JPS5831871A - 糸条の結び方 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、糸条の結び方、さらに詳しくは切断前に引張
られてもほどけず、切断により結び目が容易にはぐれて
元の糸条になるような結び方Ｋｌｌするものである。

ガラス繊維は強化プラスチックスの補強材□として広く
使用されており、なかでもローとングの形で使用される
ことが多い。ガラスモノフィラメントを多数本集束し友
ものをガラスストランドと呼ぶが、ロービング紘このガ
ラスストランドに撚りをかけることなく平行に多数本束
状に巻取ったガラスストランド束状物である。通常チー
ズと呼ばれる巻秋物として使用に供されている。これを
連続的に切断して使用する場合、ロービングが間断なく
連続して供給されねばならず、従って多数のロービング
のチーズ間社、互いに予め連結適れていなければならな
い。この為に通常ロービングチーズの一端と次のロービ
ングチーズの一端を結ぶ必要がある。通常の結び方で社
ロービングを切断しても、この結び部が多数のストラン
ドの束状物のまま残るため１強化プラスチックス成形品
にストランド束状物にう 原因す呻欠陥を生じる。この問題をある程度解決する方
法として１％公昭４９−４１４９４に−示されている結
び方が知られている。この結び方は、切断前の結び部分
の引張り強さに関しては、実用的な結合力を有するが、
切断後のほぐれ性（個々のストランドにほぐれる程度、
以下解束性と云う）に関しては、通常の結び方よりも良
くなっているが、満足できるものではなく、ロービング
間の結び部の解束が不十分なことに原因する欠陥が、強
化グラステックス成形品にしばしば生じている。

本発明者等は、このような欠点の生じにくい、切断後の
解束性に優れた結び方について鋭意検討した結果、ロー
ビングの改良された結び方を見い出すに到ったものであ
る。すなわち、１つの糸条の一端と他の糸条の一端との
結び方において、１つの糸条をその端部で２分し、この
２分されたうちの１本で環を作り、この環を境として環
内で、２分された残りの糸条と他の糸条が、交差状に組
み合っており、さらに、これら２種の糸条の端部は２つ
ていることを青黴とする糸条の結び方を要旨とするもの
である。

本発明によれば、ロービング同志は、切断前の引張によ
ってほどけることはなく、切断により結び部分が容易に
解束し、かつ、ガラスストランドの分散状態も良好とな
る。

以下実施例（より本発明を具体的に説明する。

実施例 １１１！！ｉｔは、太さ４６３ｏテツクス（太さの単位
で長さ１０００　ｍあたりのグラム重量を意味する）で
構成される２ケのガラスロービングチーズのガラススト
ランド束１ｔ一本発明に従って結んだ結び部分をモデル
図で示したものであム第２図は、特公昭４９−４１４９
４号に開示された方法に従ってガラスストランド束１を
結んだ結び部分をモデル図で示したものである。

第１図に示した本発明の結び方で太さ４６３゜テックス
のガラスストランド束を１惰間隔に５０箇所結び１通常
のカッティングマシンで長さ２５−に切断し九。この時
の結び部分の解束不良個数を測定した結果、解束不良は
生じないことが判った。同様にして第２図に示した結び
方で、太さ４６３ｏテツクスのガラスストランド束ｋ　
１　ｍ間隔計　５０箇所結び、通常のカッティングマシ
ンで長さ２５ｖｍＫ切断した結果、解束不良個数は６ケ
発生することが判った１゜以上の結果より、本発明渥よ
る結び方によれば、切断後の糸条のほぐれは十分におこ
なわれ、＃まぐれ不良に伴なう強化プラスチックス成形
品への悪影響は防止されることが明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図れ、本発明の糸条の結び方を示すモデル図である
。第２図は１％公昭４９−４１４９４号ＩＩＣ開示され
ずいる糸条の結ｄ方を示すモデル−である。　　　　　
　　　・ ５− 符号の説明 ｔ　ガラスストランド束 特許出願人　　富士ファイバーグラス株式会社欲田薬品
工業株式会社 ６一

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １つの糸条の一端と他の糸条の一端との結び方において
   、１つの糸条をその端部で２分し、この２分され九うち
   の１本で猿を作り、この環を境として環内で、２分され
   た残りの糸条と他の糸条が、交差状に組み合っており。 さらに、これら２種の糸条の端部は、２分されていない
   方の糸条で形成された環を通っていることを特徴とする
   糸条の結び方。