JPS5831504B2 - 流量制御バルブ - Google Patents

流量制御バルブ

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Publication number
JPS5831504B2
JPS5831504B2 JP53067896A JP6789678A JPS5831504B2 JP S5831504 B2 JPS5831504 B2 JP S5831504B2 JP 53067896 A JP53067896 A JP 53067896A JP 6789678 A JP6789678 A JP 6789678A JP S5831504 B2 JPS5831504 B2 JP S5831504B2
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JP
Japan
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spool
cylinder
flow
flow rate
control valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP53067896A
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English (en)
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JPS54158726A (en
Inventor
堯嗣 石田
襄 富成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
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Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
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Publication of JPS54158726A publication Critical patent/JPS54158726A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスプール形流量制御バルブの改良に関するもの
で、流量制御のレンジアビリティをそこなわずに間欠流
の俗書をなくし、実質的に連続流に近い流量特性をもつ
流量制御バルブを提供することを目的としている。
在来のスプール形間欠流制御バルブは、第5図に示すよ
うに弁本体12の内部にアクチュエータ10によって進
退するスプール5を遊嵌し、弁本体12の流体供給口2
と吐出口3とを結ぶ線上にスプール5の細径部7を後退
させたとき流体を吐出するようになっている。
アクチュエータ10の作動周期を第6図a、b、cに示
すごとく変更することにより、すなわち周波数を変調す
ることにより間欠流量の制御を行なう。
この形式のものでは周波数と流量とが比例関係にあるた
め、最小流量と最大流量との比であるレンジアビリティ
を40としたい場合に、最低周波数50Hzとすると最
大では2KHz となるが、一般のアクチュエータでは
これ程高速動作するものを用意するのは困難である。
また周波数レベルを全体に下げると間欠流のデメリット
がクローズアップされる場合がよくあり、間欠流の制御
範囲を広くとれない欠点があった。
本発明は、流体の連続流量制御の分野、就中内燃機関の
燃料メータリングの分野に用いられ、流体経路中に挿着
され、該経路を高い周波数で間欠的に開閉し、流体流量
を制御するスプール形流量制御バルブに関するものであ
る。
従来のスプール形流量制御バルブとしては、例えば、特
公昭47−22728号、特公昭5116563号、実
公昭50−37456号の各公報に記載されているもの
があるが、いずれも流体経路の開閉の作動周期を変化せ
しめることによってのみ流量制御を行うものであり、1
つのスプール弁よりなる間欠流流量制御バルブで周波数
を変調して流量をコントロールするため、制御すべき最
少流量と最大流量との比が大きいときは、周波数の変調
範囲も大きくなり、周波数の低いところでは間欠流であ
る欠点が目立ち、後の行程に悪影響を及ぼし、周波数の
高し・ところでは、この高周波に追従しうる特別のスプ
ール弁とする必要があり、また周波数の広い範囲でスプ
ール弁を動かすアクチュエータも特殊で、高価なものと
なり、耐久性その他に問題を生ずる欠点がある。
このため、特にアクチュエータを使用することなく、間
欠流の禁書のない、実質的に連続流に近い流量制御特性
を有する、高周波域で用いられるスプール形流量制御バ
ルブの出現が望まれていた。
本発明は、前述の要望に応えうるスプール形流量制御バ
ルブを提供することを目的とするものであり、内筒と従
来同様のスプール弁との内外2重のスプール弁を同一周
期で、かつ同一方向に一定の位相差をもって往復動せし
めることにより、流量をOから所望最大流量まで流量制
御しうる構成として、前述の要望に応え得たものである
前述の構成とすることにより、例えば、内外の両スプー
ル弁の流通部が完全に外れていれば、両スプールは同一
周期で同一方向に往復動されているため、流量は0とな
り、両スプールの往復動に僅に位相差を与えることによ
り両スプールの流通部が僅に開放され僅な流量とするこ
とができ、位相差を拡大することにより両スプールの流
通部が次第に開放され、この開放された面積に比例して
流量制御を行うことが可能となる。
本発明は、スプール弁駆動のアクチュエータの駆動周波
数を変えることにより、また周波数を一定とし、両スプ
ール弁の位相差を変えることにより流量制御を可能とす
るものであり、通常のアクチュエータの駆動周波数の範
囲内で一定の周波数を選定区側スプール弁の位相差を制
御することにより、適正な範囲の連続流に近い流量制御
を可能としたものである。
すなわち、本発明は、ケーシングの直径方向に相対して
流体供給口と間欠流吐出口とが設けられ、前記ケーシン
グ内にアクチュエータにより軸方向に高周波数の一定の
周期で、往復動せしめられる円筒が遊嵌され、更に該円
筒内に該円筒と同一の周波数で、従って同一の周期で同
一軸方向に往復動せしめられるスプールが挿合され、前
記円筒とスプールとは共に同一の周波数で、従って同一
方向に同一周期でかつ位相差をもってそれぞれ往復動可
能とされており、しかも前記流体供給口と間欠流吐出口
とを結ぶ線上に来る円筒の周面には等ピッチのlト孔が
穿設され、前記スプールには往復動の一方のストローク
端で前記円筒の小孔位置に合致する位置に細径部が形成
され、同一の周期で往復動している円筒とスプールの1
周期中スプールの細径部と円筒の小孔との開孔位置が合
致する範囲で流体の通過を可能とするもので、前記スプ
ールと内筒との往復動周期は同一としたま匁、両者の往
復動の位相を変えることにより、前述の開孔面積を迅速
に調整し、前記位相差の調整により流量調整可能な構成
とされている流量制御バルブであり、上記の従来のスプ
ール形流量制御バルフのごとく周波数変調方式ではなく
、2個のアクチュエータを用意し、これらの位相差に比
例して間欠流量を制御するようにして流量制御範囲をで
きるだけ広くとり、かつ連続流に近い流動特性をもつ流
量制御バルブを得たものである。
次に図面に示す実施例について本発明の詳細な説明する
第1図に示すようにケーシングまたはガイドシリンダ1
に直径方向に相対して流体供給口2と間欠流吐出口3と
を設け、ケーシング1内に円筒4を遊嵌し、更にその内
部にスプール5を挿合する。
流体供給口2と間欠流吐出口3とを結ぶ線上に来る円筒
周面に等ピッチの1JqL6を穿設し、スプール5には
前進または後退のストローク端で円筒の小孔6と合致す
る細径部7を形成させる。
スプール5はアクチュエータ10によって軸方向に進退
し、円筒4はアクチュエータ11によってスプール5の
往復動と同期または位相差をもって往復動される。
なお円筒4にはケーシングのベント孔9に通ずる小孔8
を有している。
図示実施例の円筒4は直径方向に2個の/J4L 6
6を有しているが、第1図及び第2図のごとくスプール
の細径部7が1J4L6,6に一致していないときは、
流体供給口2からの入力は吐出口に流れない。
次に第1図の状態からスプール5を右行させ、第3図の
状態に円筒4が停止しているとスプール5の細径部7が
円筒の/」呼L6と合致し、その時間帯だけ流体が通過
する。
アクチュエータ10を一定周期りで進退させ、遅れ時間
dをもってアクチュエータ11を同一周期りで進退させ
ると、遅れ時間dのとり方によって第4A図ないし第4
C図に例示するごとく、流量を種々に変化させることが
できる。
第4A図、第4B図、第4C図と円筒4とスプール5ど
の位相差を小として行(につれ、円筒4の/」′−fL
6とスプール5の細径部7の合致する時間が犬となり、
流量を次第に犬とすることができる。
すなわちこの方式では流量の大小にかかわらず、周波数
は=定であり、両アクチュエータのストロークの時間的
推移差すなわち位相差により流量が決定されることにな
る。
したがって周波数とレンジアビリティとの相関の面から
みて第5図のような従来形のものに比較して、その自由
度が大巾に向上し、間欠流のデメリットを十分カバーす
ることができる。
本発明は、特許請求の範囲に記載した構成とすることに
よりケーシングに嵌挿される円筒および該円筒に嵌挿さ
れるスプールのそれぞれの往復動の周波数従って周期を
常に同一としておき、両柱復動の位相差を調整すること
によって流体供給口と間欠流吐出口との間の経路の広狭
を調整し1周期毎の流量を調整するものであり、アクチ
ュエータの発振周波数を自由に設定することができると
共に位相差を自由に設定することにより、アクチュエー
タの適正な駆動周波数の下で流量を0がら最大は流体供
給口と間欠流吐出口の断面積により制御される範囲まで
大きな範囲に調整することができ 流量制御バルブとし
てのレンジアビリティを従来のものより格段広くするこ
とができ、両アクチュエータの発振周波数を同一にしな
がら、両者の位相差を制御することにより、周波数の高
い場合の流量制御を可能とし、周波数が高いことにより
間欠流ではあるが、間欠流の欠点は強調されずに実質的
に連続流に近い流動特性のスプール形流量制御バルブを
得ることができ、かつアクチュエータ、スプール弁のい
ずれも従来品で充分であり、安価に製作することができ
る諸効果を奏しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明流量制御バルブの実施例の断面図、第2
図は第1図の断面図、第3図は同上間欠流吐出時のスプ
ールと円筒の断面図、第4A図ないし第4C図は本発明
の流量制御バルブの出力動作説明図、第5図は在来形制
御バルブの断面図、第6図は第5図の制御バルブの出力
状態図である。 1・・・・・・ケーシングまたはガイドシリンダ、2・
・・・・・流体供給口、3・・・・・・間欠流吐出口、
4・・・・・・円筒、5−・・・・・スプール、6・・
・・−・lJ′−fL、7・・・・・・細径部、10.
11・・・・・・アクチュエータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケーシングの直径方向に相対して流体供給口と間欠
    流吐出口とが設けられ、前記ケーシング内にアクチュエ
    ータにより軸方向に一定の周期で往復動せしめられる円
    筒が遊嵌され、更に該円筒内に該円筒と同一の周期で軸
    方向に往復動せしめられるスプールが挿合され、前記円
    筒とスプールとは同一周期でかつ位相差をもってそれぞ
    れ往復動可能とされており、しかも前記流体供給口と間
    欠流吐出口とを結ぶ線上に来る円筒の周面には等ピッチ
    の小孔が穿設され、前記スプールには往復動の一方のス
    トローク端で前記円筒の小孔位置に合致する位置に細径
    部が形成され、前記位相差の調整により流量調整可能な
    構成とされていることを特徴とする流量制御バルブ。
JP53067896A 1978-06-06 1978-06-06 流量制御バルブ Expired JPS5831504B2 (ja)

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JP53067896A JPS5831504B2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06 流量制御バルブ

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JPS54158726A JPS54158726A (en) 1979-12-14
JPS5831504B2 true JPS5831504B2 (ja) 1983-07-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60172103U (ja) * 1984-04-25 1985-11-14 日本電信電話株式会社 光フアイバフラツトケ−ブル立上げ用カバ−
JP2015537165A (ja) * 2012-08-22 2015-12-24 バイキング ヒート エンジンズ エーエス パルス幅調整弁およびパルス幅調整弁の操作方法

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DE69727050T2 (de) * 1997-06-16 2004-10-28 Sicpa Holding S.A. Dosierventil und Verfahren zur dosierten Abgabe von pastösen Media

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JPS50112827A (ja) * 1974-02-15 1975-09-04

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