JPS5831889Y2 - 管状部材の連続外面酸洗装置 - Google Patents
管状部材の連続外面酸洗装置Info
- Publication number
- JPS5831889Y2 JPS5831889Y2 JP1981120156U JP12015681U JPS5831889Y2 JP S5831889 Y2 JPS5831889 Y2 JP S5831889Y2 JP 1981120156 U JP1981120156 U JP 1981120156U JP 12015681 U JP12015681 U JP 12015681U JP S5831889 Y2 JPS5831889 Y2 JP S5831889Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid tank
- cleaning
- pickling
- cleaning liquid
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G3/00—Apparatus for cleaning or pickling metallic material
- C23G3/04—Apparatus for cleaning or pickling metallic material for cleaning pipes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、管材、例えば核燃料被覆管としてのジルカロ
イ円管の管外周面を連続酸洗する新しい装置の提供に関
する。
イ円管の管外周面を連続酸洗する新しい装置の提供に関
する。
この種の金属素材による製品では、例えばジルコニウム
又はジルコニウム合金からなる管に見られるように、最
終焼鈍後、外面のみ研磨して後、管の内外面を硝酸、酸
等の酸液を用いて酸洗処理し、鏡面肌として製品化して
いるのは既知の通りである。
又はジルコニウム合金からなる管に見られるように、最
終焼鈍後、外面のみ研磨して後、管の内外面を硝酸、酸
等の酸液を用いて酸洗処理し、鏡面肌として製品化して
いるのは既知の通りである。
特に、核燃料被覆管にあってはその品質の厳格さが要望
されることから、内面酸洗にしろ外面酸洗にしろ特別な
工夫が必要である。
されることから、内面酸洗にしろ外面酸洗にしろ特別な
工夫が必要である。
。そこで、本件出願人は特公昭５５−３９６２９号
公報で開示したような管材の連続外面酸洗装置を開発し
、その優位性は当業界が認める処であるが、酸洗表面品
質は酸洗前の管材表面清浄度の影響を大きく受け、酸洗
前の表面が油、ゴミ等で汚染されているピット等の表面
品質異常の原因となることを知見したのである。
公報で開示したような管材の連続外面酸洗装置を開発し
、その優位性は当業界が認める処であるが、酸洗表面品
質は酸洗前の管材表面清浄度の影響を大きく受け、酸洗
前の表面が油、ゴミ等で汚染されているピット等の表面
品質異常の原因となることを知見したのである。
本考案は前記実状に鑑み、特に、酸洗液槽の入側に管材
表面に付着の油等を効果的に除去可能としたものであっ
て、それぞれ異種の使用液体を個別に収容し、かつ、同
一軸線上に貫通孔を有する液槽の複数を設け、密栓され
た管材を管長手方向でしかも軸心回りに回転させながら
前記各液槽に通過状に送る酸洗装置において、酸洗液槽
の入側に洗浄液槽と洗浄ブラシ体をそれぞれ設け、前記
洗浄液槽と洗浄ブラシ体に管状部材を通過状に送るとと
もに、前記洗浄液槽に超音波洗浄振動子を設けたことを
特徴とするのである。
表面に付着の油等を効果的に除去可能としたものであっ
て、それぞれ異種の使用液体を個別に収容し、かつ、同
一軸線上に貫通孔を有する液槽の複数を設け、密栓され
た管材を管長手方向でしかも軸心回りに回転させながら
前記各液槽に通過状に送る酸洗装置において、酸洗液槽
の入側に洗浄液槽と洗浄ブラシ体をそれぞれ設け、前記
洗浄液槽と洗浄ブラシ体に管状部材を通過状に送るとと
もに、前記洗浄液槽に超音波洗浄振動子を設けたことを
特徴とするのである。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述するが、第
１図乃至第３図は本考案の対象である外面酸洗装置１の
前処理工程と、後処理工程を概説図示している。
１図乃至第３図は本考案の対象である外面酸洗装置１の
前処理工程と、後処理工程を概説図示している。
即ち、前処理工程は脱脂処理された管材をストックテー
ブル２にクレーン装置３を介して運搬移載するとともに
、該テーブル２上のコンベア４を介して管内面酸洗装置
５に供給するとともに、該酸洗装置５により処理された
管材は枠打機６により第９図に示す如く管両端にシール
材７等を介して栓体８が挿設され、外面酸洗装置１の入
側搬送装置９へと移挿可能とされている。
ブル２にクレーン装置３を介して運搬移載するとともに
、該テーブル２上のコンベア４を介して管内面酸洗装置
５に供給するとともに、該酸洗装置５により処理された
管材は枠打機６により第９図に示す如く管両端にシール
材７等を介して栓体８が挿設され、外面酸洗装置１の入
側搬送装置９へと移挿可能とされている。
一方、後処理工程は外面酸洗装置１の出側搬送装置１０
から栓抜機１１を介して栓体８を引抜くとともに、シュ
ート１２等を介して微温水槽１３へと浸漬され、鉄槽１
３に設けた無端分離搬送体１４上で水洗処理され、走行
うレーン１５等により高温水槽１６、アルカリ槽１７等
へと順次処理され、図示しないが純水槽等を経由して乾
燥室へと移載されるのである。
から栓抜機１１を介して栓体８を引抜くとともに、シュ
ート１２等を介して微温水槽１３へと浸漬され、鉄槽１
３に設けた無端分離搬送体１４上で水洗処理され、走行
うレーン１５等により高温水槽１６、アルカリ槽１７等
へと順次処理され、図示しないが純水槽等を経由して乾
燥室へと移載されるのである。
本考案に係る外面酸洗装置１は入側搬送装置９と出側搬
送装置１０間に硝弗酸槽１８の複数と硝酸アルミ中和槽
１９等、それぞれ異種の使用液体を個別に収容しかつ同
一軸線上に貫通孔を有する液槽の複数を設け、密栓され
た管材Ａを本例では３本の管材を前記各液槽に通過状に
送って酸洗処理するのであり、そのさい、酸洗液槽の入
側に超音波洗浄振動子による洗浄液槽２０と洗浄ブラシ
体２１を設けたのである。
送装置１０間に硝弗酸槽１８の複数と硝酸アルミ中和槽
１９等、それぞれ異種の使用液体を個別に収容しかつ同
一軸線上に貫通孔を有する液槽の複数を設け、密栓され
た管材Ａを本例では３本の管材を前記各液槽に通過状に
送って酸洗処理するのであり、そのさい、酸洗液槽の入
側に超音波洗浄振動子による洗浄液槽２０と洗浄ブラシ
体２１を設けたのである。
第４図乃至第８図を参照すると、２２は酸洗テーブルフ
レームであり、該フレーム２２上に前記各種１８．１９
が設けられ、更に、各槽１８，１９間にはスキューロー
ルで示す回動前送り部材２３を設け、同一軸線上の貫通
孔２４を密栓された管材Ａがその管軸回りの回転と管長
方向への送りを可能とされている。
レームであり、該フレーム２２上に前記各種１８．１９
が設けられ、更に、各槽１８，１９間にはスキューロー
ルで示す回動前送り部材２３を設け、同一軸線上の貫通
孔２４を密栓された管材Ａがその管軸回りの回転と管長
方向への送りを可能とされている。
洗浄液槽２０はテーブルフレーム２５上に設けられ、そ
の槽内への洗浄液排水口２６等を有し、槽の前後には管
材送り軸心上に貫通孔２７を有し、槽内の洗浄液に対し
て振動を付与する超音波洗浄振動子２８を本例では槽２
０の底に前後にそれぞれ着脱自在に備えている。
の槽内への洗浄液排水口２６等を有し、槽の前後には管
材送り軸心上に貫通孔２７を有し、槽内の洗浄液に対し
て振動を付与する超音波洗浄振動子２８を本例では槽２
０の底に前後にそれぞれ着脱自在に備えている。
更に、洗浄ブラシ体２１は洗浄液槽２０の出側にあって
、管材送り軸心上の上下及び前後に回転ブラシ２９を設
け、該回転ブラシ２９をモータ３０により巻掛伝動体３
１を介して強制駆動停止自在としている。
、管材送り軸心上の上下及び前後に回転ブラシ２９を設
け、該回転ブラシ２９をモータ３０により巻掛伝動体３
１を介して強制駆動停止自在としている。
なお、回転ブラシ２９はケース３２内に横軸回りに可回
動として軸架され、該ケース３２の前後に貫通孔３３を
有し、管材Ａの外周面に付着せる洗浄液等を払い落すも
のである。
動として軸架され、該ケース３２の前後に貫通孔３３を
有し、管材Ａの外周面に付着せる洗浄液等を払い落すも
のである。
その他、前記搬送装置９，１０の搬送部材３４はスキュ
ーロールであり、又、洗浄液槽２０の前後にも同様な搬
送部材３５が設けてあり、これら搬送部材３５は第５・
６図で示す巻掛伝動体３６等を介して駆動される。
ーロールであり、又、洗浄液槽２０の前後にも同様な搬
送部材３５が設けてあり、これら搬送部材３５は第５・
６図で示す巻掛伝動体３６等を介して駆動される。
又、前記外面酸洗液槽間には図示しないがシャワー装置
を設けること等は冒頭記載の提案技術（特公昭５５−３
９６２９号公報）と同じである。
を設けること等は冒頭記載の提案技術（特公昭５５−３
９６２９号公報）と同じである。
その他、３７はクレーン３，１５用の走行台車、３８は
その走行レール、３９，４０．４１は前処理工程の管材
送り装置である。
その走行レール、３９，４０．４１は前処理工程の管材
送り装置である。
以上のように構成された本考案の実施例によれば、内面
酸洗装置５を介して内面酸洗された管材Ａは栓体８によ
り密栓された状態でそれぞれ異種の使用液体を個別に収
容した外面酸洗液槽１８．１９等に貫通状に送られる過
程で外面酸洗されるのであるが、このとき、酸洗液槽１
８．１９の入側に洗浄液槽２０が設けられ、この洗浄液
槽２０を通過中に超音波洗浄振動子２８により洗浄液に
振動を付与し、管外表面に付着している油、ゴミ等を全
体にわたって確実に剥離除去するのであり、更に、洗浄
液槽２０の後に設けた洗浄ブラシ体２１によって洗浄液
等を払い落すことによって、酸洗液槽１８．１９による
外面酸洗処理に有害な異物を排除し、表面品質がとくに
すぐれたものにできるのである。
酸洗装置５を介して内面酸洗された管材Ａは栓体８によ
り密栓された状態でそれぞれ異種の使用液体を個別に収
容した外面酸洗液槽１８．１９等に貫通状に送られる過
程で外面酸洗されるのであるが、このとき、酸洗液槽１
８．１９の入側に洗浄液槽２０が設けられ、この洗浄液
槽２０を通過中に超音波洗浄振動子２８により洗浄液に
振動を付与し、管外表面に付着している油、ゴミ等を全
体にわたって確実に剥離除去するのであり、更に、洗浄
液槽２０の後に設けた洗浄ブラシ体２１によって洗浄液
等を払い落すことによって、酸洗液槽１８．１９による
外面酸洗処理に有害な異物を排除し、表面品質がとくに
すぐれたものにできるのである。
本考案は、外面酸洗液槽１８．１９の入側に超音波振動
子２８による洗浄液槽２０と洗浄ブラシ体２１を設けた
ので、管材外表面の油分、ゴミ等は完全に除去可能であ
り、超音波振動子２８によって洗浄液を振動させるので
、油分等の剥離は確実にできるし、洗浄ブラシ体２１の
洗浄と相まって表面品質に有害な異物を除去しつつ酸洗
するものとして実益大である。
子２８による洗浄液槽２０と洗浄ブラシ体２１を設けた
ので、管材外表面の油分、ゴミ等は完全に除去可能であ
り、超音波振動子２８によって洗浄液を振動させるので
、油分等の剥離は確実にできるし、洗浄ブラシ体２１の
洗浄と相まって表面品質に有害な異物を除去しつつ酸洗
するものとして実益大である。
第１図は本案装置−例の概略平面図、第２図は本案装置
の前処理部を示す立面図、第３図は同後処理部を示す立
面図、第４図は洗浄液装置と洗浄ブラシ体を示す平面図
、第５図は第４図の立面図、第６図は第５図の一部切欠
正面図、第７図は外面酸洗装置入側の平面図、第８図は
同立面図、第９図は管材栓蓋部の一例詳細図である。 １・・・・・・外面酸洗装置、９・・・・・・入側搬送
装置、１０・・・・・・出側搬送装置、１８．１９・・
・・・・酸洗液槽、２０・・・・・・洗浄液槽、２１・
・・・・・洗浄ブラシ体、２８・・・・・・超音波振動
子、３５・・・・・・搬送部材。
の前処理部を示す立面図、第３図は同後処理部を示す立
面図、第４図は洗浄液装置と洗浄ブラシ体を示す平面図
、第５図は第４図の立面図、第６図は第５図の一部切欠
正面図、第７図は外面酸洗装置入側の平面図、第８図は
同立面図、第９図は管材栓蓋部の一例詳細図である。 １・・・・・・外面酸洗装置、９・・・・・・入側搬送
装置、１０・・・・・・出側搬送装置、１８．１９・・
・・・・酸洗液槽、２０・・・・・・洗浄液槽、２１・
・・・・・洗浄ブラシ体、２８・・・・・・超音波振動
子、３５・・・・・・搬送部材。
Claims (1)
- それぞれ異種の使用液体を個別に収容し、かつ、同一軸
線上に貫通孔を有する液槽の複数を設け、密栓された管
状部材を管長手方向でしかも軸心回りに回転させながら
前記各液槽に通過状に送る酸洗装置において、酸洗液槽
の入側に洗浄液槽と洗浄ブラシ体をそれぞれ設け、前記
洗浄液槽と洗浄ブラシ体に管状部材を通過状に送るとと
もに、前記洗浄液槽に超音波洗浄振動子を設けたことを
特徴とする管状部材の連続外面酸洗装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981120156U JPS5831889Y2 (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 管状部材の連続外面酸洗装置 |
| US06/307,676 US4392267A (en) | 1981-08-12 | 1981-10-01 | Apparatus for continuously pickling the outer surfaces of tubular materials |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981120156U JPS5831889Y2 (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 管状部材の連続外面酸洗装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5845367U JPS5845367U (ja) | 1983-03-26 |
| JPS5831889Y2 true JPS5831889Y2 (ja) | 1983-07-14 |
Family
ID=14779335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981120156U Expired JPS5831889Y2 (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 管状部材の連続外面酸洗装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4392267A (ja) |
| JP (1) | JPS5831889Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006007442A1 (de) * | 2006-02-17 | 2007-08-23 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Reinigungsvorrichtung für ein Bauteil eines Haushaltswäschetrockners |
| KR101305253B1 (ko) * | 2013-02-22 | 2013-09-06 | 장근수 | 강관 이송롤러조립체 |
| KR101329360B1 (ko) * | 2013-02-22 | 2013-11-14 | 장근수 | 강관 이송롤러시스템 |
| CN105908205B (zh) * | 2016-05-23 | 2018-08-28 | 上海美诺福科技股份有限公司 | 一种清洗设备 |
| CN114733846B (zh) * | 2022-04-24 | 2024-03-15 | 国核宝钛锆业股份公司 | 一种锆合金管材外表面超声清洗装置及方法 |
| CN115488072B (zh) * | 2022-09-05 | 2024-01-12 | 颍上珂米乐新材料科技有限公司 | 一种铝合金加工过程用型材除油机构 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3858860A (en) * | 1972-03-02 | 1975-01-07 | Armco Steel Corp | Pipe quench head |
| FR2468659A1 (fr) * | 1979-10-26 | 1981-05-08 | Clesid Sa | Installation de decapage en continu d'une bande d'acier par attaque a l'acide |
-
1981
- 1981-08-12 JP JP1981120156U patent/JPS5831889Y2/ja not_active Expired
- 1981-10-01 US US06/307,676 patent/US4392267A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4392267A (en) | 1983-07-12 |
| JPS5845367U (ja) | 1983-03-26 |
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