JPS5832465B2 - ペ−スト式極板の製造方法 - Google Patents
ペ−スト式極板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5832465B2 JPS5832465B2 JP53016297A JP1629778A JPS5832465B2 JP S5832465 B2 JPS5832465 B2 JP S5832465B2 JP 53016297 A JP53016297 A JP 53016297A JP 1629778 A JP1629778 A JP 1629778A JP S5832465 B2 JPS5832465 B2 JP S5832465B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paste
- active material
- electrode plate
- outer frame
- type electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y02E60/126—
Landscapes
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はペースト式極板の製造方法に関する。
従来、ペースト式極板は縦横に組合せた鉛製の格子の周
囲に鉛製の外枠体を設けて、これら格子と外枠体とで活
物質を保持する働きと集電体としての働きとをそれぞれ
もたせるようにしている。
囲に鉛製の外枠体を設けて、これら格子と外枠体とで活
物質を保持する働きと集電体としての働きとをそれぞれ
もたせるようにしている。
このためこの極板は鉛量が多く重量が重い欠点がある。
またこの極板は格子上に活物質ペーストを平面状に塗着
しているため、電解液との接触面積があまり大きくなく
活物質の利用率が悪い。
しているため、電解液との接触面積があまり大きくなく
活物質の利用率が悪い。
しかも使用時に活物質が脱落しやすい欠点がある。
また上述したペースト式極板とは別にクラッド式の極板
がある。
がある。
この極板によれば鉛製の格子や外枠体を必要とせず軽量
であり、また活物質ペーストの接触面積が大きい為活物
質の利用率が高く、しかも活物質が脱落し難いものであ
る。
であり、また活物質ペーストの接触面積が大きい為活物
質の利用率が高く、しかも活物質が脱落し難いものであ
る。
しかしこの極板はスリーブを必要とし、この中に鉛粉を
充填するという特殊な充填方法で製造されるためその作
業性が悪い欠点があった。
充填するという特殊な充填方法で製造されるためその作
業性が悪い欠点があった。
本発明はクラッド式極板の利点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは軽量で活物質ペーストの接
触面積が大きくしかも活物質が脱落し難い極板を作業性
よく製造することができるペースト式極板の製造方法を
提供するものである。
で、その目的とするところは軽量で活物質ペーストの接
触面積が大きくしかも活物質が脱落し難い極板を作業性
よく製造することができるペースト式極板の製造方法を
提供するものである。
す、なわち本発明は、複数本の縦格子を設けた一対の枠
部からなる外枠体内に、複数の導電性横棒を設けた基体
を差し込んだ後、これに活物質ペーストを充填し、次い
で該ペーストと前記外枠体との間にそれぞれ波形に湾曲
した活物質保持板を挾着することを特徴とするペースト
式極板の製造方法である。
部からなる外枠体内に、複数の導電性横棒を設けた基体
を差し込んだ後、これに活物質ペーストを充填し、次い
で該ペーストと前記外枠体との間にそれぞれ波形に湾曲
した活物質保持板を挾着することを特徴とするペースト
式極板の製造方法である。
以下本発明方法を図面を参照して詳細に説明する。
まず第1図に示すように外枠体1内に基体2を差し込む
。
。
この外枠体1は第2図ないし第5図に示すように耐電解
液性を有するスチロール樹脂、フェノール樹脂等からな
り、一対の枠部3,4を重ね合せて一体に形成している
。
液性を有するスチロール樹脂、フェノール樹脂等からな
り、一対の枠部3,4を重ね合せて一体に形成している
。
各枠部3,4には断面半円状の縦格子3a・・・、4a
・・・が設けられ、これら縦格子3a、4aはそれぞれ
対向した位置に形成されている。
・・・が設けられ、これら縦格子3a、4aはそれぞれ
対向した位置に形成されている。
さらに上記外枠体1は各枠部3.4の下端を互いに接合
し、さらに一方の枠部3の上部に凹部3bを他方の枠部
4の上部に凸部4bを設けてこれら凹部3bと凸部4b
とが互いに係合するようになっている。
し、さらに一方の枠部3の上部に凹部3bを他方の枠部
4の上部に凸部4bを設けてこれら凹部3bと凸部4b
とが互いに係合するようになっている。
また凹部3bと凸部4bとの係合を外すことにより両枠
部3,4が互いに拡開するようになっている。
部3,4が互いに拡開するようになっている。
また上記外枠体1の底面には横棒挿着孔1a・・・が設
けてあり、上面に耳部突出用長孔1bを形成している。
けてあり、上面に耳部突出用長孔1bを形成している。
さらに前記基体2は第1図に示すように鉛で形成され複
数の導電性横棒2a・・・を並設した支持棒2bの上部
−側に耳部2cを突設している。
数の導電性横棒2a・・・を並設した支持棒2bの上部
−側に耳部2cを突設している。
上記基体2を外枠体1内に差し込むには、第5図に示す
ように両枠部3,4を拡開して導電性掛棒2a・・・を
それぞれ掛棒挿着孔1a・・・内に挿着することにより
なされる。
ように両枠部3,4を拡開して導電性掛棒2a・・・を
それぞれ掛棒挿着孔1a・・・内に挿着することにより
なされる。
この状態で各芯枠2aは複数の縦格子3a・・・、4a
・・・間に位置している。
・・・間に位置している。
次いで上記基体2を差し込んだ外枠体1内に活物質ペー
スト5を充填する。
スト5を充填する。
該ペースト5は縦格子3a 、4aがある個所には充填
されないので、第6図に示すようにその表面が各芯枠2
aを囲うように凹凸状に形成される。
されないので、第6図に示すようにその表面が各芯枠2
aを囲うように凹凸状に形成される。
しかる後枠部3,4を拡開して凹凸状の活物質ペースト
5と各枠部3,4との間にそれぞれガラス繊維などから
なる多孔質の活物質保持板6,6を挾み込むことにより
第7図に示す如きペースト式極板が製造される。
5と各枠部3,4との間にそれぞれガラス繊維などから
なる多孔質の活物質保持板6,6を挾み込むことにより
第7図に示す如きペースト式極板が製造される。
この製造方法によれば、外枠体1内に基体2を差し込ん
だ状態で活物質ペースト5を充填するため該ペースト5
の表面が凹凸状に形成され、しかもその作業が簡単であ
る。
だ状態で活物質ペースト5を充填するため該ペースト5
の表面が凹凸状に形成され、しかもその作業が簡単であ
る。
また得られたペースト式極板7は活物質ペースト5の表
面が凹凸状であるために電解液との接触面積が高く、活
物質の利用率が増大する。
面が凹凸状であるために電解液との接触面積が高く、活
物質の利用率が増大する。
さらに外枠体1は合成樹脂で形成されているために極板
の軽量化を図ることができる。
の軽量化を図ることができる。
また活物質ペースト5の両面を活物質保持板6,6で覆
い、これを外枠体1で挾んでいるので、活物質の脱落を
防止できる。
い、これを外枠体1で挾んでいるので、活物質の脱落を
防止できる。
以上説明したように本発明方法によれば接触面積の大き
な活物質を作業性よく充填でき、しかも得られた極板は
活物質の利用率が高くしかも軽量で、活物質の脱落がな
いなどクラッド式極板とペースト式極板の長所を兼ね備
えたものを得ることができるなど顕著な効果を奏する。
な活物質を作業性よく充填でき、しかも得られた極板は
活物質の利用率が高くしかも軽量で、活物質の脱落がな
いなどクラッド式極板とペースト式極板の長所を兼ね備
えたものを得ることができるなど顕著な効果を奏する。
第1図は本発明方法の一実施例を工程順に示した説明図
、第2図は外枠体の平面図、第3図は同外枠体の正面図
、第4図は第1図のIV−IV線に沿う外枠体の断面図
、第5図は同外枠体を拡開して基体を差し込んだ状態を
示す断面図、第6図は第1図のVl−Vl線に沿い外枠
体内に活物質ペーストを充填した状態を示す要部の拡大
断面図、第7図は第1図の■−■線に沿うペースト式極
板の要部拡大断面図である。 1・・・・・・外枠体、2・・・・・・基体、2a・・
・・・・芯枠、3゜4・・・・・・枠体、3a、4a・
・・・・・縦格子、5・・・・・・活物質ペースト、6
・・・・・・活物質保持板、7・・・・・・ペースト式
極板。
、第2図は外枠体の平面図、第3図は同外枠体の正面図
、第4図は第1図のIV−IV線に沿う外枠体の断面図
、第5図は同外枠体を拡開して基体を差し込んだ状態を
示す断面図、第6図は第1図のVl−Vl線に沿い外枠
体内に活物質ペーストを充填した状態を示す要部の拡大
断面図、第7図は第1図の■−■線に沿うペースト式極
板の要部拡大断面図である。 1・・・・・・外枠体、2・・・・・・基体、2a・・
・・・・芯枠、3゜4・・・・・・枠体、3a、4a・
・・・・・縦格子、5・・・・・・活物質ペースト、6
・・・・・・活物質保持板、7・・・・・・ペースト式
極板。
Claims (1)
- 1 複数本の縦格子を設けた一対の枠部からなる外枠体
内に、複数の導電性横棒を設けた基体を差し込んだ後、
これに活物質ペーストを充填し、次いで該ペーストと前
記外枠体との間にそれぞれ波形に湾曲した活物質保持板
を挾着することを特徴とするペースト式極板の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53016297A JPS5832465B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | ペ−スト式極板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53016297A JPS5832465B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | ペ−スト式極板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54109140A JPS54109140A (en) | 1979-08-27 |
JPS5832465B2 true JPS5832465B2 (ja) | 1983-07-13 |
Family
ID=11912602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53016297A Expired JPS5832465B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | ペ−スト式極板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832465B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531827A (en) * | 1976-06-29 | 1978-01-10 | Kogyo Gijutsuin | Method of producing lead battery positive plate |
-
1978
- 1978-02-15 JP JP53016297A patent/JPS5832465B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531827A (en) * | 1976-06-29 | 1978-01-10 | Kogyo Gijutsuin | Method of producing lead battery positive plate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54109140A (en) | 1979-08-27 |
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