
言われている)を、鋳型取出しを容易とするために上向
き、下向き又はバイス装置外方−900〜1800反転
した後鋳型の離型取出しを行う機構が知られている。
例えば本考案者が既に提案した特願昭48〜75514
号明細書記載の鋳型造型機又は実公昭47〜19690
号公報所載の垂直割2ステーシヨンシエルモールデイン
グマシン等が知られている。
しかし乍ら、従来のこの種造型機は機構が複雑であるの
みならず、鋳型の取出機構に種々の制約があり従って機
構上盤々複雑化することが余儀なくされている。
本考案者は従来装置の諸欠陥を排除すべく種々研究の結
果、本考案装置の開発に成功したものであり、本考案の
構成は前記実用新案登録請求の範囲各項に明記したとお
りである。
本考案装置の一具体例を示す添付図面に基いて本考案を
更に詳述するが、本考案をこれら具体例のみに限定する
ものでなく、本考案の要旨内における変更、改変は勿論
本考案に包含されるものである。
第1図は本考案装置の正面図であり、第2図は第1図に
示す装置の側面図である。
機枠の機台1上面にはレール49が敷設してあり、該レ
ール49上にバイス装置を載置したバイスフレーム4が
移動自在に載置しである。
バイスフレーム4上の前記バイス装置は開閉機構を具備
する2組の固定側金型5,6と移動側金型S/ 、 S
/をそれぞれ上下2段に具備し、移動側金型5/ 、
s/は下向きに90°反転しつる機構を有し、第3図に
示す如くタイバー22、ドラム10及び取付板7等で構
成されている。
該バイス装置は、バイスフレーム4の両端部に取り付け
られた複数のローラー42と軸受36とで支持され、バ
イス回転用シリンダー40の作動によりロッド39を介
して1800回転される機構としである。
上下2段に配設された金型群5,5′及び6,6′はバ
イス装置が18(f′回転する時には一体的に作動し、
金型の開閉及び移動側金型S/ 、 S/の下向き反転
の場合はそれぞれ別個に作動する機構となっている。
機枠上盤3下部には、該上盤3と一体的に構成されたレ
ール3上を、吹込位置と砂補給位置との間を往復移動(
横行シリンダー62の作動により)するブローヘッド6
0が懸吊しである。
上盤3上には砂補給位置にホッパー70と、吹込位置に
ブローヘッド60を金型に圧着させるための圧着用シリ
ンダー65及び吹込弁66が配設しである。
機台1の前方下部には鋳型取出用コンベアーアンローダ
−50が設置してあり、その前半部はバイス装置下方の
機台1内に挿入、配設してあり、鋳型取出時には該コン
ベアーアンローダ−が昇降用シリンダー51の作動によ
り、51を支点として90°下向きに反転した移動側金
型5′渣たは6′に近接する如く上昇し、離型された鋳
型がベルト52上に落下すると、コンベアーアンローダ
−50は下降させられ、ベルト駆動機構の作動により鋳
型はベルト52の前方に搬出される機構となっている。
移動側金型5’、6’の下向き9C反転機構を金型5′
について説明する。
第4図に示す如く、クランプシリンダー34により、ダ
イプレート8及び金型取付板12を介して金型5′が取
り付けられている。
ダイプレート8の背面にブラケット27を介して回動自
在に取り付けである金型5′を反転させる複数の反転用
シリンダー31.31’は、そのピストンロッド33の
先端部を金型取付板12のピンヂ部25に連結しである
該反転用シリンダー31.31の作動によりダイプレー
ト8と一体的に構成された支点18を中心として、加熱
板16を有する金型取付板12に取り付けられた移動側
金型5′が下向きに900反転し、鋳型を離型し得る態
勢となる。
本考案装置は更に、機枠コラム側面のブラケット57を
介して回動自在に取り付けられた金型清掃用昇降式ダス
ト・スプレー装置53が設けてあり(第1図及び第2図
参照)、該ダストスプレー装置53はガイド棒56の先
端にダスターヘッド54を有し、昇降シリンダー55の
作動により、開放状の合せ金型間に挿入され、下降時は
金型内面の空気による清掃と上昇時には金型内面へ離型
剤の噴射を行うよう構成しである。
本考案装置は以上詳述した如き構成からなっているが、
その作動態様を以下に説明する。
第3図図示の如く、金型5,5′及び6,6′が開いた
状態が本考案装置の作動開始前(原位置)の状態である
タイバー22をガイドとして移動するガイドケース21
と一体的に取り付けられたダイプレート8には、支点1
8を中心として回動自在に載支されている金型取付板1
2を有し、その反対側、即ち金型の合せ面側には金型5
′と加熱板16とが配設しである。
又は金型割面が垂直を保持する如く、ダイプレート8の
端部には金型取付板12に当接する如く、ストン・・−
20が埋設しである。
ドラム10の背面に取付けられたクランプシリンダー3
4の作動により、金型5′は第3図に釦いて左方に移動
し、金型5′に相対する固定側金型5に接近して型合せ
される。
なお・、金型5は取付板7から金型取付板11を介して
第3図の如く取り付けである。
またこの場合下側の金型6,6は開いたまlの状態であ
る。
金型5′が型合せのために移動すると同時に、台車61
からガイド棒を介して懸吊されたブローヘッド60は横
行シリンダー62の作動により前進し、型合せした金型
5,5′の上方に移動する。
ついで圧着用シリンダー65を作動させてブローヘッド
60を合せ金型5,5′の上面に圧着し、公知の如く砂
の吹込み、排気を行い、ブローヘッド60を後退させて
砂補給位置に復帰させ、砂の補給を行う。
バイスフレーム4にブラケット43を介して固定されて
いる複数個のローラー42と軸受36によって支承され
ているバイス装置(第3図部分図参照)は、バイスフレ
ーム4の第3図にむいて左方端部にシリンダー受け41
を介して、回動自在に取り付けられたバイス回転用シリ
ンダー40によって、取付板7の背部より軸受36を貫
通して取り付けられた軸37のピンヂ38にロッド39
によって回転動力が伝達され、クランプシリンダー34
.35を有するバイス装置は186)回転される。
この180°回転に当り、合せ金型5,5′から排出さ
れた余剰砂は機台1に設けであるシュート48に落下し
、機外に流出され、合せ金型内には中空の中子が造型さ
れる。
下段の位置にあった固定側金型6及び移動側金型6′は
前記の回転作動により上段に転移し、クランプシリンダ
ー35によって金型6′は相対する金型6に型合せられ
、同時にブローヘッド60が前回同様前進し、圧着、吹
込み、排気行程を終了した後、公知の如くブローヘッド
60の前端部に設けたスクレーパー68によって合せ金
型上面の余剰砂をスクレープしながら砂補給位置に後退
する。
一方、下段に位置した金型5,5′は、焼成完了後移動
側金型5′に鋳型を保持したまX型合せを解除し、反転
用シリンダー31の作動により、支点18を中心として
金型5′が下向きに9♂反転する。
同時にベルト52が金型5′の下面に接近し、金型取付
板12の背面に取り付けられている離型用シリンダー2
3によって、加熱板16と兼用の押出板を介して取り付
けである押出ピンを下向きに作動して、鋳型をベルト5
2上に離型する。
コンベアーアンローダ−50は前記した昇降用シリンダ
ー51により下降し、駆動機構(図示せず)により、ベ
ルト52の移動に伴い鋳型を機外に搬出する。
同時に金型5′は反転用シリンダー31の作動により9
00復転じ、金型5と対面した位置に戻る。
ついでバイス回転用シリンダー40によりバイス装置は
金型5,5′を開いた1\の状態で1800回転し上段
に移行する(即ち、砂を吹込1れた合せ金型6,6′は
下段に転移する)。
機枠コラム2の側面にガイド棒56の端部に設けたダス
ターヘッド54がその昇降シリンダー55の作動によっ
て昇降し、金型5,5′内面を清掃し、離型剤を散布す
る。
再度、金型5,5′が型合せられ、圧着−吹込排気−焼
成工程と進行し、他方金型6′は焼成時間を経て900
下向きに反転して鋳型を離型する各操作を連続的に繰返
す造型作業を行うものである。
本考案装置は前述の如き構成からなるものであるから、
この種従来方式に比べて下記の如き長所を有する。
(1)可動側金型、即ち水平移動する側の金型を、開閉
ストローク端の位置で下向に90°反転させ、離型する
ことにより、取出装置(例えばコンベアーアンローダ−
)と、金型割面位置より排出する余剰砂を回収するシュ
ートとの距離を十分にとれることから、多様化する鋳型
の取出、搬出装置の選定及び配備が容易に行える。
(2)バイス装置はローラーを有する水平移動自在なバ
イスフレーム上に装着されているので、金型交換等によ
り金型の厚みが変化し、合せ金型の割面が変化してもあ
る範囲内で移動修正が可能である。
(3)金型清掃用の昇降式ダスト・スプレー装置をコラ
ム側面からバイス上部に昇降するよう設けであるので、
その取付部を中心として回動することにより、金型交換
時にはコラム側に退去させれば、交換作業の障害となら
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一例を示す正面図、第2図は第1
図の側面図、第3図はバイス装置の詳細を示す部分正面
図、第4図は下段に位置した移動側金型を下向きに90
0反転した状態を示す正面図、第5図は第4図の■−V
線に沿った側面図である。 図中、1は機台、2は機枠コラム、3は機枠上盤、4は
バイスフレーム、5,6は固定側金型、5′。 6は移動側金型、1は取付板、8,9はダイプレート、
10はドラム、11,12,13は金型取付板、14−
17は加熱板、18.19は支点、20 、20’はス
トッパー、21はガイドケース、23は離型シリンダー
、24,25,38はピンヂ部、26,2γはブラケッ
ト、28.29はトラニオン、30.30’、31.3
1’は反転用シリンダー、33はピストンロンド、34
.35はクランプシリンダー 36は軸受、37は軸、
39はロンド、40はバイス回転用シリンダー、41は
シリンダー受、42はローラー 43はブラケット、4
4はバイス7レーム・ローラー、46/li・・ンドル
、48はシュート、49はレール、50は鋳型取出用コ
ンベアー・アンローダ−151は昇降用シリンダー、5
1は支点、52はベルト、53はダストスプレー装置、
54はダスターヘッド、55は昇降用シリンダー 56
はガイド棒、57はブラケット、60はブローヘッド、
61は台車、62は横行シリンダー、65は圧着用シリ
ンダー、66は吹込弁、68はスクレーパー70はホッ
パーである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)垂直割合せ金型を上下2段に配設し、180回転
    して造型材の吹込み、反転排砂及び造型物の離型取出し
    を行うバイス装置を具備する鋳型造型機に釦いて、前記
    バイス装置が機台上を移動自在であり、クランプ及び押
    出機構を有する移動側金型が下向きに900反転する機
    構を具備し、バイス装置を1800回転させるバイス回
    転用シリンダーを固定側金型外側に設けてなる反転排砂
    式鋳型造型機。
  2. (2)余剰砂排砂シートと鋳型取出用コンベアーアンロ
    ーダ−を別個の位置に配設しである実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の反転排砂式鋳型造型機。
JP1979032066U 1979-03-12 1979-03-12 移動側金型が90・反転するシエル鋳型造型機 Expired JPS5832830Y2 (ja)

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JP1979032066U JPS5832830Y2 (ja) 1979-03-12 1979-03-12 移動側金型が90・反転するシエル鋳型造型機

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JPS55134045U JPS55134045U (ja) 1980-09-24
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4719690U (ja) * 1971-02-06 1972-11-06
JPS494105U (ja) * 1972-04-12 1974-01-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4719690U (ja) * 1971-02-06 1972-11-06
JPS494105U (ja) * 1972-04-12 1974-01-14

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JPS55134045U (ja) 1980-09-24

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