JPS5831858B2 - 光フアイバ用コネクタの折れ曲り角度測定方法 - Google Patents
光フアイバ用コネクタの折れ曲り角度測定方法Info
- Publication number
- JPS5831858B2 JPS5831858B2 JP10901077A JP10901077A JPS5831858B2 JP S5831858 B2 JPS5831858 B2 JP S5831858B2 JP 10901077 A JP10901077 A JP 10901077A JP 10901077 A JP10901077 A JP 10901077A JP S5831858 B2 JPS5831858 B2 JP S5831858B2
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- fiber connector
- light
- bending angle
- connector
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光フアイバ用コネクタの性能を左右する不完
全性のうち、折れ曲り角度について簡単な構成でかつ高
精度に測定する方法に関するものである。
全性のうち、折れ曲り角度について簡単な構成でかつ高
精度に測定する方法に関するものである。
光フアイバ通信においては、光ファイバの接続技術が重
要であり、多くの種類の光フアイバ用コネクタが提案さ
れている。
要であり、多くの種類の光フアイバ用コネクタが提案さ
れている。
従来、これらのコネクタの性能は主に接続損失で評価さ
れ、低損失化に向けて着実に進歩している。
れ、低損失化に向けて着実に進歩している。
しかし、コネクタの評価は、接続損失のみにとどまらず
、接続損失の原因である位置ずれや折れ曲り等について
も行なう必要がある。
、接続損失の原因である位置ずれや折れ曲り等について
も行なう必要がある。
すなわち、コネクタの接続損失と不完全量との相関を明
確にして、コネクタの製作方法にフィードバックするこ
とが必要になってきた。
確にして、コネクタの製作方法にフィードバックするこ
とが必要になってきた。
この点の重要性についてはすでに指摘されており、不完
全性にもとすく接続損失の理論計算もなされている。
全性にもとすく接続損失の理論計算もなされている。
コネクタの不完全のうち位置ずれについては、テレビカ
メラなどを用いて1μm以下の精度で測定されているか
、折れ曲り角度についてはこのような測定がほとんどな
されていなかった。
メラなどを用いて1μm以下の精度で測定されているか
、折れ曲り角度についてはこのような測定がほとんどな
されていなかった。
本発明はこの問題点を解決するため、光フアイバ用コネ
クタの中心軸を回転軸として光フアイバ用コネクタを回
転し、光フアイバ用コネクタからの放射光を光センサを
用いて、光センサ受光面上で円軌跡を描かせ、この円軌
跡の半径を求めることにより光フアイバ用コネクタの折
れ曲り角度を測定することを特徴とする。
クタの中心軸を回転軸として光フアイバ用コネクタを回
転し、光フアイバ用コネクタからの放射光を光センサを
用いて、光センサ受光面上で円軌跡を描かせ、この円軌
跡の半径を求めることにより光フアイバ用コネクタの折
れ曲り角度を測定することを特徴とする。
以下図面について詳細に説明する。
第1図は光フアイバ用コネクタの代表的な例であり、1
は光ファイバ、2は接着剤、3はガラス毛細管、4はス
リーブ、5は円筒カラー、6はカラー止めである。
は光ファイバ、2は接着剤、3はガラス毛細管、4はス
リーブ、5は円筒カラー、6はカラー止めである。
第1図において、光ファイバ1はコネクタ端面において
円筒カラー5の外壁面Sの中心Oと一致している(位置
づれなし)。
円筒カラー5の外壁面Sの中心Oと一致している(位置
づれなし)。
他方、ファイバは外壁面S′の中心軸AA’とは平行で
なく、角度αで交叉している。
なく、角度αで交叉している。
この角度αをここでは折れ曲り角度と定義する。
第2図は本発明の原理を理解するために必要とする最も
基本的な考え方を説明するための図面であり、7は光フ
ァイバ、8は光フアイバ用コネクタ、9はコネクタを回
転ならび固定するためのコネクタ支持用V溝、10はス
クリーンである。
基本的な考え方を説明するための図面であり、7は光フ
ァイバ、8は光フアイバ用コネクタ、9はコネクタを回
転ならび固定するためのコネクタ支持用V溝、10はス
クリーンである。
いま、光フアイバ用コネクタ8が第1図で示したように
、折れ曲り角度αの不完全性を持っているとする。
、折れ曲り角度αの不完全性を持っているとする。
このとき、光フアイバ用コネクタ8の外壁面、すなわち
、円筒カラー5の外壁面Sの中心軸AA’が回転軸とな
るように高精度加工を旋こしたV溝9上で光フアイバ用
コネクタ8を回転すると、光ファイバ7から放射される
光はスクリーン10の上で半径rの円軌跡を描く。
、円筒カラー5の外壁面Sの中心軸AA’が回転軸とな
るように高精度加工を旋こしたV溝9上で光フアイバ用
コネクタ8を回転すると、光ファイバ7から放射される
光はスクリーン10の上で半径rの円軌跡を描く。
光フアイバ用コネクタ8の端面とスクリーン10との距
離をdとすると、折れ曲り角度αは α=払n ’ (r/d) で求められる。
離をdとすると、折れ曲り角度αは α=払n ’ (r/d) で求められる。
第3図は本発明の測定方法に用いる装置の構成の一例を
示す図であり、7,8,9は第2図と同様にそれぞれ光
ファイバ、光フアイバ用コネクタ、およびコネクタを回
転ならびに固定するためのコネクタ支持用V溝である。
示す図であり、7,8,9は第2図と同様にそれぞれ光
ファイバ、光フアイバ用コネクタ、およびコネクタを回
転ならびに固定するためのコネクタ支持用V溝である。
さらに、11は光センサ、12は光センサを支持ならび
に微動させる微動調整機構、13および14はX方向お
よびY方向の微調整ツマミ、15,15′は差動増幅器
、16.16’は電流計である。
に微動させる微動調整機構、13および14はX方向お
よびY方向の微調整ツマミ、15,15′は差動増幅器
、16.16’は電流計である。
光ファイバ7から放射された光を光センサ11(たとえ
ば太陽電池、ホトダイオード等)面で受光して光電流に
変換後、増幅器15,15’で増幅し、電流計16 、
16’で放射パターンの振幅の大きさを読む。
ば太陽電池、ホトダイオード等)面で受光して光電流に
変換後、増幅器15,15’で増幅し、電流計16 、
16’で放射パターンの振幅の大きさを読む。
ここで、光センサ11は受光面に描かれた2次元の放射
パターン像を電気光学的効果により電気信号の強弱に変
換すると同時に、受光面に描かれた像の位置により受光
感度が異なって観測できる性質を持っている。
パターン像を電気光学的効果により電気信号の強弱に変
換すると同時に、受光面に描かれた像の位置により受光
感度が異なって観測できる性質を持っている。
たとえば、第3図に使用する光センサ11を太陽電池と
考えると、受光面の上下(Y方向)、左右(X方向)お
よび中心にそれぞれ電極を配し、ブリ゛ノジ効果が得ら
れるように結線する。
考えると、受光面の上下(Y方向)、左右(X方向)お
よび中心にそれぞれ電極を配し、ブリ゛ノジ効果が得ら
れるように結線する。
この結果、受光面の中心付近に像がある場合は出力信号
は零となるように調整しておくことにより、像のX、Y
方向のわずかな変化を電気信号の変化として読みとるこ
とができる。
は零となるように調整しておくことにより、像のX、Y
方向のわずかな変化を電気信号の変化として読みとるこ
とができる。
さて、第3図において光ファイバ7から放射される像を
光センサ11のほぼ中央付近づ受光する。
光センサ11のほぼ中央付近づ受光する。
つぎに、光センサ11の電気信号の強弱を電流計16.
16’で観測しながら光センサ11を微動調整機構13
,14でYおよびX方向に移動させて電流計16,16
’のふれがそれぞれ最小となるように調整する。
16’で観測しながら光センサ11を微動調整機構13
,14でYおよびX方向に移動させて電流計16,16
’のふれがそれぞれ最小となるように調整する。
すなわち、上記の操作により第4図に示すように像の中
心01が光センサ11の中帰(第4図のX軸とY軸の交
点)に完全に一致したことになる。
心01が光センサ11の中帰(第4図のX軸とY軸の交
点)に完全に一致したことになる。
このとき、光フアイバ用コネクタ8をV溝9上で回転す
ると第2図で説明したように像の位置が変化する。
ると第2図で説明したように像の位置が変化する。
この変化量を知れば折れ曲り角度αがわかることはすで
に述べたとうりである。
に述べたとうりである。
いま、位置の変化量と折れ曲り角度αとを求めるため1
例を以下に述べる。
例を以下に述べる。
すなわち、先に述べたように像の中心01が光センサ1
1の受光面中心と一致したときの微動調整機構12の位
置を(0,0)、そのときの電流計16 、16’の指
示値をM12M2とする。
1の受光面中心と一致したときの微動調整機構12の位
置を(0,0)、そのときの電流計16 、16’の指
示値をM12M2とする。
つぎに光ファイバ用コネクタ8を180度回紙回転第4
図の斜線)、このとき電流計16,16’の振れがそれ
ぞれM12M2となるように微動調整機構12をX、Y
方向に調整を行ない、このときの位置を(Xl、yl)
とする。
図の斜線)、このとき電流計16,16’の振れがそれ
ぞれM12M2となるように微動調整機構12をX、Y
方向に調整を行ない、このときの位置を(Xl、yl)
とする。
この結果、折れ曲り角度αは
で求められる。
以上説明したように、本発明では折れ曲り角度を2次元
平面における位置の変化に変え、その後電気信号の強度
比に変換して測定しようとするものであり、異なる面感
度分布を有する光センサにより像の位置変化量を観測す
るため折れ曲り角度の高感度の測定が可能となる利点が
ある。
平面における位置の変化に変え、その後電気信号の強度
比に変換して測定しようとするものであり、異なる面感
度分布を有する光センサにより像の位置変化量を観測す
るため折れ曲り角度の高感度の測定が可能となる利点が
ある。
第1図は光フアイバ用コネクタの例を示す一例断面側面
図、第2図は本発明の詳細な説明するための折れ曲り角
度を位置の変化に変える例を示す説明図、第3図は本発
明に用いる装置の構成例を示すブロック図、第4図は本
発明に係る折れ曲り角度の一例を求めるために必要な説
明図である。 1・・・・・・光ファイバ、2・・・・・・接着剤、3
・・・・・・ガラス毛細管、4・・・・・・スリーブ、
5・・・・・・円筒カラー、6・・・・・・カラー止め
、7・・・・・光ファイバ、8・・・・・・光フアイバ
用コネクタ、9・・・・・・コネクタ支持用■溝、10
・・・・・・スクリーン、11・・・・・・光センサ、
12・・・・・・微動調整機構、13・・・・・・Y方
向微調整ツマミ、14・・・・・・X方向微調整ツマミ
、15,15′・・・・・・増幅器、16,16’・・
・・・・電流計。
図、第2図は本発明の詳細な説明するための折れ曲り角
度を位置の変化に変える例を示す説明図、第3図は本発
明に用いる装置の構成例を示すブロック図、第4図は本
発明に係る折れ曲り角度の一例を求めるために必要な説
明図である。 1・・・・・・光ファイバ、2・・・・・・接着剤、3
・・・・・・ガラス毛細管、4・・・・・・スリーブ、
5・・・・・・円筒カラー、6・・・・・・カラー止め
、7・・・・・光ファイバ、8・・・・・・光フアイバ
用コネクタ、9・・・・・・コネクタ支持用■溝、10
・・・・・・スクリーン、11・・・・・・光センサ、
12・・・・・・微動調整機構、13・・・・・・Y方
向微調整ツマミ、14・・・・・・X方向微調整ツマミ
、15,15′・・・・・・増幅器、16,16’・・
・・・・電流計。
Claims (1)
- 1 光ファイバを中心に収容した光フアイバ用コネクタ
を光フアイバ用コネクタの中心を軸として回転し、上記
光ファイバコネクタからの出射光により、コネクタ端面
から一定の距離だけ離れた平面上に円軌跡を描かせ、該
円軌跡の半径と上記距離とから、光フアイバ用コネクタ
の折れ曲り角度を測定する方法であって、位置により受
光感度が異なる光センサの受光面に上記光フアイバコネ
クタからの出射光を受光して、光電流を測定し、受光面
上の出射光の位置を決め、次に、前記光ファイバコネク
タを一定の角度回転して後、前記光センサを微動調整機
構により、前記出射光の位置まで、前記光電流の値を指
針として移動し、光フアイバコネクタを回転する前後の
移動量を測定し、該移動量から前記円軌跡の半径を求め
ることを特徴とする光フアイバ用コネクタの折れ曲り角
度測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10901077A JPS5831858B2 (ja) | 1977-09-10 | 1977-09-10 | 光フアイバ用コネクタの折れ曲り角度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10901077A JPS5831858B2 (ja) | 1977-09-10 | 1977-09-10 | 光フアイバ用コネクタの折れ曲り角度測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5442165A JPS5442165A (en) | 1979-04-03 |
JPS5831858B2 true JPS5831858B2 (ja) | 1983-07-08 |
Family
ID=14499271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10901077A Expired JPS5831858B2 (ja) | 1977-09-10 | 1977-09-10 | 光フアイバ用コネクタの折れ曲り角度測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831858B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0313239Y2 (ja) * | 1985-02-08 | 1991-03-27 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1027521A (en) * | 1974-06-06 | 1978-03-07 | George B. Baron | Power shovel and crowd system therefor |
JPH04323510A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-12 | Fujikura Ltd | 光ファイバの曲率測定方法 |
-
1977
- 1977-09-10 JP JP10901077A patent/JPS5831858B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0313239Y2 (ja) * | 1985-02-08 | 1991-03-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5442165A (en) | 1979-04-03 |
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