JPS5831782B2 - ４線式交換装置の折返しトランク - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は４線式交換装置の折返しトランク、さらに詳し
く言えば、４線式局間伝送路の一つの回線の送信路と受
信路との折返し接続、および２つの回線のうちの一方の
回線の送信路と他方の回線の受信路との相互折返し接続
を自動的に行なう４線式回線交換装置の折返しトランク
に関する。

データ通信において回線交換網を使用してデータ交換を
行なう場合、電話網とは異なる伝送品質を一定水準に保
ち、回線交換網がデータ信号を忠実に伝送できるよう維
持しなげればならない。

一般的に、電話網の伝送品質は、主に伝送損失、雑音、
減衰歪等の伝送特性で評価するが、データ伝送の回線網
の伝送品質は、上記の伝送損失、雑音、減衰歪のほかに
位相歪、インパルス性雑音、瞬断等の伝送特性で評価し
、最終的にはこれ等伝送特性の妨害によって生ずるデー
タの誤り率で評価する。

これ等の伝送品質（上記の各種伝送特性およびデータ誤
り率）の測定法としては対向法と折返し法とが知られて
いる。

第１図イは対向法の場合の接続図であって、例えばＡ局
の測定者が測定しようとする４線式回線りを指定し、測
定装置ＴＥａにより通話路網ＮＷａを介して該被測定回
線をそのトランクＴａを経て捕捉し、対手層Ｂにおいて
該回線りをトランクＴｂより同じく通話路網Ｔｂを経て
測定装置ＴＥｂ に接続する。

このようにして、Ａ局の測定装置ＴＥａ の送信部５Ｅ
Ｎａは上記被測定回線りの送信路Ｓを経てＢ局の測定装
置ＴＥｂ の受信部ＲＥＣｂに接続され、またＢ局の測
定装置ＴＥｂ の送信部５ＥＮｂは同じく該被測定回線
りの受信路Ｒを経てＡ局の測定装置ＴＥａ の受信部Ｒ
ＥＣａ に接続される。

各送信部５ＥＮａ 、５ＥＮｂ より測定用の信号を
速出し、これをそれぞれ受信部ＲＥＣｂ 、ＲＥＣａ
で受信、分析し上記送信路Ｓおよび受信路Ｒの伝送特性
を測定する。

この方法は、実際的であるが、Ａ、Ｂ両局に送信部およ
び受信部を有する測定装置がそれぞれ必要であり、又、
データ誤り率のように、測定装置の送信部と受信部との
間で同期をとって測定する場合は、Ａ、Ｂ局間に点線で
示すように同期信号を送る伝送路を設けなければならな
Ｌ・。

第１図口は折返し法の場合の接続図である。

Ａ局の測定者が被測定４線式回線りを指定し、測定装置
ＴＥａ により通話路網ＮＷａ を介して該被測定回線
りをそのトランクＴａを経て捕捉し、対手局Ｂにおいて
は該回線りをトランクＴｂより同じく通話路網Ｔｂを経
て特定の測定用端子に接続し、該端子において送信路Ｓ
と受信路Ｒとをコードにより折り返し接続する。

測定装置ＴＥａ の送信部５ＥＮａより送信される測定
用信号は、送信路Ｓを経てＢ局に達し、さらに折り返さ
れて受信路Ｒを経てＡ局測定装置ＴＥａ の受信部ＲＥ
Ｃａに達する。

この方法は便宜的ではあるが測定装置は一方の局にだけ
設ければよく一方の局、例えばＡ局において測定ができ
る。

測定装置の送信部との間で同期をとる場合は両者を単に
コード（点線で示す）で接続すればよ（、第１図イに示
す対向法のように同期信号を送る伝送路をＡ 、Ｂ２局
間に設ける必要がないので、対向法に比較すれば非常に
簡単な測定法である。

しかし、送信路Ｓと受信路Ｒとを直列接続したものを測
定するため、送信路Ｓあるいは受信路Ｒの何れが伝送品
質劣化しているかを割出すことはできない。

第１図ハは４線式回線を２回線り。

Ｓ Ｌ、を使用し、該回線の局間伝送路を切換えて測定
する折返し法の一つの場合の接続図である。

Ａ局の測定装置ＴＥａ の送信部５ＥＮａと受信部ＲＥ
Ｃａの回線側にそれぞれ切換スイッチｌｃｈ□ 、 １
ｃｈ１を設ける。

Ａ局の測定装置ＴＥａ より２つの回線り。

ｔＬｌを指定し、それらをＢ局に接続し、Ｂ局において
回線り。

の送信路Ｓ。と回線Ｌ１ の受信路Ｒ１および回線り
、の送信路Ｓ、と回線り。

の受信路Ｒ８をそれぞれコードＣ１，Ｃ２を以て接続す
る。

切換スイッチ１ｃｈＯ、ｌｃｈ、を図示の位置において
測定を行なえば、回線り。

の送信路Ｓ。と回線り、の受信路Ｒ１との測定が、また
切換スイッチ１ｃｈｏ。

ｌｃｈ 、 を図示の位置から切換えて測定を行なえ
ば回線Ｌ１ の送信路Ｓ１ と回線り。

の受信路Ｒ８との測定が、行われる。

さらに例えば切換スイッチ１ｃｈ１ のみを切換え回線
り。

に対して第１図口に示す折返し法により回線り。

の送信路Ｓ。と受信路Ｒ８との測定を行なえば、上記の
測定結果から、送信路Ｓ。

ＩＳＩ、受信路Ｒ６３Ｒ，の何れが伝送劣化しているか
を割出すことができる。

すなわち、第１図口およびハに示す方法を併用し、伝送
品質が劣化している送信路あるいは受信路を割出すこと
ができる。

さて、回線交換網における局間伝送路の伝送品質を測定
する場合、電話網では前述したように測定装置の送信部
と受信部との間で同期をとる必要がないので対向法によ
る測定が容易であり、自動化が容易に可能である。

第２図は、２線式交換装置で局間伝送路の伝送損失を対
向法で自動試験する場合の一例の接続図である。

Ａ局の測定装置ＴＥａ より被測定回線りを指定すれ
ば、通話路網ＮＷａを介して、そのトランクＴａを経て
これを捕捉し、Ｂ局においては入トランクＴｂを経て通
話路網ＮＷｂ に接続され、Ｂ局において該回線りを経
て送られてくる自動応答トランクＡＴの呼出番号を受信
し、該回線りを通話路網ｍ を経て該自動応答トランク
ＡＴに接続する。

該自動応答トランクＡＴは該回線りからの呼出しに自動
応答し、測定用発振器Ｏ８ＣよりＩ ＫＨｚ の正弦波
を一定レベルで送出する。

Ａ局の測定装置ＴＥａ はこの信号の受信レベルを測定
し、局間伝送路（回線Ｌ）の伝送損失の測定を行う。

しかし、テータ通信の回線交換網では、データ誤り率を
測定しなければならないが、これを対向法で行なうと、
前述のように局間に同期信号伝送路を別に設けなげれば
ならないため測定が犬がかりとなるため、一般には局間
に同期信号を伝送する要のな（・第１図口、ハに示した
ような折返し法で測定することとなる。

従来、折返し法で測定する場合、測定装置を設備した局
の測定者は、中継回線（４線式）を１回線または２回線
指定捕捉して局間の接続を行ない局間伝送路を１回線ま
たは２回線作り、伝送路を折返す局の保守者と連絡を取
り合って接続コードにより、第１図口に示すように１回
線内の送信路と受信路との折返し接続、あるいは第１図
ハに示すように、２回線うちの一方の回線の送信路と他
方の回線の受信路を互に接続した折返し接続を作り、測
定を行なった。

このために、折返し法において局間伝送路の伝送品質の
測定路を作るのに迅速性を欠き、また、伝送路の折返し
接続を行なう局にも測定路設定のため人員を配置する必
要があった。

本発明は、局間の伝送路の伝送品質を折返し法で測定す
る場合、１回線内の送信路と受信路との折返し接続、お
よび２回線うち一方の回線の送信路と他方の回線の受信
路を互に接続した折返し接続を、測定を行なう局におい
て自動的に行なうようにし、測定時における測定路の設
定を自動的に迅速に行なＬ・、かつ上記折返し接続を行
なう局（Ｂ局）に人員配置を不要とし、かつ測定時にお
ける打合のような不便さを除去することを目的とする。

次に本発明を図面について説明する。

第３図は本発明の原理説明図である。

第３図において、Ａ局とＢ局との間は４線式回線を以て
接続されているものとし、図にはそのうちの２つの回線
り。

、Ｌｌのみを示す。両局Ａ、Ｂは４線式交換を行なうも
のとし、ＮＷａ 、ＮＷｂはそれぞれの４線式通話路網
である。

Ａ局において測定装置ＴＥａ を設備し、かつ測定者を
配置して測定を行なＬ・、Ｂ局においては本発明による
折り返しトランクＴを設備し、Ａ局の測定者の操作によ
り測定に必要な折返し接続を自動的に行なう。

測定装置ＴＥａ は２組の４線式回線用送信端ＥＯｏ、
ＥＯ，−を有し、それぞれ４線式通話路網？’ｆａ
に収容されてＬ・る。

折返しトランクＴも２組の４線式回線用受信端ＥＩｏ、
Ｅ１１ を有し、同様にそれぞれ４線式通話路網Ｎｗｂ
に収容されている。

Ａ局の測定者が送信端ＥＯｏより回線り。

を指定し、通話路網ＮＷａ を介してトランクＴａｏ
を経て該回線り。

を捕捉すれば、回線り。はトランクＴｂｏ を経てＢ局
の通話路網Ｍ■ に達する。

さらに測定者が送信端ＥＯｏ を経て折返しトランクＴ
の受信端ＥＩｏを指定する接続情報（ダイヤル情報）を
送れば、該送信端ＥＯｏは該４線式回線り。

を経て折返しトランクＴの受信端ＥＩｏに接続される。

これにより折返しトランクＴの該受信端ＥＩ。はトラン
クＴｂｏから呼び出しを受ける。

この呼出しは図示しない着信識別回路で検出され、図示
しない自動応答回路を起動し、これによりリレーＡＮＳ
ｏ（その接点ａｎｓろ、 ａｎｓ（９のみ図示）を動作
させる。

接点ａｎｓ Ａの閉結により折返し接続が行なわれる。

すなわち、Ａ局の測定装置ＴＥａ の送信部５ＥＮａよ
り切換スイッチｌｃｈ□、送信端ＥＯｏ回線り。

の送信路Ｓ。、折返しトランクＴの受信端ＥＩｏ、減衰
パッドＰＡＤｏ、接点ｃｈ’ 、 ｃｈ２．ａｎｓに、
回線り。

の受信路Ｒ６、送信端ＥＯｏ、切換スイッチｌｃｈ、を
経て測定装置ＴＥａ の受信部ＲＥＣａに到る接続が構
成される。

この接続により送信路Ｓ。と受信路Ｒ６との測定を行な
うことができる。

この接続は既述の第１図口の接続に対応する。

この状態で、すなわち上記の接続を保持したままで、測
定者がＡ局の測定装置ＴＥａ の他の送信・端ＥＯ，よ
り回線Ｌ１を指定し、さらに折返しトランクＴの他の受
信端ＥＩ、を指定する接続情報（ダイヤル情報）を送れ
ば、前記と同様の接続過程により、該送信端ＥＯ，は該
４線式回線り、を経て折返しトランクＴの上記受信端Ｅ
Ｉ、に接続され、これにより折返しトランクＴの該受信
端ＥＩ、はトランクＴｂ、から呼び出しを受ける。

この呼出しは前記の場合とは異る着信識別回路で検出さ
れ、同じく異る自動応答回路を起動し、これにより他の
リレーＡＮＳ、（同様に接点ａｎｓ７ 、 ａｎｓ７の
み図示）を動作させる。

この際は接点ａｎｓ□ ） ａｎｄ？が閉結するため他
の接続手段例えばリレーＣＨが動作し、その接点ｃｈ’
〜ｃｈ’を転換する。

従って、切換スイッチｌｃｈ 、を図示位置から切換え
ることにより、測定装置ＴＥａ の送信部５ＥＮａから
切換スイシ゛チｌｃｈ□、回線り。

の送信路Ｓｏ、折返しトランクＴの減衰パッドＰＡＤｏ
、転換した接点ｃｈ’ 、 ｃｂ３閉結した接点ａｎｓ
３ 、回線Ｌ１の受信路Ｒ１および切換えられた切換
スイッチｌｃｈ、を経て測定装置ＴＥａ の受信部ＲＥ
Ｃａに到る接続が構成される。

この接続により回線り。の送信路Ｓ。

と回線Ｌ］ の受信路Ｒ１との測定を行なうことができ
る。

なお切換スイッチ１ｃｈｏ を切換えれば、測定装置Ｔ
Ｅａ の送信部５ＥＮａより、切換えられた切換スイッ
チｌｃｈ□、回線Ｌ１ の送信路Ｓ１、折返しトランク
Ｔの減衰パッドＰＡＤ、、転換した接点ｃｈ’ｃｈ２、
閉結した接点ａｎｓｇ、回線り。

の受信路Ｒ６、切換スイッチ１ｃｈ１（図示位置）を経
て、測定装置ＴＥａの受信部ＲＥＣａに接続が構成され
る。

この接続により回線Ｌ１ の送信路Ｓ１ と回線り
。

の受信路Ｒ８との測定を行なうことができる。

そして上記の測定結果より送信路Ｓ。

、Ｓｌおよび受信路Ｒ６，Ｒ１のうちの何れが伝送特性
が劣化したかを割出すことができる。

なお、減衰パッドＰＡＤｏ、ＰＡＤ、は送信路と受信路
の直列接続の測定時に必要な一定の伝送損失例えば反響
損失を与えるためのものである。

第４図は本発明を実施した４線式交換装置の折返しトラ
ンクの一例のさらに詳細な接続を示す図である。

図における記号は第３図に対応するものを示す。

図は本発明による折返しトランクＴを設置したＢ局の接
続を示すものであって、トランクＴｂｏ、Ｔｂ１、通話
路網ｍ、加入者回路ＬＣｏ。

ＬＣ，は公知のものを使用する。

回線り。

の送信路Ｓ。から受信路Ｒ８に折返し接続を構成する場
合について説明する。

Ａ局から回線り。

が捕捉されると、図示トランクＴｂｏ が起動される。

Ａ局から送られるダイヤル数字を図示しない手段により
受信し、通話路網ｍ を制御してリンク接点Ａ。

、Ｂｏ、ｃｏ、Ｄｏ、Ｅｏを閉じ、回線Ｌｏを加入者回
路ＬＣｏ を経て折返しトランクＴの受信端ＥＩｏに接
続する。

図示トランクＴｂｏの図示しないリレーＢが動作し、こ
のトランク動作中その動作を継続する。

この際、トランクＴｂｏの地気、接点ｂ、リンク接点Ｅ
。

、加入者回路ＬＣｏのリレーＣＯ、リレーＬの巻線■、
電池なる回路によりリレーＣｏ 、Ｌを動作保持し、接
点ｃｏ 、 ｌ を開き、地気およびリレーＬを通信
線から遮断する。

回線り。

のトランクＴｂｏから折返しトランクＴに呼出しを行な
う。

この呼出しは本実施例においてはトランクＴｂｏの図示
しないリレーＲの動作により行なう。

すなわち、トランクＴｂｏの地気が接点ｒ、線輪ＲＴＴ
、リンク接点Ｃ６，Ｄｏ、線輪ＲＴｏ、を経て折返しト
ランクＴのリレーＲＡｏに送られ、リレーＲＡｏを動作
させることにより行なう。

そうすると接点ｒａｇの開放により、この受信端ＥＩｏ
に対応して設けられた常時動作形リレーＡＮＳｏは、そ
の動作回路が継たれて、遅延復旧し、その接点は点線で
示した位置から実線で示した位置に戻る。

すなわち接点ａｎｓ？Ｊ、 ａｎｓみは閉結する。これ
により、トランクＴｂｏの地気、リレーＡＡの巻線■、
リンク接点Ｂ。

、接点ａｎｓΔ、線輪ＲＴｏｏ、接点ａｎｓｇ、リンク
接点Ａ。

、リレーＡＡの巻線１、電池なる回路が閉成され、リレ
ーＡＡが動作し、これによりＡ局に回線り。

を経て応答信号を送る。なお、リレーＡＮＳｏの復旧遅
延時間の間、Ａ局の発呼者（測定者）に呼出音を聞かせ
ることができる。

このようにして、受信端ＥＩｏの着信の際動作（実際は
復旧）するリレーＡＮＳｏにより回線り。

の送信路Ｓ。

は、トランクＴｂｏより、通話路網ｍ のリンク接点Ａ
。

、 Ｂｏ、接点ａｎｓ３ 、ａｎｓ、３゜減衰パッドＰ
ＡＤｏ、接点ｃｈ１．Ｃｈ２、リンク接点ｃｏ、Ｄｏを
経てトランクＴｂｏを介して受信路Ｒ８に折返し接続さ
れる。

この状態でＡ局において、回線り。

の送信路Ｓ。と受信路Ｒ６との測定を折返し法により行
なうことができる。

２つの回線のうちの一方の回線の送信路と他方の回線の
受信路とを互に接続した折返し接続を構成する場合は、
まず、Ａ局より一つの回線り。

を上記のようにしてＢ局の折返しトランクＴの一方の受
信端ＥＩｏに接続し、この状態を保持したままさらに別
の回線Ｌ１ を捕捉し、回線り。

を折返しトランクＴに接続したと同様に、回線Ｌ１
を折返しトランクＴの他の受信端ＥＩ、に接続する。

上記の、回線り。

が折返しトランクＴの受信端ＥＩｏに接続されたときの
接続過程と全く同様にして、折返しトランクＴにおいて
該受信端ＥＩ、に対応するリレーＲＡ、が動作し、同じ
く該受信端ＥＩ。

に対応する平常時動作形リレーＡＮＳ、が復旧する。

従って、この場合リレーＲＡｏが動作しリレーＡＮＳｏ
が復旧しているので、接点ｒａ占、ｒａｇ。

ａｎｓ（ｑ 、 ａｎｓｉ’を経て、別の接続手段であ
るリレーＣＨが動作し、その接点Ｃｈ１．Ｃｈ２．Ｃｈ
３．Ｃｈ４を転換する。

従って回線り。の送信路Ｓ。は、折返しトランクＴにお
いて閉結した接点ａｎＳＳ＋ａｎｓ（３，および転換し
た接点ｃｈ’ 、 ｃｈ２、を経て回線り、の受信路Ｒ
１に折返し接続され、また、回線Ｌ１ の送信路Ｓ１
は同じく折返しトランクＴにおいて閉結した接点ａｎ
ｓ？、 ａｎｓ、’、および転換した接点ｃｈ３．ｃｈ
４を経て回線り。

の受信路Ｒ６に折返し接続される。

すなわち、第１図ハに対応する折返し接続が行なわれる
。

ここにおいて第１図ハについて説明した測定を行なうこ
とができる。

なお、折返しトランクＴの受信端ＥＩｏに回線を着信さ
せず、受信端ＥＩ、のみに回線を着信させた場合は、リ
レーＡＮＳ、のみ復旧し、従ってリレーＣＨは動作しな
いため、受信端ＥＩ、に着信接続された回線の送信路と
受信路とが折返し接続される。

折返しトランクＴの受信端ＥＩｏおよびＥＩ、を代表番
号接続し得るように構成すると便利である。

すなわち、Ａ局の測定者が被測定回線（例えばＬｏ
）を捕捉して折返しトランクＴに接続する番号をダイヤ
ルすれば、該回線はまず折返しトランクＴの受信端ＥＩ
ｏに接続される。

次に別の被測定回線（例えばり、 ）を捕捉して上記
と同一の番号をダイヤルすることにより他の受信端すな
わちＥＩ、に接続することができる。

以上本発明を一実施例について説明したが、本発明は上
記に限定されるものではなく、その技術的範囲において
種々の変形が可能である。

本発明は上記のように構成されているので、回線交換網
における局間の伝送路の伝送品質を折返し法で測定する
場合、局間伝送路を構成する１つの回線の送信路と受信
路との折返し接続および２つの回線のうちの一方の回線
の送信路と他方の回線の受信路とを互に接続した折返し
接続を、ともに自動的に測定を行なう局において行なう
ことができ、局間伝送路の伝送品質の測定のための接続
を迅速に設定することができ、測定を迅速に行なうこと
ができる効果があり、また折返し接続を行なう局に折返
し接続を担当する人員の配置が不要となる効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は回線交換網における局間伝送路の伝送品質の測
定法の説明図、第２図は電話網における局間伝送路の伝
送損失の測定方法の一例の説明図、第３図は本発明の詳
細な説明するための接続図、第４図は本発明の一実施例
の詳細な接続図である。 Ａ、Ｂ・・・・・・局、ＴＥａ 、ＴＥｂ・・・・・・
測定装置、５ＥＮａ 、５ＥＮｂ−送信部、ＲＥＣａ
、ＲＥＣｂ・・・・・・受信部、ＮＷａ 、ＮＷｂ・・
・・・・通話路網、Ｔａ。 Ｔｂ・・・・・・トランク、Ｌ 、 Ｌｏ、 Ｌ、”°
曲回線、ＳツＳ、 、 Ｓ、・・・・・・送信路、Ｒ，
Ｒｏ、Ｒ，−・・・・受信路、ＡＴ・・・・・・自動応
答トランク、１ｃｈｏ ｆｆ ｌｃｈ、・・・・・・切
換スイッチ、Ｔ・・・・・・折返しトランク、ＰＡＤｏ
。 ＰＡＤ、−・−・減衰器、ＡＮＳｏ、ＡＮＳ、、ＣＨ，
ＲＡｏ。 ＲＡ、、Ｌ 、ＣＯ、ＡＡ−−−−・−リレー、ＥＩｏ
、ＥＩ。 ・・・・・・受信端、ＬＣｏ、ＬＣ，・・・・・・加入
者回路、Ａｏ。 ＢＯ） Ｃｏ、ＤＯｓ Ｅｏ、ＡＨｔＢｌｐ Ｃ１５Ｄ
１ ） Ｅｌ”・・・・リンク接点、ＲＴＴ 、ＲＴｏ
ｏ、ＲＴｏ、、ＲＴ、ｏ。 ＲＴ 、 、 ８．−−−−線輪、ＲＯＯ９ＲＩＯ”・
・・・抵抗。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １４線式回線の一回線に対応する受信端を２組有し、こ
   れ等受信端はそれぞれ４線式交換装置の異る端子に収容
   され、該受信端に着信の際自動応答して動作する回路を
   受信端対応に設け、−回線から着信し上記回路の一方の
   み動作したときは該着信回線の送信路と受信路とを折返
   し接続し、二回線から着信し上記回路が両方ともに動作
   した際はこれにより別の接続手段が動作し上記着信した
   二回線の一方の回線の送信路と他方の回線の受信路とを
   互に折返し接続することを特徴とする４線式交換装置の
   折返しトランク。