JPS5831780Y2 - チュ−ブ容器 - Google Patents
チュ−ブ容器Info
- Publication number
- JPS5831780Y2 JPS5831780Y2 JP4826379U JP4826379U JPS5831780Y2 JP S5831780 Y2 JPS5831780 Y2 JP S5831780Y2 JP 4826379 U JP4826379 U JP 4826379U JP 4826379 U JP4826379 U JP 4826379U JP S5831780 Y2 JPS5831780 Y2 JP S5831780Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- contents
- tube container
- neck
- inner stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はチューブ内へ外気の吸入を阻止したチューブ容
器に関するものである。
器に関するものである。
従来、合成樹脂からできているチューブ容器は。
チューブを押圧して内容物を注出したのち、その押圧を
解放するとチューブ自体の弾性復帰に伴ってチューブ内
に外気を吸入しつつ該チューブは復元する。
解放するとチューブ自体の弾性復帰に伴ってチューブ内
に外気を吸入しつつ該チューブは復元する。
しかし、外気の吸入は、チューブ内の内容物に外気が触
れて酸化変質や変色の原因となり、殊に内容物が食品・
医薬部外品の場合であると風味を損ねたり衛生的にも不
適当で好ましくなかった。
れて酸化変質や変色の原因となり、殊に内容物が食品・
医薬部外品の場合であると風味を損ねたり衛生的にも不
適当で好ましくなかった。
しかも、上記のチューブ容器は再び押圧して内容物を注
出しようとしてもチューブ内に吸入されている空気だけ
が先に排出されるためさらにチューブを強く押さなけれ
ば内容物が注出されないのでその取扱いに極めて不便で
あった。
出しようとしてもチューブ内に吸入されている空気だけ
が先に排出されるためさらにチューブを強く押さなけれ
ば内容物が注出されないのでその取扱いに極めて不便で
あった。
又、上記この種のチューブ容器に空気逆流防止弁を備え
たものもあるが、構造が複雑である上。
たものもあるが、構造が複雑である上。
製作に手数を要し高価であった。
本考案は上記の点に鑑み提案するもので、簡単な構成作
用により外気の吸入を完全に阻止し、および製作コスト
を安価にしたチューブ容器を提供することを目的とする
ものである。
用により外気の吸入を完全に阻止し、および製作コスト
を安価にしたチューブ容器を提供することを目的とする
ものである。
以下図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明
する。
する。
第１図において、１は合成樹脂製チューブで。
その口頚部２内に中栓３がフランジ部３ａでもって該口
頚部周縁に緊密に嵌合されている。
頚部周縁に緊密に嵌合されている。
この中栓３の底部には第２図に示すように中心に長孔状
の透孔４を有する仕切底５が備えてあり、仕切底は上記
口頚部２の平端部附近に位置している。
の透孔４を有する仕切底５が備えてあり、仕切底は上記
口頚部２の平端部附近に位置している。
又。上記中栓３の下部には仕切底５との間に一定の隙間
を隔てて仕切蓋６が圧入により嵌合されていると共に、
この仕切蓋６に上記透孔４の左右に扁してスリット状の
溝７，７が備えである。
を隔てて仕切蓋６が圧入により嵌合されていると共に、
この仕切蓋６に上記透孔４の左右に扁してスリット状の
溝７，７が備えである。
これにより上記仕切底５と仕切蓋６との隙間に蛇行状の
注出通路８が形成される。
注出通路８が形成される。
そして上記仕切底５の上部の中栓３内は内容物の滞溜部
９となっている。
９となっている。
なお、第３図に示すように中栓３と仕切蓋６とを射出成
型により一体的に作ることも可能で、この場合中栓３の
仕切底５を薄肉状にして注出通路８を成型した型が抜は
出しやすくしである。
型により一体的に作ることも可能で、この場合中栓３の
仕切底５を薄肉状にして注出通路８を成型した型が抜は
出しやすくしである。
又、第１図中、１０は口頚部２を閉止したキャップであ
る。
る。
上記のように構成したチューブ容器は、チューブ１内に
比較的に粘性の高い例えばマヨネーズ、トマトケチャツ
プ、煉歯磨等食品又は医薬部外品等の内容物（図示せず
）が収納される。
比較的に粘性の高い例えばマヨネーズ、トマトケチャツ
プ、煉歯磨等食品又は医薬部外品等の内容物（図示せず
）が収納される。
すなわち。チューブ１の抑圧作用により内容物は圧迫さ
れて溝７，７から蛇行状の注出通路８を通り、透孔４か
ら滞溜部９内に充満し１口頚部２から注出される。
れて溝７，７から蛇行状の注出通路８を通り、透孔４か
ら滞溜部９内に充満し１口頚部２から注出される。
内容物の必要量の注出後、チューブ１の押圧を解放する
とチューブはこれ自体の弾性復帰作用で口頚部２から外
気を吸入して復元しようとするが、内容物が滞溜部９内
に充満して注出通路８を閉塞しているため、その粘妾抵
抗のためチューブは復元することなく上記押圧状態のま
＼維持することができる。
とチューブはこれ自体の弾性復帰作用で口頚部２から外
気を吸入して復元しようとするが、内容物が滞溜部９内
に充満して注出通路８を閉塞しているため、その粘妾抵
抗のためチューブは復元することなく上記押圧状態のま
＼維持することができる。
したがってチューブ１内には外気の吸入が完全に阻止さ
れ内容物の酸化や変色等が防止できる。
れ内容物の酸化や変色等が防止できる。
なお、チューブ容器の保管時は１口頚部２にキャップ１
０を閉止することにより滞溜部９内に溜まっている内容
物は外気と遮断され、したがって滞溜部内の内容物も酸
化や変色を防止することが可能となる。
０を閉止することにより滞溜部９内に溜まっている内容
物は外気と遮断され、したがって滞溜部内の内容物も酸
化や変色を防止することが可能となる。
又１本考案のチューブ容器は、例えばマヨネーズ、ケチ
ャツプや粘りわさび、カラン等の食品類煉歯磨等の医薬
部外品や糊等のその他の粘性物のチューブ容器として広
く活用することができる。
ャツプや粘りわさび、カラン等の食品類煉歯磨等の医薬
部外品や糊等のその他の粘性物のチューブ容器として広
く活用することができる。
以上のように本考案によれば、チューブの口頚部内に簡
単な蛇行状の注出通路とその上部に内容物の滞溜部とを
設けることにより、チューブの押圧解放時、注出通路が
内容物で閉塞されてチューブ内に外気が吸入するのを阻
止し、内容物の酸化や変色等を防止して衛生的にも極め
て好適である。
単な蛇行状の注出通路とその上部に内容物の滞溜部とを
設けることにより、チューブの押圧解放時、注出通路が
内容物で閉塞されてチューブ内に外気が吸入するのを阻
止し、内容物の酸化や変色等を防止して衛生的にも極め
て好適である。
又、チューブの引き続く押圧操作にも従来のようにチュ
ーブ内に溜まっている空気を排出させさらに強くチュー
ブを押圧するような面倒な操作もなく、押圧量に応じた
内容物の注出が簡単に行えて便利である。
ーブ内に溜まっている空気を排出させさらに強くチュー
ブを押圧するような面倒な操作もなく、押圧量に応じた
内容物の注出が簡単に行えて便利である。
しかも、構成が簡単であると共に製作容易であるので安
価に提供できる等、その実用上の効果は大きい。
価に提供できる等、その実用上の効果は大きい。
第１図は本考案におけるチューブ容器の要部の断面図、
第２図は中栓の平面図、第３図は中栓の他の実施例の断
面図である。 １・・・・・・合成樹脂製チューブ、２・・・・・・口
頚部、３・・・・・・中栓、４・・・・・・透孔、５・
・・・・・仕切底、６・・・・・・仕切蓋、７・・・・
・・溝、８・・・・・・注出通路、９・・・・・・滞溜
部。
第２図は中栓の平面図、第３図は中栓の他の実施例の断
面図である。 １・・・・・・合成樹脂製チューブ、２・・・・・・口
頚部、３・・・・・・中栓、４・・・・・・透孔、５・
・・・・・仕切底、６・・・・・・仕切蓋、７・・・・
・・溝、８・・・・・・注出通路、９・・・・・・滞溜
部。
Claims (1)
- 底部に蛇行状の注出通路を有し、かつその上部が内容物
の滞溜部となる中栓を合成樹脂製チューブの口頚部内に
緊密に嵌合させたことを特徴とするチューブ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4826379U JPS5831780Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | チュ−ブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4826379U JPS5831780Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | チュ−ブ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55150754U JPS55150754U (ja) | 1980-10-30 |
| JPS5831780Y2 true JPS5831780Y2 (ja) | 1983-07-14 |
Family
ID=28931647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4826379U Expired JPS5831780Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | チュ−ブ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5831780Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-13 JP JP4826379U patent/JPS5831780Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55150754U (ja) | 1980-10-30 |
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