JPS5832149Y2 - 耐火ブロツク築造装置 - Google Patents

耐火ブロツク築造装置

Info

Publication number
JPS5832149Y2
JPS5832149Y2 JP1979177813U JP17781379U JPS5832149Y2 JP S5832149 Y2 JPS5832149 Y2 JP S5832149Y2 JP 1979177813 U JP1979177813 U JP 1979177813U JP 17781379 U JP17781379 U JP 17781379U JP S5832149 Y2 JPS5832149 Y2 JP S5832149Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
arm member
block
cylinder
arms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979177813U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5696299U (ja
Inventor
直敬 秋田
照夫 瀬野
雪雄 赤松
Original Assignee
新日本製鐵株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日本製鐵株式会社 filed Critical 新日本製鐵株式会社
Priority to JP1979177813U priority Critical patent/JPS5832149Y2/ja
Publication of JPS5696299U publication Critical patent/JPS5696299U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5832149Y2 publication Critical patent/JPS5832149Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水平断面が円形状である容器、例えば、電気
炉あるいは取鍋の内周面に耐火レンガ等のブロックを築
造する耐火ブロック築造装置に関するものである。
水平断面が円形状である容器例えば転炉、電気炉あるい
は取鍋等はその容器内の底部及び側部にブロック状の耐
火レンガを築造して耐火層を形成する。
かかるブロック築造作業は従来作業者の手作業によって
実施されていたため作業に長時間を要し、かつ重筋労働
であった。
上記問題点を解決するために種々の機械化装置が提案さ
れている。
例えば特公昭42−12328号公報がある。
この技術は耐火レンガを炉内に輸送しこれを築造部位に
輸送する作業を機械化したものである。
しかしここに開示された技術はあくまでも輸送作業の機
械化であり、築造、すなわち耐火レンガを正確に積上げ
並べる作業は依然手作業のままである。
また、実公昭51−19604号公報はレンガ積吸業を
レンガの吸着(真空)保持により行なうことを提案して
いる。
この技術によれば、レンガ積の機械化は達成されるが、
目地空を生じさせないようにする細かい正確な築造作業
を行なうには真空力の増大を始め装置の動きの見直し等
の改善が必要である。
本考案は上記従来の欠点を改善するもので、耐火レンガ
の築造作業を完全に機械化せしめ目地空の生じない細か
い正確なレンガ積が行なえるようにしたものであり、以
下本考案を図面をもとに詳しく説明する。
第1図は本考案実施の一例を示す装置の全体図を示す。
第1図に示す如く側壁耐火ブロックを築造する転炉1内
底部レンガ2上に固定台3を設ける該固定台3上にパン
タグラフ機構4及び駆動シリンダー5から成る昇降装置
を設ける。
該昇降装置の上部に作業台6を設ける。
この作業台6の端部にシノンダ−7にて進退自在の支持
腕8を設ける。
上記作業台6上に旋回台9を設けるこの旋回台9は例え
ば作業台6上のモーター(図示せず)にて駆動される。
旋回台9上には前後進駆動する腕部材10を設ける。
この例では平行リンク機構、すなわち第2図に示した機
構にて上下動及びこの上下動を組合せた前後進運動がで
きるようにしている。
第2図において11は一端を旋回台9上に、他端を腕部
材10の上下動支点部材12に軸支したアーム、11′
はこのアーム11と平行でこのアーム11を固定するテ
ンションアームである。
前後進腕部材10の一端はアーム11と同一軸に軸支さ
れている。
13はこの腕部材10と平行でこの腕部材10を固定す
るテンションアームである。
14は腕部材10の前後進駆動用シリンダーであり、一
端が旋回台9上に軸支され、他端がアーム11に軸支さ
れる。
15は腕部材10の上下駆動用シリンダーであり、一端
が腕部材10に軸支され、他端がアーム11と平行のテ
ンションアーム11′に軸支される。
これらシリンダー14.15にて腕部材10の先端は第
2図2点鎖線に示す運動をする。
更に、本考案においては上記前後進駆動する腕部材10
の先端部に後述の耐火ブロックを挟持兼後述の横押しす
るためのアーム16を設ける。
すなわち、第2図に示す如く腕部材10の先端に設けた
保持腕17を介してアーム16を設ける。
このアーム16は耐火ブロックを保持しそして所定位置
へ運搬定置するために挾離自在とする。
第3図はその機構の一例を示し、第2図A−A線の断面
を示し、ケーシング34を取り除いた状態で示す。
第3図において18.18’は腕部材10から垂下され
た保持腕17に固定され途中から2つに分割したガイド
である。
19.19’はこのガイド18,18’をはめ込んだ支
持板であり、この支持板は符号19と19′で示すよう
に分割されている。
下端はこの支持板19.19’のストッパー20(第4
図参照)が設けられている。
アーム16は支持板19.19’に夫々後端が軸支され
先端には耐火レンガ挟持アタッチメント21が夫々軸支
されている。
22及び、22′は保持板19.19’に夫々固定され
たアーム拡縮駆動用のシリンダーであり、先端がアーム
16に夫々軸支されている。
この場合アーム16の水平駆動は一方のみでも良い。
そしてこのアーム16は単独もしくは両方が昇降するよ
うにする。
第4図はアーム16の一方のみが昇降する機構の一例を
示したもので、第3図のB視図を示す。
第4図において23はアーム16昇降用のシリンダーで
゛あリガイド18に固定されている。
このシリンダー23の先端ロッド24は支持板19に接
続されかくして分割支持板19及びこれに付帯するアー
ム16、シリンダー22がガイド18にそって昇降する
また更に、本考案においては前記前後進駆動する腕部材
10の先端部のアーム16間に所定位置に積んだ耐火ブ
ロックを容器(転炉1)内周面に押し付けるための押付
機を設ける。
第3図及び第4図にその機構の一例を示す。
図面に示す如くアーム16間の保持板19′に押圧駆動
シリンダー25を固設し、このシリンダー25のロッド
26の先端に押付板27を設ける。
(第4図は25.26は見えず)次に以上の構成装置の
操作について説明する。
転炉1外からレンガブロック28をホイストレール29
及びホイスト30を介して転炉1内の作業台6に仮置す
る。
そして旋回、上下、前後進の各動きの組合せにより作業
台6の旋回台9に設けた腕部材10を近づけシリンダー
22及び22′の作動にてブロック28の側方をアーム
16のアタッチメント21にて挟持しそして腕部材10
を上昇前進せしめて既に積上げた耐火ブロック層31上
の置位置32すなわち前回整然と築造したブロック(図
示せず)の近接位置まで運搬し仮置する。
そしてこの後アーム16による挾持力を解放しただけの
状態で、後述の腕部材10の旋回方向前面側のアーム1
6のみをシリンダー23にてブロック28高さ以上に上
昇させる。
更にこの後、既に整然と築造されたブロックにこのブロ
ック28を隣接させる目的で、その方向に向けて腕部材
10を旋回させる。
かくすることによりブロック28の後面、すなわち旋回
方向後面側がアーム16にて押されブロック28は前回
整然と築造されたブロックに押し付けられ隣接する。
更にこの状態でシリンダー25を作動させ押し付は根2
7を前進させブロック28の前面を押しブロック28の
背面を転炉1のパーマネントレンガ面33に押し付ける
このようにして順次ブロックを築造して行くが、この過
程において作業台6はブロック層31とほは゛同一レベ
ルとなるようパンタグラフ機構4及び駆動シリンダー5
から成る昇降装置にて高さ調整する。
この場合作業台6の昇降動作時には支持腕8を退避させ
、一方ブロック積作業時には張り出しサイド振れをなく
する。
以上の一連の操作を順次繰り返して行くことによりブロ
ック同志及びブロックとパーマネントレンガ間に一切目
地空なく機械的に耐火ブロックを築造して行くものであ
る。
なお、以上の説明において炉底部の耐火レンガは本考案
実施以前に別途築造しておくものである。
また、本考案装置は分解して前述のホイストレール29
及びボイス) 30にて炉内に搬送し炉内で組み立て、
更に築造作業終了後再び分解し炉外へ搬出するもので゛
ある。
以上詳しく説明したように本考案によれば、目地空の一
切ない耐火ブロックの築造作業の機械化が可能となるも
のであり、築造作業の省力化に寄与すること大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す全体断面図、第2
図は本考案装置の部分拡大側面図、第3図は第2図のA
−A線から視た平面図、第4図は第3図のB方向から視
た側面図である。 1は転炉、2は炉底レンガ、3は固定台、4はパンタグ
ラフ機構、5は駆動シリンダー、6は作業台、7はシリ
ンダー、8は支持腕、9は旋回台、10は腕部材、11
はアーム、11′はテンションアーム、12は上下動支
点部材、13はテンションアーム、14はシリンダー、
15はシリンダー、16は挟持兼横押しアーム、17は
保持腕、18.18’はガイド、19.19’は支持板
、20はストッパー、21はアタッチメント、22.2
2’はシリンダー、23はシリンダー、24はロッド、
25はシリンダー、26はロッド、27は押付板、28
は耐火レンガブロック、29はホイストレール、30は
ホイスト、31は耐火ブロック層、32は置位置、33
はパーマネントレンガ、34はケーシング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐火ブロックを築造する容器内底部に載置する固定台上
    の昇降装置を設け、該昇降装置の上部に設けた作業台の
    端部に支持腕を進退自在に設け、上記作業台上に旋回台
    を設け、該旋回台に前後進駆動する腕部材を設け、該腕
    部材の先端部に挾離自在の2本の挟持兼横押しアームを
    設け、該挟持兼横押しアームは平行に開閉すると共にこ
    のアームの一方もしくは両方を上記腕部材の先端部に対
    して上下動可能とし、更に耐火ブロックの押付機を上記
    両挟持アーム間の腕部材先端部に設けたことを特徴とす
    る、耐火ブロック築造装置。
JP1979177813U 1979-12-24 1979-12-24 耐火ブロツク築造装置 Expired JPS5832149Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979177813U JPS5832149Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 耐火ブロツク築造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979177813U JPS5832149Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 耐火ブロツク築造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5696299U JPS5696299U (ja) 1981-07-30
JPS5832149Y2 true JPS5832149Y2 (ja) 1983-07-16

Family

ID=29688378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979177813U Expired JPS5832149Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 耐火ブロツク築造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5832149Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5229688A (en) * 1975-08-30 1977-03-05 Weinig Michael Kg Tool polishing machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5229688A (en) * 1975-08-30 1977-03-05 Weinig Michael Kg Tool polishing machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5696299U (ja) 1981-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106938317B (zh) 一种熔模铸造自动浇铸系统
CN109047746B (zh) 一种倾转式浇注包总成装置
WO2006132140A1 (ja) 鋳枠ユニット、上・下鋳型造型装置、および鋳造ライン
JPS5832149Y2 (ja) 耐火ブロツク築造装置
US3287875A (en) Method for lining furnaces
CN212403242U (zh) 轨枕二次养护自动吊装装置
CN210369973U (zh) 一种墙体砌筑机器人系统
JPS62293084A (ja) 容器の内壁を煉瓦で内張りする為の自動装置
CN207795270U (zh) 一种便携式台车
CN216240684U (zh) 一种隧道仰拱施工背模
CN215471146U (zh) 一种机器人行走轨道系统
JPS6246609B2 (ja)
CN215983974U (zh) 一种熔炉装料扒渣一体车
JPH018960Y2 (ja)
CN215326361U (zh) 一种混凝土预制墙板起板转移装置
CN211451856U (zh) 一种三次风管砌砖机
CN219863891U (zh) 一种瓷砖铺贴辅助工具
CN220664750U (zh) 一种风管安装提升机
CN215623009U (zh) 一种瓷砖打包机的抓砖机构
JPH11152513A (ja) 転炉煉瓦積み方法及び転炉煉瓦積み装置
JPS6032972Y2 (ja) コンクリ−トブロツク用脱型装置
JPH059918A (ja) 型枠設置装置
CN110094074B (zh) 一种墙体砌筑机器人系统
FI83688C (fi) Anordning foer murning.
JPS5935566Y2 (ja) 転炉用レンガ積装置