JPS5831962A - 乳化食品 - Google Patents

乳化食品

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JPS5831962A
JPS5831962A JP56128411A JP12841181A JPS5831962A JP S5831962 A JPS5831962 A JP S5831962A JP 56128411 A JP56128411 A JP 56128411A JP 12841181 A JP12841181 A JP 12841181A JP S5831962 A JPS5831962 A JP S5831962A
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JP
Japan
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iron
polar solvent
emulsified food
extraction
fraction
Prior art date
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Pending
Application number
JP56128411A
Other languages
English (en)
Inventor
No Hiraishi
平石 納
Toshio Suzuki
敏雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
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Publication of JPS5831962A publication Critical patent/JPS5831962A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は長期間の保存にも安定で、品質が良好に保持さ
れる乳化食品に関し、更に詳述すれは鉄分等の金属不純
物が混入していても油分の酸敗、変質の生ずることが防
止された乳化食品に関する。
周知のように、食品の素材には、程度の差はあっても鉄
、カルシウム、マグネシウム等の金属が含オれている。
例えば、鉄イオンは糖みつに10■、黒砂糖に9η、み
そに3〜10■、でん粉に3■(いず)tも100y当
り)程度含有されている。
このため、これらの素材全乳化食品、例えば乳化1−レ
ッシングに配合すると、ト9レッシングにこれらの金属
が不純物として混入し、ドレッシング全保存した場合に
これらの金属が触媒として作用し、油分の酸化全促進し
てその品質を著しく悪くする。
特に、鉄イオンの混入は製品の品質に大きな影響を与え
、鉄イオンの混入量がi ppm以下の場合には約半年
程度品質が維持されるが、鉄イオンの混入量が3 pp
m以上、特に5 ppm以上になると短期間で品質が損
なわれ、油分の変敗具、更には大豆などのもどり臭が生
じ、商品価値を失なう問題がある。
このため、鉄等の金属塩全含む素材を極力使用しないよ
うにするか、その使用址全少聞、にすることが望オれる
が、しかしこの方法には限界がある。
才た、油分の酸敗を防止するため、トコフェロール等の
酸化防止剤全添加することも試みらtl、ているが、酸
化防止剤の添加は製品コストヲ高くする上、後述する実
験例に示したようにその効果は必ずしも高いものではな
い。
本発明者らは、−り記事情を改善し7、鉄等の金属塩が
混入しても長期間安定で油分の酸敗、変質がなく、従っ
て鉄等の金属塩を含む素材全自由に使用し得る乳化食品
につき鋭意研究ケ行なった結果、ハープ系香辛料、その
精油採取残渣IF、ハープ系香辛料を極性溶媒で抽出す
ることVCJ:っで得られるオレオレシン、その抽出残
渣、ハープ系香辛f4 ?非極性溶媒で抽111するこ
とによって得られるオレオレジン及びその抽出残渣より
選げノ1.る原料がら極性溶媒及び/又は非極性溶媒で
抽出さt]る分画物全鉄分含有素材と併用した場合、鉄
分の影響、その触媒作用を抑制し7て油分の酸敗、変質
ケ防」1−[7、長期間に亘り乳化食品の品質を良好に
保持l〜得ること全知見し、本発明をなすに至ったもの
である。
以下、本発明につき詳しく説明する。
本発明に係る乳化食品は、サラダドンンシング、マヨネ
ーズ、マリネドレッシング、フレンチ−レッシング、調
味タレ等として用いらnるものである。本発明の乳化食
品の調製に使用する素材は、乳化食品の種類等により適
宜選択される。一般的に汀、水相成分として水、食酢、
醤油、食塩、砂糖、みそ、香辛料、化学調味料、卵黄等
が用いらシフ2、寸た油相成分とI〜て大豆ザラダ油、
コーンサラダ油等の油脂、それにマスタード9オイル、
フレーバー、色素等の油脂易溶性成分が用いられ得る。
更に、必四によりごま、香辛料粒等の粉粒状成分も懸濁
状態で又は沈殿状態で配合することができる。この、嚇
合、本発明においては、糖みつ、黒砂糖、みそ、スター
チ等の鉄分金倉む素材が配合されるが、鉄分混入による
悪影響はないものである。
本発明け、上述した鉄分を含む素材全含有する乳化食品
にハープ系香辛料、その精油採取残渣、ハープ系香辛料
を極性溶媒で抽出することによって得られるオレオレジ
ン、その抽出残渣、ハープ系香γ料を非極性溶媒で抽出
することによって得られるオレオレシン及びその抽出残
渣より選ばれる原料から極性溶媒及び/又は非極性溶媒
で抽出される分画物を添加するもので1.−力、により
乳化食品に鉄等の金属分が含有さ;h、ていても金属分
による悪影響、特に油分酸化の触媒作用が抑制され、長
期間保存しても油分の変質、酸敗を防11−できるもの
である。これに対171・コフエロールやブチルヒト9
0キシアニソール(BT−TA)を用いてもこのような
効果はない、4 この場合、前記分画物を得るために用いら1.るられ、
原料としてこねら香辛側1の粉末;これらを水蒸気蒸留
処P1)により採油!−,たものの残渣その他の精油採
取残渣:或いは・・−プ系香辛料全エチルエーテル、エ
チレンクロライv1 ノオギリーン、アセトン、エタノ
ール、メタノール、含水エタノール、酢酸エチル、プロ
ピレングリコール、グリセリン等の極性溶媒で抽出する
ことにより得られたオレオレシン及びその抽出残渣;ハ
ープ系香辛料fH−ヘキザン、石油エーテル、リグロイ
ン、シクロヘキザン、四塩化炭素、クロロホルム、ジク
ロルメタン、1.2−ジクロルエタン、トルエン、ベン
ゼン等の非極性溶媒で抽出することによって得られたオ
レオレジン及びその抽出残渣から選ばれるものが使用さ
れる。これらの原料から前記乳化食品に添加する分画物
を得る場合は、これらのj星刺を極性溶媒及び/又は非
極性溶媒(なお、これらの溶媒としては上で例示したも
のが使用し得る)で抽出処理し、その抽出物全採取する
。本発明においては、この抽出物全乳化食品に添加する
分画物として使用することができるが、この抽出物全水
蒸気蒸留処理することによって得られる水蒸気蒸留残渣
、この抽出物もしくは前記水蒸気蒸留残渣?活性炭、珪
藻」二、酸性白土等の吸着剤で処理したもの、更に前記
抽出物を吸着剤で処理し7几後、水蒸気蒸留処理して得
られる残渣、これらの分画物全カラムクロマトグラフィ
ーにイ・Jすなどして抗酸化性成分全濃縮した分画物、
或いは前記原料全極性溶媒と非極性溶媒との混合t6媒
で抽出した場合は、得られる抽出液に水金加えて混合溶
媒中の極性溶媒を水層に移行させ、水−極性溶媒層と分
離した非極性溶媒層(この中には沈殿が含まれている)
を採取し、核層から溶媒を留去(7たもの、この採取し
た非極性溶媒層中の#液部と沈殿部とを更に分画し、前
記溶液部から醇媒全留去したもの及び前記沈殿、こ)1
.らの水蒸気蒸留残渣や吸着剤処理を行なったもの、こ
f′15ら分画物よりカラムクロマトグラフィーなどの
手段によって抗酸化成分全濃縮したもの等全乳化食品に
添加する分画物として使用できる。
なお、前記原料の抽出条件は特に制限VJなく、公知の
方法全採用することができるが、通常原料に対し等容址
以上の溶媒(原料11’1jli部に対17て2重量部
以上の溶媒)を用い、攪拌下に訃いて室温で或いは還流
させながら05時間〜−夜間行なわれる。また、抽出溶
媒として極性溶媒と非極性溶媒を用いる場合は、容量比
として前者:後者・=2:98〜50:50、特に5:
95〜25ニア5とすることが好ましい。
また、前記分画物はその1種全使用しても2装置」二ヲ
併用するようにしてもよい。
なお、前記分画物の添加量は乳化食品中の油分に対して
0.005〜0.5重針%とすることが好捷しい。捷た
、前記分画物は通常油相に添加される。
而して、本発明に係る乳化食品は、上述した分画物全添
加したことにより、保存安定性が同上し、乳化食品中に
鉄等の金属不純物が混入していても油分の変質、酸敗が
防11ユされ、長期間に亘り品質が良好に保持されるも
のである。従って、乳化食品の床材全自由に選べると共
に、その使用址を考慮する必要もなく、しかも製造装置
、輸送パイプ等からの鉄分の混入をも過大に顧慮する必
要がないものである。
次に実験例を示し、本発明の効果を具体的に説明する。
なお、以下の例において%はいずれも重−%である。
〔実験例1〕 下記組成の〜薄型乳化ドレッシング 食      酢       1096砂     
 糖        8N犬豆ザラグ油     36
1 第1表に示す添加剤   第1表に示す綱100.09
6 全調製し、かつ各1・゛レッシング[Fe’+イオンが
第1表に示す濃度となるように、塩化第二鉄?加えた後
、45℃で5日間保存し、各)・9レツシングの酸敗臭
全官能評価し友。結果金策1表に示す。なお、評価基準
は下記の通りである。
−二 変化がなく良好 十 : 酸敗臭が生ずる 昔 :     強い 相 :      かなり強い 0 なお、ローズマリー抽出エキスは、ローズマリー粉末’
7n−ヘキサンを用いて抽出し、これを脱色、脱臭工程
全行なって得られたもののザラダ油分散物ケ用いた。
また、このローズマリー抽出エキスの代りに、セージの
粉末を用いて同様の抽出、脱色、脱臭季処理を行なって
得られるセージ抽出エキスを用いた場合も同様の結果?
得た。
〔実験例2〕 下記処方のO/W型乳化1・゛レッシング食     
 酢       10%砂      糖     
   8#大豆ザラダ油     コ36# Fe  (塩化第二鉄)      5 ppmローズ
マリー抽出エキス  第2表に示すJa。
水                残100.0% 全調製し、35Cで7週間保存した後、各ドレンシング
の大豆もどり臭の有無(香味)全官能計画した。結果全
第2表に示す。なお、評価基準は下1 としては実験例1と同様のものを用いた。
−二 良好(大豆もどり臭なし) →−コ 品質劣化(大豆もど力臭がある)第2表 2 注二〇 品質が良好に保持(大豆もどり臭なし)。
× 大豆のもとシ臭がする。
なお、添加剤A−Dとしては下記のものを用いた。
A:ローズマリー抽出エキス B:セージ抽出エキス C:ペイリーブス抽出エキス ■)ニジそ抽出エキス これら抽出エキスはいずれも実験例1のローズマリー抽
出エキスと同様の方法で得られたものを用いた。
出願人 ライオン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ハーブ系香辛料、その精油採取残渣、ハープ系香
    辛料?極性溶媒で抽出することによって得られるオレオ
    レジン、その抽出残渣、ハープ系香辛料全非極性溶媒で
    抽出することによって得られるオレオレジン及びその抽
    出残渣より選ばれる原料から極性溶媒及び/又は非極性
    溶媒で抽出される分画物を鉄分含有素材と併用してなる
    ことを特徴とする乳化食品。 2 分画物の添加量が乳化食品中の油分に対して000
    5〜0.5重量%である特許請求の範囲第1項記載の乳
    化食品。 3、鉄分含有量が3 ppm以」二である特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の乳化食品、。
JP56128411A 1981-08-17 1981-08-17 乳化食品 Pending JPS5831962A (ja)

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JP56128411A JPS5831962A (ja) 1981-08-17 1981-08-17 乳化食品

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JP56128411A JPS5831962A (ja) 1981-08-17 1981-08-17 乳化食品

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JPS5831962A true JPS5831962A (ja) 1983-02-24

Family

ID=14984103

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JP56128411A Pending JPS5831962A (ja) 1981-08-17 1981-08-17 乳化食品

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JP (1) JPS5831962A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174603U (ja) * 1986-04-25 1987-11-06
JP2007185166A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Q P Corp 水中油型乳化食品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174603U (ja) * 1986-04-25 1987-11-06
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